JPH11510310A - 有極電磁リレー - Google Patents

有極電磁リレー

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JPH11510310A
JPH11510310A JP9508500A JP50850097A JPH11510310A JP H11510310 A JPH11510310 A JP H11510310A JP 9508500 A JP9508500 A JP 9508500A JP 50850097 A JP50850097 A JP 50850097A JP H11510310 A JPH11510310 A JP H11510310A
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ロバート スミス ダニエル
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シーメンス エレクトロメカニカル コンポーネンツ インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 有極電磁リレーは、基部と、コイルと、このコイルの端部から垂直に延びた1対の磁極片と、平衡を保った接極子と、起動時に2つの固定接点の間を旋回するばね装置と、前記磁極片の両方に等しい磁極を誘発し、接極子の中央部に直接隣接して逆の極性を提供する永久磁石とを有している。接極子には、可動接点ばねが固定結合されており、この可動接点ばねが、接極子のどちらかの端部において接触アームを形成している。さらに、フレキシブルな可動編組体が、前記可動接点ばね上の可動接点を、相互に、かつ可動接点端子と接続している。コイル巻き体の中央フランジから延びた1対の保持タブが、接極子の側部に設けられた、対応する切欠きに係合しており、接極子の2つの方向への運動および接極子の旋回運動を制限している。この特徴によって、ねじりばねが不要となり、必要であれば、接触力をより大きくすることができる。共通の方向に巻成された2つの等しいコイルが、作動手段として設けられている。接極子の移動は、適宜なコイル両端に電圧パルスを加えるか、または直列接続された2つのコイルの両端の電圧パルス極性を切り換えることによって生じる。

Description

【発明の詳細な説明】 有極電磁リレー 発明の技術分野 本発明は、起動時に2つの固定接点間を旋回する、平衡可動子およびばね装置 とを特徴とする有極電磁リレーに関する。 発明の背景 中心部を中心として旋回する揺動可能な接極子を有する有極電磁リレーは、公 知であり、例えば米国特許第4695813号に開示されている。この公知の設 計は、相互接続された2つの磁極片をブリッジした永久磁石の頂部に載った中心 旋回式接極子を有している。この公知リレーでは、平衡接極子が、1対の可動接 点ばねに接続されている。この可動接点ばねは、それぞれ、横方向に延びたねじ りピボットアームを有するように構成されている。ねじりピボットアームは、ケ ーシングに一部に固定結合されている。特に、これらのピボットアームは、各接 点ばねのための電気接続部として働き、ケーシングに取り付けられた各端子に接 続されている。 この設計手法は、比較的低い負荷電流を用いる用途、例えば電気通信設備に最 も適している。そのレベルでは、可動接点と可動端子との間の接続は、電流を伝 搬するばね部材を介して行うことができる。しかし、接極子の旋回運動のため、 ばね部材は、過剰なねじり力の発生と、疲れによる故障の発生とを防止するよう に十分な柔軟性を有するように設計されねばならない。その結果として、接続ば ね部材は、比較的小さい横断面積を有するように設計されねばならず、したがっ て、その電流容量が制限される。つまり、公知リレーのねじりピボットアームは 、自動車用または一般目的の用途に用いる電流を伝導することができない。さら に、前記ピボットアームは、永久磁石によって接極子に加えられる吸引力の結果 として生じる接触力を減少させる。 発明の概略 本発明の主な目的は、例えば30アンペアを超える比較的高いレベルの定常電 流を伝搬可能な有極電磁ラッチングリレーを提供することである。 本発明の別の目的は、激しい衝撃条件時や磁化過程時に接極子の過剰な運動を 防止するように接極子支承部が設計された、平衡接極子を有する有極電磁リレー を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、接点ばねと支承の機能とを、可動接点のための負 荷電流伝導機能から分離することによって、平衡接極子設計のすぐれた耐衝撃特 性と、目標接触力を得るための最適ばね特性とを得る一方、別個の導電素子によ り発生するねじり力が最小 化された有極電磁リレーを得ることである。 