JP3799844B2 - リレー - Google Patents

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直樹 金本
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラッチングリレー(リモコンリレー)等のリレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
〜図は従来のラッチングリレー(リモコンリレー)を示す。電磁駆動機構を構成する電磁石ブロック5は図に示すように可動枠1が鉄芯2に吸引されて接離動作する電磁石装置3を電磁石ベース4に組み込んで構成してあり、接点ブロック8は図に示すように、上記電磁石ベース4とは別体の接点ベース6に接点装置7を組み込んで構成してあり、電磁石ブロック5とこれとは別体の接点ブロック8とを組合せた状態で電磁石装置3の可動枠1の駆動により接点装置7の接点切り換えを行うようになっている。
【0003】
電磁石ベース4は角筒形又は有底角筒状(すなわち一端が開口した箱状)をしており、図に示すように一端面部が開口した有底の四角筒状(すなわち有底角筒状)をした外殻本体部15の上部に偏平な角筒状をした補助外殻部17を一体に形成して構成してあり、外殻本体部15の底面部に該当する部分に端子挿入孔32が穿孔してある。
【0004】
また、角筒状をした電磁石ベース4の一端部の開口端部側は後述の内側の接点ブロック8の四角筒状をしたハウジングである接点ベース6の被嵌合部12が嵌合するための四角筒状の嵌合部11となっている。嵌合部11には係合孔14を形成している。
【0005】
に示すように、外殻本体部15の開口端部側の一端部及び補助外殻部17には上下に対向する位置に後述の手動レバー部21を挿通するための切欠部92a、92bが設けてある。
【0006】
電磁石装置3は図に示すように、コイルボビン30,鉄芯2,ヨーク22,磁性材からなる接極子24、永久磁石40、可動部である可動枠1、ゴム製静音ダンパー49等により構成してある。
【0007】
ヨーク22は、ヨーク22の主体を構成する磁性材からなるメインヨーク23と、接極子24と対向する磁極面を有する一対の磁性材からなるサイドヨーク25とで構成してある。ここで、メインヨーク23はコ字状をしており、該メインヨーク23には鉄芯2の後端2bを嵌め込んでかしめ固定する孔22cが設けられている。メインヨーク23のコ字状をした両対向片の外面部にはそれぞれ後述の可動枠1の一対の腕部28の軸受け部54を回転自在に軸支するための軸部51を設けてある。更に、このメインヨーク23のコ字状をした両対向片の先端面部の両側に一対の係合溝部26を形成し、サイドヨーク25に係合溝部26に係合する被係合部27を設けてあり、係合溝部26に被係合部27を係合することで、コ字状をしたメインヨーク23の先端部の両側にサイドヨーク25を取付けてある。
【0008】
コイルボビン30にはコイルボビン30を合成樹脂で成形する際にT型の鉄芯2を同時成形によりインサートしてある。該鉄芯2の両端部はコイルボビン30から突出している。
【0009】
コイルボビン30には両側に鍔部77が形成してあり、一方の鍔部77にはコイル端子取付け凹部93が設けてあり、このコイル端子取付け凹部93に巻線94の先端を接続するコイル端子62を嵌め込んで取付けてある。
【0010】
またコイルボビン30には上記のように鉄芯2を同時一体成形してあって、鉄芯2の両端部がコイルボビン30よりも突出しているが、図に示すように鉄芯2のT型先端2aの突出部分の上下両側にはコイルボビン30から突出部61を突設してある。そして一方の突出部61はゴム製の静音ダンパー49の取付け基台50を前方へ突出しており、この取付け基台50には静音ダンパー49がダンパー押え板49aで押え付けるように取付けてある。
【0011】
可動枠1は中央片1bから両腕部28を突設した略コ字状をし、その両腕部28の先端部には軸受け部54が設けてある。軸受け部54はヨーク22の主体を構成するメインヨーク23の両側にそれぞれ設けた軸部51に回転自在に軸支されるものである。
【0012】
