JP2594722Y2 - 電磁リレー - Google Patents

電磁リレー

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JP2594722Y2
JP2594722Y2 JP1991032346U JP3234691U JP2594722Y2 JP 2594722 Y2 JP2594722 Y2 JP 2594722Y2 JP 1991032346 U JP1991032346 U JP 1991032346U JP 3234691 U JP3234691 U JP 3234691U JP 2594722 Y2 JP2594722 Y2 JP 2594722Y2
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明宏 皆藤
均 後藤
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電磁リレー装置に係
り、特に、自動車電気製品用として需要の多いモータの
正逆動作制御用の電磁リレーに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、この種のモータの正逆動作制御用
のリレーとしては、2個の電磁リレーを1個のケース内
に収納した双子電磁リレーの装備が普及しつつある。
【0003】この双子電磁リレーは、図3に示すよう
に、可動接点112,222を有した同一構造の2個の
フレクチャ形電磁ブロック110および220を、平板
状の絶縁ベース440上に点対称となるように脚部11
1において圧入固定し、さらに絶縁ベース440上の中
央部に上記可動接点112,222が接断する略コ字状
のメーク側固定接点端子331とブレーク側固定接点端
子332とを絶縁部材で一体成形した接点端子ブロック
330を圧入固定する構造になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の双子電磁リレーにあっては、対向する接点間の間隙
は非常に高い精度を得られるが、絶縁ベース440に対
して2個の電磁ブロック110,220ならびに接点端
子ブロック330が垂直に配置固定されないことがあ
り、特に、電磁ブロック110,220がその圧入時等
に中央寄りに傾く傾向があることから、接点対向性に極
めて悪影響を及ぼし、接点の対向性が悪くなることがあ
るという問題があった。
【0005】本考案は、上記の問題点にかんがみてなさ
れたもので、電磁ブロックの傾きを規制して接点対向性
の向上を図った電磁リレーの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案の電磁リレーは、固定接点を備えた接点端子ブロ
ックをベースに固定し、この固定接点に接断する可動接
点を備えた電磁ブロックを該電磁ブロックの脚部を圧入
することにより上記ベースに固定してなる電磁リレーに
おいて、上記電磁ブロックを構成するヨークの、鉄心が
固定された壁部した側に前記電磁ブロックの脚部と同一
方向に突設され、該脚部が上記ベースに圧入した状態に
おいて該ベース上面に面接触して当接する突起部を設
け、この突起部が上記ベース上面に当接することによ
り、該電磁ブロックの姿勢を正規の位置に保持する構成
としてある。
【0007】そして、必要に応じ、上記電磁ブロック
は、一対設けられるとともに、各電磁ブロックは、コイ
ルが巻装された鉄心と、該鉄心の一端に固着されたヨー
クと、前記鉄心の他端子に対向して配設され前記コイル
への通電により当該鉄心に吸引されるアーマチュアと、
可動接点を備え前記アーマチュアに連動する可動接点ば
ねとを有して構成され、上記接点端子ブロックは、上記
各電磁ブロックが備えている可動接点に対向するメーク
側接点を一端部に備えた2個一組のメーク側接点端子
と、前記各電磁ブロックの可動接点に対向するブレーク
側接点を一端部に備えた2個一組のブレーク側接点と、
このメーク側接点端子とブレーク側接点端子の各中央部
を一体的に連結した絶縁部材から成る固定ブロックとを
有して構成され、前記接点端子ブロックを中央部に配設
するとともにその両側に前記一対の電磁ブロックをそれ
ぞれ点対称に配設し、これらを上記平板状絶縁ベースに
固定し、さらに、上記突起部は、前記ヨークの前記鉄心
が固着される壁部に、前記ベースと当接するように設け
られている構成としてある。
【0008】
【作用】上記構成からなる電磁リレーによれば、電磁ブ
ロックをベースに圧入するとその圧入位置で突起部がベ
ースに当接していき、姿勢が矯正されていく。そのた
め、電磁ブロックの傾きが規制され、電磁ブロックは正
規の位置に保持される。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】実施例に係る電磁リレーは、図1および図
2に示すように、平板状絶縁ベース1と、一対のフレク
チャ形電磁ブロック3と接点端子ブロック2とを備えて
いる。電磁ブロック3は、コイル10が巻装された鉄心
8と、該鉄心8の一端に固着されたヨーク4と、前記鉄
心8の他端に対向して配設され前記コイル10への通電
により当該鉄心8に吸引されるアーマチュア7と、可動
接点6Aを備え前記アーマチュア7に連動する可動接点
ばね5とを有している。上記ヨーク4には圧入用の脚部
4Aが設けられている。
【0011】接点端子ブロック2は、上記各電磁ブロッ
ク3が備えている可動接点6Aに対向するメーク側接点
13Aを一端部に備えた2個一組のメーク側接点端子1
3と、前記各電磁ブロック3の可動接点6Aに対向する
ブレーク側接点12Aを一端部に備えた2個一組のブレ
ーク側接点12とを有し、このメーク側およびブレーク
側接点端子の各中央部を絶縁部材から成るプラスチック
製固定ブロックにより一体的に連結してある。
【0012】そして、前記接点端子ブロック2をベース
1の中央部に固定するとともにその両側に2個の電磁ブ
ロック3を点対称に配設し、これらをその脚部4Aにお
いてベースに圧入してある。
【0013】また、上記電磁ブロック3のヨーク4に
は、鉄心8が固定される壁部下側に、前記ベース1に当
接し、該電磁ブロック3の姿勢を正規の位置に保持する
突起部20を設けてある。この突起部20は、図1に示
すように、電磁ブロック3の脚部4Aと異なる位置、す
なわち、脚部4Aの位置からベース1の外縁に沿って折
り曲げられたヨーク4の鉄心8が固定される壁部下側
に、脚部4Aと同一方向に向かって突設されている。
して、この突起部20は、脚部4Aがベース1に圧入さ
れた状態においてベース1の上面に面接触して当接する
ようになっている。 このように突起部20がベース1の
上面に当接することにより、電磁ブロック3の姿勢が正
規の位置に保持される。
【0014】したがって、この電磁リレーを組立てると
きは、接点端子ブロック2をベース1の中央部に圧入固
定し、その両側に前述の2個の電磁ブロック3を点対称
にその脚部4Aにおいて圧入固定する。
【0015】この場合、特に、電磁ブロック3が左右に
傾こうしても、ヨーク4はベース1と当接する部分に突
起部20を有しているので、電磁ブロック3のベース1
に対する圧入過程で、この突起部20がベースに当接し
ていき、これにより、ベース1中央方向への傾きが矯正
されていく。そのため、ブレーク接点12A,可動接点
6Aならびにメーク接点13A各々の接点対向性が改善
される。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案の電磁リレー
によれば、電磁ブロックに備えられたヨークの鉄心を固
定した壁部下側にベースと当接するように突起部を設け
たので、電磁ブロックのベースに対する傾きが矯正さ
れ、そのため、メーク接点,可動接点ならびにブレーク
接点の対向性が改善され、信頼性の高いリレーを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る電磁リレーを示す斜視図
である。
【図2】実施例に係る電磁リレーの主要部分を示す側面
図である。
【図3】従来の電磁リレーの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 接点端子ブロック 3 電磁ブロック 4 ヨーク 4A 脚部 5 ヒンジばね 6 可動ばね 6A 可動接点 7 アーマチュア 8 鉄心 9 スプール 10 コイル 11 コイル端子 12 ブレーク接点端子 12A ブレーク接点 13 メーク接点端子 13A メーク接点 20 突起部 110 電磁ブロック 220 電磁ブロック 330 接点端子ブロック 440 ベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 51/00 - 51/36 H01H 50/00 - 50/92

