JP3752786B2 - リレー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンデンサ負荷やランプ負荷の突入電流が大きい負荷を開閉する接点装置を有するリレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のリレーとしては、特願平7−213645号に記載されているようなリレーがある。
このリレーはメインとなる接点ブロック以外に、補助接点ブロックがあり、この補助接点ブロックはメインとなる接点ブロックの開閉駆動を行う可動枠に、可動接点ばねが弾接し、可動枠を電磁石装置により吸引回転させることによりメイン接点ブロックをカードを介して駆動する際に可動枠の回転によりこの可動接点ばねをそのばね付勢に抗して押動し可動接点ばねの先端の可動接点を固定接点に接触させる構成となっており、可動枠には可動接点ばねによるばね負荷がかかっている。従ってこの可動接点ばねによる負荷荷重を調整することで、リレーの終端荷重を調整することができるので、従来はこの可動接点ばねを変形させることによりリレーの終端荷重を調整していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような補助接点ブロックの可動接点ばねを用いて負荷荷重の調整を行う場合、負荷荷重の調整範囲をカバーするために可動ばねを大きく変形させる必要がある。そのためにはばね係数の小さいばねを使う必要がある。
またメイン接点ブロック側が片切りなのか、両切りなのかによって負荷の大きさが異なるため調整する範囲も大きく異なり、そのため素材の異なる部品を必要とし、しかも調整範囲が大きいため接圧の変動が大きく、負荷開閉能力、接触信頼性がばらつくという問題があった。
【0004】
一般的には負荷荷重の調整では、フレキシャーばねを用いて固定端子を曲げることで調整を行うことが為されているが、この種のリレーにおいてはNO側の負荷荷重の調整を目的とすることが上記調整方法では採用できないという問題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、終端荷重に対する調整を行う場合に接圧がばらつき難く、且つ調整が容易に行えるリレーを提供するにある。
【0005】
請求項2の発明の目的とするところは、負荷荷重の調整を行うのに用いる補助接点ブロックの可動端子板を、負荷が大きくことなる片切り、両切りの各仕様に対して共通部品化することができるリレーを提供するにある。
請求項3、請求項4に記載の発明の目的とするところは、電磁石装置の鉄芯のかしめ具合が良好で且つ磁気特性が鉄芯の磁極部の両側の磁極面で差が無いリレーを提供するにある。
【0006】
請求項5乃至請求項7に記載の発明の目的とするところは鉄芯の抜き加工によるだれが発生する鉄芯の角部と接極子との接触を防止して磁気特性の安定化を図ったリレーを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明では、可動枠に設けた接極子を鉄芯に吸引させて可動枠を回転運動させる電磁石装置を電磁石ベースに組み込んだ電磁石ブロックと、該電磁石ベースとは別体の接点ベースに接点装置を組み込んだ接点ブロックと、電磁石ベースに組み込まれる補助接点ブロックとを組合せ、電磁石ブロックの一側部に可動枠の可動端側の端部を位置させ、該電磁石ブロックの可動枠の可動端側の端部が位置する一側部に接点ブロックを結合し、可動枠と接点ブロックに設けた回転運動をするカードとを機械的に結合し、可動枠の回転運動に連動するカードにより接点装置を開閉させるようにした機構を備え、補助接点ブロックには固定端子板と、これに略平行に一端を固定して配設した可動端子板と、可動端子板の一端部付近に一端が固定され自由端側に設けた可動接点を固定端子板の固定接点に弾接させた可動接点ばねとを設けて、可動端子板の自由端位置を可動接点ばねの自由端位置と略同じ位置となるように可動端子板の長さを設定し、可動枠には可動枠の回転運動により補助接点ブロックに備わった可動接点ばねの自由端を押し駆動して可動接点を固定接点より開離させる補助接点駆動部とを設け、負荷荷重の調整を可動端子板の変形により行うものであって、可動端子板に突起を設けるとともに、電磁石ベースに突起を外部から操作して可動端子板を変形可能とする窓孔を設けて成ることを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、可動端子板の自由端から固定せる一端部付近に至る板面の略中心線上に切り溝を形成して可動端子板を2分割し、接点ブロックが片切り型の場合に2分割片の一方を切断して成ることを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、鉄芯を2枚の分割鉄芯を重ねるとともに、重ね側に抜き加工時に発生する夫々の分割鉄芯の角部のだれ部位を配置して構成して成ることを特徴とする。
