JP2674385B2 - 電磁リレー - Google Patents
電磁リレーInfo
- Publication number
- JP2674385B2 JP2674385B2 JP3279530A JP27953091A JP2674385B2 JP 2674385 B2 JP2674385 B2 JP 2674385B2 JP 3279530 A JP3279530 A JP 3279530A JP 27953091 A JP27953091 A JP 27953091A JP 2674385 B2 JP2674385 B2 JP 2674385B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- iron core
- contact
- yoke
- electromagnetic relay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/16—Magnetic circuit arrangements
- H01H50/18—Movable parts of magnetic circuits, e.g. armature
- H01H50/30—Mechanical arrangements for preventing or damping vibration or shock, e.g. by balancing of armature
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁リレーに関し、特に
ヒンジばねを有するフレクチャー形の電磁リレーに関す
る。
ヒンジばねを有するフレクチャー形の電磁リレーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のかかるフレクチャー形電磁リレー
は、ベース上に固定接点を植設し、鉄心やコイルおよび
ヨークを搭載する一方、可動接点ばねと一体のヒンジば
ねをアーマチュアに取付け且つヨークに固定して構成さ
れる。
は、ベース上に固定接点を植設し、鉄心やコイルおよび
ヨークを搭載する一方、可動接点ばねと一体のヒンジば
ねをアーマチュアに取付け且つヨークに固定して構成さ
れる。
【0003】図3はかかる従来の一例を示すフレクチャ
ー形電磁リレーの正面図である。図3に示すように、従
来のフレクチャー形電磁リレーは電気的絶縁性をもつプ
ラスチック製ベース1上に、コイル6を巻装したスプー
ル5と、このスプール5の中心を貫通する鉄心7と、鉄
心7の一端にカシメ固定されるL字形のヨーク8とを搭
載する。また、ベース1にはメーク側固定接点3やブレ
ーク側固定接点4を形成した接点端子2が植設され、コ
イル6を外部に引き出すコイル端子14が貫通してい
る。しかも、ヨーク8の先端には、コイル6への通電に
より励磁された鉄心7に吸引されるアーマチュア9が係
合し、このアーマチュア9をヒンジばね11により支持
している。また、ヒンジばね11は可動接点13を有す
る可動接点ばね12に一体化され、アーマチュア9に連
動する。尚、可動接点13に対向するブレーク側固定接
点4を備えたブレーク側固定端子とメーク側固定接点3
を備えたメーク側固定端子とは、接点端子2で代表され
る。
ー形電磁リレーの正面図である。図3に示すように、従
来のフレクチャー形電磁リレーは電気的絶縁性をもつプ
ラスチック製ベース1上に、コイル6を巻装したスプー
ル5と、このスプール5の中心を貫通する鉄心7と、鉄
心7の一端にカシメ固定されるL字形のヨーク8とを搭
載する。また、ベース1にはメーク側固定接点3やブレ
ーク側固定接点4を形成した接点端子2が植設され、コ
イル6を外部に引き出すコイル端子14が貫通してい
る。しかも、ヨーク8の先端には、コイル6への通電に
より励磁された鉄心7に吸引されるアーマチュア9が係
合し、このアーマチュア9をヒンジばね11により支持
している。また、ヒンジばね11は可動接点13を有す
る可動接点ばね12に一体化され、アーマチュア9に連
動する。尚、可動接点13に対向するブレーク側固定接
点4を備えたブレーク側固定端子とメーク側固定接点3
を備えたメーク側固定端子とは、接点端子2で代表され
る。
【0004】かかる電磁リレーにおいて、ヨーク8の一
端に支持されるアーマチュア9の下面、すなわちヨーク
8との当接面近傍は、通常平面形状である。
端に支持されるアーマチュア9の下面、すなわちヨーク
8との当接面近傍は、通常平面形状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のフレク
チャー形電磁リレーは、ヨークの一端にアーマチュアの
平面が当接し、ヒンジばねによって支持されているの
で、ヒンジばねの弾性限界以上の衝撃が与えられると、
ヒンジばねが塑性変形し、しかもアーマチュアがヨーク
の一端から浮いてしまう場合がある。このため、磁路の
一部を形成するヨークとアーマチュア間が切断され、吸
引力が低下し、重要なリレー特性である感動電圧および
