JPH1196878A - 電磁リレー - Google Patents
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- JPH1196878A JPH1196878A JP25952797A JP25952797A JPH1196878A JP H1196878 A JPH1196878 A JP H1196878A JP 25952797 A JP25952797 A JP 25952797A JP 25952797 A JP25952797 A JP 25952797A JP H1196878 A JPH1196878 A JP H1196878A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型化することなく、可動接点及び固定接点
とコイルとの間の絶縁を確保する。 【解決手段】 両端が磁極部1a,1b となるようコイルボ
ビン2 により巻回空間3aが仕切られた状態でコイル3 が
巻回された鉄芯1 と、長手方向の両端部に設けられた磁
極部6a,6b が鉄芯1 の両端磁極部1a,1b に吸引釈放され
て揺動する接極子6 と、接極子6 と共に揺動する揺動部
材7 と、接極子6 の長手方向に沿うよう揺動部材5 の両
側に基端部が取着されるとともに先端部に可動接点8a,8
b を設けた可動ばね8 と、揺動部材7 の揺動とともに可
動接点8a,8b が接離する固定接点9e,9f を設けたベース
9 と、接点8a,8b,9e,9f とコイル3 との間を仕切るよう
設けられた絶縁部材6 と、を備えた構成にしてある。
とコイルとの間の絶縁を確保する。 【解決手段】 両端が磁極部1a,1b となるようコイルボ
ビン2 により巻回空間3aが仕切られた状態でコイル3 が
巻回された鉄芯1 と、長手方向の両端部に設けられた磁
極部6a,6b が鉄芯1 の両端磁極部1a,1b に吸引釈放され
て揺動する接極子6 と、接極子6 と共に揺動する揺動部
材7 と、接極子6 の長手方向に沿うよう揺動部材5 の両
側に基端部が取着されるとともに先端部に可動接点8a,8
b を設けた可動ばね8 と、揺動部材7 の揺動とともに可
動接点8a,8b が接離する固定接点9e,9f を設けたベース
9 と、接点8a,8b,9e,9f とコイル3 との間を仕切るよう
設けられた絶縁部材6 と、を備えた構成にしてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接極子が中央軸を揺動
自在に枢支されて可動する、いわゆるバランスアマチュ
ア型の電磁リレーに関する。
自在に枢支されて可動する、いわゆるバランスアマチュ
ア型の電磁リレーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁リレーとして、図13
及び図14に示すものが存在する。このものは、両端が磁
極部A1,A2 となるよう成形材料製のコイルボビンB を介
してコイルC が巻装されたコ字状の鉄芯A と、長手方向
の中央軸X が揺動自在に枢支され両端部D1,D2 が鉄芯A
の両端磁極部A1,A2 にそれぞれ吸引釈放される接極子D
と、両端部に可動接点E1,E2 を設け接極子D の長手方向
に略平行に沿うよう中央部を成形体E0により接極子D に
一体的に固着された可動ばねE と、可動接点E1,E 2 が接
離する固定接点F1,F2 を設けたベースF と、可動ばねE
から短手方向へ延設されて溶接によりベースF に支持さ
れることによって揺動時の接極子D に中央軸D0への復元
力を付与する平板状の支持ばねG と、鉄芯A の両端磁極
部A1,A2 を同極に接極子D を異極にそれぞれ磁化する永
久磁石H と、を備えている。
及び図14に示すものが存在する。このものは、両端が磁
極部A1,A2 となるよう成形材料製のコイルボビンB を介
してコイルC が巻装されたコ字状の鉄芯A と、長手方向
の中央軸X が揺動自在に枢支され両端部D1,D2 が鉄芯A
の両端磁極部A1,A2 にそれぞれ吸引釈放される接極子D
と、両端部に可動接点E1,E2 を設け接極子D の長手方向
に略平行に沿うよう中央部を成形体E0により接極子D に
一体的に固着された可動ばねE と、可動接点E1,E 2 が接
離する固定接点F1,F2 を設けたベースF と、可動ばねE
から短手方向へ延設されて溶接によりベースF に支持さ
れることによって揺動時の接極子D に中央軸D0への復元
力を付与する平板状の支持ばねG と、鉄芯A の両端磁極
部A1,A2 を同極に接極子D を異極にそれぞれ磁化する永
久磁石H と、を備えている。
【0003】詳しくは、可動接点E1,E2 及び固定接点
F1,F2 とコイルC との間の絶縁は、その可動接点E1,E2
及び固定接点F1,F2 とコイルC との間隔を所定寸法以上
確保することによりなされている。
F1,F2 とコイルC との間の絶縁は、その可動接点E1,E2
及び固定接点F1,F2 とコイルC との間隔を所定寸法以上
確保することによりなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電磁リ
レーにあっては、可動接点E1,E2 及び固定接点F1,F2 と
