JP2930465B2 - 電磁継電器 - Google Patents
電磁継電器Info
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- JP2930465B2 JP2930465B2 JP4023121A JP2312192A JP2930465B2 JP 2930465 B2 JP2930465 B2 JP 2930465B2 JP 4023121 A JP4023121 A JP 4023121A JP 2312192 A JP2312192 A JP 2312192A JP 2930465 B2 JP2930465 B2 JP 2930465B2
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- connection terminal
- movable contact
- contact spring
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は少なくとも可動接点バネ
とそれに繋がる固定された外部接続端子とが接合された
電磁継電器の構成に係り、特に可動接点バネと外部接続
端子との間の接合面積が小さい場合でも該接合領域にお
ける接合を確実且つ安定化させることで電磁継電器とし
ての特性と生産性の向上を図った電磁継電器に関する。
とそれに繋がる固定された外部接続端子とが接合された
電磁継電器の構成に係り、特に可動接点バネと外部接続
端子との間の接合面積が小さい場合でも該接合領域にお
ける接合を確実且つ安定化させることで電磁継電器とし
ての特性と生産性の向上を図った電磁継電器に関する。
【0002】近年の電子機器分野においては、装置とし
ての小型化要求に対応するため回路基板等に搭載される
電磁継電器も小型化が進展しつつあるが、このことは該
電磁継電器を構成する各部材も微細化しつつあることを
意味している。
ての小型化要求に対応するため回路基板等に搭載される
電磁継電器も小型化が進展しつつあるが、このことは該
電磁継電器を構成する各部材も微細化しつつあることを
意味している。
【0003】この場合、例えば可動接点バネとそれに繋
がる固定された外部接続端子とが接合されるような構成
になる電磁継電器でも該可動接点バネと外部接続端子と
の接合領域面積を充分に確保することが難しく確実な接
合を得るのに難点があることからその対策が望まれてい
る現状にある。
がる固定された外部接続端子とが接合されるような構成
になる電磁継電器でも該可動接点バネと外部接続端子と
の接合領域面積を充分に確保することが難しく確実な接
合を得るのに難点があることからその対策が望まれてい
る現状にある。
【0004】
【従来の技術】図3は従来の電磁継電器の構成を概略的
に説明する図であり、(3-1) は構成斜視図,(3-2)は該(3
-1) をa〜a′で切断したときの断面を示す図である。
に説明する図であり、(3-1) は構成斜視図,(3-2)は該(3
-1) をa〜a′で切断したときの断面を示す図である。
【0005】なお図では1トランスファ,2回路の電磁
継電器の場合を例として説明する。また図4は問題点を
説明する図であり、本発明に関与する部分(図3におけ
る矢印A部分)を拡大視して表わしたものである。
継電器の場合を例として説明する。また図4は問題点を
説明する図であり、本発明に関与する部分(図3におけ
る矢印A部分)を拡大視して表わしたものである。
【0006】図3で電磁継電器1は、大別すると図示さ
れない筐体基板にコモン端子となる外部接続端子11a と
その両側所定位置に配設されたブレーク接点端子となる
外部接続端子11c,メーク接点端子となる外部接続端子11
b およびコイル端子となる外部接続端子11d とが二列に
固定して植設されている基板完成体11と、該基板完成体
11上の各外部接続端子列間に固定されている電磁石完成
体12と、該電磁石完成体12の上部にピボット軸を介して
該電磁石完成体12に対して僅かに回動し得る可動接点バ
ネ完成体13とで構成されている。
れない筐体基板にコモン端子となる外部接続端子11a と
その両側所定位置に配設されたブレーク接点端子となる
外部接続端子11c,メーク接点端子となる外部接続端子11
b およびコイル端子となる外部接続端子11d とが二列に
固定して植設されている基板完成体11と、該基板完成体
11上の各外部接続端子列間に固定されている電磁石完成
体12と、該電磁石完成体12の上部にピボット軸を介して
該電磁石完成体12に対して僅かに回動し得る可動接点バ
ネ完成体13とで構成されている。
【0007】そして、コイル12a が巻成されているU字
形鉄心12b の両端部間に永久磁石12c が固定配置されて