可動枠1の中央片1bの内側面には嵌め込み凹所(図示せず)が形成してあり、この嵌め込み凹所に一対の接極子24の先端部間に永久磁石40を介在させたブロックの先端部が嵌め込まれて接着剤により接着して固着してある。接極子24の磁極面にはレシジュアルプレートが取着される。
【0013】
可動枠1は中央片1bから手動レバー部21を図において上向きに突設してある。また、中央片1bから腕部28の突出方向と反対方向に向けて第1突起部63と第2突起部64の2つの突起部を突設してある。
【0014】
上記のように、コイルボビン30、鉄芯2,ヨーク22、接極子24、永久磁石40、可動枠1,静音ダンパー49等を組立てて構成した電磁石装置3は電磁石ベース4の四角筒状をした外殻本体部15の窓孔から内部に嵌め込まれて内装される。上記のようにして電磁石装置3を電磁石ベース4に嵌め込んで取付けた状態では図に示すように電磁石ベース4の底面部の端子挿入孔32に電磁石装置3のコイルボビン30のコイル端子62が貫通して外部に突出するものである。
【0015】
また、電磁石装置3を電磁石ベース4に嵌め込んで取付けた状態では手動レバー部21は図のように切欠部92a,92bに挿通してあり、手動レバー部21の先端部が外部に突出している。この手動レバー部21を外部から操作することで、外部から可動枠1を回転させるとともに、補助接点ブロック16の補助用の可動接点ばね35を開閉できるようになっている。
【0016】
外殻本体部15に付設した筒状をした補助外殻部17には開口から補助接点ブロック16を嵌め込んで組み込んである。補助接点ブロック16は図に示すように合成樹脂製のベース44と、導電性の金属板からなる可動端子板33と、導電性の金属板からなる固定端子板19と、ばね弾性を有する導電性金属板からなる可動接点ばね35等により構成されており、合成樹脂製のベース44には可動端子板33と、固定端子板19とをベース44上に形成した嵌め込み溝16a,16bに後部を嵌め込んで略平行に配設するとともに、その後端を外方向に突出してある。固定端子板19は先端の可動端子板33側面に固定接点19aを固着してある。
【0017】
可動接点ばね35は一端を可動端子板33の中間部の固定端子板19側の側面に鋲等により固定されて、図に示すように自由端の近傍側面に設けた可動接点35aを固定端子板19の他端に設けた固定接点19aに弾性により接触させている。 そして可動端子板33の他端及び可動接点ばね35の自由端は、補助接点ブロック16を補助外殻部17に嵌め込んだ際に、切欠部92a,92bに挿通された手動レバー部21の側面に対向するような長さに形成され、可動接点ばね35の自由端は手動レバー部21の先端側面に形成せる補助接点駆動部21aに弾接している。
【0018】
而して補助接点ブロック16を補助外殻部17に嵌め込んで組み込んだ場合、上記手動レバー部21の先端部の外部に突出した部分を操作して可動枠1を回転させることにより、補助接点ブロック16の可動接点ばね35の自由端を手動レバー部21の補助接点駆動部21aにより押動して、可動接点ばね35の可動接点35aを固定接点19aより開離させることができるようになっている。
【0019】
つまり、手動レバー部21を外部から操作することで、電磁石装置3の可動枠1の手動操作と補助接点ブロック16の接点開閉とを行うことができるようになっている。
【0020】
図示する従来例は両切り型であるため2つの接点ブロック8、8が連接され、内側に配置される内側の接点ブロック8は図に示すように、四角筒状をした接点ベース6内に接点装置7を内装して構成してある。四角筒状をした接点ベース6の一端部は四角筒状をした電磁石ベース4の一端部の嵌合部11と嵌合するための四角筒状をした被嵌合部12が形成されている。また接点ベース6の他端部には外側に配置される接点ブロック8の接点ベース6の被嵌合部12と嵌合できるように嵌合部11’を設けてある。そして、被嵌合部12に係合突起13を、嵌合部11’に係合孔14’を形成してある。また、接点ブロック8の内部は仕切壁101により2室に仕切ってある。
【0021】