本発明のさらに別の目的は、次のような平衡接極子とばね装置とを有する有極 リレーを得ることにある。すなわち、平衡接極子が付加的なピボットアームなし にコイル巻き体上に支持されており、これにより部品数が少数化され、組み立て 段階が簡単化され、コイル、永久磁石および磁極片に対する接極子の正確な調節 が可能な有極リレーである。 本発明のさらに別の目的は、次のような有極電磁リレーを得ることにある。す なわち、単一入力用または2重入力用に構成でき、単一入力形の場合には、単一 コイルへの給電が、コイルの転極によるリレーの操作に使用されるのに対して、 2重入力形の場合には、2つの別個のコイル電圧源がリレー操作に使用されるよ うな形式の有極電磁リレーである。 以上の目的及びその他の目的は、本発明により、次のような有極電磁リレーを 得ることによって達成された。すなわち、 底面を形成する絶縁基部と、 該絶縁基部上の電磁ブロックとが含まれており、該電磁ブロックが、1対の端 フランジおよび中央フランジを有するコイル巻き体と、該端フランジのそれぞれ 1つと前記中央フランジとの間で前記コイル巻き体の周囲に巻き付けられた1対 のコイルと、前記コイル巻き体およびコイルの、前記底面に対して平行に延びる 共通の軸と、前記コイル巻き体およびコイルを貫通して軸方向に延びる鉄心と、 それぞれ一方の鉄心端部に対し直角に延び、それぞれが各端フランジに隣接して いる1対の磁極片とを有しており、また、 細長の接極子が含まれており、該接極子が、2つの接触動作位置間で角運動を 行うために、中心回転軸線を中心として可動となるように、その中央部で平衡状 態にされており、該中心回転軸線の両側の接極子のそれぞれの端部が、前記磁極 片の1つと共にエアギャップを形成しており、さらに、 1つの永久磁石が含まれており、該永久磁石が、前記鉄心と前記接極子との間 に機械式に連結され、これにより前記両磁極片内に等しい磁極が誘起され、かつ 接極子の前記中央部に直接隣接して逆極性の磁極が得られ、さらに、 少なくとも1つの可動接点ばねが含まれており、該接点ばねが、その両端部の 中間部分のところで接極子に固定取り付けされ、かつ接極子の両端部分の近くに 接触アームを有するように構成され、該接触アームが可動接点を保持し、該可動 接点が、接極子の運動に応じて、前記絶縁基部上に設けられた対応固定接点に対 し接触または離間するようにされており、さらに、 前記接触アームを、前記絶縁基部上に設けられた可動接点端子と接続する導体 が含まれており、 前記接極子が、双方の横側から、回転軸線に沿って 逆方向に延びる1対の切欠きを備えており、かつまた 1対の保持タブが、コイル巻き体の前記中央フランジに形成され、接極子の両 側のところに突出しており、前記保持タブのそれぞれ1つが、接極子の前記切欠 きのうちの対応する切欠きに嵌合し、かつ接極子の厚さから突出しており、それ によって接極子が、双方向の運動並びに回転軸を中心とする回転運動を制限され るようにされている有極電磁リレーである。 本発明によれば、このリレーは、例えば2極リレーを形成するために、2つ以 上の可動ばねを有するように構成することができる。この場合、1対の接点ばね が、相互に、かつ接極子に対して絶縁されて、接極子に取り付けられている。し かし、有利な一実施例では、1対の接触アームを有する、1つだけの単一接点ば ねが、間に絶縁体を必要とせずに接極子に固定結合されている。この場合、リレ ーの全構造が、極めて簡単で、2つの固定接点端子と1つの可動接点端子とを有 しているだけである。これらの接点は、底面に対して直角に延びた簡単なバー形 状の端子部材として、絶縁基部に取り付けられている。 これらの接点は、導体を介して直接に相互に、かつ可動接点端子に接続されて いるので、有利にはピボットアームと一体形成される可動ばねは、目標接触力を 得るために、優れたばね特性のみを考慮して設計すればよい。可動ばねは、例え ばステンレス鋼等の、優れ た弾性を有する材料から形成されていると有利であるが、導電率は低くてもよい 。 有利には、本発明では、接極子が、コイル巻き体の中央フランジ区域で永久磁 石上で平衡を保っており、かつ接極子の切欠きに嵌合する、コイル巻き体に設け られた1対の保持タブによって保持されている。したがって、このリレー装置に は、弾性的なピボットアームは不要であり、可動な接点ばねは、より単純に設計 でき、製造および組立ての作業が軽減される。