コイルC との間の絶縁は、前述したように、その可動接
点E1,E2 及び固定接点F1,F2 とコイルC との間隔を所定
寸法以上確保することによりなされているために、電磁
リレーそのものを大型化せざるを得ない。
レーにあっては、可動接点E1,E2 及び固定接点F1,F2 と
コイルC との間の絶縁は、前述したように、その可動接
点E1,E2 及び固定接点F1,F2 とコイルC との間隔を所定
寸法以上確保することによりなされているために、電磁
リレーそのものを大型化せざるを得ない。
【0005】本発明は、上記の点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、大型化することなく、
可動接点及び固定接点とコイルとの間の絶縁を確保する
ことができる電磁リレーを提供することにある。
ので、その目的とするところは、大型化することなく、
可動接点及び固定接点とコイルとの間の絶縁を確保する
ことができる電磁リレーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、両端が磁極部となるよ
うコイルボビンにより巻回空間が仕切られた状態でコイ
ルが巻回された鉄芯と、長手方向の両端部に設けられた
磁極部が鉄芯の両端磁極部に吸引釈放されて揺動する接
極子と、接極子と共に揺動する揺動部材と、接極子の長
手方向に沿うよう揺動部材の両側に基端部が取着される
とともに先端部に可動接点を設けた可動ばねと、揺動部
材の揺動とともに可動接点が接離する固定接点を設けた
ベースと、接点とコイルとの間を仕切るよう設けられた
絶縁部材と、を備えた構成にしてある。
ために、請求項1記載の発明は、両端が磁極部となるよ
うコイルボビンにより巻回空間が仕切られた状態でコイ
ルが巻回された鉄芯と、長手方向の両端部に設けられた
磁極部が鉄芯の両端磁極部に吸引釈放されて揺動する接
極子と、接極子と共に揺動する揺動部材と、接極子の長
手方向に沿うよう揺動部材の両側に基端部が取着される
とともに先端部に可動接点を設けた可動ばねと、揺動部
材の揺動とともに可動接点が接離する固定接点を設けた
ベースと、接点とコイルとの間を仕切るよう設けられた
絶縁部材と、を備えた構成にしてある。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記絶縁部材は、前記コイルボビンに取着
された構成にしてある。
明において、前記絶縁部材は、前記コイルボビンに取着
された構成にしてある。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記絶縁部材が前記コイルボビンに取着さ
れるよう係合する係合手段が設けられた構成にしてあ
る。
明において、前記絶縁部材が前記コイルボビンに取着さ
れるよう係合する係合手段が設けられた構成にしてあ
る。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の発明において、前記絶縁部材は、前記
巻回空間を包囲する状態で設けられた構成にしてある。
いずれかに記載の発明において、前記絶縁部材は、前記
巻回空間を包囲する状態で設けられた構成にしてある。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記絶縁部材は、前記巻回空間を包囲する
状態で二重成形された構成にしてある。
明において、前記絶縁部材は、前記巻回空間を包囲する
状態で二重成形された構成にしてある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1乃至
図5に基づいて以下に説明する。
図5に基づいて以下に説明する。
【0012】1 は鉄芯で、磁性材料により、両端脚片部
分を磁極部1a,1b として、断面略コ字状に形成されてい
る。2 はコイルボビンで、貫通孔を軸方向に有した略筒
状に形成され、コイル3 の巻回空間3aを仕切るために両
端部に鍔部2a,2b がそれぞれ設けられ、さらに、巻回空
間3aを分断して仕切る仕切部2cが設けられている。鉄芯
1 は、コイルボビン2 の貫通孔に貫通するのであるか
ら、両鍔部2a,2b 及び仕切部2cに仕切られたコイル3 の
巻回空間3aに、コイルボビン2 を介してコイル3が巻回
されることとなる。このコイルボビン2 は、コイル3 に
接続されたコイル端子2dが一端鍔部2aから突出してい
る。
分を磁極部1a,1b として、断面略コ字状に形成されてい
る。2 はコイルボビンで、貫通孔を軸方向に有した略筒
状に形成され、コイル3 の巻回空間3aを仕切るために両
端部に鍔部2a,2b がそれぞれ設けられ、さらに、巻回空
間3aを分断して仕切る仕切部2cが設けられている。鉄芯
1 は、コイルボビン2 の貫通孔に貫通するのであるか
ら、両鍔部2a,2b 及び仕切部2cに仕切られたコイル3 の
巻回空間3aに、コイルボビン2 を介してコイル3が巻回
されることとなる。このコイルボビン2 は、コイル3 に
接続されたコイル端子2dが一端鍔部2aから突出してい
る。
【0013】4 は永久磁石で、略直方体状に形成され、
一端部4aがN極に、他端部4bがS極になるよう着磁さ
れ、一端部4aが鉄芯1 の両端磁極部1a,1b の中間部に接
