JPS6244441Y2 - - Google Patents

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JPS6244441Y2
JPS6244441Y2 JP1981039470U JP3947081U JPS6244441Y2 JP S6244441 Y2 JPS6244441 Y2 JP S6244441Y2 JP 1981039470 U JP1981039470 U JP 1981039470U JP 3947081 U JP3947081 U JP 3947081U JP S6244441 Y2 JPS6244441 Y2 JP S6244441Y2
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movable contact
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【考案の詳細な説明】 この考案は、可動接触片の開閉動作時におい
て、可動接触片が規制片に当接して発生する騒音
を防止した電磁継電器に関するものである。
従来、第7図に示すようにヨーク25の一端に
可動鉄片26をヒンジ支持し、上記可動鉄片26
に固定された可動接触片27の一端をヨーク25
に固定して、可動鉄片26を常時鉄心28から離
間する方向に付勢し、電磁コイル29に通電して
鉄心28を励磁することにより、上記可動鉄片2
6を吸着して可動接触片27の先端に設けた可動
接点27aを固定接点30に当接させ、上記励磁
を解除して可動接触片27と可動鉄片26とを復
帰させるようにした電磁継電器において、可動接
触片27の復帰時に可動接点27aの裏側に突設
している突部27bつまり可動接点27aのかし
め部が、端子台31から延出形成されている規制
片32の裏面32aに当接する。
ところが、上記突部27bは小径に形成されて
いるから、規制片32の裏面32aに対する当接
面積が小さく、そのために当接時の衝撃が上記突
部27bに集中する結果、大きな騒音を発生する
問題がある。
また、従来、第8図に示すように、ヨーク25
の一端に可動鉄片26をヒンジ支持し、上記可動
鉄片26に固定された可動接触片27の基端部を
電磁石部33に固定して上記可動鉄片26を電磁
石部33の鉄心28から離間する方向へ常時ばね
力を付勢するように構成してなる電磁継電器にお
いて、上記可動接触片27の先端部をL字形に折
曲し、コイルスプール37の鍔部37aに係合す
る係止片34を上記可動接触片27の先端部に設
けたものが知られている。(実公昭55−48529号公
報参照) ところが、上記構成によれば、復帰時における
可動鉄片26の運動エネルギを係止片34の係止
爪34aで受けるものであるから、この係止爪3
4aの角度θがその復帰動作の繰り返しで拡大し
て、接点35,36の間隔が経時的に変化するば
かりでなく、可動鉄片26と鉄心28との間隔も
増大して、電磁石部33の励磁で可動鉄片26を
吸着する際の動作特性が変化する欠点がある。
しかも、復帰時においても導電性の係止片34
が固定接点36側へ延びて、その固定接点36に
常時近接しているから、耐電圧が低下して、固定
接点36と可動接触片27とがその開離時に短絡
するおそれがある。
この考案は上記欠点を改善するためになされた
もので、接点間隔の変化や短絡のおそれがなく、
しかも復帰時における騒音を低減することができ
る電磁継電器を提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図および第2図において、1は電磁石部
で、鉄心2とこの鉄心2を中央部に嵌合し、かつ
外周に電磁コイル3を巻回したコイルスプール4
とで構成され、コイルスプール4の両端鍔部5,
6は端子台7に連成されている。
8はL形のヨークで、その基辺部8aは上記コ
イルスプール4の下端鍔部6に嵌合され、上記鉄
心2の基端部2aを透孔8a1を貫通して止する
ことによつて上記電磁石部1とヨーク8とを一体
的に固定している。
上記ヨーク8の立上り片8bは、コイルスプー
ル4の上端鍔部5の両側に形成した1対の突出部
5a,5aと下端鍔部6の両側に形成した1対の
突出部6a,6aの間に嵌合されている。
第3図において、ヨーク8の立上り片8bの一
端中央にはねじ孔8b1を形成し、このねじ孔8b1
の両側に突起8b2,8b2を突設している。
9は可動接触片、10は可動鉄片を示し、可動
接触片9を可動鉄片10の上面に載置して、たと
えばかしめ止め11によつて両者を一体的に結合
している。
可動接触片9は、その中央部を折曲してヒンジ
部9aを形成するとともに、後端部の中央に透孔
9bを形成し、この透孔9bの両側に切欠部9
c,9cを形成している。
したがつて、第4図のように透孔9bとヨーク
8のねじ孔8b1とにビス12を螺合し、かつ切欠
部9c,9cに突起8b2,8b2を嵌合することに
よつて、ヨーク8の一端に可動鉄片10をヒンジ
支持し、ヒンジ部9aのばね力によつて可動鉄片
10を常時鉄心2から離間する方向に付勢してい
る。
上記可動接触片9の先端部には、第6図で明ら
かなように、両側に1対の翼片13,13を形成
している。これら翼片13,13は鉄心2から離
間する方向に延成された立上り辺13aと、この
立上り辺13aの上端に外側へ折曲連成した当接