請求項4の発明では、請求項3の発明において、一方の分割鉄芯に突起を、他方の分割鉄芯に突起を貫挿させる孔を設けて重ね時に突起を孔に貫挿させ突起先端を変形させてかしめ固定して成ることを特徴とする。
【0011】
請求項5の発明では、請求項1又は2の発明において、鉄芯と接触する接極子の磁極面の鉄芯の先端角部に対応する部位に凹部を形成して成ることを特徴とする。
請求項6の発明では、請求項1又は2の発明において、鉄芯と接触する接極子の磁極面に鉄芯の先端角部が接触しないように鉄芯の側面に接触する突起を接極子の磁極面に形成して成ることを特徴とする。
【0012】
請求項7の発明では、請求項1又は2の発明において、鉄芯と接触する接極子の磁極面に接触する鉄芯の先端角部が接触しないように鉄芯の先端部を薄肉部として成ることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
(基本形態1)
本発明のリレーは図1に示すように、電磁石ブロック5とこれとは別体の接点ブロック8とを組合せて構成してある。
【0014】
電磁石ブロック5は図2に示すように、可動枠1が鉄芯2に吸引されて接離動作する電磁石装置3を電磁石ベース4に組み込んで構成してあり、接点ブロック8は図3に示すように、上記電磁石ベース4とは別体の接点ベース6に接点装置7を組み込んで構成してあり、電磁石ブロック5とこれとは別体の接点ブロック8とを組合せた状態で電磁石装置3の可動枠1の駆動により接点装置7の接点切り換えを行うようになっている。
【0015】
電磁石ベース4は角筒形又は有底角筒状(すなわち一端が開口した箱状)をしており、図1に示す構成においては一端面部が開口した有底の四角筒状(すなわち有底角筒状)をした外殻本体部15の一片部に偏平な角筒状をした補助外殻部17を一体に形成して構成してあり、外殻本体部15の底面部に該当する部分に端子挿入孔32が穿孔してある。また、角筒状をした電磁石ベース4の一端部の開口端部側は後述の接点ブロック8の四角筒状をした接点ベース6の被嵌合部12が嵌合するための四角筒状の嵌合部11となっている。嵌合部11には係合孔14が形成してある。係合孔14は四角筒状の4片のうち少なくとも一以上に設けるものであり、四角筒状の嵌合部11の4片にそれぞれ設けてもよく、あるいは図1のように対向する2片に設けてもよい。
【0016】
図1に示すように、外殻本体部15の開口端部側の一端部及び補助外殻部17には上下に対向する位置に後述の手動レバー部21を挿通するための切欠部92,92bが設けてある。
電磁石装置3は図1に示すように、コイルボビン30、鉄芯2、ヨーク22、磁性材からなる接極子24、永久磁石40、可動枠1、静音ダンパー49等により構成してある。
【0017】
ヨーク22は、ヨーク22の主体を構成する磁性材からなるメインヨーク23と、接極子24と対向する磁極面を有する一対の磁性材からなるサイドヨーク25とで構成してある。ここで、図1に示す構成ではメインヨーク23はコ字状をしており、該メインヨーク23には鉄芯2の後端2bを嵌め込んでかしめ固定する孔22cが設けてある。メインヨーク23のコ字状をした両対向片の外面部にはそれぞれ後述の可動枠1の一対の腕部28の軸受け部54を回転自在に軸支するための軸部51が設けてある。更に、このメインヨーク23のコ字状をした両対向片の先端面部の両側に一対の係合溝部26が形成してあり、サイドヨーク25に係合溝部26に係合する被係合部27が設けてあり、係合溝部26に被係合部27を係合することで、コ字状をしたメインヨーク23の先端部の両側にサイドヨーク25を取付けてある。
【0018】
コイルボビン30にはT字型の鉄芯2がコイルボビン30を合成樹脂で一体成形する際に同時成形してインサートしてある。該鉄芯2の両端部はコイルボビン30から突出している。
コイルボビン30には両側に鍔部77が形成してあり、一方の鍔部77にはコイル端子取付け凹部93が設けてあり、このコイル端子取付け凹部93に巻線94の先端を接続するコイル端子62を嵌め込んで取付けてある。
【0019】
またコイルボビン30には上記のように鉄芯2が同時一体成形してあって、鉄芯2の両端部がコイルボビン30よりも突出しているが、図1に示すように鉄芯2のT型先端2aの突出部分の上下両側にコイルボビン30より突出部61が突設してある。そして一方の突出部61はゴム製の静音ダンパー49の取付け基台50を前方へ突出しており、この取付け基台50には静音ダンパー49がダンバー押え板49aで押え付けるように取付けてある。このように静音ダンパー49の取付け基台50をコイルボビン30に一体に形成することで、静音ダンパー49の位置精度が増し、安定した緩衝緩和ができ、組立て工程も簡略化できることになる。