するよう配設される。
一端部4aがN極に、他端部4bがS極になるよう着磁さ
れ、一端部4aが鉄芯1 の両端磁極部1a,1b の中間部に接
するよう配設される。
【0014】5 は絶縁部材で、樹脂材料等の絶縁材料に
より、長手方向両端部に脚片5aを突設して断面略コ字状
に形成されている。この脚片5aは、コイルボビン2 に凹
設された圧入穴2eに圧入固定される。この絶縁部材5
は、永久磁石4 の貫通する開口断面矩形の貫通孔5bが中
央部に設けられるとともに、互いに対向する対向片5cが
弾性を有して長手方向中央部の両側にそれぞれ設けられ
ている。これらの対向片5cはいずれも、図4に矢示する
ように押し込むことにより、コイルボビン2 の仕切部2c
に設けられた係合突起2fに外側から挟むよう、それぞれ
が有する弾性でもって係合して、係合突起2fと共に係合
手段20を構成する係合孔5dが設けられている。この絶縁
部材5 は、鉄芯1 、コイルボビン2 、コイル3 、永久磁
石4 と共に、コイルブロック30を構成する。
より、長手方向両端部に脚片5aを突設して断面略コ字状
に形成されている。この脚片5aは、コイルボビン2 に凹
設された圧入穴2eに圧入固定される。この絶縁部材5
は、永久磁石4 の貫通する開口断面矩形の貫通孔5bが中
央部に設けられるとともに、互いに対向する対向片5cが
弾性を有して長手方向中央部の両側にそれぞれ設けられ
ている。これらの対向片5cはいずれも、図4に矢示する
ように押し込むことにより、コイルボビン2 の仕切部2c
に設けられた係合突起2fに外側から挟むよう、それぞれ
が有する弾性でもって係合して、係合突起2fと共に係合
手段20を構成する係合孔5dが設けられている。この絶縁
部材5 は、鉄芯1 、コイルボビン2 、コイル3 、永久磁
石4 と共に、コイルブロック30を構成する。
【0015】6 は接極子で、磁性材料により、略矩形の
平板状に形成され、長手方向の両端部に設けられた磁極
部6a,6b が鉄芯1 の両端磁極部1a,1b にそれぞれ吸引釈
放されるよう、一方面側の中央部に永久磁石4 に当接す
る断面半円凸状の揺動支点6cが設けられている。この揺
動支点6cは、その半円中心が長手方向の中央を通る中央
軸X に一致している。
平板状に形成され、長手方向の両端部に設けられた磁極
部6a,6b が鉄芯1 の両端磁極部1a,1b にそれぞれ吸引釈
放されるよう、一方面側の中央部に永久磁石4 に当接す
る断面半円凸状の揺動支点6cが設けられている。この揺
動支点6cは、その半円中心が長手方向の中央を通る中央
軸X に一致している。
【0016】7 は揺動部材で、接極子6 に穿孔された貫
通孔6d,6d に貫通して熱着される突起7a,7a が、接極子
6 の長手方向に沿って設けられている。
通孔6d,6d に貫通して熱着される突起7a,7a が、接極子
6 の長手方向に沿って設けられている。
【0017】8 は可動ばねで、銅合金等の金属材料によ
り、薄板状に形成され、接極子6 の長手方向に沿うよ
う、基端部が揺動部材7 の両側に4枚ずつ一体的に取着
されて、揺動部材7 と共に可動ばねブロック40を構成す
るとともに、両側の先端部に可動接点8a,8b がそれぞれ
固着されている。これらの4枚ずつ取着された可動ばね
8 は、外側の2枚のものよりも、内側の2枚のものの方
が長く形成されており、内側の2枚のものを柔軟性に富
んだものとしている。これらの可動ばね8 は、揺動部材
7 から同方向へ向かって取着された隣接する2枚、つま
り外側の短い1枚と内側の長い1枚とが、揺動部材7 の
内部で接続されている。
り、薄板状に形成され、接極子6 の長手方向に沿うよ
う、基端部が揺動部材7 の両側に4枚ずつ一体的に取着
されて、揺動部材7 と共に可動ばねブロック40を構成す
るとともに、両側の先端部に可動接点8a,8b がそれぞれ
固着されている。これらの4枚ずつ取着された可動ばね
8 は、外側の2枚のものよりも、内側の2枚のものの方
が長く形成されており、内側の2枚のものを柔軟性に富
んだものとしている。これらの可動ばね8 は、揺動部材
7 から同方向へ向かって取着された隣接する2枚、つま
り外側の短い1枚と内側の長い1枚とが、揺動部材7 の
内部で接続されている。
【0018】9 はベースで、樹脂材料により、略板状に
形成され、その長手方向の一端部の両側には、コイル端
子2d,2d を挿着する挿着孔9a,9a を設けたコイル端子用
立設部9b,9b が立設され、長手方向中央部の両側には、
揺動部材7 に設けられた断面半円凸状の被支持部7b,7b
を揺動自在に支持する開口断面半円状の支持部9cをそれ
ぞれ設けた支持用立設部9d,9d が立設されている。
形成され、その長手方向の一端部の両側には、コイル端
子2d,2d を挿着する挿着孔9a,9a を設けたコイル端子用
立設部9b,9b が立設され、長手方向中央部の両側には、
揺動部材7 に設けられた断面半円凸状の被支持部7b,7b
を揺動自在に支持する開口断面半円状の支持部9cをそれ
ぞれ設けた支持用立設部9d,9d が立設されている。
【0019】このベース9 は、隣接する可動接点8a,8a
に接離する固定接点9e,9e が長手方向の一端部にそれぞ
れ設けられるとともに、隣接する可動接点8b,8b に接離