電磁石完成体12が構成されている。また、平行して対を
なす可動接点バネ 13a-1,13a-2とその中間に並列して位
置する接極子13b とが絶縁体13c にモールドインされて
形成されている可動接点バネ完成体13は、該接極子13b
の長手方向中央の幅方向に形成されているピボット軸と
しての突起13c が上記永久磁石12c 上の対応する位置で
該永久磁石12c と接触することで電磁石完成体12に対し
て突起 13cを軸として矢印bのように回動し得るように
なっている。
形鉄心12b の両端部間に永久磁石12c が固定配置されて
電磁石完成体12が構成されている。また、平行して対を
なす可動接点バネ 13a-1,13a-2とその中間に並列して位
置する接極子13b とが絶縁体13c にモールドインされて
形成されている可動接点バネ完成体13は、該接極子13b
の長手方向中央の幅方向に形成されているピボット軸と
しての突起13c が上記永久磁石12c 上の対応する位置で
該永久磁石12c と接触することで電磁石完成体12に対し
て突起 13cを軸として矢印bのように回動し得るように
なっている。
【0008】そしてこの状態で該可動接点バネ完成体13
の各可動接点バネ 13a-1,13a-2の両端部は上述した基板
完成体11のブレーク接点端子となる外部接続端子11c お
よびメーク接点端子となる外部接続端子11b と対応する
位置に位置するようになっていると共に、該各可動接点
バネ 13a-1,13a-2の中央部から分岐して絶縁体13c から
突出する例えばU字形のような余長領域Bを持つ舌片 1
3a′はその自由端 13a″が上述した基板完成体11のコモ
ン端子となる外部接続端子11a と対応する位置に位置す
るようになっている。
の各可動接点バネ 13a-1,13a-2の両端部は上述した基板
完成体11のブレーク接点端子となる外部接続端子11c お
よびメーク接点端子となる外部接続端子11b と対応する
位置に位置するようになっていると共に、該各可動接点
バネ 13a-1,13a-2の中央部から分岐して絶縁体13c から
突出する例えばU字形のような余長領域Bを持つ舌片 1
3a′はその自由端 13a″が上述した基板完成体11のコモ
ン端子となる外部接続端子11a と対応する位置に位置す
るようになっている。
【0009】そして、この場合の該各可動接点バネ 13a
-1,13a-2はそれぞれの両端を交互に上記外部接続端子11
b ,11c と一定した接触圧力でほぼ同時に接触させるた
めに燐青銅の如きバネ材を容易に撓み得るような厚さで
形成する必要があるが、基板完成体11に植設されている
各外部接続端子 11a〜11d は外部に位置する回路基板等
に該電磁継電器1を実装するものであるため丈夫な材料
にする必要があり、結果的にその材質を上記可動接点バ
ネと変えたりその厚さを厚くする等の強度強化手段をと
ったものにしている。
-1,13a-2はそれぞれの両端を交互に上記外部接続端子11
b ,11c と一定した接触圧力でほぼ同時に接触させるた
めに燐青銅の如きバネ材を容易に撓み得るような厚さで
形成する必要があるが、基板完成体11に植設されている
各外部接続端子 11a〜11d は外部に位置する回路基板等
に該電磁継電器1を実装するものであるため丈夫な材料
にする必要があり、結果的にその材質を上記可動接点バ
ネと変えたりその厚さを厚くする等の強度強化手段をと
ったものにしている。
【0010】従って、該舌片 13a′の自由端 13a″と外
部接続端子11a の接合領域とはレーザ等による溶接技術
で接合するようにしている。更に、上記電磁石完成体12
のコイル12a に繋がる電源線 12a′は上記基板完成体11
のコイル端子となる外部接続端子11d に接続されている
が、該外部接続端子11d ひいてはコイル12a に所定の電
位が印加されていない常態では上記可動接点バネ完成体
13の各可動接点バネ 13a-1,13a-2の一端がブレーク接点
端子となる外部接続端子11c と接触し、また該外部接続
端子11d ひいてはコイル12a に所定の電位を印加すると
該各可動接点バネ 13a-1,13a-2の他端がメーク接点端子
となる外部接続端子11b と接触するようになっている。
部接続端子11a の接合領域とはレーザ等による溶接技術
で接合するようにしている。更に、上記電磁石完成体12
のコイル12a に繋がる電源線 12a′は上記基板完成体11
のコイル端子となる外部接続端子11d に接続されている
が、該外部接続端子11d ひいてはコイル12a に所定の電
位が印加されていない常態では上記可動接点バネ完成体
13の各可動接点バネ 13a-1,13a-2の一端がブレーク接点
端子となる外部接続端子11c と接触し、また該外部接続
端子11d ひいてはコイル12a に所定の電位を印加すると