開放電圧が規格外れになりやすいという欠点がある。
チャー形電磁リレーは、ヨークの一端にアーマチュアの
平面が当接し、ヒンジばねによって支持されているの
で、ヒンジばねの弾性限界以上の衝撃が与えられると、
ヒンジばねが塑性変形し、しかもアーマチュアがヨーク
の一端から浮いてしまう場合がある。このため、磁路の
一部を形成するヨークとアーマチュア間が切断され、吸
引力が低下し、重要なリレー特性である感動電圧および
開放電圧が規格外れになりやすいという欠点がある。
【0006】本発明の目的は、かかるヒンジばねが弾性
限界以上の衝撃を受けても、塑性変形しないように、耐
衝撃性を向上させることのできる電磁リレーを提供する
ことにある。
限界以上の衝撃を受けても、塑性変形しないように、耐
衝撃性を向上させることのできる電磁リレーを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁リレーは、
コイルを巻回したスプールと、前記スプールの中心を貫
通する鉄心と、前記鉄心の一端に固着したL字形ヨーク
と、前記鉄心の他端に対向し且つ励磁により前記鉄心に
吸引されるアーマチュアと、前記アーマチュアの動作を
支持するヒンジばねと、可動接点を先端に形成し且つ前
記アーマチュアに連動する可動接点ばねと、前記可動接
点に対向するメーク側固定接点およびブレーク側固定接
点をそれぞれ形成したメーク側固定端子およびブレーク
側固定端子とを有し、前記アーマチュアは前記ヨークに
係合する係合部と前記鉄心に当接する当接部との中間付
近に且つ前記鉄心側に突出する突起を設けて構成され
る。
コイルを巻回したスプールと、前記スプールの中心を貫
通する鉄心と、前記鉄心の一端に固着したL字形ヨーク
と、前記鉄心の他端に対向し且つ励磁により前記鉄心に
吸引されるアーマチュアと、前記アーマチュアの動作を
支持するヒンジばねと、可動接点を先端に形成し且つ前
記アーマチュアに連動する可動接点ばねと、前記可動接
点に対向するメーク側固定接点およびブレーク側固定接
点をそれぞれ形成したメーク側固定端子およびブレーク
側固定端子とを有し、前記アーマチュアは前記ヨークに
係合する係合部と前記鉄心に当接する当接部との中間付
近に且つ前記鉄心側に突出する突起を設けて構成され
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示すフレクチャ
ー形電磁リレーの正面図である。図1に示すように、本
実施例は電気的絶縁性を有するベース1にリベット型の
メーク側接点3をカシメたメーク側接点外部導出端子お
よびリベット形のブレーク側接点4をカシメたブレーク
側接点外部導出端子からなる接点端子2を圧入する。ま
た、鉄心7を内装しコイル6を巻装するとともに一組の
コイル外部導出端子14を形成したスプール5と、鉄心
7の一端に機械的且つ磁気的に係合したヨーク8とをベ
ース1上に搭載する。このヨーク8には突起10を備え
たアーマチュア9をヒンジばね11により機械的且つ磁
気的に係合保持し、ヒンジばね11はヨーク8に機械的
に固定される。さらに、アーマチュア9にはヒンジばね
11と一体化され且つリベット型の可動接点13を機械
的にカシメた可動接点ばね12が固定される。要する
に、これらの部材によりベース1上にフレクチャー形電
磁ブロックが形成される。
ー形電磁リレーの正面図である。図1に示すように、本
実施例は電気的絶縁性を有するベース1にリベット型の
メーク側接点3をカシメたメーク側接点外部導出端子お
よびリベット形のブレーク側接点4をカシメたブレーク
側接点外部導出端子からなる接点端子2を圧入する。ま
た、鉄心7を内装しコイル6を巻装するとともに一組の
コイル外部導出端子14を形成したスプール5と、鉄心
7の一端に機械的且つ磁気的に係合したヨーク8とをベ
ース1上に搭載する。このヨーク8には突起10を備え
たアーマチュア9をヒンジばね11により機械的且つ磁
気的に係合保持し、ヒンジばね11はヨーク8に機械的
に固定される。さらに、アーマチュア9にはヒンジばね
11と一体化され且つリベット型の可動接点13を機械
的にカシメた可動接点ばね12が固定される。要する
に、これらの部材によりベース1上にフレクチャー形電
磁ブロックが形成される。
【0010】図2は図1に示すアーマチュア近傍の拡大
斜視図である。図2に示すように、アーマチュア9は鉄
心7に当接する当接部15とヨーク8に係合する係合部
16との中間付近に、しかも鉄心7側に向けて突出する
前述した突起10を形成している。
斜視図である。図2に示すように、アーマチュア9は鉄
心7に当接する当接部15とヨーク8に係合する係合部
16との中間付近に、しかも鉄心7側に向けて突出する
前述した突起10を形成している。
【0011】かかる電磁リレーにおいて、通電されたコ
イル6により励磁された鉄心7にアーマチュア9が吸引
される際、当接部15と係合部16の中間付近に設けら
れた突起10は、リレーに衝撃が加えられた時にアーマ
チュア9がヒンジばね11の弾性限界以上に移動するこ
とを防止している。すなわち、矢印A(図1)の方向に