する固定接点9f,9f が長手方向の他端部にそれぞれ設け
られている。これらの固定接点9e,9e の間及び固定接点
9f,9f の間は、絶縁壁9gが設けられることにより絶縁さ
れている。さらに、固定接点9e,9f 及び可動接点8a,8b
とコイル3 との間は、前述した係合手段20でもって係合
してコイルボビン2 に取着された絶縁部材5 に仕切られ
て絶縁される。
に接離する固定接点9e,9e が長手方向の一端部にそれぞ
れ設けられるとともに、隣接する可動接点8b,8b に接離
する固定接点9f,9f が長手方向の他端部にそれぞれ設け
られている。これらの固定接点9e,9e の間及び固定接点
9f,9f の間は、絶縁壁9gが設けられることにより絶縁さ
れている。さらに、固定接点9e,9f 及び可動接点8a,8b
とコイル3 との間は、前述した係合手段20でもって係合
してコイルボビン2 に取着された絶縁部材5 に仕切られ
て絶縁される。
【0020】このベース9 は、第1乃至第3の端子片9
h,9j,9kが設けられている。詳しくは、第1の端子片9h
は絶縁壁9gの外側に設けられた固定接点9eに、第2の端
子片9jは絶縁壁9gの外側に設けられた固定接点9fに、第
3の端子片9kは絶縁壁9gの内側に設けられた固定接点9
e,9f にそれぞれ接続されている。
h,9j,9kが設けられている。詳しくは、第1の端子片9h
は絶縁壁9gの外側に設けられた固定接点9eに、第2の端
子片9jは絶縁壁9gの外側に設けられた固定接点9fに、第
3の端子片9kは絶縁壁9gの内側に設けられた固定接点9
e,9f にそれぞれ接続されている。
【0021】10はケースで、コイルブロック30、接極子
6 及び可動ばねブロック40がベース9 に装着された後
に、それぞれを覆うようベース9 に被嵌される。
6 及び可動ばねブロック40がベース9 に装着された後
に、それぞれを覆うようベース9 に被嵌される。
【0022】次に、動作を説明する。コイル3 を指定方
向に通電すると、その磁化の方向に応じて接極子6 は一
端磁極部6aが鉄芯1 の一端磁極部1aに吸引されて揺動
し、揺動部材7 が接極子6 と共に揺動して、揺動部材6
に取着されている可動ばね8 の一方の先端部の可動接点
8a,8a が固定接点9e,9e に当接する。
向に通電すると、その磁化の方向に応じて接極子6 は一
端磁極部6aが鉄芯1 の一端磁極部1aに吸引されて揺動
し、揺動部材7 が接極子6 と共に揺動して、揺動部材6
に取着されている可動ばね8 の一方の先端部の可動接点
8a,8a が固定接点9e,9e に当接する。
【0023】ここでコイル2 を逆方向へ通電すると、接
極子6 は他端磁極部6bが鉄芯1 の他端磁極部1bに吸引さ
れて反転揺動し、揺動部材7 が接極子6 と共に揺動し
て、揺動部材6 に取着されている可動ばね8 の他端部の
可動接点8b,8b が固定接点9f,9f に当接し元の状態に戻
る。
極子6 は他端磁極部6bが鉄芯1 の他端磁極部1bに吸引さ
れて反転揺動し、揺動部材7 が接極子6 と共に揺動し
て、揺動部材6 に取着されている可動ばね8 の他端部の
可動接点8b,8b が固定接点9f,9f に当接し元の状態に戻
る。
【0024】かかる電磁リレーにあっては、固定接点9
e,9f 及び可動接点8a,8b とコイル3との間の絶縁は、固
定接点9e,9f 及び可動接点8a,8b とコイル3 との間を仕
切るよう設けられた絶縁部材5 により確保されるから、
固定接点9e,9f 及び可動接点8a,8b とコイル3 との間隔
を所定寸法以上確保しなくてもよくなり、小型化するこ
とができる。
e,9f 及び可動接点8a,8b とコイル3との間の絶縁は、固
定接点9e,9f 及び可動接点8a,8b とコイル3 との間を仕
切るよう設けられた絶縁部材5 により確保されるから、
固定接点9e,9f 及び可動接点8a,8b とコイル3 との間隔
を所定寸法以上確保しなくてもよくなり、小型化するこ
とができる。
【0025】また、固定接点9e,9f 及び可動接点8a,8b
とコイル3 との間の絶縁は、絶縁部材5 の脚片5aによる
コイルボビン2 への圧入固定でもって、より確実なもの
となっている。
とコイル3 との間の絶縁は、絶縁部材5 の脚片5aによる
コイルボビン2 への圧入固定でもって、より確実なもの
となっている。
【0026】また、絶縁部材5 は、コイル3 との相対的
位置関係が定まっているコイルボビン2 に取着されてい
るのであるから、取着のための位置決めがやり易くなっ
ている。
位置関係が定まっているコイルボビン2 に取着されてい
るのであるから、取着のための位置決めがやり易くなっ
ている。
【0027】また、絶縁部材5 は、係合手段20でもって
コイルボビン2 と係合することにより取着されるのであ
るから、ネジ止め等の煩わしい手間をかけずに取着され
るようになる。
コイルボビン2 と係合することにより取着されるのであ
るから、ネジ止め等の煩わしい手間をかけずに取着され
るようになる。
【0028】また、可動接点8a,8a により開閉されると
ともに、可動接点8b,8b により開閉される、いわゆる両
切りの電磁リレーであるから、片切りのものよりも、固
定接点9eと可動接点8aとの間及び固定接点9fと可動接点
