JPS6321876Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6321876Y2 JPS6321876Y2 JP1979153486U JP15348679U JPS6321876Y2 JP S6321876 Y2 JPS6321876 Y2 JP S6321876Y2 JP 1979153486 U JP1979153486 U JP 1979153486U JP 15348679 U JP15348679 U JP 15348679U JP S6321876 Y2 JPS6321876 Y2 JP S6321876Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- terminal
- base
- armature
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁継電器の組立構造に関するもので
ある。 電磁継電器は電子回路との併用化にともない、
より高密度実装に応じられるよう、小形化が計ら
れているが、小形化することによつて組立がやり
にくくなる。そのため、小形の電磁継電器におい
ては、組立の容易性が課題となつている。 従来、ベースに電磁石ブロツクやバネブロツク
を固定する方法として、圧入固定する方法、接着
剤により固定する方法、ネジ締めにより固定する
方法、熱シールにより固定する方法等あるが、小
形化に適した構造でなかつたり、製造方法がむず
かしく、また組立工数が多くかかる等の欠点があ
つた。 本考案はこれらの欠点を解決するため、各構成
部品を嵌着、すなわち嵌め合せ構造とすることに
より、組立てやすくして、組立工数を少なくし、
かつ小形化に適した電磁継電器の組立構造を提供
しようとするものである。以下図面について詳細
に説明する。 第1図は本考案の一実施例の平面図(ただし、
カバーの上面を省略した)、第2図は同、縦断面
図、第3図は左半面が第1図におけるA−B断面
図、右半面が同、C−D断面図、第4図は同、分
解斜視図である。 1は電磁石ブロツクで、鉄心2にコイル3が巻
装され、鉄心2の一端にはL字形ヨーク4の一端
が固着され、該L字形ヨーク4の他端において、
その左右両側に凸部4a,4bが形成されてい
る。5はアマチユアで、L形に折曲げられ、先端
に合成樹脂のカード6が固着されている。 7はヒンジばねで、その両側下部において切起
し爪7a,7bが形成され、中間上部にはアマチ
ユア5を保持するための傾斜片7cが設けられて
いる。 8a,8bは互に対称的に構成された一対の端
子ブロツクで、合成樹脂の枠部9a,9bには端
子11a,11b,12a,12b,13a,1
3b,14a,14bがそれぞれ埋込まれて成形
され、上記端子11a〜14bの先端には、固定
ばね15a,15b,16a,16b、可動ばね
支持台18a,18bおよびコイル接続端子19
がそれぞれ一体に形成され、上記固定ばね15a
〜16bには固定接点32が設けられている。可
動ばね支持台18a,18bには可動ばね17
a,17bがそれぞれ溶接され、可動ばね17
a,17bの遊端側には可動接点31が上記固定
接点32に対向して設けられている。また、上記
端子11a〜14bのいくつか、例えば11a,
11b,13a,13bには突起20が設けられ
ている。 枠部9a,9bの略中央部に角穴10a,10
bが設けられており、前述したヨーク4の凸部4
a,4bにこの角穴10a,10bを両側から嵌
合させ、電磁石ブロツク1を両側の端子ブロツク
8a,8bで挾持するようにして箱形のベース2
1の内凹部22に挿入すれば、上記各端子11
a,11b,……14a,14bはそれぞれベー
ス21に設けられた底穴24を挿通してベース2
1の下面に突出し、枠部9a,9bの下面がベー
ス21の段部28a,28bに当接すれば、端子
11a,11b,13a,13bに形成した突起
20が底穴24を出て自らの弾性で外方に開きベ
ース21の下面に係止して端子ブロツク8a,8
bがベース21に固定され、これによつて電磁石
ブロツク1も固定される構造になつている。 アマチユア5は、カード6が可動ばね17a,
17bの下面に配置されるように挿入され、その
角部5aの内側がヨーク4の端部に当接した位置
で、後述するヒンジばね7によつて保持される。 ヒンジばね7は、その両側部を枠部9a,9b
の溝29a,29bに挿入して押下すれば、左右
の爪7a,7bがその弾性力に抗して溝29a,
29bを通り、底凹部30a,30bの天井に係
止される。これによつてヒンジばね7は固定さ
れ、その傾斜片7cがアマチユア5の角部5aを
押圧し、これによつてアマチユア5は回動可能に
保持される。 25はカバーで、上記ベース21の開口部に被
せる。このカバーの装着はベース21に対して接
着などによつて行うこともできるが、本実施例の
場合はベース21の両側の切欠部23に対応させ
てカバー25の両側に設けた凸部26を上記切欠
部23に挿入すれば、凸部26に設けた角穴27
が枠部9a,9bの角穴10a,10bから突出
しているヨーク4の凸部4a,4bにカバー25
の弾性を以つて嵌合し、カバー25がベース21
の開口部を被ぐように構成されている。 上述したように電磁石ブロツク1を端子ブロツ
ク8a,8bと組合せて、ベース21の内凹部2
2に挿入することにより三者一体となり、ヒンジ
