JPS6118600Y2 - - Google Patents

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JPS6118600Y2
JPS6118600Y2 JP474780U JP474780U JPS6118600Y2 JP S6118600 Y2 JPS6118600 Y2 JP S6118600Y2 JP 474780 U JP474780 U JP 474780U JP 474780 U JP474780 U JP 474780U JP S6118600 Y2 JPS6118600 Y2 JP S6118600Y2
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JP
Japan
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hinge spring
movable iron
base
iron piece
hinge
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JP474780U
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JPS56106341U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電磁継電器に関するものである。
従来、第4図に示すように、電磁石1によつて
吸引される可動鉄片2のヒンジばね3はヨーク4
にかしめやスポツト溶接などによつて固定され、
この固定にあたつてはヨーク4の狭い領域にヒン
ジばね3や可動鉄片2およびこの可動鉄片の復帰
ばね(図示せず)などを組み込んで行なわなけれ
ばならず、取付作業がめんどうであるばかりでな
く、ヨーク4をベース(図示せず)に設定する
際、各部品の設定位置精度が悪くなるなどの欠点
があつた。
この考案は、上記欠点を改善するためになされ
たもので、ヒンジばねをヨークを固定するベース
側に圧接固定させるとともに、可動鉄片の復帰ば
ねもヒンジばねにて兼用させて、全体の組立が容
易な電磁継電器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この考案は、ヒン
ジばねにヒンジばね部と可動鉄片復復帰ばね部と
を一体形成する一方、ベースの開放空間にヒンジ
ジばねの支持部を形成し、この支持部に上記ヒン
ジばねを支持し、このヒンジばねの上方に電磁石
を配置し、上記ヒンジばねのヒンジばね部および
可動鉄片復帰ばね部をそれぞれ可動鉄片に弾性的
に当接させることによりヒンジばねをベースに対
して圧接固定したことを特徴とする。
上記した構成によると、この考案は、ヒンジば
ねの取付けに、かしめやスポツト溶接のような固
定手段を要せず、また電磁石などの設定されてい
ないベースの開放空間においてヒンジばねをベー
スに設定するから、その設定作業がきわめて簡単
かつ容易に行なえる。
また、ヒンジばねで可動鉄片の復帰ばねをも兼
用させるようにしたので復帰ばねを別に設ける必
要がなく部品点数が減少し各部品の設定精度が向
上して特性の安定した電磁継電器を提供できる。
以下、この考案の一実施例を図面にもとづいて
説明する。
第1図乃至第2図において、1はヒンジばねを
示し、このヒンジばね1は内部を切起こして弾性
を有するヒンジばね部1aと可動鉄片復帰ばね部
1bを一体に形成してある。
第3図は上記ヒンジばね1を用いた電磁継電器
を示し、10は合成樹脂などの電気絶縁材からな
るベース、20はコイル心線21を巻回したコイ
ルスプール22に鉄心23を圧入した電磁石、2
4はヨークで、このヨーク24に鉄心23をかし
めて電磁石20をヨーク24に取付け、さらにヨ
ーク24をベース10にねじ25で取付けてあ
る。26はヨーク24に装着され電磁石20で駆
動される可動鉄片、1は上記ヒンジばねで、この
ヒンジばね1はベース10の開放空間40に形成
された段部からなる支持部11,12にその両端
が係止されて支持されている。さらに、ヒンジば
ね1のヒンジばね部1aは上記可動鉄片26のヒ
ンジ部に、また可動鉄片復帰ばね部1bは可動鉄
片26に形成した穴26aにそれぞれ弾性的に当
接しており、可動鉄片26はヒンジばね部1aの
弾性力によりヨーク24に回動自在にヒンジ支持
されている。また、可動鉄片復帰ばね部1bは、
可動鉄片26に対して、ヒンジ部を中心として第
3図中反時計方向への回動付勢力を与えている。
27はベース10に固定され可動鉄片26の駆
動によつて作動する可動接触片、28はこの可動
接触片27に固定された可動鉄片、29は固定接
点、30はベース10に圧入され可動接触片27
や固定接点29が電気的に接続されている端子で
ある。
つぎに、上記構成からなる電磁継電器の組立工
程について説明する。
まず、第3図に示すベース10の開放空間40
内に可動接触片27および固定接点29、端子3
0などを取付ける。ついで、ヒンジばね1を開放
空間40の上方から挿入し、その両端部をベース
10に形成された支持部11,12にそれぞれ係
止させる。その後、可動鉄片26を組合せたヨー
ク24を挿入し、電磁石20がヒンジばね1の上
方に配置されるようにして、ヨーク24をベース
10にねじ25で取付ける。この場合、ヒンジば
ね1のヒンジばね部1aおよび可動鉄片復帰ばね
部1bは、可動鉄片26により押圧されて若干下
方へたわめられ、その反力により前述したように
可動鉄片26に弾性的に当接する。したがつて、
ヒンジばね1はベース10に対して圧接固定され
ることになる。
上記構成から明らかなように、ヒンジばね1の
取付けに、かしめやスポツト溶接のような固定手
段を要せず、また電磁石20などの設定されてい
ないベース10の開放空間40においてヒンジば
ね1をベース10に設定するから、その設定作業
がきわめて簡単かつ容易の行なえる。
また、ベース10に設定されたヒンジばね1を
押圧しながら可動鉄片26を配設して、ヨーク2
4をベース10に固定するから、可動鉄片26が
その設定工程中が脱落するおそれがなく、さらに
各部品はベース10を基準に固定されているか
ら、各部品の設定精度が向上する。
さらに、ヒンジばね1に可動鉄片復帰ばね1b
も一体に形成したので別に復帰ばねを必要とせ
ず、部品点数が減少し組立工数が削減でき安価で
ある。
以上、説明したようにこの考案によれば、組立
が容易で、各部品の設定精度がよく、特性の安定
した電磁継電器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すヒンジばね
の平面図、第2図はヒンジばねの側面図、第3図
はこの考案の電磁継電器の側面図、第4図は従来
例を示す電磁石の側面図である。 1……ヒンジばね、1a……ヒンジばね部、1
b……可動鉄片復帰ばね部、10……ベース、2
0……電磁石、26……可動鉄片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースと、このベースに固定される電磁石と、
    この電磁石により駆動される可動鉄片と、この可
    動鉄片を上記電磁石のヨークにヒンジ支持するた
    めのヒンジばねとを備えた電磁継電器において、
    上記ヒンジばねにヒンジばね部と可動鉄片復帰ば
    ね部とを一体形成する一方、上記ベースの開放空
    間にヒンジばねの支持部を形成し、この支持部に
    上記ヒンジばねを支持し、このヒンジばねの上方
    に上記電磁石を配置し、上記ヒンジばね部および
    可動鉄片復帰ばね部をそれぞれ上記可動鉄片に弾
    性的に当然接続させることによりヒンジばねをベ
    ースに対して圧接固定したことを特徴とする電磁
    継電器。
JP474780U 1980-01-18 1980-01-18 Expired JPS6118600Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP474780U JPS6118600Y2 (ja) 1980-01-18 1980-01-18

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JP474780U JPS6118600Y2 (ja) 1980-01-18 1980-01-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56106341U JPS56106341U (ja) 1981-08-19
JPS6118600Y2 true JPS6118600Y2 (ja) 1986-06-05

Family

ID=29601427

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JP474780U Expired JPS6118600Y2 (ja) 1980-01-18 1980-01-18

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JPS56106341U (ja) 1981-08-19

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