該各可動接点バネ 13a-1,13a-2の他端がメーク接点端子
となる外部接続端子11b と接触するようになっている。
【0011】このことは、常態における外部接続端子 1
1a〜11b 間の導通が上記外部接続端子11d に所定の電位
を印加したときに外部接続端子 11a〜11c 間の導通に切
り換えられることを表わしている。
1a〜11b 間の導通が上記外部接続端子11d に所定の電位
を印加したときに外部接続端子 11a〜11c 間の導通に切
り換えられることを表わしている。
【0012】そこで該外部接続端子11d に対して電位を
印加しまたはそれを解除することで、回路が切り換えら
れる継電器1を実現することができる。かかる継電器1
では、電磁石完成体12換言すれば基板完成体11に対する
可動接点バネ完成体13の回動が各可動接点バネ 13a-1,1
3a-2に形成されている舌片 13a′の余長領域Bにおける
撓みで吸収されるので、長期にわたって安定した特性が
確保し得る継電器が構成できるメリットがある。
印加しまたはそれを解除することで、回路が切り換えら
れる継電器1を実現することができる。かかる継電器1
では、電磁石完成体12換言すれば基板完成体11に対する
可動接点バネ完成体13の回動が各可動接点バネ 13a-1,1
3a-2に形成されている舌片 13a′の余長領域Bにおける
撓みで吸収されるので、長期にわたって安定した特性が
確保し得る継電器が構成できるメリットがある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】問題点を説明する図4
は上記舌片 13a′の部分を矢印Aの方向から見た拡大視
で表わしたものであり、図3と同じ対象部材や部位には
同一の記号を付して表わしている。
は上記舌片 13a′の部分を矢印Aの方向から見た拡大視
で表わしたものであり、図3と同じ対象部材や部位には
同一の記号を付して表わしている。
【0014】図4で、固定された外部接続端子11a の平
坦な接合面 11a′と可動接点バネ 13a-1の余長領域Bを
持つ舌片 13a′とは、その平坦化された自由端 13a″近
傍の例えば領域Cをレーザ等による溶接技術で接合する
ようにしている。
坦な接合面 11a′と可動接点バネ 13a-1の余長領域Bを
持つ舌片 13a′とは、その平坦化された自由端 13a″近
傍の例えば領域Cをレーザ等による溶接技術で接合する
ようにしている。
【0015】この場合、固定された外部接続端子11a に
対して可動接点バネ完成体13ひいては可動接点バネ 13a
-1,13a-2(図では 13a-1)は図3で説明した如く矢印B
方向に回動するが、このことは可動接点バネ 13a-1の自
由端 13a″が該外部接続端子11a の接合面 11a′に直交
する方向の応力を繰り返し受けることを意味する。
対して可動接点バネ完成体13ひいては可動接点バネ 13a
-1,13a-2(図では 13a-1)は図3で説明した如く矢印B
方向に回動するが、このことは可動接点バネ 13a-1の自
由端 13a″が該外部接続端子11a の接合面 11a′に直交
する方向の応力を繰り返し受けることを意味する。
【0016】従って充分な接合力をもった接合を行なう
必要がある。しかし、最近の如く継電器としての小型化
要求が高まるにつれて各構成部材が微小化する結果該可
動接点バネ 13a-1と外部接続端子11a との間の接合面積
が小さくなり、結果的に接合強度にバラツキが生じて長
期間の使用に耐える接合強度を均一に得ることができな
くなると言う問題があった。
必要がある。しかし、最近の如く継電器としての小型化
要求が高まるにつれて各構成部材が微小化する結果該可
動接点バネ 13a-1と外部接続端子11a との間の接合面積
が小さくなり、結果的に接合強度にバラツキが生じて長
期間の使用に耐える接合強度を均一に得ることができな
くなると言う問題があった。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題は、少なくとも
長手方向中間部に片側側辺から突出する舌片を有する可
動接点バネと、該舌片の自由端が接続される外部接続端
子とを具え、該舌片の自由端は、切り起こし片が幅方向
両辺に設けられて断面がコ字状をなすと共に、該切り起
こし片で挟まれた部分にスリット状溝または孔が設けら
れ、該外部接続端子は、該スリット状溝または孔に嵌合
して該舌片を位置決めする突起が、該舌片の接合領域に
設けられていることを特徴とする電磁継電器によって達
成される。
長手方向中間部に片側側辺から突出する舌片を有する可
動接点バネと、該舌片の自由端が接続される外部接続端
子とを具え、該舌片の自由端は、切り起こし片が幅方向
両辺に設けられて断面がコ字状をなすと共に、該切り起
