JPH04272628A - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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Publication number
JPH04272628A
JPH04272628A JP3284291A JP3284291A JPH04272628A JP H04272628 A JPH04272628 A JP H04272628A JP 3284291 A JP3284291 A JP 3284291A JP 3284291 A JP3284291 A JP 3284291A JP H04272628 A JPH04272628 A JP H04272628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
base block
iron core
assembly
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP3284291A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Tomono
登 友野
Takahiro Nakabayashi
中林 孝浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takamisawa Electric Co Ltd
Takamisawa Cybernetics Co Ltd
Original Assignee
Takamisawa Electric Co Ltd
Takamisawa Cybernetics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takamisawa Electric Co Ltd, Takamisawa Cybernetics Co Ltd filed Critical Takamisawa Electric Co Ltd
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Priority to EP91310975A priority patent/EP0501070B2/en
Priority to DE69121385T priority patent/DE69121385T3/de
Priority to US07/801,209 priority patent/US5202663A/en
Priority to KR1019910022568A priority patent/KR0159515B1/ko
Publication of JPH04272628A publication Critical patent/JPH04272628A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産業機器、自動車等に適
用される電磁継電器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、上述の電磁継電器は、鉄心、鉄
心に巻回されたコイル、鉄心の一端に固定された継鉄、
継鉄にヒンジばねによって接続され鉄心の他端に対向し
て設けられた接極子、可動接点、固定接点、これらを固
着固定するベースブロック等を含んで構成されている。 そして、鉄心、コイル、継鉄、接極子等の電磁石アセン
ブリはベースブロック内の所定位置に固定され、また、
可動接点、固定接点等の接点ばね組もベースブロック内
の所定位置に固定される(参照:特開昭60−2492
21号公報)。この場合、これらの位置関係は、組み立
てた後に、動作時に可動接点と固定接点との間に十分な
ばね接触圧力が得られるように接極子負荷を得るように
予め設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
は、各部品の寸法、強度等にはばらつきがある。従って
、可動接点と固定接点の接点ゲージング及び接極子負荷
特性も電磁継電器毎にばらつく。この結果、通常、接点
ゲージング及び接極子負荷特性も各部品のばらつきを見
込んで設計されている。
【0004】従って、上述の従来形においては、電磁石
の吸引力(起磁力)は最大の接極子負荷特性に合わせて
設計しなければならないために、電磁石が大型化し、ひ
いては電磁継電器が大型化するという課題があり、また
、大型化した電磁石を動作させるのに消費電力が大きく
なるという課題もある。
【0005】従って、本発明の目的は、小型化かつ低消
費電力の電磁継電器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの第1の手段は、鉄心、コイル、継鉄、接極子等より
なる電磁石アセンブリと、接点ばね組を固着したベース
ブロックとの相対的位置を調整しつつこの相対的位置を
固定したものである。
【0007】また、第2の手段は、第1の手段に加えて
、鉄心に対して接極子を接点ばね組と反対側に設け、ま
た、接点ばね組の可動接点と接極子とを結合させるカー
ドを2つの腕部で構成し、さらに、ベースブロックにコ
イルの外周に沿った凹部を形成し、該凹部に前記腕部を
配設したものである。
【0008】
【作用】上述の第1の手段によれば、電磁石組立をベー
スブロックに固着する前に、各部品の組立時の寸法、強
度ばらつきを吸収できるように、電磁石組立とベースブ
ロックとの相対的位置、すなわち、接極子と接点ばねと
の相対的位置が調整される。
