JP2554889Y2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JP2554889Y2
JP2554889Y2 JP8857691U JP8857691U JP2554889Y2 JP 2554889 Y2 JP2554889 Y2 JP 2554889Y2 JP 8857691 U JP8857691 U JP 8857691U JP 8857691 U JP8857691 U JP 8857691U JP 2554889 Y2 JP2554889 Y2 JP 2554889Y2
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孝浩 中林
友久 市川
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株式会社高見澤電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種の産業用機器に利
用される電磁継電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、上延の電磁継電器は、鉄心、鉄
心が挿入されるコイル、コイルが巻回されるコイルボビ
ン、鉄心の一端に固定された継鉄、継鉄にヒンジばねに
よって接続され鉄心の他端に対向して設けられた接極
子、可動接点ばね、固定接点ばね、これらを固定するベ
ースブロック等を含んで構成されている。そして、前記
接極子と可動接点ばねを連結する接点駆動カードから構
成されている。該接点駆動カードは接極子、可動接点ば
ねのみによって支持されている。(特開昭60−249
221号広報参照)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造においては可動接点ばねに設けた挿入孔9b,9cと
結合する接点駆動カードの突出部12c,12dとの接
触部の摩擦により該接点駆動カードの突出部には摩耗微
粒子が発生し、それが各接点表面に付着することにより
接点接触抵抗が無限大となる可能性がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】従って、本考案の目的
は、接点駆動カードによる摩耗微粒子の発生をなくし、
接点接触信頼性の向上を計ることにある。本考案の電磁
継電器は、鉄心と、その鉄心が内部に挿入されコイルが
巻回されるコイルボビンと、コイルボビンに設けされた
コイルの接続される端子と、鉄心の一端が固定された継
鉄と、その継鉄にヒンジばねによって固定され鉄心の他
端に対向して設けられた接極子とからなる電磁石アセン
ブリと、ベースブロックとそのベースブロックに固定さ
れた固定接点ばねおよび可動接点ばねとからなるベース
ブロックアセンブリとから成り、接極子を鉄心に対して
接点ばね組と反対側に設け、また接点ばね組の可動接点
と接極子を結合させるカードを2つの腕部で構成し、さ
らにベースブロックにコイルの外周に沿った傾斜面部を
形成し、該傾斜面部に突起部を配設し、ここに前記カー
ドの腕部を配設したものである。
【0005】上記構成によれば、ベースブロックにて接
点駆動カードの位置を決定するので可動接点ばねにより
前記カードを支持する必要がなく、カードと接点ばねは
点接触となるため、それによる磨耗微粒子の発生を極力
小とすることができる。
【0006】以下、本考案の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1は本考案に係る電磁継電器の一実施例
を示す分解斜視図であり、図2は図1のベースブロック
と接点駆動カード12の組立て後の断面図である。
【0007】図1,図2において、1はコイルボビン
(巻枠)であってコイル2を巻回し、鍔部1cから突出
したブロック状部1a、1bにコイル端子3a、3bを
圧入し、このコイル端子3a、3bにコイルボビン1に
巻回されるコイル2の両端を接続してある。
【0008】コイルボビン1の中心孔には鉄心4が挿入
され、その鉄心4の先端部4aは継鉄5の孔5aに挿入
された後、かしめられて継鉄5に固定される。接極子7
の押出部7aはヒンジばね6の孔6aに挿入された後、
かしめられ、接極子7とヒンジばね6とが一体となって
接極子アセンブリを構成する。このヒンジばね6に設け
た2つの孔6b,6bは継鉄5の下面に設けた押出部5
b,5bに挿入された後、かしめられて継鉄5に固定さ
れる。上記の鉄心4、コイルボビン1、継鉄5と接極子
アセンブリとで電磁石アセンブリXを構成する。
【0009】ベースブロック8には、可動接点9aを有
する可動接点ばね9と、固定接点10a,11aを有す
る固定接点ばね10,11とが圧入固定されており、固
定接点ばね11はその係止部11bがコイルボビン8の
ストッパ8cに係止される。これらベースブロック8、
固定接点ばね10,11、可動接点ばね9とでベースブ
ロックアセンブリYを構成する。
【0010】接点駆動カード12は2つの腕部12e,
12fを有しており、その両端に接極子7の切込部7
b,7cと係合する係合部12a,12bと、組立状態
において可動接点ばね9に接触して接点の開閉を行う突
出接触部12c,12dとが設けられている。接点駆動