接極子は、コイル巻き体の保持タ ブによって2方向に保持されているのに対し、第3の方向に永久磁石の吸引力に よって保持されている。接極子の端部分が、それぞれコイル巻き体と対応固定接 点端子との間に配置されていると、極端な衝撃を受けた場合に、固定接点端子に よって、接極子の過剰な運動からの付加的な防護を提供することができる。 有利には、永久磁石は、磁極片の自由端部間に配置された、バー形状またはプ レート形状の3極磁化永久磁石から成っている。この永久磁石は、磁極片に隣接 した長さ方向の両端部が等しい極性を有し、接極子の中央部に隣接した両端部中 間において逆の極性を有するように磁化され、接極子は、この極上で平衡を保っ ている。 択一的に、プレート形状またはバー形状の2極永久磁石を用いることもできる 。この永久磁石は、前記鉄 心とコイルとの軸線に対して垂直な前記コイル巻き体中央フランジ内に配置され る。この永久磁石は、前記鉄心に一方の極が接続され、逆の極が接極子に接続さ れ、この極上で接極子は平衡を保っている。 図面の簡単な説明 本発明を、さらによく理解し得るように、以下で一実施例および添付図面につ いて説明する。 第1図は、本発明により構成された有極リレーの斜視図である。 第2図は、第1図に示したリレーの基部ユニットの斜視図である。 第3図は、第1図に示したリレー内の接極子の斜視図である。 第4図は、第1図に示したリレー内のコイル巻き体の斜視図である。 第5図および第6図は、それぞれ第3図のVとVIの部分を、第3図に示した 接極子が取り付けられた状態で示した拡大詳細図である。 第7図は、接極子が平衡位置を占めた状態における、第1図に示したリレーの 平面図と、接極子の保持形式の特徴を示した拡大詳細図である。 第8図は、接極子が一方の動作位置にある場合の第1図のリレーの平面図と、 接極子の保持形式の特徴を示した拡大詳細図である。 第9図は、本発明による構成の別のリレーで、“E 字形フレーム”構造体と2極磁石とを有する形式のリレーの略示断面図である。 詳細な説明 第1図〜第8図には、本発明による有極電磁リレーが示されている。このリレ ーは、双安定操作式かつ単極双投接点構成のリレーである。このリレーは、リレ ーのための基部面または底面101を形成した、絶縁材料製の絶縁基部10を有 している。1対の定置または固定接点端子11,12は、絶縁基部10内に固定 されている。これらの固定接点端子11,12は、それぞれ、絶縁基部の底面1 01によって形成される基部または底面に対して垂直な基部内に固定されたプラ グ区分111,121と、それぞれ、底面に対してほぼ平行になるように曲げら れた中間部分112,122と、それぞれ、底面に対して直角に延びており、か つ固定接点13,14を保持した接点支持区分113,123とを有している。 中間部分112、122は、90°未満のバイアス角度を有しており、これによ って、接点支持区分113または123の曲げ部近くの端子が、常に絶縁基部の 下の部分102と接触することが保証される。この組み合わせによって、外部か らの曲げ作用に対するプラグ区分111,121の感度が低減される。この特徴 によって、負荷端子11,12は、プラグ区分111,121に作用する比較的 大きな曲げ外力に抵抗することができ、移動超過や、 接点支持区分113,123におけるエアギャップへの影響が生じない。 接点支持区分113,123の底部には、リレーの調節補助のために、応力集 中ノッチ114が設けられている。応力集中ノッチ114は、正確な曲げ箇所を 提供する。これにより、組み立て設備には反復可能な成績が得られる。さらに、 切欠き115が、各プラグ区分111,121と各中間部分112,122との 間に設けられている。この切欠きにより、組み立て設備には、取り付け(staking )過程中に端子ためのバックアップが与えられる。これによって、端子のレイア ウトが一層最適化され、材料スクラップが減少する。 可動接点端子15は、絶縁基部10に配置されており、かつプラグ区分151 が、プラグ区分111,121に対して平行に絶縁基部10に固定されている。 さらに、コイル端子17,18と、共通のコイル端子19とが、絶縁基部10に 同様の形式で固定されている。つまり、全ての端子は、絶縁基部10に設けられ たスロット16に挿入され、かしめ、または他の適当なシーラントまたは方法に よって固定されている。1対の抑制抵抗器20または他の構成要素が、絶縁基部 10上に配置され、コイル端子17、18、19に接続されている。この接続は 、絶縁基部内の締付けナット21と、各コイル端子のフォーク状締付け爪22と の間に電線を締め付けることによって行われている。 