JP2588956Y2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JP2588956Y2
JP2588956Y2 JP1993024684U JP2468493U JP2588956Y2 JP 2588956 Y2 JP2588956 Y2 JP 2588956Y2 JP 1993024684 U JP1993024684 U JP 1993024684U JP 2468493 U JP2468493 U JP 2468493U JP 2588956 Y2 JP2588956 Y2 JP 2588956Y2
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JP
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JP1993024684U
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JPH0679053U (ja
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誠一 平綿
紘 平田
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ナイルス部品株式会社
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/54Contact arrangements
    • H01H50/60Contact arrangements moving contact being rigidly combined with movable part of magnetic circuit

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Electromagnets (AREA)
  • Contacts (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は電磁継電器の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の技術として、例えば実開昭
56−170852号公報は、電磁石の励磁及び消磁作
用に基づくアマチュアの揺動によってスイッチ作動する
ヒンジ型リレーにおいて、ヨークとアマチュアの互いに
当接する係合部における該ヨークとアマチュアの両端若
しくは片方の可動接点板固着面を面取りしたヒンジ型リ
レーを開示していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術は、ヨークとアマチュアの両方若しくは片方
の可動接点板固着面を面取りした構成であるため、該面
取部において磁路が狭くなり、磁気回路の効率が低下す
るといった欠点を有していた。また、上記効率が低下す
ることに伴って、コイル吸引力が低下するとアマチュア
が十分な力で吸引できなくなり、例えば最低作動電圧が
上昇するとか、リレーが2段落ちの作動現象を発生する
とか、十分な接点圧を確保することが困難になるといっ
た問題点が有った。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記した課題
を解決するものであり、板バネの曲げ箇所を少なくして
加工精度を向上する場合にアマチュアやヨークの磁路を
狭くするといった弊害を招来しないようにすることを第
1の目的としたものである。また、コイル吸引力が低く
てもリレーの2段落ち現象を発生させず、十分な接点圧
を確保することを第2の目的としたものである。
【0005】この考案は、上記第1の目的を達成するた
めに、中間に略L字状の屈曲部を形成しかつ接点を固着
した板バネと、該板バネの屈曲部を基準にした一方側に
固着したアマチュアと、該板バネの屈曲部を基準にした
他方側に固着したヨークとを備えた電磁継電器におい
て、前記アマチュアが前記板バネの固着部ないし屈曲部
の間に板バネと離間した第1の段部を形成し、前記ヨー
クが前記板バネの固着部ないし屈曲部の間に板バネと離
間した第2の段部を形成したことを特徴とする電磁継電
器を提供する。
【0006】またこの考案は、上記第2の目的を達成す
るために、中間に略L字状の屈曲部を形成しかつ接点を
固着した板バネと、該板バネの屈曲部を基準にした一方
側に固着したアマチュアと、該板バネの屈曲部を基準に
した他方側に固着したヨークとを備えた電磁継電器にお
いて、前記アマチュアが前記板バネに接触し前記板バネ
のたわみ度合に応じて前記板バネの支点位置を変更する
制止部を具備したことを特徴とする電磁継電器を提供す
る。
【0007】
【実施例】添付図面は、この考案に係る好適な実施例を
示したものであり、図1は要部を断面した側面図、図2
は図1に示す矢視A方向の側面図である。また、図3は
図1に示す電磁継電器の作動説明図、図4は図1に示す
電磁継電器の特性図である。同図において、1は板バ
ネ、2はアマチュア、3はヨーク、4はボビン、5はコ
イル、6はコア、7はベース及び81,82はターミナ
ルである。以下各構成を説明する。
【0008】まず板バネ1は、リン青銅等の弾性を有す
る板材をプレス成型したものであり、中間に略L字状の
屈曲部11を形成し、該屈曲部11を基準にした一方側
12にアマチュア2と可動接点14を固着し、他方側1
3にヨーク3を固着している。
【0009】またアマチュア2は、軟鉄等の強磁性を有
する板材をプレス成型したものであり、前記板バネ1の
第1固着部15ないし屈曲部11の間に板バネ1と離間
した第1の段部21を形成し、略中央に前記板バネ1の
固着部15を加締めるためのボス22を形成している。
該アマチュア2は、さらに、前記板バネ1に接触し前記
板バネ1のたわみ度合に応じて前記板バネ1の支点位置
を変更する制止部23を設けている。この制止部23
は、アマチュア2のボス22の近傍に加締め着けたもの
であり、板バネ1に対して所定のギャップを有してい
る。
【0010】またヨーク3は、前記アマチュア2と同様
に、軟鉄等の強磁性を有する板材をプレス成型したもの
であり、前記板バネ1の第2固着部16ないし屈曲部1
1の間に板バネ1と離間した第2の段部31を形成し、
該第2の段部31の傍らに前記板バネ1の第2固着部1
6を加締めるためのボス32を形成している。
【0011】またボビン4は、コイル5を巻回するとと
もに、強磁性体のコア6を嵌合して前記ヨーク3に加締
め着けている。またベース7は、合成樹脂を成型したも
のであり、常閉接点71、常開接点72及びターミナル
81をインサート成型し、前記ヨーク3と一体のターミ
ナル82を圧入している。
【0012】次に上記構成の実施例につき、図3及び図
4を用いて作動を説明する。まずコイル5に対する励磁
電流を増加すると、コイル吸引力は図4に2点鎖線及び
(a1)〜(d1)で示すごとく増加し、またアマチュ
ア2に作用する力、すなわち、アマチュア復帰力と常開
接点荷重の和は図4に実線及び(a2)〜(d2)で示
すごとく推移する。
【0013】例えば、コイル吸引力が図4の(a1)で
示す大きさのとき、アマチュア2に加わる復帰力は図4
の(a2)で示す大きさと成っている。このとき、アマ
チュア2、板バネ1及び可動接点14は、図3の(A)
で示す位置にあり、可動接点14が常閉接点71と接触
している。
【0014】次に、コイル吸引力が図4の(a1)から
図4の(b1)で示す大きさに推移すると、アマチュア
2に加わる復帰力はマグネットギャップが狭くなるとと
もに図4の(a2)から図4の(b2)で示す大きさに
増加する。そして、アマチュア2に加わる復帰力が図4
の(b2)で示す大きさに達したとき、アマチュア2、
板バネ1及び可動接点14は、図3の(B)で示す位置
に変位し、可動接点14が常閉接点71から離れて常開
接点72と接触する。
【0015】次に、コイル吸引力が図4の(b1)から
図4の(c1)で示す大きさに推移すると、アマチュア
2に加わる力は、アマチュア2の復帰力に常開接点72
による接点荷重が重畳され、マグネットギャップが狭く
なるとともに図4の(b2)から図4の(c2)で示す
大きさに増加する。そして、アマチュア2に加わる力が
図4の(c2)で示す大きさに達したとき、アマチュア
2、板バネ1及び可動接点14は、図3の(C)で示す
位置に変位する。このとき、板バネ1は制止部23に衝
当し、板バネ1の支点がそれまでのボス22による加締
め位置から該制止部23の衝当位置に変化し、これより
常開接点72の接点荷重が大きくなる。
【0016】次に、コイル吸引力が図4の(c1)から
図4の(d1)で示す大きさに推移すると、アマチュア
2に加わる力は、アマチュア2の復帰力に制止部23と
の衝当によって大きくなった常開接点72の接点荷重が
重畳され、マグネットギャップが狭くなるとともに図4
の(c2)から図4の(d2)で示す大きさに増加す
る。そして、アマチュア2に加わる力が図4の(d2)
で示す大きさに達したとき、アマチュア2、板バネ1及
び可動接点14は、図3の(D)で示す位置に変位す
る。
【0017】以上のごとく、アマチュア2の負荷特性は
制止部23によって屈曲することができ、該アマチュア
2の負荷特性をコイルの吸引力特性に沿ったものとする
ことができる。そのため、コイルの吸引力が比較的小さ
くてもリレーがいわゆる2段落ち現象を発生せず、しか
も可動接点14に対する常開接点72の接点荷重を十分
確保することができ、低接触抵抗の実現等によって接点
の長寿命化及び高信頼化を達成することができる。
【0018】
【考案の効果】この考案は、叙上の構成作用を有するの
で次に列挙する効果を奏する。まず、第1の考案は、中
間に略L字状の屈曲部を形成しかつ接点を固着した板バ
ネと、該板バネの屈曲部を基準にした一方側に固着した
アマチュアと、該板バネの屈曲部を基準にした他方側に
固着したヨークとを備えた電磁継電器において、前記ア
マチュアが前記板バネの固着部ないし屈曲部の間に板バ
ネと離間した第1の段部を形成し、前記ヨークが前記板
バネの固着部ないし屈曲部の間に板バネと離間した第2
の段部を形成したことに特徴があり、そのため、板バネ
の曲げ箇所を少なくして加工精度を向上する場合にアマ
チュアやヨークの磁路を狭くするといった弊害を招来し
ない。また、第2の考案は、前記板バネに接触し前記板
バネのたわみ度合に応じて前記板バネの支点位置を変更
する制止部を前記アマチュアが具備したことに特徴があ
り、コイル吸引力が低くてもリレーの2段落ち現象を発
生させず、十分な接点圧を確保することができ、上記制
止部をアマチュアに設けるだけで接点の長寿命化及び高
信頼化を容易に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の好適な実施例の要部を断面した側面
図である。
【図2】図1に示す矢視A方向の側面図である。
【図3】図1に示す電磁継電器の作動説明図であり
(A)は可動接点が常閉接点に接触した状態、(B)は
可動接点が常開接点に接触した状態、(C)は板バネが
制止部に衝当した状態、(D)はアマチュアが完全に吸
引されてマグネットギャップが零になった状態をそれぞ
れ示す。
【図4】図1に示す電磁継電器のアマチュア負荷特性を
示した特性図である。
【符号の説明】
1 板バネ 2 アマチュア 3 ヨーク 5 コイル 11 屈曲部 21 第1の段部 23 制止部 31 第2の段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 45/00 - 50/92