【0009】また、第2の手段によれば、カードによる
ベースブロックの高さ増加は実質的にない。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る電磁継電器の一実施例を
示す分解斜視図、図2は図1の電磁継電器を組立てた後
の一部切り欠いた組立正面図である。図1、図2におい
て、1はコイルボビン(巻枠)であって、コイル2を巻
回し、鍔部1cから突出したブロック状部分1a,1b
にコイル端子3a,3bを圧入し、このコイル端子3a
,3bにコイル2の両端をからげて接続してある。
【0011】4は鉄心であって、コイル2が巻回された
コイルボビン1の中心孔を貫挿し、その先端部4aを継
鉄5の孔5aに嵌挿して後、鉄心4の先端部4aをかし
めて継鉄5に固着されるものである。
【0012】6はヒンジばねであって、これに設けた孔
6aを接極子7の押出部7aに嵌合して後、押出部7a
をかしめて接極子アセンブリとし、ヒンジばね6に設け
た2つの孔6b,6bを継鉄5の下面に設けた押出部5
b,7bに係合することにより電磁石アセンブリXが完
成する。
【0013】また、ベースブロック8には、可動接点9
aを固着した可動接点ばね9、及び固定接点10a,1
1aを固着した固定接点ばね10,11が圧入固着され
、固定接点ばね11は、その係止部11bがベースブロ
ック8より突出したストッパ8cにより係止され、所定
の位置に配設し、ベースブロックアセンブリYが完成す
る。
【0014】12はカードであって、その端部に設けた
係合部12a,12bを接極子7の切込部7b,7cに
係合し、他端の突出接触部12c,12d(図3をも参
照)を可動接点ばね9の孔9b,9cに挿入することに
より、接極子7が鉄心4に吸引されて接極子7が回動し
た時、これに連動してカード12が右方向に動作するこ
とにより、可動接点ばね9が動作して可動接点9aが固
定接点10aと開離した後、固定接点11aと接触する
ようになっている。
【0015】13は電磁継電器の上部をカバーするため
の箱である。
【0016】次に、上述の電磁継電器の組立について図
4を参照して説明する。ここでは、コイルボビン1、コ
イル2、コイル端子3a,3b、鉄心4、継鉄5、ヒン
ジばね6、接極子7は既に電磁石アセンブリXとして存
在し、ベースブロック8は接点ばね9,10,11が既
に固着されたベースブロックアセンブリYとして存在す
るものとする。
【0017】始めに、電磁石アセンブリXにカード12
を装着する。すなわち、上述のごとく、カード12の係
合部12a,12bを接極子7の切込部7b,7cに係
合せしめる。この場合、カード12は2つの腕部12e
,12fを有しており、他方、ベースブロック8はコイ
ル2の外周に沿って凹部が形成されている。従って、ベ
ースブロック8の高さはカード12によって本来実質的
に増大するが、本発明においては、カード12によるベ
ースブロック8の高さの増大はなく、従って、電磁継電
器の小型化に寄与する。
【0018】次に、カード12が装着された電磁石アセ
ンブリXをベースブロックアセンブリYのベースブロッ
ク8の開口部に圧入する。この場合、治具により接極子
7が鉄心4に吸引されて密接した状態に保持し、この状
態で電磁石アセンブリXを徐々に圧入する。すなわち、
電磁石アセンブリXをベースブロック8の上部円筒状の
開口部より、ベースブロック8の内壁および底部の突出
部8aと、コイルボビン1の鍔部1cおよび継鉄5に設
けた4個の張出部5cとを密接させながら鉄心5の軸方
向に滑動して圧入する。この結果、接極子変位D(電磁
石アセンブリXのベースブロック8に対する変位でもあ
る)が図4のD0 となった時点で、カード12の突出
接触部12c,12dがベースブロックアセンブリYの
可動接点ばね9の孔9b,9cより挿入後、可動接点ば
ね9に接触する。さらに、電磁石アセンブリXをベース
ブロック8の開口部に圧入すると、カード12の突出接
触部12c,12dによって可動接点ばね9は電磁石ア
センブリXの圧入方向と同一方向に移動され、その可動
接点ばね9の負荷により接極子負荷Lも図4のL1 ま
で上昇する。この状態で電磁石アセンブリXをベースブ
ロック8の開口部にさらに圧入すると、可動接点ばね9
は固定接点ばね11に向かって移動し、接極子負荷Lも
図4の値L1 より徐々に増大する。ここで接極子負荷
Lが図4の値L2 に到達したときの接極子変位D2 
は可動接点ばね10が固定接点ばね11に接触した時点
である。この時点で電磁石アセンブリXの圧入操作を一
旦停止する。その後、この接極子変位D2 を基準とし
て図3に示す一定の変位ΔDだけ電磁石アセンブリXを
治具により圧入し、この結果、接極子変位D4 を電磁
石アセンブリXのベースブロックアセンブリYに対する
固設位置とする。なお、このままでも電磁石アセンブリ
Xはベースブロック8に緊着しているが、振動、衝撃等
に対する強度を増大させるため、ベースブロック8の側
面に設けた孔8bより、継鉄5の張出部5cをかしめる
か、または接着剤を注入する等により電磁石アセンブリ
Xのベースブロック8に対する緊着度を強化する。
【0019】次に、上部に箱13を被せて電磁継電器は
完成する。
【0020】上述のごとく組立てられた電磁継電器の動
作をやはり図4を参照して説明する。
【0021】図4の接極子変位D0 、接極子負荷0の
状態は、接極子7の不動作状態つまり鉄心4の非励磁状
態を示し、この状態(D0 ,0)では、可動接点9a
は固定接点10aに接触している。他方、図4の接極子
変位D4 、接極子負荷L4 の状態は接極子7の動作