片13bとからなり、立上り辺13aの高さ寸法
Hを可動接点14の上側かしめ部14aの高さh
よりも幾分大きく設定している。
22は規制片で、上記端子台7から翼片13,
13の当接片13bが当接可能な対向位置に延出
され、可動鉄片10を所定の離間状態に規制して
いる。
上記コイルスプール4の下端鍔部6の両側に
は、1対のコイル端子15a,15bが装着さ
れ、これらコイル端子15a,15bに電磁コイ
ル3の引出端部3aが接続されている。
16は固定接点を示し、この固定接点16を取
付けている固定接触片17は、第5図に示す接点
端子18に接続し、コイル端子15a,15bは
コイル端子片19a,19bに、ヨーク8は導電
部材20を介して共通端子片21に接続されてい
る。図中23はケースを示す。
上記構成において、電磁コイル3に通電して鉄
心2を励磁することにより、可動鉄片10を吸着
し、可動接触片9の先端に設けた可動接点14を
固定接点16に当接させる。
一方、上記の励磁を解除することによつて、可
動接触片9のヒンジ部9aのばね力で、可動接触
片9の先端部に形成した1対の翼片13,13の
当接片13bが規制片22の裏面に当接する位置
まで可動接触片9と可動鉄片10とを復帰させ
る。
上記1対の翼片13,13は、可動接点14の
上側かしめ部14aの上端面積よりも、相当に大
きい当接面積をもつているから、当接時の衝撃を
大きい当接面で分散して受けることになる。した
がつて衝撃音は緩和され騒音を極力軽減すること
ができる。
また、上記翼片13,13が規制片22に当接
する際、立上り片13a,13aで復帰時におけ
る可動鉄片10の運動エネルギを受け止めること
ができるから、上記翼片13,13の変形のおそ
れがなく、固定接点16と可動接点14の開離時
における、接点間隔が経時的に変化したり、可動
鉄片10と鉄心2との間隔も変化するおそれがな
い。
しかも、復帰時においても導電性の翼片13,
13は固定接点16に対し反対側へ延びて、固定
接点16に近接しないから、耐電圧を保持するこ
とができ、固定接点16と可動接触片9とがその
開離時に短絡するおそれがない。
なお、上記実施例においては、可動接触片9に
1対の翼片13,13を設けていたけれども、こ
の翼片は1個であつてもよい。また、可動接触片
9の基端部はヨーク8に直接固定していたけれど
も、コイルスプール4の鍔部5,6に架設して、
ケース23の外部に導出させてもよいことはいう
までもない。
この考案は以上詳述したように、接点間隔の変
化や短絡のおそれがなく、復帰時における騒音を
低減することができる電磁継電器を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用した電磁継電器の一例
を示す縦断側面図、第2図は同平面図、第3図は
ヨークと可動接触片および可動鉄片の分解斜視
図、第4図は同組立状態の斜視図、第5図は外部
導出端子の配設状態を示す説明図、第6図は可動
接触片の先端部を示す斜視図、第7図は従来の電
磁継電器の一例を示す縦断側面図、第8図は従来
の電磁継電器の他の例を示す側面図である。 2……鉄心、7……端子台、8……ヨーク、9
……可動接触片、10……可動鉄片、13,13
……翼片、13a……翼片の立上り部、13b…
…当接片、22……規制片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁コイルを巻装したコイルスプールに鉄心を
    嵌挿してなる電磁石部と、この電磁石部に固定さ
    れたヨークの一端にヒンジ支持された可動鉄片
    と、この可動鉄片に固定された可動接触片と、上
    記電磁石部の励磁で可動鉄片が鉄心に吸着された
    とき可動接触片の先端部に設定された可動接点が
    接触する固定接点と、上記電磁石部の励磁解除時
    に可動鉄片の離間距離を規制する規制片とを備
    え、上記固定接点と規制片との間に可動接触片の
    先端部を介挿してなる電磁継電器において、上記
    規制片の方向へ延出する立上り片と、この立上り
    片の先端部に折曲形成されて上記規制片に面接触
    にて当接する当接片とからなる翼片を上記可動接
    点の近傍に位置させて上記可動接触片に設けたこ
    とを特徴とする電磁継電器。
JP1981039470U 1981-03-19 1981-03-19 Expired JPS6244441Y2 (ja)

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JP1981039470U JPS6244441Y2 (ja) 1981-03-19 1981-03-19

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JPS57151841U JPS57151841U (ja) 1982-09-24
JPS6244441Y2 true JPS6244441Y2 (ja) 1987-11-24

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JPS5548529U (ja) * 1978-09-26 1980-03-29

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