JPS6245405Y2 - - Google Patents

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JPS6245405Y2
JPS6245405Y2 JP1978055506U JP5550678U JPS6245405Y2 JP S6245405 Y2 JPS6245405 Y2 JP S6245405Y2 JP 1978055506 U JP1978055506 U JP 1978055506U JP 5550678 U JP5550678 U JP 5550678U JP S6245405 Y2 JPS6245405 Y2 JP S6245405Y2
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spool
yoke
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cover
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁継電器に関するものである。
従来の電磁継電器は、コイルを巻回したスプー
ルを鉄心とともにヨークに固定し、このヨークの
一端に可動接触片を備えた可動鉄片をヒンジして
電磁石部を構成するとともに、この電磁石部を適
宜ねじ止め等によりベース固定していた。
ところが、上記のごとくヨークにスプール、可
動鉄片等を取付ける場合、その取付作業および位
置決めが面倒であり、また電磁石部をベースにね
じ止めする作業も煩雑である。
そこで、スプールにヨーク、可動鉄片および可
動接触片を取付けて電磁石ブロツクを構成し、こ
の電磁石ブロツクをベースに嵌着することにより
取付・組立作業の簡略化を図るようにしたものも
考えられるが、このものにおいては、振動が加わ
つたり、ベースに圧入した端子をソケツトやコネ
クタに挿着する際に端子が移動したりして、電磁
石ブロツクがベースから浮き上り、ひいては金属
製カバーとの絶縁が図れなくなるという欠点があ
る。
本考案は上記欠点に鑑みてなされたもので、電
磁石ブロツクのスプールに突出部を設け、この突
出部をカバー内面に当接させることにより、電磁
石ブロツクの浮き上りを防止し、カバーとの絶縁
の問題を解消した電磁継電器を提供することを目
的とする。
以下、本考案を一実施例である添付図面に従つ
て説明する。
図面に示す電磁継電器は車載用としたもので、
概略、先後端に鍔部2,3を有し胴部4に励磁コ
イル13を巻回したスプール1と、箱状の凹所3
1を有し、上部に2個のコ字型壁部32,33
を、下部にコネクタ結合部34を設けたベース3
0とから構成され、両者は適宜合成樹脂でそれぞ
れ一体成形されたものである。
スプール1は上記ベース30の凹所31に嵌合
可能であり、両鍔部2,3に設けた段部5,6が
ベース30の壁部32,33上面に当接するよう
になつている。スプール1の鍔部2,3の上部両
端にはそれぞれ2個の突出部7a,7b,8a,
8bが突設され、この突出部の間と後部鍔部3の
外側面に設けた凹部9とにL字形のヨーク14が
嵌め込まれ、ヨーク14の上面部15は鍔部2,
3に掛け渡される。そしてこのヨーク14の上面
部15とヨーク14の下部に設けた突片16とで
後部鍔部3を上下から挟着するとともに、スプー
ル1に挿通された鉄心12の後端をカシメること
により固定されている(第4図参照)。
ヨーク14の上面にはねじ孔17と突き出し1
8,18とが設けられ、このヨーク14の上面部
15に可動鉄片22に重合してリベツト止めされ
たばね性を有するL字形可動接触片23の一端部
が固定されている。すなわち、可動接触片23の
一端部が上記突き出し18,18にて位置決めさ
れるとともに、取付ねじ20を可動接触片23の
孔24を介してヨーク14のねじ孔17に螺着す
ることにより、可動接触片23は固定される。こ
れによつて、可動鉄片22はヨーク14の端部に
回動自在に支持され、かつ可動接触片23の折曲
部26(連結部)のばね性により第4図左方に常
時付勢されて取付けられている。なお、可動接触
片23の折曲部26の両側には上記スプールの突
出部7a,7bが位置し、可動鉄片22の横ブレ
にもとづく可動接触片23の折曲部26のねじれ
を側方から規制している。
一方、ベース30の凹所31には4個の長孔3