こし片で挟まれた部分にスリット状溝または孔が設けら
れ、該外部接続端子は、該スリット状溝または孔に嵌合
して該舌片を位置決めする突起が、該舌片の接合領域に
設けられていることを特徴とする電磁継電器によって達
成される。
【0018】
【作用】従来の継電器の如き面と面の接合を機械的に位
置決めされた面と面の接合に代えると、接合強度の向上
を容易化することができる。
置決めされた面と面の接合に代えると、接合強度の向上
を容易化することができる。
【0019】そこで本発明では可動接点バネの接合領域
と外部接続端子の接合領域との双方に両者の機械的位置
決め手段を形成し、該両者を位置決めした後に溶接接合
して継電器を構成するようにしている。
と外部接続端子の接合領域との双方に両者の機械的位置
決め手段を形成し、該両者を位置決めした後に溶接接合
して継電器を構成するようにしている。
【0020】従って、接合面積が小さい場合でも確実且
つ安定した接合強度を得ることができて特性と生産性に
優れた電磁継電器を実現することができる。
つ安定した接合強度を得ることができて特性と生産性に
優れた電磁継電器を実現することができる。
【0021】
【実施例】図1は本発明になる継電器の主要部構成例を
示す図であり、(1-1) は接合前の状態をまた(1-2) は接
合後の状態をそれぞれ表わしている。
示す図であり、(1-1) は接合前の状態をまた(1-2) は接
合後の状態をそれぞれ表わしている。
【0022】また、図2は他の構成例を示す図である。
なお図ではいずれも、図3の矢印Aで示す領域すなわち
図4で説明した領域を表わしているが図3と同じ継電器
の場合を例としているので図3と同じ対象部材や部位に
は同一の記号を付して表わしている。
なお図ではいずれも、図3の矢印Aで示す領域すなわち
図4で説明した領域を表わしているが図3と同じ継電器
の場合を例としているので図3と同じ対象部材や部位に
は同一の記号を付して表わしている。
【0023】図1の(1-1) で固定された外部接続端子21
a は、図3で説明した継電器1の外部接続端子11a の接
合面 11a′のほぼ中央に例えば裏面(図では下面)側か
らの突出し技術等の手段で該上面に突出する突起 21a′
のみが追加して形成されているものである。
a は、図3で説明した継電器1の外部接続端子11a の接
合面 11a′のほぼ中央に例えば裏面(図では下面)側か
らの突出し技術等の手段で該上面に突出する突起 21a′
のみが追加して形成されているものである。
【0024】また図3の可動接点バネ完成体13と同様の
構成になる可動接点バネ完成体22は、図3で説明した可
動接点バネ 13a-1,13a-2の代わりに、その舌片 13a′の
自由端部分がその幅方向両辺に上方に折り曲げた切り起
こし片 22a′を具えて断面視が“コ”の字形になるよう
に形成されていると共に該自由端 13a″部分のほぼ中央
から先端までが上記突起 21a′が嵌合し得る幅のスリッ
ト状溝 22a″で二股に分岐して形成されている可動接点
バネ 22a-1,22a-2(図では 22a-1のみを記載)を使用し
て構成したものである。
構成になる可動接点バネ完成体22は、図3で説明した可
動接点バネ 13a-1,13a-2の代わりに、その舌片 13a′の
自由端部分がその幅方向両辺に上方に折り曲げた切り起
こし片 22a′を具えて断面視が“コ”の字形になるよう
に形成されていると共に該自由端 13a″部分のほぼ中央
から先端までが上記突起 21a′が嵌合し得る幅のスリッ
ト状溝 22a″で二股に分岐して形成されている可動接点
バネ 22a-1,22a-2(図では 22a-1のみを記載)を使用し
て構成したものである。
【0025】なお切り起こし片 22a′は自由端部分を補
強するためのものである。そこで上記外部接続端子21a
の接合面 11a′の突起 21a′と可動接点バネ 22a -1,22a
-2の各スリット状溝 22a″とを矢印Dのように合致させ
た後該突起 21a′部分を図3で説明したように溶接する
と、(1-2) に示す状態にすることができて該可動接点バ
ネ 22a-1,22a-2と外部接続端子21a とを接合することが
できる。
強するためのものである。そこで上記外部接続端子21a
の接合面 11a′の突起 21a′と可動接点バネ 22a -1,22a
-2の各スリット状溝 22a″とを矢印Dのように合致させ
た後該突起 21a′部分を図3で説明したように溶接する
と、(1-2) に示す状態にすることができて該可動接点バ
ネ 22a-1,22a-2と外部接続端子21a とを接合することが
できる。
【0026】特にこの場合には、外部接続端子21a の突
起 21a′と可動接点バネ 22a-1,22a -2のスリット状溝 2