接点装置7は可動端子部76と固定端子部78とで構成してある。可動端子部76は図、図に示すように、可動端子79にメイン可動接点80を設けたメイン可動接点ばね81と、アーク可動接点82を設けたアーク可動接点ばね83とを固着して構成してあり、また、固定端子部78は図、図に示すように、固定端子84にメイン可動接点80と対向するメイン固定接点85と、アーク可動接点82と対向するアーク固定接点86とを設けて構成してある。
【0022】
接点ベース5の仕切壁101で仕切った一方の室には可動端子部76が納装される。可動端子79は両側に対向する突片を有するコ字状をしており、対向する突片の一方にメイン可動接点80を設けたメイン可動接点ばね81を固着すると共に他方の突片にアーク可動接点82を設けたアーク可動接点ばね83を固着して全体がU字状をした可動端子部76を構成してある。また、メイン可動接点80側の導電板106に一端部を溶着して接続し且つ可動端子79に他端部を溶着して接続した編組線91を、U字状をした可動端子部76のメイン可動接点ばね81に沿わせてある。導電板106はメイン可動接点ばね81の固定端子84に対向する面と反対の面に配置され、反対側に設けられるメイン可動接点80の裏部から突出し、メイン可動接点ばね81を貫通したかしめ突起(図示せず)をかしめ固定し、メイン可動接点80とともにメイン可動接点ばね81に固着されてその両側縁をメイン可動接点ばね81の両側方へ突出させている。
【0023】
固定端子84はコ字状をしており、一側片にはメイン固定接点85が設けてあり、他側片にはアーク固定接点86が設けてあり、コ字状をした固定端子84を電磁石ベース4の仕切壁101により仕切った他方の室から固定端子84の両側片を仕切壁101の孔部107に挿入して一方の室内に突入させるものであり、メイン可動接点80とメイン固定接点85とが対向し、アーク可動接点82とアーク固定接点86とが対向しているものである。
【0024】
ここで、アーク可動接点82とアーク固定接点86とでアーク接点67を構成してあり、上記アーク可動接点82とアーク固定接点86とはいずれも耐溶着性能の良好な材料により形成してある。
【0025】
また、メイン可動接点80とメイン固定接点85とでメイン接点68を構成してあり、上記メイン可動接点80とメイン固定接点85とはいずれも接触抵抗性能の良好な材料により形成してある。
【0026】
接点ベース6の仕切壁101で仕切った一方の室にはカード10を回転自在に内装してある。カード10は図に示すように仕切壁101から突出した軸部114にカード10の一端部の孔115を回転自在に取付けてある。
【0027】
而して内側の接点ブロック8では、電磁石ベース4の四角筒状をした嵌合部11に接点ベース6の四角筒状をした被嵌合部12を嵌合し、係合突起13を係合孔14に係合することで、電磁石ベース4に別体の接点ベース6を接合するものである。
【0028】
このように電磁石ベース4に別体の接点ベース6を接合した際、電磁石ブロック5に設けた回転運動をする可動枠1と、電磁石ブロック5側に連接される接点ブロック8に設けた回転運動をするカード10とは機械的に接続されるものである。
【0029】
すなわち既に説明したように、可動枠1の回転先端部である中央片1bに第1突起部63と第2突起部64とを突設する。そして、カード10には図(e)において、左方向に可動枠1が回転するときに上記第1突起部63により押される第1作用部65と、右方向に可動枠1が回転するときに第2突起部64により押される第2作用部66とを設け、可動枠1の回転によりカード10が連動回転するようになっている。第1作用部65の表側にはアーク可動接点ばね83のアーク可動接点82と固定基端との間に設けられた反転ばね部83aを挿入係止し、カード10のオフ位置においてアーク可動接点ばね83のばね付勢方向に抗して押圧してアーク可動接点82をアーク固定接点86より開離させ、オフ位置からオン位置への回転時にアーク可動接点ばね83を復帰させてアーク可動接点82をアーク固定接点86に弾接させた後反転ばね部83aを回転方向に引っ張ってアーク可動接点ばね83を反転させアーク可動接点82をアーク固定接点86より開離させ、オン位置からオフ位置に回転させる場合にはアーク可動接点ばね83のばね付勢方向に抗するように反転