【0020】
可動枠1は中央片1bから両腕部28を突設した略コ字状をし、その両腕部28の先端部には軸受け部54が設けてある。軸受け部54はヨーク22の主体を構成するメインヨーク23の両側にそれぞれ設けた軸部51に回転自在に軸支されるものである。
可動枠1の中央片1bの内側面には嵌め込み凹所(図示せず)が形成してあり、この嵌め込み凹所に一対の接極子24の先端部間に永久磁石40を介在させたブロックの先端部が嵌め込まれて接着剤により接着して固着してある。接極子24の磁極面にはレシジュアルプレートが取着される。
【0021】
可動枠1は中央片1bから手動レバー部21を図1において上向きに突設してある。また、中央片1bから腕部28の突出方向と反対方向に向けて第1突起部63と第2突起部64の2つの突起部が突設してある。
上記のように、コイルボビン30、鉄芯2、ヨーク22、接極子24、永久磁石40、可動枠1、静音ダンパー49等を組立てて構成した電磁石装置3は電磁石ベース4の四角筒状をした外殻本体部15の窓孔から内部に嵌め込まれて内装される。上記のようにして電磁石装置3を電磁石ベース4に嵌め込んで取付けた状態では図2に示すように電磁石ベース4の底面部の端子挿入孔32に電磁石装置3のコイルボビン30のコイル端子62が貫通して外部に突出するものである。
【0022】
また、電磁石装置3を電磁石ベース4に嵌め込んで取付けた状態では手動レバー部21は図2のように切欠部92a,92bに挿通してあり、手動レバー部21の先端部が外部に突出している。この手動レバー部21を外部から操作することで、外部から可動枠1を回転させるとともに、後述する補助接点ブロック16の補助用の可動接点ばね35を開閉できるようになっている。
【0023】
外殻本体部15に付設した筒状をした補助外殻部17には開口から補助接点ブロック16を嵌め込んで組み込んである。補助接点ブロック16は図1に示すように合成樹脂製のベース44と、導電性の金属板からなる可動端子板33と、導電性の金属板からなる固定端子板19と、ばね弾性を有する導電性金属板からなる可動接点ばね35等により構成されており、合成樹脂製のベース44には可動端子板33と、固定端子板19とをベース44上に形成した嵌め込み溝16a,16bに後部を嵌め込んで略平行に配設するとともに、その後端を外方向に突出してある。固定端子板19は先端の可動端子板33側面に固定接点19aを固着してある。
【0024】
可動接点ばね35は一端を可動端子板33の中間部の固定端子板19側の側面に鋲等により固定されて、図2に示すように自由端の近傍側面に設けた可動接点35aを固定端子板19の他端に設けた固定接点19aに弾性により接触させている。そして可動端子板33の他端及び可動接点ばね35の自由端は、補助接点ブロック16を補助外殻部17に嵌め込んだ際に、切欠部92a,92bに挿通された手動レバー部21の側面に対向するような長さに形成され、可動接点ばね35の自由端は手動レバー部21の先端側面に形成せる補助接点駆動部21aに弾接している。
【0025】
而して補助接点ブロック16を補助外殻部17に嵌め込んで組み込んだ場合、上記手動レバー部21の先端部の外部に突出した部分を操作して可動枠1を回転させることにより、補助接点ブロック16の可動接点ばね35の自由端を手動レバー部21の補助接点駆動部21aにより押動して、可動接点ばね35の可動接点35aを固定接点19aより開離させることができるようになっている。
【0026】
つまり、本基本形態においては、手動レバー部21を外部から操作することで、電磁石装置3の可動枠1の手動操作と補助接点ブロック16の接点開閉とを行うことができるようになっている。接点ブロック8は図1に示すように、角筒状(基本形態では四角筒状)をした接点ベース6内に接点装置7を内装して構成してある。四角筒状をした接点ベース6の一端部は四角筒状をした電磁石ベース4の一端部の嵌合部11と嵌合するための四角筒状をした被嵌合部12が形成してある。また接点ベース6の他端部には他の接点ブロック8の接点ベース6の被嵌合部12と嵌合できるように嵌合部11′が設けてある。そして、被嵌合部12、嵌合部11′のいずれかに係合突起13を、他方に係合孔14’を形成してある。また、接点ブロック8の内部は仕切り板101により2室に仕切ってある。
【0027】
