JPH073565Y2 - 電磁リレー - Google Patents

電磁リレー

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JPH073565Y2
JPH073565Y2 JP10657788U JP10657788U JPH073565Y2 JP H073565 Y2 JPH073565 Y2 JP H073565Y2 JP 10657788 U JP10657788 U JP 10657788U JP 10657788 U JP10657788 U JP 10657788U JP H073565 Y2 JPH073565 Y2 JP H073565Y2
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JP
Japan
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electromagnetic
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side wall
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JP10657788U
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JPH0227640U (ja
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謙一 松尾
宗生 仲田
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Omron Corp
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Omron Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 《考案の分野》 この考案は、ベース上に電磁ブロックおよび接点ブロッ
クを安定的かつ低コストに取付けるのに好適な電磁リレ
ーに関する。
《考案の概要》 この考案は、ベース上にアース端子を介して固着された
シールドケースの側壁に水平状の舌片を突設するととも
に、この舌片を電磁ブロックを構成するヨークに設けら
れた係合孔内に挿嵌して電磁ブロックの一方側を固定
し、かつ電磁ブロックのコイル取付部に取付けられたコ
イル端子に突設された係合用爪が、ベースの側壁に係合
されて電磁ブロックの他方側を固定することにより、電
磁ブロックおよび接点ブロックが固着用金具等の部品を
必要とせず、安定的かつ低コストにベース上に取付けら
れるようにしたものである。
《従来技術とその問題点》 近年、通信機器の高周波化が著しく、高周波回路板など
のプリント基板上に搭載されその電流回路を開閉する電
磁リレーにあっては、一層の小形化を図るとともに、構
成部品の小形化,簡素化に伴う信頼性の低下を防止して
高信頼性を確保する必要がある。
例えば、この種の電磁リレーにあっては、合成樹脂等に
より形成された非導電性ベース上に電磁ブロックおよび
接点ブロックが載置固定されているが、各ブロックがベ
ース上でガタつかず安定的に固着される必要がある。
このため、実開昭58−110945号等にあっては、第5図に
示すように、ベース1上の凹部に支柱2を一体的に突出
形成し、この支柱2に取付金具3の一端を固着するとと
もに、この他端を電磁ブロック4を構成するヨーク5に
係合する一方、上記支柱2の反対側に位置するベース1
の側壁1aに一対の爪1b,1bを突設し、この爪1b,1b間にス
プール両端のフランジ6,6側部に設けられた一対のコイ
ル端子用取付部7,7を係合するように構成している。
しかして、上記の如き固定構造にあっては、ベース1上
に固定用の支柱2を突出形成するため、この支柱2形成
のためのスペースが邪魔となるとともに、取付金具3等
の部品も必要であり、しかもベース1の側壁1aに形成さ
れた爪1b,1b間の間隔とコイル端子取付部7,7の間隔は必
ずしも完全に一致する寸法とはならないため、コイル端
子取付部7,7が爪1b,1bの間に入らなかったり、互いの間
に隙間を生じてガタつく等の欠点を有している。また、
互いの寸法を一致させ精度良く形成しようとすれば、コ
スト高になる等の問題を有している。
《考案の目的》 この考案は、上記のような問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ベース上に電磁ブロ
ックおよび接点ブロックを安定的かつ低コストに取付け
ることができる電磁リレーを提供することにある。
《考案の構成と効果》 この考案は、上記のような目的を達成するために、非導
電性ベース上に電磁ブロックおよび接点ブロックが載置
固定されてなる電磁リレーにおいて、 上記ベース上にアース端子を介して固着されるとともに
上記接点ブロックをシールドし、かつ電磁ブロック側の
側壁より水平状に舌片を突設してなる箱型シールドケー
スと、 上記電磁ブロックを構成するとともに、上記シールドケ
ースの舌片に対応する位置に舌片の係合孔を開設したヨ
ークと、 スプール両端のフランジ側部に設けられたコイル端子用
取付部に挿嵌されるとともに、ベース側壁に対向する位
置にベース側壁の係合用爪を突設してなるコイル端子
と、 を有することを特徴とする。
すなわち、上記のような構成によれば、ベース上に配置
される電磁ブロックは、その一方側を底面に導出された
アース端子がベースに植設されることによりベース上に
固着されたシールドケースの舌片により固定され、かつ
その他方側をコイル端子に突設された係合用爪がベース
側壁を係合することにより固定されるので、ベース上よ
り浮き上がったりガタつかずベース上に安定的に固着す
ることができる。
また、電磁ブロックの固着のために取付金具を形成する
必要がなく、従来のリレー構成部品に僅かな突部あるい
は孔を開設するだけの改変で安定的な固着状態を得るこ
とができるため、小形化に好適であるとともに低コスト
に製作することができる。
さらに、電磁ブロックを構成するヨークは、シールドケ
ースに自動的にアースされるので、コイルのノイズ等が
接点に影響しないようシールドケースとともに二重シー
ルドすることができる等の効果を有する。
《実施例の説明》 以下、この考案の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図は本考案に係る電磁リレーの一例を示す分解斜視
図であり、同図において10は合成樹脂等の電気絶縁材料
により形成されたベースを示し、11はこのベース10の上
方よりカバーされるケースを示している。
ベース10は、その上面に電磁ブロック20および接点ブロ
ック30をシールドする箱型シールドケース31等が載置固
定されるもので、長手方向の一側にコモン端子を形成す
る固定接点部材12,常閉用端子を形成する固定接点部材1
3および常開用端子を形成する固定接点部材14が植設さ
れている。
電磁ブロック20を構成するコイル21は、一対のフランジ
22,22間のスプール23の外周にコイル芯線21aが巻回され
て形成されており、上記スプール23の中心部に挿入され
た棒状鉄心24の一端面を磁極面24aとする。