単一入力形の場合には、共通のコイル端子19と、抑制抵抗器20の1つとを省 くことができる。 絶縁基部10上に配置された電磁ブロック30は、1対のコイル32,33を 備えたコイル巻き体31から成っている。1対のコイル32,33は、端フラン ジ34,35と、中央フランジ36との間で、コイル巻き体31に巻き付けられ ている。円筒形の鉄心37は、軸方向にコイル巻き体とコイルとに挿入されてお り、両端部において、1対のプレート状の磁極片38,39に接続されている。 端フランジ34,35に当て付けられた磁極片38,39には、鉄心37の直径 に相応した貫通孔が設けられている。磁極片38,39は、鉄心37の両端部に レーザ溶接されていると有利である。 細長いプレート状の永久磁石40は、コイル巻き体の一方の側部に沿って、底 面に対して直角に配置されており、磁極片38,39と、端フランジ34,35 とをブリッジしている。永久磁石40は、端フランジ34,35と中央フランジ 36との切欠き341,351,361に載置されている。永久磁石40は、3 極形式で磁化されることにより、両端が等しい磁極(南極S)を有しており、中 央が逆の磁極(北極N)を有している。磁極片38,39は、鉄心37の両端お よび永久磁石40の両端にレーザ溶接されていると有利である。この工程によっ て、磁極片がリレーの中央 へ向かって曲がったり、取り付け(staking)等の工程で内部のコイル巻線が圧潰 される可能性が排除される。溶接工程時には、磁極片は、永久磁石に対して保持 され、永久磁石を磁極面に整合させてから、レーザ溶接機で永久磁石を対応する 磁極片に溶接する。磁極片に対する鉄心の位置は既に確定しているので、レーザ 溶接機は、鉄心の端部をも各磁極片に溶接する。 僅かにV字形に屈曲した、細長いプレート状の接極子50は、永久磁石40の 中央の磁極N上で平衡を保っており、これにより、接極子の各端部と各磁極片3 8,39との間にエアギャップが形成されている。接極子の各端部は、切欠き5 3,54によって1対の脚部51,52に分割されている。特に、接極子50の 中央部は、中央に設けられた軸線方向の溝55を中心にしてV字形に屈曲させら れており、永久磁石40の面上で旋回するように、軸線方向の溝55とは反対の 側に支点が形成されている。接極子の脚部と磁極片との面接触を提供するために 、接極子の脚部51,52は、対応する磁極片に向かって逆方向へ僅かに曲げら れている。溝55,56により、臨界角が確実に所望通りに正確に得られる。 軸線区域において、接極子50には、接極子の旋回軸線に沿って各側部から延 びた1対の切欠き57が設けられている。切欠き57の間に残る接極子幅は、コ イル巻き体31の中央フランジ36から延びた1対の 保持タブ362の間の間隔に対応している。これらの保持タブ362は、接極子 の2方向への運動および接極子の旋回運動を制限する。各保持タブ362には、 切欠き57の内端に設けられた接極子縁部に面した、狭幅のリブ363が設けら れている。これらのリブ363(第4図、第5図、第6図参照)は、側部同士の 相対運動を減少させるのに対して、旋回摩擦を最少限に抑制する。 さらに、各保持タブ362は、接極子の対応する切欠き57に係合するテーパ 部364を有している。テーパ部364は、接極子のそれぞれの角度に適合させ てあり、それによって、接極子がコイル巻き体内で固着することが防止され、し かも目標位置を維持することができる。接極子のそれぞれの角度は、第7図およ び第8図に側面図で詳しく示されている。第7図は、平衡位置における接極子5 0を示している。この場合は、切欠き57の縁部571,572は、テーパ部3 64の両側に僅かに間隔を有している。第8図は、左側の磁極片38に当て付け られた終位置における接極子が示されている。この場合、縁部571の下端部が テーパ部364に当接されているのに対して、反対側の縁部572は、テーパ部 364に対してほぼ平行である。この設計により、接極子は、望ましくない摩擦 または固着なしに所定の切換え角度で自由に旋回することができる。高い衝撃条 件が生じた場合には、保持 タブ362の高さが、モータ構造物から接極子が脱落することを妨げる。保持タ ブは、組立てを助成するように十分な導入部を有している。概して、保持タブ3 62により、ねじりばねは不要となる。このことが、永久磁石が生ぜしめる吸引 力が弾性的なピボットアームによって低下させられる他のリレーにおけるよりも 、接触力を増大させる。 一方の保持タブ362の近くにおいて、コイル巻き体31は、中央フランジ3 6から延びた突出部370を有している。