ばね部83aを押圧して反転状態を復帰させて上記オフ位置に戻す第1駆動部10aを設け、カード10のオフ位置においてメイン可動接点ばね81のメイン可動接点80より自由端側の部位をばね付勢方向に抗して押圧してメイン可動接点80をメイン固定接点85より開離させ、オフ位置からオン位置への回転時にメイン可動接点ばね81を復帰させてメイン可動接点80をメイン固定接点85に弾接させ、オン位置からオフ位置に回転させる場合にはアーク可動接点ばね83の上記部位をばね付勢方向に抗するように押圧して上記オフ位置に戻す第2の駆動部10bを設け、メイン接点68のオフからオンへの切り換えのタイミングをアーク接点67のオフからオンへの切り換えのタイミングよりも遅らせ、メイン接点92のオン後、アーク可動接点ばね83の反転によりアーク接点67をオンからオフへの切り換えるように、各駆動部10a,10bを構成してある。
【0030】
つまり可動枠1は電磁石装置3の巻線への励磁/逆励磁により永久磁石40で夫々が異なる磁極面となっている一対の接極子24の一方を鉄芯2の磁極面及びサイドヨーク25に吸引させて可動枠1を回転させ、可動枠1の可動により上記第1、第2突起部63,64が第1、第2作用部65,66に作用してカード10を回転させて接点装置7を駆動すると共に、可動枠1の回転により補助接点ブロック16の可動接点ばね35を押し動かして或いは元に戻して可動接点35aと固定接点19aとを開離或いは接触させるようになっている。
【0031】
ところで、電磁石ベース4の四角筒状をした嵌合部11に接点ベース6の四角筒状をした被嵌合部12を嵌合し、係合突起13を係合孔14に係合することで、電磁石ベース4に別体の接点ベース6を接合し、電磁石ブロック5に設けた回転運動をする可動枠1と、接点ブロック8に設けた回転運動をするカード10とを機械的に接続することで、片切りのリレーを構成するのであるが、図示する例では二組の接点ブロック8を重ねて両切り型を構成している。
【0032】
すなわち、内側となる接点ブロック8の四角筒状をした嵌合部11’に外側となる接点ブロック8の四角筒状をした被嵌合部12を嵌合し、係合突起13を係合孔14’に係合することで、接点ブロック8を重ねて着脱自在に接合できるものである。ここで、両接点ブロック8、8間に図に示すような絶縁板118を介在して接合するものである。外側に位置する接点ブロック8には係合突起13付の絶縁板118’を取付け、係合突起13を外側に位置する接点ブロック8の係合孔14’に係合するものである。
【0033】
また、外側の接点ブロック8のカード10には内側の接点ブロック8に設けたカード10とピン71により接続して連動回転させための孔部72が設けてある。
【0034】
また、各接点ベース6に設けた仕切壁101及び絶縁板118にはそれぞれ孔部119,120が設けてある。そして、内側の接点ブロック8のカード10の孔部72からピン71を挿入し、該ピン71を孔部119,120を挿通して外側の接点ブロック8のカード10の孔部72に嵌合して両カード10,10を連結する。
【0035】
以上のように構成されたラッチングリレーは電磁石ブロック5の励磁により或いは手動レバー部21の手動操作により両接点ブロック8,8のカード10、10を介して夫々の接点装置7,7の開閉駆動ができるようなっている。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の両切りリレーでは、アーク可動接点82,アーク固定接点86は耐溶着性能には優れているが遮断性能が劣り、メイン可動接点80,メイン固定接点85は耐溶着性能は劣るが遮断に優れているため、オン動作時(SET動作時)には各接点ブロック8,8のアーク可動接点ばね83のアーク可動接点82がアーク固定接点86に接触してアーク接点67が図(a)に示すようにオンした(1)後、アーク可動接点ばね83の反転ばね部82aが反転しアーク可動接点83がアーク固定接点86より開離してアーク接点67がオフするタイミング(3)までの間であって、且つアーク可動接点82がアーク固定接点86に接触したときに生じる接点バウンスが終了するタイミング(2)よりも後の図(b)に示すタイミング(4)で、メイン可動接点ばね81のメイン可動接点80がメイン固定接点85に接触してメイン接点68がオンするようにカード10の駆動部10a,10bを形成してある。