接点装置7は可動端子部76と固定端子部78とで構成してある。可動端子部76は図1、図3に示すように、可動端子79にメイン可動接点80を設けたメイン可動ばね81と、アーク可動接点82を設けたアーク可動ばね83とを固着して構成してあり、また、固定端子部78は図1,図3に示すように、固定端子84にメイン可動接点80と対向するメイン固定接点85と、アーク可動接点82と対向するアーク固定接点86とを設けて構成してある。
【0028】
接点ベース6の仕切り板101で仕切った一方の室には可動端子部76が内装される。可動端子79は両側に対向する突片を有するコ字状をしており、対向する突片の一方にメイン可動接点80を設けたメイン可動ばね81を固着すると共に他方の突片にアーク可動接点82を設けたアーク可動ばね83を固着して全体がU字状をした可動端子部76が構成してある。また、メイン可動接点80側の導電板106に一端部を接続し且つ可動端子79に他端部を接続した編組線91をU字状をした可動端子部76のメイン可動ばね81に沿わせてある。
【0029】
固定端子84はコ字状をしており、一側片にはメイン固定接点85が設けてあり、他側片にはアーク固定接点86が設けてあり、コ字状をした固定端子84を電磁石ベース4の仕切り板101により仕切った他方の室から挿入して固定端子84の両側片を仕切り板101の孔部107に挿入して一方の室内に突入させるものであり、メイン可動接点80とメイン固定接点85とが対向し、アーク可動接点82とアーク固定接点86とが対向しているものである。
【0030】
ここで、アーク可動接点82とアーク固定接点86とでアーク接点67が構成してあり、上記アーク可動接点82とアーク固定接点86とはいずれも耐溶着性能の良好な材料により形成してある。
また、メイン可動接点80とメイン固定接点85とでメイン接点68を構成してあり、上記メイン可動接点80とメイン固定接点85とはいずれも接触抵抗性能の良好な材料により形成してある。
【0031】
接点ベース6の仕切り板101で仕切った一方の室にはカード10が回転自在に内装してある。カード10は仕切り板101から突出した軸部114にカード10の一端部の孔115を回転自在に取付けてある。
而して電磁石ベース4の四角筒状をした嵌合部11に接点ベース6の四角筒状をした被嵌合部12を嵌合し、係合突起13を係合孔14に係合することで、電磁石ベース4に別体の接点ベース6を接合するものである。
【0032】
このように電磁石ベース4に別体の接点ベース6を接合した際、電磁石ブロック5に設けた回転運動をする可動枠1と、接点ブロック8に設けた回転運動をするカード10とは機械的に接続されるものである。すなわち既に説明したように、可動枠1の回転先端部である中央片1bに第1突起部63と第2突起部64とを突設する。そして、カード10には上記第1突起部63により作用される第1作用部65と、第2突起部64により作用される第2作用部66とを設けるものである。
【0033】
ここで、接点装置7のアーク接点67は第1突起部63により第1作用部65を作用した際にオフからオンに切り換えられ且つ第1突起部63による第1作用部65への作用の解除状態でオンとなるように設定してあり、メイン接点68は第2突起部64により第2作用部66を作用した際にオフからオンに切り換えられ且つ第2突起部64による第2作用部66への作用の解除状態でオフとなるように設定してあり、更に、メイン接点68のオフからオンへの切り換えのタイミングをアーク接点67のオフからオンへの切り換えのタイミングよりも遅らせ且つアーク接点67のオンからオフへの切り換えのタイミングをメイン接点68のオンからオフへの切り換えのタイミングよりも遅らせるように設定してある。
【0034】
つまり可動枠1は電磁石装置3の巻線への励磁、逆励磁により永久磁石40で夫々が異なる磁極面となっている一対の接極子24の一方をを鉄芯2の磁極面及びサイドヨーク25に吸引させて、可動枠1を回転させ、可動枠1の可動によりカード10を回転して接点装置7を駆動すると共に、可動枠1の回転により補助接点ブロック16の可動接点ばね35を押し動かして或いは基に戻して可動接点35aと固定接点19aとを開離或いは接触させるようになっている。
【0035】
ところで、電磁石ベース4の四角筒状をした嵌合部11に接点ベース6の四角筒状をした被嵌合部12を嵌合し、係合突起13を係合孔14に係合することで、電磁石ベース4に別体の接点ベース6を接合し、電磁石ブロック5に設けた回転運動をする可動枠1と、接点ブロック8に設けた回転運動をするカード10とを機械的に接続することで、片切りのリレーを構成するのであるが、本基本形態では、二組の接点ブロック8を図4に示すように重ねて両切り型を構成している。
【0036】