状態つまり鉄心4の励磁状態を示し、この状態では、可
動接点9aは固定接点11aに接触している。
【0022】コイル2に電流を供給すると、(接極子変
位D、接極子負荷L)は(D0 ,0)から(D4 ,
L4)に移行する。これを詳細に説明すると、接極子7
が鉄心4に吸引されて接極子変位がD0 からD1 に
変化して可動接点9aが固定接点10aから開離する。 その後、接極子変位DがD2 になると、可動接点9a
は固定接点11aに接触する。この結果、固定接点ばね
11のばね圧に対抗して可動接点ばね9が撓みつつ接極
子変位Dは値D2 から値D3 となって接極子負荷L
は値L2 から値L3 へ急上昇する。この状態(L3
 ,D3)にて、固定接点ばね11はベースブロック8
のストッパ8cから離脱し、さらに可動接点9aが固定
接点12aを押しながら変位し、最終的な状態(D4 
,L4)となる。この最終的な状態(D4 ,L4)で
は、接極子7は鉄心4に完全に密着し、接極子変位Dは
停止し、可動接点9aの変位も停止する。
【0023】図4における変位ΔDは、可動接点9aが
固定接点11aに接触した時点から接極子7が鉄心4に
密着する時点までのいわゆる接点追従(フォロー)と称
される接極子変位であって、接点9a,11aが摩耗し
ても接点9a,11a間の接触を保証するものである。 この変位ΔDの間では、接極子7の負荷Lが最も重くな
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
磁石アセンブリXとベースブロックアセンブリYとの相
対的距離を調整可能としたので、各部品の組立時のばら
つきを吸収して図4における変位ΔDを一定に保つこと
ができ所定の接極子負荷特性Lを最小に設定できる。従
って、鉄心の吸引力を小さくすなわち電磁石を小型化で
き、ひいては電磁継電器を小型化できる。また、電磁石
を小型化できた分、消費電力も小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁継電器の一実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】図1の電磁継電器を組立てた後の一部切り欠い
た組立正面図である。
【図3】図1のカードの側面図である。
【図4】図1の電磁継電器の組立操作及び動作特性を説
明するグラフである。
【符号の説明】
X…電磁石アセンブリ Y…ベースブロックアセンブリ 1…コイルボビン 2…コイル 3a,3b…コイル端子 4…鉄心 5…継鉄 6…ヒンジばね 7…接極子 8…ベースブロック 9…可動接点ばね 10,11…固定接点ばね 12…カード 13…箱

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  鉄心(4)、該鉄心に巻回されたコイ
    ル(2)、該鉄心の一端に固定された継鉄(5)、及び
    該継鉄にヒンジばね(6)によって接続され前記鉄心の
    他端に対向して設けられた接極子(7)を有する電磁石
    アセンブリ(X)と、ベースブロック(8)及び該ベー
    スブロックに固着された接点ばね組(9,10,11)
    を有するベースブロックアセンブリ(Y)と、を具備し
    、前記電磁石アセンブリとベースブロックとの相対的位
    置を調整しつつ該相対的位置を固定した電磁継電器。
  2. 【請求項2】  前記鉄心に対して前記接極子を前記接
    点ばね組と反対側に設け、該接点ばね組の可動接点と前
    記接極子とを結合させるカード(12)を2つの腕部(
    12e,12f)で構成し、前記ベースブロックに前記
    コイルの外周に沿った凹部を形成し該凹部に前記腕部を
    配設した請求項1に記載の電磁継電器。
JP3284291A 1991-02-27 1991-02-27 電磁継電器 Pending JPH04272628A (ja)

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EP91310975A EP0501070B2 (en) 1991-02-27 1991-11-28 Small sized electromagnetic relay
DE69121385T DE69121385T3 (de) 1991-02-27 1991-11-28 Elektromagnetisches Kleinrelais
US07/801,209 US5202663A (en) 1991-02-27 1991-12-02 Small sized electromagnetic relay
KR1019910022568A KR0159515B1 (ko) 1991-02-27 1991-12-10 소형 전자 릴레이

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1973134A2 (en) 2007-03-22 2008-09-24 Omron Corporation Electromagnetic Relay
US8111117B2 (en) 2006-03-31 2012-02-07 Omron Corporation Electromagnetic relay
US8222979B2 (en) 2006-03-31 2012-07-17 Omron Corporation Electromagnetic relay

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