ばね7を溝29a,29bに挿入することにより
アマチユア5を保持し、カバー25の凸部26を
ベース21の切欠部23に挿入することによりカ
バー25が装着され、組立は全て挿入と云う簡単
な作業で完結する。 動作は、端子14a,14bからコイル3に通
電すればアマチユア5が鉄心2に吸引され、カー
ド6が可動ばね17a,17bを駆動し、固定ば
ね16a,16b側の常閉接点を開き、固定ばね
15a,15b側の常開接点を閉じ、切替動作を
する。 以上説明したように本考案によれば、各構成部
品を嵌着すると云う極めて簡単な作業により組立
することが出来るため、組立が容易で組立工数も
少く、小形化に適した組立構造である。
ある。 電磁継電器は電子回路との併用化にともない、
より高密度実装に応じられるよう、小形化が計ら
れているが、小形化することによつて組立がやり
にくくなる。そのため、小形の電磁継電器におい
ては、組立の容易性が課題となつている。 従来、ベースに電磁石ブロツクやバネブロツク
を固定する方法として、圧入固定する方法、接着
剤により固定する方法、ネジ締めにより固定する
方法、熱シールにより固定する方法等あるが、小
形化に適した構造でなかつたり、製造方法がむず
かしく、また組立工数が多くかかる等の欠点があ
つた。 本考案はこれらの欠点を解決するため、各構成
部品を嵌着、すなわち嵌め合せ構造とすることに
より、組立てやすくして、組立工数を少なくし、
かつ小形化に適した電磁継電器の組立構造を提供
しようとするものである。以下図面について詳細
に説明する。 第1図は本考案の一実施例の平面図(ただし、
カバーの上面を省略した)、第2図は同、縦断面
図、第3図は左半面が第1図におけるA−B断面
図、右半面が同、C−D断面図、第4図は同、分
解斜視図である。 1は電磁石ブロツクで、鉄心2にコイル3が巻
装され、鉄心2の一端にはL字形ヨーク4の一端
が固着され、該L字形ヨーク4の他端において、
その左右両側に凸部4a,4bが形成されてい
る。5はアマチユアで、L形に折曲げられ、先端
に合成樹脂のカード6が固着されている。 7はヒンジばねで、その両側下部において切起
し爪7a,7bが形成され、中間上部にはアマチ
ユア5を保持するための傾斜片7cが設けられて
いる。 8a,8bは互に対称的に構成された一対の端
子ブロツクで、合成樹脂の枠部9a,9bには端
子11a,11b,12a,12b,13a,1
3b,14a,14bがそれぞれ埋込まれて成形
され、上記端子11a〜14bの先端には、固定
ばね15a,15b,16a,16b、可動ばね
支持台18a,18bおよびコイル接続端子19
がそれぞれ一体に形成され、上記固定ばね15a
〜16bには固定接点32が設けられている。可
動ばね支持台18a,18bには可動ばね17
a,17bがそれぞれ溶接され、可動ばね17
a,17bの遊端側には可動接点31が上記固定
接点32に対向して設けられている。また、上記
端子11a〜14bのいくつか、例えば11a,
11b,13a,13bには突起20が設けられ
ている。 枠部9a,9bの略中央部に角穴10a,10
bが設けられており、前述したヨーク4の凸部4
a,4bにこの角穴10a,10bを両側から嵌
合させ、電磁石ブロツク1を両側の端子ブロツク
8a,8bで挾持するようにして箱形のベース2
1の内凹部22に挿入すれば、上記各端子11
a,11b,……14a,14bはそれぞれベー
ス21に設けられた底穴24を挿通してベース2
1の下面に突出し、枠部9a,9bの下面がベー
ス21の段部28a,28bに当接すれば、端子
11a,11b,13a,13bに形成した突起
20が底穴24を出て自らの弾性で外方に開きベ
ース21の下面に係止して端子ブロツク8a,8
bがベース21に固定され、これによつて電磁石
ブロツク1も固定される構造になつている。 アマチユア5は、カード6が可動ばね17a,
17bの下面に配置されるように挿入され、その
角部5aの内側がヨーク4の端部に当接した位置
で、後述するヒンジばね7によつて保持される。 ヒンジばね7は、その両側部を枠部9a,9b
の溝29a,29bに挿入して押下すれば、左右
の爪7a,7bがその弾性力に抗して溝29a,
29bを通り、底凹部30a,30bの天井に係
止される。これによつてヒンジばね7は固定さ
れ、その傾斜片7cがアマチユア5の角部5aを
押圧し、これによつてアマチユア5は回動可能に
保持される。 25はカバーで、上記ベース21の開口部に被
せる。このカバーの装着はベース21に対して接
着などによつて行うこともできるが、本実施例の
場合はベース21の両側の切欠部23に対応させ
てカバー25の両側に設けた凸部26を上記切欠
部23に挿入すれば、凸部26に設けた角穴27
が枠部9a,9bの角穴10a,10bから突出
しているヨーク4の凸部4a,4bにカバー25
の弾性を以つて嵌合し、カバー25がベース21
の開口部を被ぐように構成されている。 上述したように電磁石ブロツク1を端子ブロツ
ク8a,8bと組合せて、ベース21の内凹部2
2に挿入することにより三者一体となり、ヒンジ
ばね7を溝29a,29bに挿入することにより
アマチユア5を保持し、カバー25の凸部26を
ベース21の切欠部23に挿入することによりカ
バー25が装着され、組立は全て挿入と云う簡単
な作業で完結する。 動作は、端子14a,14bからコイル3に通