すなわち、接点ブロック8の四角筒状をした嵌合部11′に別の接点ブロック8の四角筒状をした被嵌合部12を嵌合し、係合突起13を係合孔14’に係合することで、接点ブロック8を重ねて着脱自在に接合できるものである。ここで、両接点ブロック8間に図1に示すような絶縁板118を介在して接合するものである。外側に位置する接点ブロック8には係合突起13付の絶縁板118’を取付け、係合突起13を外側に位置する接点ブロック8の係合孔14に係合するものである。尚図1中37はアークを吸引駆動するための電磁鉄片である。
【0037】
また、カード10には他の接点ブロック8に設けたカード10とピン71により接続するための孔部72が設けてある。また、各接点ベース6に設けた仕切り板101及び絶縁板118にはそれぞれ孔部119、120が設けてある。そして、一方のカード10の孔部72からピン71を挿入し、該ピン71を孔部119、120を挿通して他方のカード10の孔部72に嵌合するものである。
【0038】
ところで、本基本形態では、可動枠1の回転時に補助接点ブロック16の可動接点ばね35をそのばね弾性に抗して押し動かし、更に可動接点ばね35が可動端子板33に当たることになり、従って図5に示すようにリレーとしてNO側の終端荷重は可動端子板33の位置により決まる。従って本基本形態ではリレーとしての負荷荷重の調整を行う場合には、手動レバー部21を操作して手動レバー部21の補助接点駆動部21aにより可動端子板33の先端を押して変形させることにより行う。この場合可動端子板33の曲げ量は小さくて良く、そのため可動接点ばね35の接圧に影響を与えることは殆どなく、接圧特性にばらつきが生じ難い。図5中は可動端子板による負荷を示し、はその調整必要範囲を示す。
【0039】
尚補助接点ブロック16の構成としては、図6に示すように両側に腕片44a,44aを突設した合成樹脂製のベース44上に固定端子板19、可動接点ばね35、可動端子板33を配設したものを用いても良い。
【0040】
(基本形態2)
上記基本形態1では手動レバー部21を用いて補助接点ブロック16の可動端子板33を変形させ、負荷荷重の調整を行うようにしたものであるが、本基本形態は図7に示すように予め電磁石装置3のばらつきに対して予め分類された複数種の補助接点ブロック16A…を準備して、これらの補助接点ブッロック16A…を補助外殻部17に順次挿入して、最適な負荷荷重となる補助接点ブッロックを選択するようにしたもので、調整の簡素化を図ったものである。
【0041】
尚他の構成は基本形態1と同じであるから、分解斜視図のみを示し、同じ構成、同じ役割を持つ部材には同じ番号、同じ記号を付して説明は省略する。
(基本形態3)
上記基本形態1、2は両切り型であったが、片切り型の場合、負荷荷重は当然大きく異なる。本基本形態では、可動端子板33を図8(a)に示すように先端より切り溝を入れて上下に平行する2つの分割片33A,33Bに分断し、両切り型のリレーの場合にはこのままの可動端子板33を補助接点ブロック16に用い、片切り型のリレーの場合には、図8(b)に示すように一片、この場合33Aを切断して図8(c)のような可動端子板33を形成し、この可動端子板33を使用することにより、片切り型リレーに対応した負荷荷重の調整を行うことができるようにしたものである。
【0042】
つまり可動端子板33を両切り型、片切り型のリレーの共通の部品として持ちいることができるようにしてコストの低減を図ったものである。
図9は本基本形態の可動端子板33を用いた片切り型リレーを示すものであるが可動端子板33以外の構成は基本形態1と同じであるから、同じ構成、同じ役割を持つ部材には同じ番号、同じ記号を付して説明は省略する。
【0043】
また本基本形態の可動端子板33は基本形態1、2及び後述する基本形態や基本形態に用いることができるのは勿論である。
(基本形態4)
上記基本形態1乃至3に用いる電磁石装置3の鉄芯2は電磁軟鉄を打ち抜き加工して形成したものであるが、板厚さが大きい場合、抜き加工時のだれにより切断部位である角部に大きなR面が形成されてしまうという問題がある。
【0044】
そのためメインヨーク22の孔22cに鉄芯2の後端2bをかしめ固定する場合に、良好なかしめ強度が得られないという問題や、鉄芯2の角部は板厚の両側でR面の大きさが違うため、T字型先端2a両側磁極面において磁気特性が異なってしまう。つまりリレーとしてNO(常開側)とNC(常閉側)とで磁気(吸引)特性が異なるという問題がある。
【0045】
そこで本基本形態では、図10,図11に示すように2枚の分割鉄芯2A.2Bを重ねて固着して鉄芯2を構成したもので、分割鉄芯2A.2Bは抜き加工時の抜き方向を夫々変えているもの使用し、R面55が発生している角部が内側となるように重ねて固着しコイルボビン30にインサートしてある。従って、鉄芯2A,2Bで構成される鉄芯2のT字型先端2aの両側磁極面の角部を先鋭なエッジとすることができるとともに、両側の磁極面が対称となりリレーとしてNO(常開側)とNC(常閉側)とで磁気(吸引)特性が異なるのを無くすことができる。またメインヨーク22の孔22cに後端2bを挿入してかしめ固定する場合にもだれによって形成されるR面の影響を受けることがなく、良好なかしめ強度が後端2bの長さを長くすることなく十分に得られることになる。