突出部370は、絶縁基部10に形成 された対応する開口170に収容されるように形成されている。開口170は、 内側にリブを備えて形成されており、これらのリブは、突出部370が開口17 0に挿入された場合に、絶縁基部10へのコイル巻き体31の固定を助成する。 また、突出部370は、肩部を備えて形成されており、この肩部は、開口170 の頂部と係合する。突出部・開口組み合わせは、2つの基部支持部130,13 1と協働し、これにより、コイル巻き体アセンブリと基部アセンブリとの間に、 3点支持位置また3点支持平面を提供する。2つの基部支持部130,131は 、2つの端フランジにおいてコイル巻き体を支持するために、絶縁基部10から 突出している。 ステンレス鋼等の弾性的な材料から形成された、ストリップ状の可動接点ばね 60は、接極子50の中央 部にリベットまたは同様の手段によって固定されている(第7図および第8図参 照)。1対の可動接点62,63は、可動接点ばね60の両端部に溶接または別 の適当な方法によって固定されている。可動接点ばね60が導電率の低い金属か ら形成されているので、フレキシブルな複合的な銅編組体64が、可動接点62 ,63と可動接点ばね60との間に直接に溶接されている。可動接点と可動接点 端子15との間で負荷電流を伝導するために、第2編組体65が編組体64を可 動接点端子15に接続させている。 さらに第1図に示したように、磁極片38,39には、磁極片の2つの表面を 異ならせかつ識別可能にする配向くぼみまたは突起381が設けられている。。 このことは、磁極面382,392が、ロールドオーバ縁部(rolled over edge )とブレークアウェイ縁部(break away edge)とを有することができるので望 ましい。配向くぼみおよび突起は、組立て時に磁極片を方向付ける。すなわち、 この方向付けにより、接極子が確実に常に同じように磁極片に衝突する。磁気ト ルクは、作用磁力に対する、旋回点中心からの距離の関数であるので、一貫した 磁極片の組立てにより、磁気トルクの変動性が低減される。さらに、配向くぼみ により、めっき作業中に磁極片が互いに付着してしまう危険性が低減される。磁 極片38,39を、また配向くぼみまたは突起を介して、コイル巻き体の端フラ ンジ34,35に当接させるために、端フランジ34,35には、磁極片の各突 起に対応した逃げ342,352が設けられている。 第9図は、本発明の別のリレー装置を示した、概略的な縦断面図である。この リレーの場合には、3極永久磁石40の代わりに、2極永久磁石140が用いら れている。この永久磁石140は、コイル巻き体31の中央フランジ36内に配 置されており、一方の磁極が鉄心37と接続されているのに対して、他方の磁極 は接極子50の中央部に面している。この永久磁石140は、鉄心37および磁 極片38,39と共にいわゆる“E字形フレーム”を形成している。しかし、機 能は第1図に示した3極永久磁石40と同じである。 動作時、コイル32,33への給電が停止された場合には、接極子50は、一 方の磁極片38,39上の2つの安定位置のうちのいずれかにラッチされて保持 または維持される。接極子が一方の位置から他方の位置へ移動するためには、2 重入力配線の場合(第9図参照)には、電圧パルスが適当なコイル32または3 3に亘って印加される。この場合、2つのコイル32,33は共通の方向に巻き 付けられており、終端の端子44,45と共通の端子46とを有している。接極 子の移動は、コイル32または33の一方に電圧パルスを加えることによって生 じる。単一入力配線の場合には、2つのコイル32,33が直列接続され、中央 の巻線の端子46が省かれる。その場合、接極子の移動は、直列接続された2つ のコイル32,33の両端の電圧パルスの極性を切り換えることによって生じる 。単一入力における極性の交互の変化は、第9図の括弧内に示されている。第1 図に示したリレーも、同じ方法で電圧パルスを加えられる。 以上述べた実施例は、本発明の原理を説明するだけのものにすぎない。当業者 は、本発明の範囲または思想を逸脱することなしに種々の変更を行ってよい。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 換えることによって生じる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.