8bとの間の絶縁を確保し易くなっている。
ともに、可動接点8b,8b により開閉される、いわゆる両
切りの電磁リレーであるから、片切りのものよりも、固
定接点9eと可動接点8aとの間及び固定接点9fと可動接点
8bとの間の絶縁を確保し易くなっている。
【0029】また、固定接点9e,9e の間及び固定接点9
f,9f の間は、絶縁壁9gが設けられることによって絶縁
されているから、固定接点9e,9e の間及び固定接点9f,9
f の間を絶縁するための構造を接極子6 に設けなくても
よくなるので、接極子6 が軽量化されて、接極子6 の揺
動がスムーズになる。
f,9f の間は、絶縁壁9gが設けられることによって絶縁
されているから、固定接点9e,9e の間及び固定接点9f,9
f の間を絶縁するための構造を接極子6 に設けなくても
よくなるので、接極子6 が軽量化されて、接極子6 の揺
動がスムーズになる。
【0030】また、4枚ずつ取着された可動ばね8 のう
ち、内側の2枚の可動ばね8 の方が外側の2枚の可動ば
ね8 よりも長く形成されることにより、隣接する外側及
び内側の可動ばね8,8 の隣接する可動接点8a,8a の間で
は、図5に示すように、固定接点9e,9e との接離のタイ
ミングにずれが生じ、同様に、可動接点8b,8b の間で
も、固定接点9f,9f との接離のタイミングにずれが生じ
る。つまり、固定接点9e又は固定接点9fに後から当接す
るとともに後から開離する一方の可動接点8a,8bのみが
負荷開閉のための可動接点となり、固定接点9e又は固定
接点9fに先に当接するとともに先に開離する他方の可動
接点8a,8b が通電専用の可動接点となるから、一方の可
動接点8a,8b を負荷開閉用接点とするとともに、他方の
可動接点8a,8b を通電用接点として使い分けることがで
きる。従って、負荷開閉用接点となる一方の可動接点8
a,8b のみ銀等のメッキ厚を厚くすればよくなる。
ち、内側の2枚の可動ばね8 の方が外側の2枚の可動ば
ね8 よりも長く形成されることにより、隣接する外側及
び内側の可動ばね8,8 の隣接する可動接点8a,8a の間で
は、図5に示すように、固定接点9e,9e との接離のタイ
ミングにずれが生じ、同様に、可動接点8b,8b の間で
も、固定接点9f,9f との接離のタイミングにずれが生じ
る。つまり、固定接点9e又は固定接点9fに後から当接す
るとともに後から開離する一方の可動接点8a,8bのみが
負荷開閉のための可動接点となり、固定接点9e又は固定
接点9fに先に当接するとともに先に開離する他方の可動
接点8a,8b が通電専用の可動接点となるから、一方の可
動接点8a,8b を負荷開閉用接点とするとともに、他方の
可動接点8a,8b を通電用接点として使い分けることがで
きる。従って、負荷開閉用接点となる一方の可動接点8
a,8b のみ銀等のメッキ厚を厚くすればよくなる。
【0031】また、4枚ずつ取着された可動ばね8 のう
ち、外側の2枚の可動ばね8 よりも長く形成された内側
の2枚の可動ばね8 は、柔軟性に富んだものとなってい
るから、所定の接点圧を有した接触信頼性を得るのに必
要な接点当接後の可動接点8a,8b の可動距離である、い
わゆるオーバートラベル量を、ばらつきも吸収すること
ができる程度に十分に確保することができ、組み立て後
のオーバートラベル量の調整を外側の2枚の可動ばね8
だけですませることができる。
ち、外側の2枚の可動ばね8 よりも長く形成された内側
の2枚の可動ばね8 は、柔軟性に富んだものとなってい
るから、所定の接点圧を有した接触信頼性を得るのに必
要な接点当接後の可動接点8a,8b の可動距離である、い
わゆるオーバートラベル量を、ばらつきも吸収すること
ができる程度に十分に確保することができ、組み立て後
のオーバートラベル量の調整を外側の2枚の可動ばね8
だけですませることができる。
【0032】次に、本発明の第2実施形態を図6乃至図
8に基づいて以下に説明する。本実施形態は、基本的に
は第1実施形態と同様であるが、絶縁部材5 の脚片5aが
コイルボビン2 の圧入穴2eに一段と強固に圧入固定され
る構成になっている。
8に基づいて以下に説明する。本実施形態は、基本的に
は第1実施形態と同様であるが、絶縁部材5 の脚片5aが
コイルボビン2 の圧入穴2eに一段と強固に圧入固定され
る構成になっている。
【0033】詳しくは、絶縁部材5 の脚片5aはいずれ
も、その中央部の突設寸法が両側部分に比較して長くな
っており、突設方向に沿って外側面中央部にに凸条5eが
設けられている。絶縁部材5 の脚片5aは、凸条5eがコイ
ルボビン2 の圧入穴2eの内方面に圧接することによっ
て、コイルボビン2 に凹設された圧入穴2eに一段と強固
に圧入固定される。
も、その中央部の突設寸法が両側部分に比較して長くな
っており、突設方向に沿って外側面中央部にに凸条5eが
設けられている。絶縁部材5 の脚片5aは、凸条5eがコイ
ルボビン2 の圧入穴2eの内方面に圧接することによっ
て、コイルボビン2 に凹設された圧入穴2eに一段と強固
に圧入固定される。
【0034】かかる電磁リレーにあっては、前述したよ
うに、絶縁部材5 の脚片5aがコイルボビン2 の圧入穴2e