【0046】
尚他の構成は基本形態1と同じであるから、同じ構成、同じ役割を持つ部材には同じ番号、同じ記号を付して説明は省略する。
勿論基本形態2、3及び後述する基本形態に本基本形態の鉄芯構成を採用しても勿論良い。
(基本形態5)
本基本形態は分割鉄芯2A,2Bの重ねる際に一方、例えば2Aの中央片の2ヶ所に突起69を設け、他方に突起69を貫挿させる孔70を設け、図12乃至図14に示すように突起69を孔70に貫挿して孔70の広径部70aで突起69の先端を変形させ、その変形部69aでかしめ固定することにより両分割鉄芯2A,2Bを互いに固着して鉄芯2を構成した点に特徴がある。
【0047】
尚他の構成は基本形態1,4と同じであるから、同じ構成、同じ役割を持つ部材には同じ番号、同じ記号を付して説明は省略する。勿論基本形態2、3及び後述する実施形態に本基本形態の鉄芯構成を採用しても勿論良い。
(基本形態6)
上記基本形態4、5では鉄芯の抜き加工により角部にR面が発生することによる磁気特性上の不都合を防ぐために2枚の分割鉄芯2A,2Bを重ねて鉄芯2を構成していたが、本基本形態は、図15に示すように鉄芯2の磁極面に対向する接極子24の面に図において縦方向の凹部38を設け、図16に示すように鉄芯2のT型先端2aの先部側縁である角部39が接触しないようにしてこの角部39のR面による磁気特性の影響を無くして両側の接触子24と、鉄芯2の磁極面との接触状態を同条件とし、リレーとしてNO(常開側)とNC(常閉側)とで磁気(吸引)特性が異なるのを無くした点に特徴を有する。
【0048】
尚他の構成は基本形態1と同じであるから、同じ構成、同じ役割を持つ部材には同じ番号、同じ記号を付して説明は省略する。勿論基本形態2、3及び後述する実施形態に本基本形態の接極子構成を採用しても勿論良い。
(基本形態7)
基本形態7では鉄芯2の磁極面に対向する接極子2の面に縦方向の凹部38を設け、鉄芯2のT型先端2aの先部側縁である角部39が接触しないようにしたものであるが、本基本形態では、図17に示すように鉄芯2の磁極面に対向する接極子2の面に縦方向の凸部41を形成したもので、図18に示すように鉄芯2のT型先端2aの角部39が接触しないようにしてこの角部39のR面による磁気特性の影響を無くして両側の接触子24と、鉄芯2の磁極面との接触状態を同条件とし、リレーとしてNO(常開側)とNC(常閉側)とで磁気(吸引)特性が異なるのを無くした点に特徴を有する。そして凸部41と鉄芯2との吸着により、吸引力の立ち上がりを押えられるため、レシュジュアルプレートを必要としない。
【0049】
尚他の構成は基本形態1と同じであるから、同じ構成、同じ役割を持つ部材には同じ番号、同じ記号を付して説明は省略する。勿論基本形態2、3及び後述する実施形態に本基本形態の接極子構成を採用しても勿論良い。
(基本形態8)
基本形態6、7は共に接極子24に凹部38或いは凸部41を設けて鉄芯2の角部39と接極子2との接触を避けるようにしたが、本基本形態は、図19に示すように鉄芯2のT型先端2aの先端部分の板厚を減少させて薄肉部2cとしたもので、図20に示すように鉄芯2の先端側縁である角部39が接触しないようにしてこの角部39のR面による磁気特性の影響を無くして両側の接触子24と、鉄芯2の磁極面との接触状態を同条件とし、リレーとしてNO(常開側)とNC(常閉側)で磁気(吸引)特性が異なるのを無くした点に特徴を有する。本基本形態の場合には、接極子24の形状変更なしで行けるため接極子24を平押しによって製造でき、寸法管理が基本形態1乃至6と同様に容易である。
【0050】
尚他の構成は基本形態1と同じであるから、同じ構成、同じ役割を持つ部材には同じ番号、同じ記号を付して説明は省略する。勿論基本形態2、3及び後述する実施形態に本基本形態の接極子構成を採用しても勿論良い。
(実施形態1)
上記基本形態1では手動レバー部21で補助接点ブロック16の可動端子板33を変形して負荷荷重の調整を行うようにしたものであるが、本実施形態は図21に示すように可動端子板33の上縁に調整操作用突起33aを突設し、この突起33aを補助外殻部17に穿孔した窓孔18を介して外部から可動端子板33を変形させて、負荷荷重の調整を可能としたものである。
尚その他の構成は基本形態1と同じであるから、分解斜視図のみを示し、同じ構成、同じ役割を持つ部材には同じ番号、同じ記号を付して説明は省略する。