電すればアマチユア5が鉄心2に吸引され、カー
ド6が可動ばね17a,17bを駆動し、固定ば
ね16a,16b側の常閉接点を開き、固定ばね
15a,15b側の常開接点を閉じ、切替動作を
する。 以上説明したように本考案によれば、各構成部
品を嵌着すると云う極めて簡単な作業により組立
することが出来るため、組立が容易で組立工数も
少く、小形化に適した組立構造である。
第1図は本考案の一実施例の平面図(ただし、
カバーの上面を省略した。)、第2図は同、縦断面
図、第3図は左半面が第1図におけるA−B断面
図、右半分が同、C−D断面図、第4図は同、分
解斜視図である。 1……電磁石ブロツク、2……鉄心、3……コ
イル、4……ヨーク、4a,4b……凸部、5…
…アマチユア、6……カード、7……ヒンジば
ね、7a,7b……爪、8a,8b……端子ブロ
ツク、9a,9b……枠部、10a,10b……
角穴、11a,11b,12a,12b,13
a,13b,14a,14b……端子、15a,
15b,16a,16b……固定ばね、17a,
17b……可動ばね、20……突起、21……ベ
ース、22……内凹部、25……カバー、27…
…角穴、29a,29b……溝、30a,30b
……底凹部。
カバーの上面を省略した。)、第2図は同、縦断面
図、第3図は左半面が第1図におけるA−B断面
図、右半分が同、C−D断面図、第4図は同、分
解斜視図である。 1……電磁石ブロツク、2……鉄心、3……コ
イル、4……ヨーク、4a,4b……凸部、5…
…アマチユア、6……カード、7……ヒンジば
ね、7a,7b……爪、8a,8b……端子ブロ
ツク、9a,9b……枠部、10a,10b……
角穴、11a,11b,12a,12b,13
a,13b,14a,14b……端子、15a,
15b,16a,16b……固定ばね、17a,
17b……可動ばね、20……突起、21……ベ
ース、22……内凹部、25……カバー、27…
…角穴、29a,29b……溝、30a,30b
……底凹部。
Claims (1)
- 底部に相対向する側壁のそれぞれに沿つた2条
の端子挿通用の底孔を設けた箱形のベースと、上
記底孔に挿通されたとき係止手段となる突起がそ
の一端に設けられるとともに他端側に固定ばね及
び可動ばねが設けられた複数の端子が合成樹脂に
よつて固着され穴を設けて成る一対の接点部付端
子ブロツクと、切り起し爪が上記一対の接点部付
端子ブロツクの相対向面に設けられた溝に挿入嵌
合することによりアマチユアを支持するヒンジば
ねと、上記一対の接点部付端子ブロツクに設けた
各穴に挿通される突部を両側に設けたヨークを有
する電磁石ブロツクと、上記可動ばねを駆動する
カードを有するアマチユアと、上記ベースの開口
部を被うカバーとを備えたことを特徴とする電磁
継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979153486U JPS6321876Y2 (ja) | 1979-11-02 | 1979-11-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979153486U JPS6321876Y2 (ja) | 1979-11-02 | 1979-11-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5669839U JPS5669839U (ja) | 1981-06-09 |
JPS6321876Y2 true JPS6321876Y2 (ja) | 1988-06-16 |
Family
ID=29384253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979153486U Expired JPS6321876Y2 (ja) | 1979-11-02 | 1979-11-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6321876Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4702374B2 (ja) * | 2008-01-25 | 2011-06-15 | パナソニック電工株式会社 | 電磁継電器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51147748A (en) * | 1975-06-13 | 1976-12-18 | Takamisawa Electric Co | Electromagnetic relay |
-
1979
- 1979-11-02 JP JP1979153486U patent/JPS6321876Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51147748A (en) * | 1975-06-13 | 1976-12-18 | Takamisawa Electric Co | Electromagnetic relay |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5669839U (ja) | 1981-06-09 |
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