に一段と強固に圧入固定されるから、固定接点9e,9f 及
び可動接点8a,8b とコイル3 との間の絶縁は、第1実施
形態よりも一段と確実なものとなっている。
うに、絶縁部材5 の脚片5aがコイルボビン2 の圧入穴2e
に一段と強固に圧入固定されるから、固定接点9e,9f 及
び可動接点8a,8b とコイル3 との間の絶縁は、第1実施
形態よりも一段と確実なものとなっている。
【0035】次に、本発明の第3実施形態を図9及び図
10に基づいて以下に説明する。本実施形態は、基本的に
は第2実施形態と同様であるが、絶縁部材5 は、固定接
点9e,9f 及び可動接点8a,8b とコイル3 との間を単に仕
切って絶縁するのではなく、コイル3 の巻回空間3aを包
囲することにより、固定接点9e,9f 及び可動接点8a,8b
とコイル3 との間を絶縁する構成となっている。
10に基づいて以下に説明する。本実施形態は、基本的に
は第2実施形態と同様であるが、絶縁部材5 は、固定接
点9e,9f 及び可動接点8a,8b とコイル3 との間を単に仕
切って絶縁するのではなく、コイル3 の巻回空間3aを包
囲することにより、固定接点9e,9f 及び可動接点8a,8b
とコイル3 との間を絶縁する構成となっている。
【0036】詳しくは、絶縁部材5 は、第2実施形態に
おける絶縁部材5 と略同形状の第1の絶縁部材51及びそ
の第1の絶縁部材51と共にコイル3 の巻回空間3aを包囲
する第2の絶縁部材52により構成される。
おける絶縁部材5 と略同形状の第1の絶縁部材51及びそ
の第1の絶縁部材51と共にコイル3 の巻回空間3aを包囲
する第2の絶縁部材52により構成される。
【0037】第1の絶縁部材51は、第2実施形態におけ
る絶縁部材5 と同様に、脚片51a 、貫通孔51b 、対向片
51c 、係合孔51d 、凸条51e が設けられ、係合孔51d が
コイルボビン2 の係合突起2fと共に係合手段20を構成し
ているが、対向片51c が長手方向に沿って設けられてい
る。
る絶縁部材5 と同様に、脚片51a 、貫通孔51b 、対向片
51c 、係合孔51d 、凸条51e が設けられ、係合孔51d が
コイルボビン2 の係合突起2fと共に係合手段20を構成し
ているが、対向片51c が長手方向に沿って設けられてい
る。
【0038】第2の絶縁部材52は、樹脂材料等の絶縁材
料により、互いに対向する対向片52a,52a が弾性を有し
て長手方向両端部にそれぞれ設けられている。これらの
対向片52a はいずれも、コイルボビン2 の鍔部2a,2b に
それぞれ設けられた係合突起2gに外側から挟むよう、そ
れぞれが有する弾性でもって係合して、係合突起2gと共
に係合手段20を構成する係合孔52b がそれぞれ設けられ
ている。
料により、互いに対向する対向片52a,52a が弾性を有し
て長手方向両端部にそれぞれ設けられている。これらの
対向片52a はいずれも、コイルボビン2 の鍔部2a,2b に
それぞれ設けられた係合突起2gに外側から挟むよう、そ
れぞれが有する弾性でもって係合して、係合突起2gと共
に係合手段20を構成する係合孔52b がそれぞれ設けられ
ている。
【0039】かかる電磁リレーにあっては、固定接点9
e,9f 及び可動接点8a,8b とコイル3との間は、コイル3
の巻回空間3aを包囲する状態で設けられた絶縁部材5 に
より絶縁されるので、第2実施形態よりも一段と高い絶
縁性を確保することができる。
e,9f 及び可動接点8a,8b とコイル3との間は、コイル3
の巻回空間3aを包囲する状態で設けられた絶縁部材5 に
より絶縁されるので、第2実施形態よりも一段と高い絶
縁性を確保することができる。
【0040】次に、本発明の第4実施形態を図11に基づ
いて以下に説明する。本実施形態は、基本的には第2実
施形態と同様であるが、絶縁部材5 は、固定接点9e,9f
及び可動接点8a,8b とコイル3 との間を単に仕切って絶
縁するのではなく、コイル3の巻回空間3aを包囲するよ
う、成形材料でもって二重成形されなることにより、固
定接点9e,9f 及び可動接点8a,8b とコイル3 との間を絶
縁する構成となっている。
いて以下に説明する。本実施形態は、基本的には第2実
施形態と同様であるが、絶縁部材5 は、固定接点9e,9f
及び可動接点8a,8b とコイル3 との間を単に仕切って絶
縁するのではなく、コイル3の巻回空間3aを包囲するよ
う、成形材料でもって二重成形されなることにより、固
定接点9e,9f 及び可動接点8a,8b とコイル3 との間を絶
縁する構成となっている。
【0041】かかる電磁リレーにあっては、コイル3 の
巻回空間3aを包囲する状態で二重成形されてなる絶縁部
材5 により、固定接点9e,9f 及び可動接点8a,8b とコイ
ル3との間が絶縁されるので、一段と高い絶縁性を確保
することができる。しかも、絶縁部材5 は、二重成形さ
れてなるから、ネジ止め等の煩わしい手間をかけずに設
けられるようになる。
巻回空間3aを包囲する状態で二重成形されてなる絶縁部
材5 により、固定接点9e,9f 及び可動接点8a,8b とコイ
ル3との間が絶縁されるので、一段と高い絶縁性を確保
することができる。しかも、絶縁部材5 は、二重成形さ
