JPH0327318Y2 - - Google Patents

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JPH0327318Y2
JPH0327318Y2 JP1985052449U JP5244985U JPH0327318Y2 JP H0327318 Y2 JPH0327318 Y2 JP H0327318Y2 JP 1985052449 U JP1985052449 U JP 1985052449U JP 5244985 U JP5244985 U JP 5244985U JP H0327318 Y2 JPH0327318 Y2 JP H0327318Y2
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yoke
fixed
vibration
base
electromagnetic relay
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電磁リレーの継鉄振動防止装置に係
り、特に自動車等の振動の多い場所で使用される
電磁リレーに用いて好適な継鉄振動防止装置に関
する。
〔従来技術〕
従来、この種の電磁リレーの継鉄振動防止装置
としては実公昭56−7073号がある。すなわちこの
装置は第4図に示すように、一端がベース21に
固着されたL字型継鉄22に、鉄心23がベース
21と平行であるコイルボビン24の一端を固着
する構造の電磁リレーにおいて、継鉄22の自由
端とベース21にその両端が固定された防振板2
5をコイルボビン24の非継鉄22側端面に連結
し、防振板25により継鉄22の振動を防止する
ようにしたものである。なお、図中26は支点3
2を中心として動く可動片、27はこの可動片2
6に設けた可動接点、28はスプリング、29は
前記可動接点27と離接する固定接点、30はこ
の固定接点29を有する出力側端子、31は前記
継鉄22に接続したコモン端子であり、出力側端
子30とコモン端子31との間の通電路として前
記継鉄22が用いられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来装置にあつて
は、電磁リレーの作動時における端子30,31
間の通電路は矢印で示すようになつている。すな
わち、この通電路は一般に電気抵抗の大きい継鉄
22の一端から他端まで経由することになる。こ
のため、電流値の大きい電磁リレーの場合には電
圧降下が大きくなつてしまうという問題点があつ
た。
本考案はかかる問題点に鑑みなされたもので、
防振機能を保ちつつ電磁リレーの電圧降下を小さ
くすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はこの目的を達成するため、ベースに固
着された出力側端子とコモン端子との間の通電路
として一端が前記ベースに固着されかつコイルボ
ビンが固着されたL字型継鉄を用いかつこの継鉄
の振動を防止する防振板を備えた電磁リレーにお
いて、前記防振板の両端を前記継鉄の中途および
前記端子の一方に夫々固結し、該防振板を前記通
電路の一部として兼用し通電路の継鉄を経由する
区間を短くして電磁リレーの電圧降下を小さくし
たものである。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案を採用した電磁リレ
ーの実施例を説明する。第1図において、1は合
成樹脂製ベース、2はこのベース1に一端が圧入
固着されたL字型継鉄、3はこの継鉄2の垂直片
部に固設されたコイルボビン、4は鉄心、5は前
記継鉄2における水平片部の端部を支点に回動す
る可動片、6はこの可動片5に中央部が鋲着され
るとともに、一端が前記継鉄2の水平片部端に固
着され他端に可動接点7を有する板バネ、8は前
記可動接点7と離接する固定接点、9はこの固定
接点8を端部に有し前記ベース1に固着された出
力側端子、10は前記ベース1に固着されたコモ
ン端子で、これら出力側端子9とコモン端子10
との間の通電路として前記継鉄2が用いられてい
る。11は両端が前記継鉄2の水平片部の中途お
よび前記コモン端子10に夫々固結され、前記通
電路の一部として兼用した防振板で、剛性を有し
かつ通電性の良い例えば銅板等で形成されてい
る。この防振板11の一端の固結は第2図に示す
ように、継鉄2にカシメにより行われている。こ
の場合、カシメ用ボス12は継鉄2側から突出し
ている。また防振板11の他端の固結は前記コモ
ン端子10にスポツト溶接Wにより行われてい
る。
なお、前記防振板11は第3図に示すように、
その端部に切欠部11aが形成され、他方この切
欠部11aが嵌合する係合凸部13aを有する受
け部材13が前記ベース1に突設しており、防振
板11の他端をコモン端子10に溶接するに当た
り、前記切欠部11aを前記係合凸部13aに嵌
合したとき、前記防振板11の端部が前記コモン
端子10に接し位置決めされるようになつてい
る。
かかる構成につき、外部振動が加わつても継鉄
2は防振板11により振動せず可動接点7の誤動
作が生じない訳である。一方、電磁リレーの作動
時端子9,10の間の通電路は矢印で示すよう
に、端子9−板バネ6−継鉄2−防振板11−コ
モン端子10となり、継鉄2が占める通電路の長
さは第4図で示す従来の電磁リレーに比し相当短
くなり、この結果電気抵抗の比較的高い継鉄2部
分による電圧降下は小さいものとなる。
なお、上記実施例では、電磁リレーとして可動
片5を継鉄2に板バネ6を介して支持させたもの
を示したが、本考案はこれに限らず、例えば、第
4図で示した型に適用しても良い。
さらに、出力側端子9とコモン端子10の位置
関係は逆でも良い。
〔効果〕
以上説明してきたように、本考案によれば、簡
単な構造により防振機能を保ちつつ、電磁リレー
の電圧降下を小さくすることができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を採用した電磁リレ
ーを示す側面図、第2図はその一部の斜視図、第
3図は同じくその一部の分解側面図、第4図は従
来の継鉄振動防止装置を有する電磁リレーを示す
側面図である。 1……ベース、2……L字型継鉄、3……コイ
ルボビン、9……出力側端子、10……コモン端
子、11……防振板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースに固着された出力側端子とコモン端子と
    の間の通電路として一端が前記ベースに固着され
    かつコイルボビンが固着されたL字型継鉄を用い
    かつこの継鉄の振動を防止する防振板を備えた電
    磁リレーにおいて、前記防振板の両端を前記継鉄
    の中途および前記端子の一方に夫々固結し、該防
    振板を前記通電路の一部として兼用したことを特
    徴とする電磁リレーの継鉄振動防止装置。
JP1985052449U 1985-04-08 1985-04-08 Expired JPH0327318Y2 (ja)

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JP1985052449U JPH0327318Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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JP1985052449U JPH0327318Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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Publication Number Publication Date
JPS61167349U JPS61167349U (ja) 1986-10-17
JPH0327318Y2 true JPH0327318Y2 (ja) 1991-06-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5656283B2 (ja) * 2010-10-25 2015-01-21 パナソニック株式会社 電磁リレー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626938A (en) * 1979-08-08 1981-03-16 Hiroshi Yamada Rubber composition with high wet frictional resistance

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JPS49149947U (ja) * 1973-04-24 1974-12-25

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JPS5626938A (en) * 1979-08-08 1981-03-16 Hiroshi Yamada Rubber composition with high wet frictional resistance

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JPS61167349U (ja) 1986-10-17

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