【0037】
しかし、電磁石ブロック5の可動枠のストロークにばらつきがある場合、内側の接点ブロック8に比べて外側の接点ブロック8の方が電磁石ブロック5より離れるため、その影響を受けやすく、しかも内側接点ブロック8のカード10と外側の接点ブロック8のカード10をピン7で連結する構造であるため、がたつき、たわみ等で外側接点ブロック8のカード10の位置がばらつき易く、そのため反転ばねによるアーク可動接点ばね83によって上記のタイミングを設定する場合、外側の接点ブロック8では所定のタイミング範囲に設定することが難しいという問題があった。
【0038】
尚図(c)はオフ動作時(リセット動作時)のアーク接点67の状態を、図(d)はオフ動作時(リセット動作時)のメイン接点68の状態を夫々示す。
【0039】
尚図(a)はカード10の斜視図を、同図(b)はアーク可動接点ばね83の斜視図を示す。
【0040】
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは外側の接点ブロックのアーク可動接点ばねの動作タイミングの設定管理が容易で、組み立てばらつきにも強く、しかも遮断不良も起きないリレーを提供することにある
【0041】
【課題を解決するための手段】
記目的を達成するために、請求項1の発明では、可動部を駆動する電磁石ブロックと、電磁石ブロックに連接される内側の接点ブロックと、該内側の接点ブロックに連接される外側の接点ブロックとを備え、内側の接点ブロックには、電磁石ブロックの可動部の回転に連動して回転する第1のカードと、電気的に互いに接続されている第1のアーク固定接点及び第1のメイン固定接点と、一端が固定され、第1のアーク固定接点に対して接触・開離するアーク可動接点を有する反転ばねからなる第1のアーク可動接点ばね及び一端が固定されるとともに第1のアーク可動接点ばねに電気的に接続され第1のメイン固定接点に対して接触・開離するメイン可動接点を有する第1のメイン可動接点ばねとを設け、外側の接点ブロックには、第1のカードの回転に連動して回転する第2のカードと、電気的に互いに接続された第2のアーク固定接点及び第2のメイン固定接点と、一端が固定され、第2のアーク固定接点に対して接触・開離するアーク可動接点を有するリフトオフタイプの第2のアーク可動接点ばね及び一端が固定されるとともに該第2のアーク可動接点ばねに電気的に接続され第2のメイン固定接点に対して接触開離するメイン可動接点を有する第2のメイン可動接点ばねとを設け、第1のカードは第1のメイン可動接点ばねと、第1のアーク可動接点ばねの間に配置され、オフ位置において第1のアーク可動接点ばねのアーク可動接点と固定端との間の部位を押圧してアーク可動接点と第1のアーク固定接点とを開離させ、オフ位置からオン位置への回転時に第1のアーク可動接点ばねの押圧を解除して第1のアーク可動接点ばねのばね力によりアーク可動接点を第1のアーク固定接点に接触させ、その接触後に第1のアーク可動ばねを反転させてアーク可動接点を第1のアーク固定接点より開離させる第1駆動部と、オフ位置においてメイン可動接点と第1のメイン固定接点とを開離させ、オフ位置からオン位置への回転時に上記アーク可動接点と第1のアーク固定接点が接触してから反転開離するまでの間のタイミングでメイン可動接点を第1のメイン固定接点に接触させるように第1の可動接点ばねを駆動する第2駆動部とを設け、第2のカードは、第2のメイン可動接点ばねと、第のアーク可動接点ばねの間に配置され、オフ位置において第2のアーク可動接点ばねを押圧してアーク可動接点と第2のアーク固定接点とを開離させ、オフ位置からオン位置への回転時に第2のアーク可動接点ばねの押圧を解除して第2のアーク可動接点ばねのばね力によりアーク可動接点を第2のアーク固定接点に接触させる第1駆動部と、オフ位置においてメイン可動接点と第のメイン固定接点とを開離させ、オフ位置からオン位置への回転時に、上記アーク可動接点と第2のアーク固定接点が接触した後にメイン可動接点を第のメイン固定接点に接触させるように第2の可動接点ばねを駆動する第2駆動部とを設けたことを特徴とする。