れてなるから、ネジ止め等の煩わしい手間をかけずに設
けられるようになる。
【0042】なお、第1乃至第4実施形態はいずれも、
可動接点8a,8a 及び可動接点8b,8bによりそれぞれ開閉
される、いわゆる両切りの電磁リレーであるが、両切り
の電磁リレーでなくても、可動接点8a,8a 及び可動接点
8b,8b とコイル3 との間の絶縁は、絶縁部材5 により確
保されるから、小型化することができる。
可動接点8a,8a 及び可動接点8b,8bによりそれぞれ開閉
される、いわゆる両切りの電磁リレーであるが、両切り
の電磁リレーでなくても、可動接点8a,8a 及び可動接点
8b,8b とコイル3 との間の絶縁は、絶縁部材5 により確
保されるから、小型化することができる。
【0043】また、第1乃至第4実施形態はいずれも、
可動接点8a,8a 及び可動接点8b,8bを2組ずつ有する、
いわゆる2Tの電磁リレーであるが、2Tの電磁リレー
でなくても、固定接点及び可動接点とコイル3 との間の
絶縁は、絶縁部材5 により確保されるから、小型化する
ことができる。
可動接点8a,8a 及び可動接点8b,8bを2組ずつ有する、
いわゆる2Tの電磁リレーであるが、2Tの電磁リレー
でなくても、固定接点及び可動接点とコイル3 との間の
絶縁は、絶縁部材5 により確保されるから、小型化する
ことができる。
【0044】また、第1及び第2実施形態における絶縁
部材5 並びに第3実施形態における第1の絶縁部材は、
係合手段20でもって、コイルボビン2 の仕切部2cと係合
しているが、コイルボビン2 と係合する部位は仕切部2c
に限るものではなく、鍔部2a,2b でもよい。
部材5 並びに第3実施形態における第1の絶縁部材は、
係合手段20でもって、コイルボビン2 の仕切部2cと係合
しているが、コイルボビン2 と係合する部位は仕切部2c
に限るものではなく、鍔部2a,2b でもよい。
【0045】また、第1乃至第4実施形態はいずれも、
4枚ずつ取着された可動ばね8 は、外側の2枚のものよ
りも、内側の2枚のものの方が長く形成されているが、
例えば、一方の可動接点8a,8b を負荷開閉用接点とする
とともに、他方の可動接点8a,8b を通電用接点として使
い分けないときは、図12に示すように、同一の長さにし
てもよい。
4枚ずつ取着された可動ばね8 は、外側の2枚のものよ
りも、内側の2枚のものの方が長く形成されているが、
例えば、一方の可動接点8a,8b を負荷開閉用接点とする
とともに、他方の可動接点8a,8b を通電用接点として使
い分けないときは、図12に示すように、同一の長さにし
てもよい。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、固定接点及び可
動接点とコイルとの間の絶縁は、固定接点及び可動接点
とコイルとの間を仕切るよう設けられた絶縁部材により
確保されるから、接点とコイルとの間隔を所定寸法以上
確保しなくてもよくなり、小型化することができる。
動接点とコイルとの間の絶縁は、固定接点及び可動接点
とコイルとの間を仕切るよう設けられた絶縁部材により
確保されるから、接点とコイルとの間隔を所定寸法以上
確保しなくてもよくなり、小型化することができる。
【0047】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、絶縁部材は、コイルとの相対的位置
関係が定まっているコイルボビンに取着されるのである
から、取着のための位置決めがやり易くなる。
明の効果に加えて、絶縁部材は、コイルとの相対的位置
関係が定まっているコイルボビンに取着されるのである
から、取着のための位置決めがやり易くなる。
【0048】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の効果に加えて、絶縁部材は、係合手段でもってコイ
ルボビンと係合することにより取着されるのであるか
ら、ネジ止め等の煩わしい手間をかけずに取着されるよ
うになる。
明の効果に加えて、絶縁部材は、係合手段でもってコイ
ルボビンと係合することにより取着されるのであるか
ら、ネジ止め等の煩わしい手間をかけずに取着されるよ
うになる。
【0049】請求項4記載の発明は、請求項1又は3の
いずれかに記載の発明の効果に加えて、固定接点及び可
動接点とコイルとの間は、コイルの巻回空間を包囲する
状態で設けられた絶縁部材により絶縁されるので、一段
と高い絶縁性を確保することができる。
いずれかに記載の発明の効果に加えて、固定接点及び可
動接点とコイルとの間は、コイルの巻回空間を包囲する
状態で設けられた絶縁部材により絶縁されるので、一段
と高い絶縁性を確保することができる。
【0050】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、コイルの巻回空間を包囲する状態で
二重成形されてなる絶縁部材により、固定接点及び可動
接点とコイルとの間が絶縁されるので、一段と高い絶縁
性を確保することができる。しかも、絶縁部材は、二重
成形されてなるから、ネジ止め等の煩わしい手間をかけ
ずに設けられるようになる。
明の効果に加えて、コイルの巻回空間を包囲する状態で
二重成形されてなる絶縁部材により、固定接点及び可動