衝撃を加えられた場合、アーマチュア9も矢印Aの方向
に移動しようとする。かかる衝撃が大きい程、アーマチ
ュア9の移動量も大きくなる。この移動量がヒンジばね
11の弾性限界を越えると、ヒンジばね11は変形して
しまう。従って、弾性限界を越えない位置に突起10を
設けておくと、アーマチュア9が移動しても、突起10
がヨーク8の内面に衝突し、アーマチュア9が移動でき
ないようにすることができる。
イル6により励磁された鉄心7にアーマチュア9が吸引
される際、当接部15と係合部16の中間付近に設けら
れた突起10は、リレーに衝撃が加えられた時にアーマ
チュア9がヒンジばね11の弾性限界以上に移動するこ
とを防止している。すなわち、矢印A(図1)の方向に
衝撃を加えられた場合、アーマチュア9も矢印Aの方向
に移動しようとする。かかる衝撃が大きい程、アーマチ
ュア9の移動量も大きくなる。この移動量がヒンジばね
11の弾性限界を越えると、ヒンジばね11は変形して
しまう。従って、弾性限界を越えない位置に突起10を
設けておくと、アーマチュア9が移動しても、突起10
がヨーク8の内面に衝突し、アーマチュア9が移動でき
ないようにすることができる。
【0012】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の電磁リ
レーは、アーマチュアの裏面側に突起を設けることによ
り、衝撃を受けた際のアーマチュアの移動量を小さくで
きるので、ヒンジばねが変形しづらく、耐衝撃性を高め
ることができるという効果がある。
レーは、アーマチュアの裏面側に突起を設けることによ
り、衝撃を受けた際のアーマチュアの移動量を小さくで
きるので、ヒンジばねが変形しづらく、耐衝撃性を高め
ることができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す電磁リレーの正面図で
ある。
ある。
【図2】図1に示すアーマチュア近傍の拡大斜視図であ
る。
る。
【図3】従来の一例を示す電磁リレーの正面図である。
1 ベース 2 接点端子 3 メーク接点 4 ブレーク接点 5 スプール 6 コイル 7 鉄心 8 ヨーク 9 アーマチュア 10 突起 11 ヒンジばね 12 可動接点ばね 13 可動接点 14 コイル端子 15 当接部 16 係合部
Claims (1)
- 【請求項1】 コイルを巻回したスプールと、前記スプ
ールの中心を貫通する鉄心と、前記鉄心の一端に固着し
たL字形ヨークと、前記鉄心の他端に対向し且つ励磁に
より前記鉄心に吸引されるアーマチュアと、前記アーマ
チュアの動作を支持するヒンジばねと、可動接点を先端
に形成し且つ前記アーマチュアに連動する可動接点ばね
と、前記可動接点に対向するメーク側固定接点およびブ
レーク側固定接点をそれぞれ形成したメーク側固定端子
およびブレーク側固定端子とを有し、前記アーマチュア
は前記ヨークに係合する係合部と前記鉄心に当接する当
接部との中間付近に且つ前記鉄心側に突出する突起を設
けることを特徴とする電磁リレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3279530A JP2674385B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 電磁リレー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3279530A JP2674385B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 電磁リレー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05120972A JPH05120972A (ja) | 1993-05-18 |
JP2674385B2 true JP2674385B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=17612297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3279530A Expired - Lifetime JP2674385B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 電磁リレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2674385B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP3279530A patent/JP2674385B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05120972A (ja) | 1993-05-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970617 |