2a″とを合致させることで該外部接続端子21a と可動接
点バネ 22a-1,22a-2とが位置決めできるので接合面積が
小さい場合でも確実な接合を実現することができる。
起 21a′と可動接点バネ 22a-1,22a -2のスリット状溝 2
2a″とを合致させることで該外部接続端子21a と可動接
点バネ 22a-1,22a-2とが位置決めできるので接合面積が
小さい場合でも確実な接合を実現することができる。
【0027】なお上記のスリット状溝 22a″を自由端部
分のほぼ中央に設けた溝幅を直径とする孔に代えても同
等の効果を得ることができる。他の構成例を示す図2
で、(2-1) が接合前の状態をまた(2-2) が接合後の状態
を表わしていることは図1の場合と同様である。
分のほぼ中央に設けた溝幅を直径とする孔に代えても同
等の効果を得ることができる。他の構成例を示す図2
で、(2-1) が接合前の状態をまた(2-2) が接合後の状態
を表わしていることは図1の場合と同様である。
【0028】図の(2-1) で、外部接続端子11a は図3で
説明したものである。また、図3の可動接点バネ完成体
13と同様の構成になる可動接点バネ完成体31は、図3で
説明した可動接点バネ 13a-1,13a-2の代わりに、その舌
片 13a′の自由端部分が上記外部接続端子11a の接合面
をその幅方向両サイドでガイドし得るように下側に折り
曲げ形成した2個の切り起こし片 31a′を具えて形成さ
れている可動接点バネ 31a-1,31a-2(図では 31a-1のみ
を記載)を使用して構成したものである。
説明したものである。また、図3の可動接点バネ完成体
13と同様の構成になる可動接点バネ完成体31は、図3で
説明した可動接点バネ 13a-1,13a-2の代わりに、その舌
片 13a′の自由端部分が上記外部接続端子11a の接合面
をその幅方向両サイドでガイドし得るように下側に折り
曲げ形成した2個の切り起こし片 31a′を具えて形成さ
れている可動接点バネ 31a-1,31a-2(図では 31a-1のみ
を記載)を使用して構成したものである。
【0029】そこで上記外部接続端子11a の接合面上に
矢印Dのように該可動接点バネ 31a -1,22a-2の各自由端
部分をガイドさせて載置した後該自由端部分を図3で説
明したように溶接することで(2-2) に示す状態とするこ
とができて該可動接点バネ 31a-1,31a-2と外部接続端子
11a とを接合することができる。
矢印Dのように該可動接点バネ 31a -1,22a-2の各自由端
部分をガイドさせて載置した後該自由端部分を図3で説
明したように溶接することで(2-2) に示す状態とするこ
とができて該可動接点バネ 31a-1,31a-2と外部接続端子
11a とを接合することができる。
【0030】特にこの場合には、外部接続端子11a の接
合面と可動接点バネ 31a-1,22a-2の自由端部分が切り起
こし片 31a′でガイドされて位置決めされるので、接合
面積が小さい場合でも確実な接合を実現することができ
る。
合面と可動接点バネ 31a-1,22a-2の自由端部分が切り起
こし片 31a′でガイドされて位置決めされるので、接合
面積が小さい場合でも確実な接合を実現することができ
る。
【0031】なお該外部接続端子11a の接合面周辺近傍
に基板完成体を構成する絶縁体等があるときには、上記
切り起こし片 31a′を該絶縁体でガイドさせても同等の
効果を得ることができる。
に基板完成体を構成する絶縁体等があるときには、上記
切り起こし片 31a′を該絶縁体でガイドさせても同等の
効果を得ることができる。
【0032】また上記切り起こし片 31a′の片方を逆方
向すなわち例えば図の上方に切り起こしたときでも同様
の効果が得られることも明らかである。
向すなわち例えば図の上方に切り起こしたときでも同様
の効果が得られることも明らかである。
【0033】
【発明の効果】上述の如く本発明により、可動接点バネ
と外部接続端子との間の接合面積が小さい場合でも該接
合領域における接合を確実且つ安定化させて電磁継電器
としての特性と生産性の向上を図った電磁継電器を提供
することができる。
と外部接続端子との間の接合面積が小さい場合でも該接
合領域における接合を確実且つ安定化させて電磁継電器
としての特性と生産性の向上を図った電磁継電器を提供
することができる。
【図1】 本発明になる継電器の主要部構成例を示す
図。
図。
【図2】 他の構成例を示す図。
【図3】 従来の電磁継電器の構成を概略的に説明する
図。
図。
【図4】 問題点を説明する図。