接点とコイルとの間が絶縁されるので、一段と高い絶縁
性を確保することができる。しかも、絶縁部材は、二重
成形されてなるから、ネジ止め等の煩わしい手間をかけ
ずに設けられるようになる。
【図1】本発明の第1実施形態を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図2】同上を示す正面断面図である。
【図3】同上の可動ばねブロックを示す平面図である。
【図4】同上のコイルボビンと絶縁部材との係合状態を
示す側面断面図である。
示す側面断面図である。
【図5】同上の接点の接離状態を示す部分正面図であ
る。
る。
【図6】本発明の第2実施形態のコイルブロックを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図7】同上のコイルブロックを示す分解斜視図であ
る。
る。
【図8】同上のコイルブロックを示す正面断面図であ
る。
る。
【図9】本発明の第3実施形態のコイルブロックを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図10】同上のコイルブロックを示す分解斜視図であ
る。
る。
【図11】本発明の第4実施形態のコイルブロックの製
造工程を示す斜視図である。
造工程を示す斜視図である。
【図12】隣接する可動ばねの長手方向の寸法が同一の
可動ばねブロックを示す平面図である。
可動ばねブロックを示す平面図である。
【図13】従来例を示す分解斜視図である。
【図14】同上を示す正面断面図である。
1 鉄芯 1a,1b 磁極部 2 コイルボビン 3 コイル 3a 巻回空間 5 絶縁部材 6 接極子 6a,6b 磁極部 7 揺動部材 8 可動ばね 8a,8b 可動接点 9 ベース 9e,9f 固定接点 20 係合手段
Claims (5)
- 【請求項1】 両端が磁極部となるようコイルボビンに
より巻回空間が仕切られた状態でコイルが巻回された鉄
芯と、長手方向の両端部に設けられた磁極部が鉄芯の両
端磁極部に吸引釈放されて揺動する接極子と、接極子と
共に揺動する揺動部材と、接極子の長手方向に沿うよう
揺動部材の両側に基端部が取着されるとともに先端部に
可動接点を設けた可動ばねと、揺動部材の揺動とともに
可動接点が接離する固定接点を設けたベースと、接点と
コイルとの間を仕切るよう設けられた絶縁部材と、を備
えたことを特徴とする電磁リレー。 - 【請求項2】 前記絶縁部材は、前記コイルボビンに取
着されたことを特徴とする請求項1記載の電磁リレー。 - 【請求項3】 前記絶縁部材が前記コイルボビンに取着
されるよう係合する係合手段が設けられたことを特徴と
する請求項2記載の電磁リレー。 - 【請求項4】 前記絶縁部材は、前記巻回空間を包囲す
る状態で設けられたことを特徴とする請求項1乃至3の
いずれかに記載の電磁リレー。 - 【請求項5】 前記絶縁部材は、前記巻回空間を包囲す
る状態で二重成形されてなることを特徴とする請求項1
記載の電磁リレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25952797A JPH1196878A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 電磁リレー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25952797A JPH1196878A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 電磁リレー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1196878A true JPH1196878A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17335352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25952797A Pending JPH1196878A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 電磁リレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1196878A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011100618A (ja) * | 2009-11-05 | 2011-05-19 | Tyco Electronics Japan Kk | 電磁継続器、電磁継続器の組み立て方法 |
-
1997
- 1997-09-25 JP JP25952797A patent/JPH1196878A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011100618A (ja) * | 2009-11-05 | 2011-05-19 | Tyco Electronics Japan Kk | 電磁継続器、電磁継続器の組み立て方法 |
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