カード12は、例えばプラスチックで構成されており、
係合部12a,12bの先端は段差を有しており、その
段差が接極子7の切込部7b,7cに係合して、接極子
7と接点駆動カード12とが連結される。また、箱13
は電磁継電器の外周を覆うカバーである。
【0011】図2に示すように、接点駆動カード12の
腕部12e,12fはベースブロック8のコイルの外周
に沿った傾斜面にある突起8d,8eにより、接点駆動
カード12の連結部12e,12fの位置が決定され、
他端の突出部12c,12d(図1参照)を可動接点ば
ね9b,9cで係合する必要がない。図3および図5に
おいて、接極子7が鉄心4に吸引されて接極子7が回動
した時、これに連動してカード12が右方向に動作する
ことにより、可動接点ばね9が動作して可動接点9aが
固定接点10aと開離した後、固定接点11aと接触す
るようになっている。
【0013】
【実施例】次に、上述した各部品からなる電磁継電器の
組立状態を、図3および図4の組立図と図5の断面図を
参照して説明する。先ず、ベースブロック8に固定接点
ばね10,11および可動接点ばね9とを圧入してベー
スブロックアセンブリYを形成する(図3の)。
【0014】次に、コイル2が巻回されたコイルボビン
1に挿入した鉄心4を継鉄5にかしめてコイルブロック
を形成する(図3の)。この実施例では図5の断面図
に示すように鉄心4を継鉄5にかしめ、コイルボビン1
を継鉄5の端面に接触させたとき、鉄心4の頭部とコイ
ルボビン1の端部との間に一定の間隙Aが生じるように
設計してあり、鉄心4および継鉄5とコイルボビン1と
はその間隙分だけ左右に異動できるようになっている。
【0015】図1および図3に戻り、接極子7の押出部
7aをヒンジばね6の孔6aに挿入した後、押出部7a
をかしめて接極子アセンブリを形成する。(図3の)
更に、ヒンジばね6の孔6b,6bを継鉄5の突出部5
b,5bに係合させ、電磁石アセンブリXを形成する。
この状態で、接極子7の切込部7b,7cに接点駆動カ
ード12の係合部12a,12bを係合させ、電磁石ア
センブリXに接点駆動カード12を装着する。
【0016】その後、図1および図4に示すように、ベ
ースブロックアセンブリYの開口部より電磁石アセンブ
リXのコイルボビン1の鍔部1cおよび継鉄5に設けた
4個の突起5cをベースブロック8の内壁の左右の案内
溝8dおよび低部の突出部8aに密接させながら圧入す
る。これにより、図3の(B)に示すような状態に組立
てられる。なお、図4では接点駆動カード12を省略し
て示してある。
【0017】図5は、電磁石アセンブリXとベースブロ
ックアセンブリYとを結合し、電磁継電器の組立てが完
了したときの断面図である。
【0018】
【考案の効果】本考案によれば、ベースブロックにて接
点駆動カードを支持するようにしたことにより可動接点
ばねに対して接点駆動カードの先端は点接触となるよう
に当接せしめたのでこの部分での磨耗微粒子の発生が無
く接点接触信頼姓を向上させることができる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る電磁継電器の分解斜視
図である。
【図2】本考案に係る電磁継電器のベースブロックと接
点駆動カードの断面図である。
【図3】本考案に係る電磁継電器の組立て状態を示す図
である。
【図4】本考案に係る電磁継電器の組立て状態を示す図
である。
【図5】本考案に係る電磁継電器の断面図である。
【0020】
【符号の説明】
1・・・コイルボビン 2・・・コイル 3・・・コイル端子 4・・・鉄心 5・・・継鉄 6・・・ヒンジはね 7・・・接触子 8・・・ベースブロック 9・・・可動接点ばね 10,11・・固定接点ばね 12・・接点駆動カード 13・・箱 X・・・電磁石アセンブリ Y・・・ベースブロックアセンブリ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄心と、その鉄心が内部に挿入されコイ
    ルが巻回されるコイルボビンと、コイルボビンに設けら
    れたコイルの両端が接続されるコイル端子と、鉄心の一
    端が固定された継鉄と、その継鉄にヒンジばねによって
    固定され鉄心の他端に対向して設けられた接極子とから
    なる電磁石アセンブリと、ベースブロックと、そのベー
    スブロックに固定された固定接点ばねおよび可動接点ば
    ねとからなるベースブロックアセンブリと、前記接極子
    と可動接点ばねとを連絡する接点駆動カードを備え、該
    接点駆動カードを2つの腕部で構成し、前記ベースブロ
    ックのコイルの外周に沿った傾斜面部に前記接点駆動カ
    ードの2つの腕部をはさむように突起部を設けたことを
    特徴とする電磁継電器。
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EP91310975A EP0501070B2 (en) 1991-02-27 1991-11-28 Small sized electromagnetic relay
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