【0051】
【発明の効果】
請求項1の発明は、可動枠に設けた接極子を鉄芯に吸引させて可動枠を回転運動させる電磁石装置を電磁石ベースに組み込んだ電磁石ブロックと、該電磁石ベースとは別体の接点ベースに接点装置を組み込んだ接点ブロックと、電磁石ベースに組み込まれる補助接点ブロックとを組合せ、電磁石ブロックの一側部に可動枠の可動端側の端部を位置させ、該電磁石ブロックの可動枠の可動端側の端部が位置する一側部に接点ブロックを結合し、可動枠と接点ブロックに設けた回転運動をするカードとを機械的に結合し、可動枠の回転運動に連動するカードにより接点装置を開閉させるようにした機構を備え、補助接点ブロックには固定端子板と、これに略平行に一端を固定して配設した可動端子板と、可動端子板の一端部付近に一端が固定され自由端側に設けた可動接点を固定端子板の固定接点に弾接させた可動接点ばねとを設けて、可動端子板の自由端位置を可動接点ばねの自由端位置と略同じ位置となるように可動端子板の長さを設定し、可動枠には可動枠の回転運動により補助接点ブロックに備わった可動接点ばねの自由端を押し駆動して可動接点を固定接点より開離させる補助接点駆動部とを設け、負荷荷重の調整を可動端子板の変形により行うようにして成るので、小さな曲げ量で可動端子板を変形させるだけ負荷荷重の調整ができるものであって、しかも可動接点ばねを変形させないため接圧が調整によりばらつき難くいという効果がある。特に可動端子板に突起を設けるとともに、電磁石ベースに突起を外部から操作して可動端子板を変形可能とする窓孔を設けているので、電磁石ベースの外から突起を用いて可動端子板を変形させことができ、そのため負荷荷重の調整が容易に行えるという効果がある。
【0054】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、可動端子板の自由端から固定せる一端部付近に至る板面の略中心線上に切り溝を形成して可動端子板を2分割し、接点ブロックが片切り型の場合に2分割片の一方を切断して成るので、負荷量が大きく異なる片切り型のリレーと、両切り型のリレーに共通の部品として同じ可動端子板を使用できるという効果がある。
【0055】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、鉄芯を2枚の分割鉄芯を重ねるとともに、重ね側に抜き加工時に発生する夫々の分割鉄芯の角部のだれ部位を配置して構成して成るので、鉄芯の角部に打ち抜き加工によるだれが現れず、先鋭な角部とすることができ、従って鉄芯の両側の磁極面に対する接極子の磁気特性(吸引特性)が異ならず対称的になり、その結果リレーのNO(常開側)、NC(常閉側)の磁気特性が変わらないという効果があり、しかもヨークに対して鉄芯をかしめ固定する場合にかしめ部にだれが現れず、良好なかしめ強度が得られる。
【0056】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、一方の分割鉄芯に突起を、他方の分割鉄芯に突起を貫挿させる孔を設けて重ね時に突起を孔に貫挿させ突起先端を変形させてかしめ固定して成るので、請求項3の発明の効果に加えて、分割鉄芯同士の固着が、接着材や別部材の固定ピン等の固定手段を用いることなく行え、且つ位置決めも突起を孔に貫挿させるだけで行えるという効果がある。
【0057】
請求項5の発明は、請求項1又は2の発明において、鉄芯と接触する接極子の磁極面の鉄芯の先端角部に対応する部位に凹部を形成して成るので、鉄芯の抜き加工により生じる角部のだれの影響を回避することができて、従って鉄芯の両側の磁極面に対する接極子の磁気特性(吸引特性)が異ならず対称的になり、その結果リレーのNO(常開側)、NC(常閉側)の磁気特性が変わらないという効果がある。
【0058】
請求項6の発明は、請求項1又は2の発明において、鉄芯と接触する接極子の磁極面に鉄芯の先端角部が接触しないように鉄芯の側面に接触する突起を接極子の磁極面に形成して成るので、上記請求項8の発明の効果に加えて、吸引力の立ち上がりを抑えることができ、そのためレシュジュアルプレートを無くすことができる。
【0059】
請求項7の発明は、請求項1又は2の発明において、鉄芯と接触する接極子の磁極面に接触する鉄芯の先端角部が接触しないように鉄芯の先端部を薄肉部として成るので、上記請求項8の発明の効果に加えて、接極子を寸法管理が容易な平押しにより形成することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本形態1の分解斜視図である。
【図2】同上の電磁石ブロックを示し、(a)は正面断面図であり、(b)は左側面図であり、(c)は右側面図であり、(d)は一部破断せる平面図である。