5,36,37,37が設けられ、これらの長孔
に、常開接点46を有する接点端子45と歯受け
部50を有する共通端子49とコイル端子55,
55とが圧入される。すなわち、接点端子45は
長孔35に上方より圧入され、爪部47が長孔3
5の内面に食い込むとともに、段部48が凹所3
1上面に当接して上下に抜け止めされ(第4図参
照)、共通端子49も同じく長孔36に上方より
圧入され、爪部(図示せず)が長孔36の内面に
食い込むとともに、歯受け部50下面が凹所31
上面に当接して上下に抜け止めされる(第2図参
照)。また、コイル端子55,55は長孔37,
37に下方より圧入され、爪部56が長孔37に
食い込むとともに、段部57が長孔37内面の段
部38に当接して上下に抜け止めされる。なお、
コイル端子55,55の上端部58,58は圧入
されたのち、斜め上方に折曲される(第2図参
照)。
このベース30の凹所31に、上記スプール
1、鉄心12、ヨーク14、可動鉄片22および
可動接触片23を一体化して構成した電磁石ブロ
ツクAを挿入すると、スプール1の鍔部2,3が
ベース30の壁部32,33間に嵌合し、ヨーク
14の下端がベース30の溝部39に嵌合すると
ともに、ヨーク14下端に設けた小突起19が上
記溝部39と連通する小孔40を貫通して下方に
突出する。そして、ヨーク14の突片16先端部
は共通端子49の歯受け部50に圧入・挟着さ
れ、電磁石ブロツクAがベース30に対して抜け
止めされるとともに、ヨーク14と共通端子49
とが電気的に接続される。
すなわち、電磁石ブロツクAはスプール1の鍔
部2,3がベース30の凹所31(壁部32,3
3の間)に嵌合し、かつヨーク14下端小突起1
9がベース30の小孔40に嵌合するので、前
後・左右方向に位置規制され、かつ上下方向には
ヨーク14の突片16が共通端子49の歯受け部
50に挟着されるため脱落する心配がない。
上記電磁石ブロツクAがベース30に嵌合した
状態において、スプール1の前部鍔部2の下面が
接点端子45の上面に当接して、接点端子45の
浮き上りを防止するとともに、ヨーク14の突片
16が共通端子49の歯受け部50に嵌合して下
方に押圧し、共通端子49の浮き上りを防止して
いる。また、励磁コイル13はコイル端子55,
55の折曲された上端部58,58の間に位置
し、電磁継電器全体の高さを低くおさえることが
できるとともに、励磁コイル13の両端がこの上
端部58,58に接続される。なお、励磁コイル
13の巻き初め部はスプール1の後部鍔部3の内
側面に設けられた導出溝10によつて導出された
のち、接続される。また、可動接触片23の先端
に設けた可動接点25は、電磁石ブロツクAをベ
ース30に挿入するにつれて前部壁部32の開口
41によつてガイドされ、開口41の下方の内側
面に当接するとともに、接点端子45の常開接点
46と所定間隔をおいて対向する。
カバー60は金属板を絞り加工により形成した
もので、ベース30の外周部に形成した凹部42
にカバー60の側部に切起した弾性を有する突片
61が係合することにより抜止めして、かつカバ
ー60の下端面がベース30の段部43に当接し
て位置決めして装着される。そして、カバー60
の内側面にはスプール1の上端に突設した突出部
7a,7b,8a,8bが当接し、電磁石ブロツ
クAがベース30から浮き上がらないようになつ
ている。したがつて、上記電磁継電器を車載用と
して用いても、振動や衝撃によつて接点の接触不
良やガタツキを防止することができる。また、コ
ネクタ結合部34を、たとえば自動車等の内部に
設けられたコネクタ(図示せず)に差し込むと、
その反力によつて端子45,49が押し上げら
れ、電磁石ブロツクA全体がベース30から浮き
上る心配があるが、上記のごとくスプール1の突
出部7a,7b,8a,8bがカバー60の内面
(天井面)に当接しているので、電磁石ブロツク
Aの浮き上りが規制され、ベース30、電磁石ブ
ロツクAおよびカバー60はガタつく心配がな
く、カバー60と電磁石ブロツクAの可動接触片
23との絶縁も上記突出部7a,7b,8a,8
bがスプール1と一体の絶縁材からなるため、心
配がない。
以上の構成からなる電磁継電器の動作は従来の
車載用のものと同様である。すなわち、可動接触
片23は励磁コイル13の消磁時においてそれ自
身の折曲部のばね力で可動鉄片22とともに第4
図中時計回り方向(左方)に付勢され、可動接点