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間に略L字状の屈曲部を形成しかつ接
    点を固着した板バネと、該板バネの屈曲部を基準にした
    一方側に固着したアマチュアと、該板バネの屈曲部を基
    準にした他方側に固着したヨークとを備えた電磁継電器
    において、 前記アマチュアが前記板バネの固着部ないし屈曲部の間
    に板バネと離間した第1の段部を形成し、前記ヨークが
    前記板バネの固着部ないし屈曲部の間に板バネと離間し
    た第2の段部を形成したことを特徴とする電磁継電器。
  2. 【請求項2】 中間に略L字状の屈曲部を形成しかつ接
    点を固着した板バネと、該板バネの屈曲部を基準にした
    一方側に固着したアマチュアと、該板バネの屈曲部を基
    準にした他方側に固着したヨークとを備えた電磁継電器
    において、 前記アマチュアが前記板バネに接触し前記板バネのたわ
    み度合に応じて前記板バネの支点位置を変更する制止部
    を具備したことを特徴とする電磁継電器。
JP1993024684U 1993-04-14 1993-04-14 電磁継電器 Expired - Lifetime JP2588956Y2 (ja)

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CA002101143A CA2101143C (en) 1993-04-14 1993-07-22 Electromagnetic relay
US08/101,980 US5319331A (en) 1993-04-14 1993-08-04 Electromagnetic relay

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