また、このフランジ22には、コイル端子25の取付部26が
設けられており、この取付部26にはコイル端子25の固着
用溝26aがコイル芯線21aの接線方向に直交するように設
けられている。
一方、コイル端子25は、その上端にケース11間の空スペ
ース29内に突出する巻線部25aが設けられるとともに、
下端側にはベース10の側壁10aに係合する係合用爪25bが
突出されている。
27は可動鉄片であり、28は磁路部材であるヨークであ
る。
一方、31は黄銅等の金属板を折曲して形成され上面を開
口部とするシールドケースであり、このシールドケース
31は、両端に一対のヒンジ片部32,32が起立配置されて
おり、このヒンジ片部32,32には軸孔33,33が互いに同一
線上に開設され、かつ後述する復帰バネ50のバネ受止め
部34,34が設けられている。
また、第3図に示すように、シールドケース31はヨーク
28側の側壁に水平状の舌片35,35が突設されるととも
に、その底面からはベース10の取付孔10bを貫通して外
部接地されるアース端子36が導出されている。
ヨーク28には上記水平状の舌片35,35が挿嵌される係合
孔28a,28aが開設されている。
回動部材40は、合成樹脂等の電気絶縁材料により板片状
に形成され、その上部両端面に突設された軸状突起41が
上記シールドケース31の軸孔33に嵌合することによりシ
ールドケース31に回動自在に取付けられている。
また、回動部材40の下方側には2つの支持部42,43が突
出形成されており、この支持部42,43には帯板状の接点
部材44,45がその厚さ方向に段違いに固着されている。
50は復帰バネであり、この復帰バネ50は、全体を適度の
バネ性を有する金属板により形成され、回動部材40に図
中時計回り方向の復帰力を与え、回動部材40を所定の回
動復帰位置に維持せしめる。
本願考案は上記のように構成されているので、その組立
にあたっては、底面側より導出されたアース端子36…を
ベース10の取付孔10bに強制的に圧入嵌合することによ
りシールドケース31をベース10上に固着し、ヨーク28お
よびコイル端子25等が組立てられた電磁ブロック20をベ
ース10上に載置し、かつヨーク28が係合孔28a,28a内に
シールドケース31の側壁に突出形成された水平状の舌片
35,35を挿嵌する。
そしてコイル端子取付部26に設けられた固着部26a内に
コイル端子25を挿入するとともに、コイル端子25の上方
側を押圧して下方側に順次圧入する。この際、コイル端
子25に突出形成された係合用爪25bがベース10の側壁10a
を係合しつつ挿入されるので一定位置においてコイル端
子25の圧入を停止する。
従って、電磁ブロック20の一方側はシールドケース31の
舌片35,35により固定されるとともに、他方側はコイル
端子25の係合用爪25bを介してベース10側壁10aに固定的
に取付けられる。
以上説明したように、本願考案によれば、ベース上に載
置される電磁ブロックは、その一方側を、底面より導出
されたアース端子がベースに植設されることによりベー
ス上に固着されたシールドケースの舌片により固定さ
れ、かつ他方側を、コイル端子に突設された係合爪がベ
ースの側壁を係合することにより固定されるので、ベー
ス上より浮き上がったりガタついたり安定的に固着する
ことができる。
また、電磁ブロックの固着のために取付金具等を必要と
することがなく、従来のリレー構成部品にわずかな突部
あるいは孔を開設するだけの改変で安定的な固着状態を
得ることができるため、小形化に好適であるとともに低
コストに製作することができる。
さらに、電磁ブロックを構成するヨークはシールドケー
スに自動的にアースされるので、コイルのノイズ等が接
点に影響しないようにシールドケースとともに二重シー
ルドすることができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる電磁リレーの一例を示す分解斜
視図、第2図は第1図における電磁ブロックの分解斜視
図、第3図は舌片を有する側のシールドケースを示す斜
視図、第4図は本考案の組立状態を示す説明用断面図、
第5図は従来の電磁継電器における分解斜視図である。 10…ベース 28…ヨーク 28a…係合孔 31…シールドケース 35…舌片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】非導電性ベース上に電磁ブロックおよび接
    点ブロックが載置固定されてなる電磁リレーにおいて、 上記ベース上にアース端子を介して固着されるとともに
    上記接点ブロックをシールドし、かつ電磁ブロック側の
    側壁より水平状に舌片を突設してなる箱型シールドケー
    スと、 上記電磁ブロックを構成するとともに、上記シールドケ
    ースの舌片に対応する位置に舌片の係合孔を開設したヨ
    ークと、 スプール両端のフランジ側部に設けられたコイル端子用
    取付部に挿嵌されるとともに、ベース側壁に対向する位
    置にベース側壁の係合用爪を突設してなるコイル端子
    と、 を有することを特徴とする電磁リレー。
JP10657788U 1988-08-12 1988-08-12 電磁リレー Expired - Lifetime JPH073565Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10657788U JPH073565Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 電磁リレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10657788U JPH073565Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 電磁リレー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0227640U JPH0227640U (ja) 1990-02-22
JPH073565Y2 true JPH073565Y2 (ja) 1995-01-30

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ID=31340214

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10657788U Expired - Lifetime JPH073565Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 電磁リレー

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JP4702374B2 (ja) * 2008-01-25 2011-06-15 パナソニック電工株式会社 電磁継電器

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JPH0227640U (ja) 1990-02-22

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