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点を備えた接点端子ブロックをベ
    ースに固定し、この固定接点に接続する可動接点を備え
    た電磁ブロックを該電磁ブロックの脚部を圧入すること
    により上記ベースに固定してなる電磁リレーにおいて、 上記電磁ブロックを構成するヨーク部の、鉄心が固定さ
    れた壁部下側に前記電磁ブロックの脚部と同一方向に向
    って突設され、該脚部が上記ベースに圧入した状態にお
    いて該ベース上面に面接触して当接する突起部を設け、 この突起部が上記ベース上面に当接することにより、該
    電磁ブロックの姿勢を正規の姿勢に保持することを特徴
    とする電磁リレー。
  2. 【請求項2】 上記電磁ブロックは、一対設けられると
    ともに、各電磁ブロックは、コイルが巻装された鉄心
    と、該鉄心の一端に固着されたヨークと、前記鉄心の他
    端子に対向して配設され前記コイルへの通電により当該
    鉄心に吸引されるアーマチュアと、可動接点を備え前記
    アーマチュアに連動する可動接点ばねとを有して構成さ
    れ、上記接点端子ブロックは、上記各電磁ブロックが備
    えている可動接点に対向するメーク側接点を一端部に備
    えた2個一組のメーク側接点端子と、前記各電磁ブロッ
    クの可動接点に対向するブレーク側接点を一端部に備え
    た2個一組のブレーク側接点と、このメーク側接点端子
    とブレーク側接点端子の各中央部を一体的に連結した絶
    縁部材から成る固定ブロックとを有して構成され、前記
    接点端子ブロックを中央部に配設するとともにその両側
    に前記一対の電磁ブロックをそれぞれ点対称に配設し、
    これらを上記平板状絶縁ベースに固定し、さらに、上記
    突起部は、前記ヨークの前記鉄心が固着される壁部に、
    前記ベースと当接するように設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の電磁リレー。
JP1991032346U 1991-03-25 1991-03-25 電磁リレー Expired - Lifetime JP2594722Y2 (ja)

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JPH04115741U JPH04115741U (ja) 1992-10-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62169443U (ja) * 1986-04-18 1987-10-27
JPS63167642U (ja) * 1987-04-22 1988-11-01
JPH0641318Y2 (ja) * 1988-06-30 1994-10-26 日本電気株式会社 電磁リレー

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