【0042】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、オフ位置での内側の接点ブロックの第1のアーク可動接点ばねのアーク可動接点と第1のアーク固定接点との間の距離よりも、外側の接点ブロックの第2のアーク可動接点ばねのアーク可動接点と第2のアーク固定接点との間の距離を小さくし且つ第2のアーク可動接点ばねに対する第2のカードの第1駆動部が当接する位置をアーク可動接点の近傍位置とすることを特徴とする。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施形態により説明する
【0044】
2は本実施形態の分解斜視図を示し、図示する本実施形態は、外側の接点ブロック8’のアーク可動接点ばね83を反転ばねからリフトオフタイプの接点ばねに変え、それに対応する第1駆動部10a’をカード10に設けた点で従来例と相違するもので、その他の構成は基本的に従来例と同じ構成を有するので、図2において上記従来例と同じ動作をなす同じ構成要素には同じ番号、記号を付して、これらの構成要素の説明は従来の技術の欄での説明を参照することにし、ここでは省略する。
【0045】
次に本実施形態の主要な構成である内側の接点ブロック8のアーク可動接点ばね83と、外側の接点ブロック8’のアーク可動接点ばね83’と、夫々のアーク固定接点86及びアーク可動接点82と、各カード10の第1駆動部10a、10a’の関係を示す図1により本実施形態の動作を説明する。
【0046】
オフ位置では図1(a)に示すように内側の接点ブロック8の可動接点ばね83はその反転ばね部83aを従来例と同様にカード10の第1駆動部10aで押圧され図示するように、アーク固定接点86に対してアーク可動接点82を開離した状態、つまりアーク接点67がオフした状態に保持される。一方外側の接点ブロック8’のアーク可動接点ばね83’はカード10’の第1駆動部10a’によりアーク可動接点82の位置より固定基端側寄りの部位をそのばね付勢に抗して押圧され、アーク可動接点82をアーク固定接点86より開離した状態、つまりアーク接点67がオフした状態に保持される。尚各接点ブロック8,8’のメイン可動接点ばね81側は従来例と同様な構成で、従来例と同様な動作を為すので、ここでは説明は省略する。
【0047】
次にオン位置側へ反転動作する場合、カード10,10’が夫々図1に於いて左方向に回転されると、各接点ブロック8,8’のアーク可動接点ばね83、83’はそのばね力により自由端側を左方向へ動かすように倒れて、夫々のアーク可動接点82,82をアーク固定接点86,86に接触させ、各アーク接点67はオンする。ここで図3(a)(c)に示すように各アーク接点67のオンするタイミング(1)(1)’がほぼ同時となるように各カード10,10’の第1駆動部10a,10a’の形状寸法及びアーク可動接点ばね83,83’に対する当接位置を設定してある。
【0048】
一方各接点ブロック8、8’のメイン可動接点ばね81,81はカード10,10’の第2駆動部10b、10bの移動によりオフ位置からオン位置へ倒れ、各アーク接点67のバウンスが終了した後図3(b)(c)に示すようにほぼ同じタイミング(2)(2)’でメイン可動接点86がメイン固定接点85に接触してメイン接点68がオンする。このオン後接点ブロック8のアーク可動接点ばね83が反転して図3(a)で示すタイミング(3)でそのアーク可動接点82がアーク固定接点86より開離し、アーク接点67はオフする。
【0049】
次にオン位置からオフ位置へ各接点ブロック8,8’のカード10,10’が回転する場合、内側の接点ブロック8側のアーク可動接点ばね83は従来例と同様な動作を為す。一方外側の接点ブロック8’側のアーク可動接点ばね83はカード10’の第1駆動部10a’により押圧されてオン位置への移動とは逆方向に押し動かされ、アーク可動接点82はアーク固定接点86より開離してアーク接点67がオフする。このタイミングは各接点ブロック8、8’のメイン可動接点ばね81,81が第2駆動部10b、10bにより押し動かされて各メイン可動接点86がメイン固定接点85より開離するタイミング、つまりメイン接点86がオフする図3(f)に示すタイミング(4)よりも遅い図3(e)に示すタイミング(5)となる。尚図3では内側の接点ブロック8のアーク接点67のオフ動作のタイミングチャートは省略している。