【符号の説明】 11a 外部接続端子 11a′ 接合面 13a′ 舌片 21a 外部接続端子 21a′ 突起 22,31 可動接点バネ完成体 22a-1,31a-1 可動接点バネ 22a′,31a′ 切り起こし片 22a″ スリット状溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 隆 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 田中 高典 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−153456(JP,U) 実開 昭58−15939(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも長手方向中間部に片側側辺から
突出する舌片を有する可動接点バネと、該舌片の自由端
が接続される外部接続端子とを具え、 該舌片の自由端は、切り起こし片が幅方向両辺に設けら
れて断面がコ字状をなすと共に、該切り起こし片で挟ま
れた部分にスリット状溝または孔が設けられ、 該外部接続端子は、該スリット状溝または孔に嵌合して
該舌片を位置決めする突起が、該舌片の接合領域に設け
られていることを特徴とする電磁継電器。
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---|---|---|---|
JP4023121A JP2930465B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 電磁継電器 |
DE69219524T DE69219524T2 (de) | 1991-06-18 | 1992-06-17 | Mikrominiaturrelais und Verfahren zu dessen Herstellung |
MYPI92001034A MY108274A (en) | 1991-06-18 | 1992-06-17 | Seesaw balance type microminiature electromagnetic relay and method of producing the same. |
EP92305537A EP0523855B1 (en) | 1991-06-18 | 1992-06-17 | Microminiature electromagnetic relay and method of producing it |
US07/900,728 US5304970A (en) | 1991-06-18 | 1992-06-18 | Seesaw balance type microminiature electromagnetic relay and method of producing the same |
US08/094,984 US5309623A (en) | 1991-06-18 | 1993-07-22 | Method of making a seesaw balance type microminiature electromagnetic relay |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4023121A JP2930465B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 電磁継電器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2930465B2 true JP2930465B2 (ja) | 1999-08-03 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4023121A Expired - Fee Related JP2930465B2 (ja) | 1991-06-18 | 1992-02-10 | 電磁継電器 |
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JPS63153456U (ja) * | 1987-03-30 | 1988-10-07 | ||
JPH0728666Y2 (ja) * | 1988-02-24 | 1995-06-28 | 松下電工株式会社 | 電磁継電器 |
JPH0735278Y2 (ja) * | 1988-11-25 | 1995-08-09 | 松下電工株式会社 | 高周波リレー |
-
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- 1992-02-10 JP JP4023121A patent/JP2930465B2/ja not_active Expired - Fee Related
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