有極電磁リレーであって、 底面を形成した絶縁基部と、 該絶縁基部上の電磁ブロックとが設けられており、該電磁ブロックが、1対 の端フランジおよび中央フランジを備えたコイル巻き体と、前記各端フランジの 一方と前記中央フランジとの間で前記コイル巻き体を中心にして巻き付けられた 1対のコイルと、前記底面に対して平行に延びた、前記コイル巻き体およびコイ ルの共通の軸線と、前記コイル巻き体およびコイルを貫通して軸線方向に延びた 鉄心と、各コイル端部から垂直に延びた、それぞれが各端フランジに隣接してい る1対の磁極片と、を有しており、 細長い接極子が設けられており、該接極子が、2つの接点動作位置の間で角 度運動を行うために中心回転軸線を中心として可動であるように、中央部によっ て平衡を保っており、前記中心旋回軸線の両側の接極子の各端部が、前記磁極片 の1つと相俟ってエアギャップを形成しており、 前記両磁極片に同じ磁極を誘発しかつ接極子の前記中央部に直接隣接して逆 極性の磁極を提供するために、前記鉄心と前記接極子との間に機械的に連結され た1つの永久磁石が設けられており、 両端部の中間部で接極子に固定取り付けされた少なくとも1つの可動接点ば ねが設けられており、該可動接点ばねが、接極子の各端部の近くに接触アームを 有するように構成されており、該接触アームが、接極子の動きに応じて、前記絶 縁基部に設けられた対応する固定接点に対して接触または離間するように、可動 接点を支持しており、 前記接触アームを、前記絶縁基部上に設けられた可動接点端子と接続する導 体が設けられており、 前記接極子が、両側部から、旋回軸線に沿って向き合った方向に延びた1対 の切欠きを備えており、 コイル巻き体の前記中央フランジに、接極子の各側に延びた1対の保持タブ が形成されており、各保持タブが、接極子の2方向への運動と、回転軸を中心と する回転運動とを制限するために、接極子の前記切欠きのうちの対応する切欠き に嵌合させられておりかつ接極子の厚さから突出していることを特徴とする、有 極電磁リレー。 2.前記保持タブがそれぞれ、接極子の対応する切欠きに係合するテーパ部を有 しており、該テーパ部の角度が、動作位置の間で接極子の自由な回転を許容する ように、切欠きの向き合った縁部の角度運動に適応させられている、請求項1記 載のリレー。 3.前記保持タブのそれぞれにリブが設けられており、該リブが、接極子と各保 持タブとの横方向の摩擦 領域を減じるために、旋回軸線の領域において、接極子の側縁に向かって突出し ている、請求項1記載のリレー。 4.接極子の端部がそれぞれ、コイル巻き体と、対応する固定接点端子との間に 配置されている、請求項1記載のリレー。 5.前記少なくとも1つの可動接点ばねが、高い弾性を有する材料から形成され ており、前記導体が、高い導電率を有する材料から形成されたフレキシブルな構 成物から成っている、請求項1記載のリレー。 6.前記導体が、複合的な編組体から成っており、該編組体が、2つの可動接点 の間の長さだけ延びた第1編組体部分と、該第1編組体部分を可動接点端子に接 続する第2編組体部分とから成っている、請求項1記載のリレー。 7.前記接極子がH字形であり、接極子端部のそれぞれが、1対の脚部を形成し ており、該脚部の間に中央切欠きが設けられており、それぞれが前記切欠きのそ れぞれ1つの上方に配置された1対の接触アームを有するように、単一の接点ば ねが接極子上に固定されており、さらに各切欠きが、対応接触アームより幅広で あり、対応する固定接点に対して当接する場合に前記接触アームを接極子の脚部 の間に突入させるようになっている、請求項1記載のリレー。 8.前記接極子が、前記永久磁石上で旋回するための 支点を形成するために、僅かにV字形に屈曲させられた中央区分を有しており、 さらに前記接極子が、接極子と前記磁極片との間で面接触を提供するために前記 磁極片に向かって曲げられた端区分を有している、請求項1記載のリレー。 9.前記接極子が、旋回軸線に対して平行な溝を有しており、該溝が、互いの間 に角度を形成した、区分の間の屈曲線を形成している、請求項8記載のリレー。 10.前記永久磁石が、前記1対の磁極片をブリッジした、プレート状の3極永 久磁石から成っており、前記永久磁石が、長さ方向の両端部では等しい極性を有 しかつ両端部の中間部では逆の極性を有するように磁化されている、請求項1記 載のリレー。 11.前記永久磁石が、バー状の2極永久磁石から成っており、該2極永久磁石 が、一方の極が前記鉄心に接続されかつ他方の極が前記接極子の中心旋回軸線に 面するように、コイル巻き体の前記中央フランジ内に配置されている、請求項1 記載のリレー。
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