25は壁部32の内側面に当接している。励磁コ
イル13を励磁すると、可動鉄片22が鉄心12
に吸引されて可動接触片23とともに第4図中反
時計回り方向(右方)に若干回動し、可動接点2
5は常開接点46に接触し、接点端子45と共通
端子49とが導通する。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば
電磁石ブロツクを構成するスプールの鍔部に、電
磁石ブロツクとベースとの嵌合方向とは反対方向
に突出する突出部を設け、この突出部をカバー内
面に当接させたことにより、衝撃を受けた時やコ
ネクタ等への差込み時における電磁石ブロツクの
浮き上りを防止することができるとともに、電磁
石ブロツク可動接触片とカバーとの絶縁性をも保
持することができる。しかも、上記突出部が可動
接触片の両側に位置しているので、可動鉄片の横
ブレにもとづく可動接触片のねじれを規制するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案にかかる電磁継電器を示し、第1
図は一部断面平面図、第2図は第1図の−線
断面図、第3図は第1図の−線断面図、第4
図は第1図の−線断面図、第5図は分解斜視
図である。 1……スプール、2,3……鍔部、4……胴
部、7a,7b,8a,8b……突出部、12…
…鉄心、13……励磁コイル、14……ヨーク、
22……可動鉄片、23……可動接触片、26…
…折曲部(連結部)、30……ベース、34……
コネクタ結合部、45,49,55……端子、6
0……カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に鍔部2,3を有し胴部4に励磁コイル1
    3を巻回したスプール1と、上面部15を上記ス
    プール1の両鍔部2,3に掛け渡すごとく鉄心1
    2でスプール1に固着された導電材からなるL字
    形ヨーク14と、上記鉄心12に対向し一端がヨ
    ーク14の上面部15の先端に係合された可動鉄
    片22と、一端がヨーク14の上面部15に固着
    され、他端が可動鉄片22に重合して固着され、
    可動鉄片22をヨーク14に回動自在に取付ける
    ばね性を有するL字形可動接触片23とから電磁
    石ブロツクを構成し、この電磁石ブロツクのスプ
    ール1の鍔部2,3をベース30の凹所31に嵌
    合するとともに、ヨークの一部をベース30の凹
    所31に先端が突出する端子49に接続し、上記
    電磁石ブロツクを被うようにベース30に金属製
    カバー60を取付け、上記スプール1の鍔部2上
    面に、可動接触片の折曲部26の両側に位置しか
    つ電磁石ブロツクの嵌合方向とは反対方向に突出
    して上記カバー60の内面に当接し、金属製カバ
    ー60と可動接触片23との間に空隙を形成する
    突出部7a,7bを一体に設けたことを特徴とす
    る電磁継電器。
JP1978055506U 1978-04-24 1978-04-24 Expired JPS6245405Y2 (ja)

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JP1978055506U JPS6245405Y2 (ja) 1978-04-24 1978-04-24

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JP1978055506U JPS6245405Y2 (ja) 1978-04-24 1978-04-24

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Publication Number Publication Date
JPS54156748U JPS54156748U (ja) 1979-10-31
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JPS5191739U (ja) * 1975-01-20 1976-07-22
JPS5259243U (ja) * 1975-10-29 1977-04-30

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