【図3】同上の接点ブロックを示し、(a)は左側面図であり、(b)は正面図であり、(c)は右側面図であり、(d)は平面図であり、(e)は下面図である。
【図4】同上の電磁石ブロックと接点ブロックとを組み合わせて構成したリレーの正面図である。
【図5】同上の負荷荷重の調整説明図である。
【図6】同上に用いる別の補助接点ブロックの例を示し、(a)は正面図であり、(b)は左側面図であり、(c)は右側面図であり、(d)は平面図である。
【図7】本発明の基本形態2の分解斜視図である。
【図8】本発明の基本形態3の可動端子板の使用説明図である。
【図9】同上の可動端子板を用いた片切り型のリレーの電磁石ブロックを示し、(a)は正面断面図であり、(b)は左側面図であり、(c)は右側面図であり、(d)は一部破断せる平面図である。
【図10】本発明の基本形態4の分解斜視図である。
【図11】同上の要部の説明図である。
【図12】本発明の基本形態5の分解斜視図である。
【図13】同上の要部の説明図である。
【図14】同上の要部の拡大断面図である。
【図15】本発明の基本形態6の分解斜視図である。
【図16】同上の要部の説明図である。
【図17】本発明の基本形態7の分解斜視図である。
【図18】同上の要部の説明図である。
【図19】本発明の基本形態8の分解斜視図である。
【図20】同上の要部の説明図である。
【図21】本発明の実施形態の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 可動枠
2 鉄芯
3 電磁石装置
4 電磁石ベース
5 電磁石ブロック
6 接点ベース
7 接点装置
8 接点ブロック
10 カード
15 外殻本体部
16 補助接点ブロック
19 固定端子板
19a 固定接点
33 可動端子板
35 可動接点ばね
21 手動レバー部
21a補助接点駆動部
22 ヨーク
23 メインヨーク
24 接極子
25 サイドヨーク
44 ベース
Claims (7)
- 可動枠に設けた接極子を鉄芯に吸引させて可動枠を回転運動させる電磁石装置を電磁石ベースに組み込んだ電磁石ブロックと、該電磁石ベースとは別体の接点ベースに接点装置を組み込んだ接点ブロックと、電磁石ベースに組み込まれる補助接点ブロックとを組合せ、電磁石ブロックの一側部に可動枠の可動端側の端部を位置させ、該電磁石ブロックの可動枠の可動端側の端部が位置する一側部に接点ブロックを結合し、可動枠と接点ブロックに設けた回転運動をするカードとを機械的に結合し、可動枠の回転運動に連動するカードにより接点装置を開閉させるようにした機構を備え、補助接点ブロックには固定端子板と、これに略平行に一端を固定して配設した可動端子板と、可動端子板の一端部付近に一端が固定され自由端側に設けた可動接点を固定端子板の固定接点に弾接させた可動接点ばねとを設けて、可動端子板の自由端位置を可動接点ばねの自由端位置と略同じ位置となるように可動端子板の長さを設定し、可動枠には可動枠の回転運動により補助接点ブロックに備わった可動接点ばねの自由端を押し駆動して可動接点を固定接点より開離させる補助接点駆動部とを設け、負荷荷重の調整を可動端子板の変形により行うものであって、可動端子板に突起を設けるとともに、電磁石ベースに突起を外部から操作して可動端子板を変形可能とする窓孔を設けて成ることを特徴とするリレー。
- 可動端子板の自由端から固定せる一端部付近に至る板面の略中心線上に切り溝を形成して可動端子板を2分割し、接点ブロックが片切り型の場合に2分割片の一方を切断して成ることを特徴とする請求項1記載のリレー。
- 鉄芯を2枚の分割鉄芯を重ねるとともに、重ね側に抜き加工時に発生する夫々の分割鉄芯の角部のだれ部位を配置して構成して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のリレー。
- 一方の分割鉄芯に突起を、他方の分割鉄芯に突起を貫挿させる孔を設けて重ね時に突起を孔に貫挿させ突起先端を変形させてかしめ固定して成ることを特徴とする請求項3記載のリレー。
- 鉄芯と接触する接極子の磁極面の鉄芯の先端角部に対応する部位に凹部を形成して成ることを特徴とする請求項1又は2記載のリレー。
- 鉄芯と接触する接極子の磁極面に鉄芯の先端角部が接触しないように鉄芯の側面に接触する突起を接極子の磁極面に形成して成ることを特徴とする請求項1又は2記載のリレー。
- 鉄芯と接触する接極子の磁極面に接触する鉄芯の先端角部が接触しないように鉄芯の先端部を薄肉部として成ることを特徴とする請求項1又は2記載のリレー。
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