【0050】
かように本実施形態は外側の接点ブロック8’のアーク可動接点ばね83’をリフトオフタイプとすることにより、カード10’の設計にあたり、アーク接点67がオンするタイミング及びメイン接点68がオンするタイミングだけを考慮すればよいため、組み立てばらつき等の影響を受けにくくなる。また両切り型で負荷遮断を行う場合には、内側の接点ブロック8のメイン接点68がオフするタイミングは外側の接点ブロック8’のアーク接点67がオフするタイミングよりも早いため、遮断が確実に行え、遮断不良は起きない
【0051】
外側の接点ブロック8’のカード10’の第1駆動部10a’がアーク可動接点ばね83’を押す部位を図(b)に示すようにアーク可動接点82に近傍に設定するとともにアーク可動接点82とアーク固定接点86との距離を絶縁耐圧を確保するが、図(a)に示す内側の接点ブロック8のアーク可動接点82とアーク固定接点86との距離よりも小さくすることにより、接点バウンスを低減することができる。
【0052】
【発明の効果】
請求項1の発明では、上述のように構成し、外側の接点ブロックには、第1のカードの回転に連動して回転する第2のカードと、電気的に互いに接続された第2のアーク固定接点及び第2のメイン固定接点と、一端が固定され、第2のアーク固定接点に対して接触・開離するアーク可動接点を有するリフトオフタイプの第2のアーク可動接点ばね及び一端が固定されるとともに該第2のアーク可動接点ばねに電気的に接続され第2のメイン固定接点に対して接触開離するメイン可動接点を有する第2のメイン可動接点ばねとを設け、第2のカードには、第2のメイン可動接点ばねと、第のアーク可動接点ばねの間に配置され、オフ位置において第2のアーク可動接点ばねを押圧してアーク可動接点と第2のアーク固定接点とを開離させ、オフ位置からオン位置への回転時に第2のアーク可動接点ばねの押圧を解除して第2のアーク可動接点ばねのばね力によりアーク可動接点を第2のアーク固定接点に接触させる第1駆動部と、オフ位置においてメイン可動接点と第のメイン固定接点とを開離させ、オフ位置からオン位置への回転時に、上記アーク可動接点と第2のアーク固定接点が接触した後にメイン可動接点を第のメイン固定接点に接触させるように第2の可動接点ばねを駆動する第2駆動部とを設けたので、外側の接点ブロックでは第2のアーク可動接点ばねの動作タイミングに関して管理するポイントが、アーク可動接点が第2のアーク固定接点に対して接触するタイミングのみとなるため、反転ばねを外側の接点ブロックの第2の可動接点ばねに用いる場合に比べて、組立て時のばらつきの影響が少なくなり、組み立てが容易で、しかも遮断不良も起きないという効果がある。
【0053】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、オフ位置での内側の接点ブロックの第1のアーク可動接点ばねのアーク可動接点と第1のアーク固定接点との間の距離よりも、外側の接点ブロックの第2のアーク可動接点ばねのアーク可動接点と第2のアーク固定接点との間の距離を小さくし且つ第2のアーク可動接点ばねに対する第2のカードの第1駆動部が当接する位置をアーク可動接点の近傍位置とするので、外側の接点ブロックのアーク可動接点ばねのアーク可動接点と第2のアーク固定接点との間の接点バウンスを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の要部の構成説明図である。
【図2】 同上の全体の分解斜視図である。
【図3】 同上の動作説明用タイミングチャートである。
【図4】 同上の別の例の要部の構成説明図である。
【図5】 従来例の全体分解斜視図である。
【図6】 (a)は同上に用いるカードの拡大斜視図である。(b)は同上に用いるアーク可動接点ばねの拡大斜視図である。
【図7】 (a)は同上に用いる電磁石ブロックの一部破断せる上面図である。(b)は同上に用いる電磁石ブロックの側面断面図である。(c)は同上に用いる電磁石ブロックの背面図である。
【図8】 (a)は同上に用いる接点ブロックの上面図である。(b)は同上に用いる接点ブロックの一部省略せる正面図である。(c)は同上に用いる接点ブロックの下面図である。(d)は同上に用いる接点ブロックの側面図である。(e)は同上に用いる接点ブロックの一部破断せる背面図である。
【図9】 同上の動作説明用タイミングチャートである。
【符号の説明】
8、8’ 接点ブロック
10、10’ カード
10a,10a’ 第1駆動部
67 アーク接点
68 メイン接点
84 固定端子
86 アーク固定接点
82 アーク可動接点
83,83’ アーク可動接点ばね

Claims (2)

  1. 可動部を駆動する電磁石ブロックと、電磁石ブロックに連接される内側の接点ブロックと、該内側の接点ブロックに連接される外側の接点ブロックとを備え、
    内側の接点ブロックには、電磁石ブロックの可動部の回転に連動して回転する第1のカードと、電気的に互いに接続されている第1のアーク固定接点及び第1のメイン固定接点と、一端が固定され、第1のアーク固定接点に対して接触・開離するアーク可動接点を有する反転ばねからなる第1のアーク可動接点ばね及び一端が固定されるとともに第1のアーク可動接点ばねに電気的に接続され第1のメイン固定接点に対して接触・開離するメイン可動接点を有する第1のメイン可動接点ばねとを設け、
    外側の接点ブロックには、第1のカードの回転に連動して回転する第2のカードと、電気的に互いに接続された第2のアーク固定接点及び第2のメイン固定接点と、一端が固定され、第2のアーク固定接点に対して接触・開離するアーク可動接点を有するリフトオフタイプの第2のアーク可動接点ばね及び一端が固定されるとともに該第2のアーク可動接点ばねに電気的に接続され第2のメイン固定接点に対して接触開離するメイン可動接点を有する第2のメイン可動接点ばねとを設け、
    第1のカードは第1のメイン可動接点ばねと、第1のアーク可動接点ばねの間に配置され、オフ位置において第1のアーク可動接点ばねのアーク可動接点と固定端との間の部位を押圧してアーク可動接点と第1のアーク固定接点とを開離させ、オフ位置からオン位置への回転時に第1のアーク可動接点ばねの押圧を解除して第1のアーク可動接点ばねのばね力によりアーク可動接点を第1のアーク固定接点に接触させ、その接触後に第1のアーク可動ばねを反転させてアーク可動接点を第1のアーク固定接点より開離させる第1駆動部と、オフ位置においてメイン可動接点と第1のメイン固定接点とを開離させ、オフ位置からオン位置への回転時に上記アーク可動接点と第1のアーク固定接点が接触してから反転開離するまでの間のタイミングでメイン可動接点を第1のメイン固定接点に接触させるように第1の可動接点ばねを駆動する第2駆動部とを設け、
    第2のカードは、第2のメイン可動接点ばねと第のアーク可動接点ばねの間に配置され、オフ位置において第2のアーク可動接点ばねを押圧してアーク可動接点と第2のアーク固定接点とを開離させ、オフ位置からオン位置への回転時に第2のアーク可動接点ばねの押圧を解除して第2のアーク可動接点ばねのばね力によりアーク可動接点を第2のアーク固定接点に接触させる第1駆動部と、オフ位置においてメイン可動接点と第のメイン固定接点とを開離させ、オフ位置からオン位置への回転時に、上記アーク可動接点と第2のアーク固定接点が接触した後にメイン可動接点を第のメイン固定接点に接触させるように第2の可動接点ばねを駆動する第2駆動部とを設けたことを特徴とするリレー。
  2. オフ位置での内側の接点ブロックの第1のアーク可動接点ばねのアーク可動接点と第1のアーク固定接点との間の距離よりも、外側の接点ブロックの第2のアーク可動接点ばねのアーク可動接点と第2のアーク固定接点との間の距離を小さくし且つ第2のアーク可動接点ばねに対する第2のカードの第1駆動部が当接する位置をアーク可動接点の近傍位置とすることを特徴とする請求項1記載のリレー
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