JP3004522U - 回転支点型有極リレー - Google Patents
回転支点型有極リレーInfo
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成が単純で組立やすく、小型に構成でき、
絶縁耐圧の高い回転支点型有極リレーを提供する。 【構成】 接極子6に配置された接点バネ8Aは、1枚
の導電性金属材料で形成して電気的な導通を持たせると
ともに、接点バネ支持部9で固定される部分に曲げ加工
を施し、傾斜を有する接点バネ傾斜部8aを設けて接点
バネ8Aおよび可動接点8Bを回転支点部9Aの上面よ
りも高い位置に配置し、可動接点8Bから接極子6の上
面までの距離をh1となるよう構成した接点バネブロッ
ク2を備えた回転支点型有極リレー1。
絶縁耐圧の高い回転支点型有極リレーを提供する。 【構成】 接極子6に配置された接点バネ8Aは、1枚
の導電性金属材料で形成して電気的な導通を持たせると
ともに、接点バネ支持部9で固定される部分に曲げ加工
を施し、傾斜を有する接点バネ傾斜部8aを設けて接点
バネ8Aおよび可動接点8Bを回転支点部9Aの上面よ
りも高い位置に配置し、可動接点8Bから接極子6の上
面までの距離をh1となるよう構成した接点バネブロッ
ク2を備えた回転支点型有極リレー1。
Description
【0001】
この考案は接極子に回転支点部を有する回転支点型有極リレーに係り、特に固 定接点とコイル電極間の絶縁耐圧を改善した回転支点型有極リレーに関する。
【0002】
従来の回転支点型有極リレーは、特開平4―223017号公報に開示されて いるように、回転支点型有極リレーのケースを構成するベース内にコイルブロッ クが収容され、コイルブロックの鉄芯が形成する対向した磁極間に永久磁石が溶 接等で固着され、永久磁石上に接極子ブロックの長手方向中心に設けられた支点 が接触し、コイルブロックの形成する電磁石作用により接極子ブロックが回転運 動するよう構成されている。
【0003】 ベースには、コイルブロックのコイル端子と接触して電気的な導通を形成する コイル端子接合片、および接極子ブロックに接極子とともにバネ支持体で一体的 に形成された接点バネの可動接点と電気的に導通する固定接点等が設けられてい る。
【0004】 また、接極子ブロックを構成する接極子と先端に可動接点を有する可動接点バ ネは同一平面上に配置され、接点バネは平面的に形成されるので、接極子ブロッ クの組立作業が容易となるとともに、回転支点型有極リレーの高さを増加するこ となくリレーを構成できるメリットがある。
【0005】 さらに、従来の回転支点型有極リレーは、コイルブロックの高さを低くし、永 久磁石の厚みを薄くしてリレーの小型化を図るよう構成されている。
【0006】
従来の回転支点型有極リレーは、小型化を実現するためにコイルブロックの高 さを低くし、永久磁石の厚みを薄くするとともに、接極子ブロックの接点バネも 接極子ブロックの支点とほぼ同一平面上に配置する構成のため、接点バネより低 い位置に配置された可動接点は、支点よりも低い位置に配置されることになり、 可動接点と対応するベースに設けられた固定接点と、ベースに設けられたコイル 端子接合片との間の距離も短くなる。 一方、コイル端子接合片にはコイルブロックを駆動する電源が印加され、固定 接点には可動接点により電気的接続切替えが必要とされる電気回路の電位が現れ ているため、コイル端子接合片と固定接点間の絶縁耐圧は、コイル端子接合片と 固定接点の距離(空間は直線距離、絶縁性遮蔽物がある場合には沿面距離)によ り決定される。
【0007】 このように、従来の回転支点型有極リレーは、小型化に伴い、ベースに設けら れた固定接点とコイル端子接合片との間の距離が短くなるため、固定接点とコイ ル端子接合片との間の絶縁耐圧が低下して、リレー動作に影響を及ぼしたり、コ イルブロックに印加される電源にサージ電圧が飛込むような場合には固定接点を 介して回路内にサージ電圧が混入して回路を破壊する課題がある。
【0008】 この考案はこのような課題を解決するためなされたもので、その目的は単純な 構成で接点間の絶縁耐圧を高く設定できる、信頼性に優れた回転支点型有極リレ ーを提供することにある。
【0009】
前記課題を解決するためこの考案に係る回転支点型有極リレーは、接点バネブ ロックの接点バネに接点バネ傾斜部を形成し、この接点バネの先端に設けた可動 接点を接点バネブロックの回転支点部よりも高い位置に配置するとともに、前記 可動接点と対向して接触する位置に前記ボディブロックの固定接点を配置したこ とを特徴とする。
【0010】
【作用】 この考案に係る回転支点型有極リレーは、接点バネブロックの接点バネに接点 バネ傾斜部を形成し、接点バネの先端に設けた可動接点を接点バネブロックの回 転支点部よりも高い位置に配置するとともに、可動接点と対向して接触する位置 にボディブロックの固定接点を配置し、接極子の配置を変更せずに可動接点およ び固定接点を高い位置に配置することにより、固定接点とコイル電極との相対距 離を長く設定できるので、絶縁耐圧を高くすることができる。
【0011】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1〜図3にこの考案に係る回転支点型有極リレーの構成を示す。 図1にこの考案に係る回転支点型有極リレーの接点バネブロックの構成図、図 2にこの考案に係る回転支点型有極リレーの組立図、図3にこの考案に係る回転 支点型有極リレーの全体構成図を示す。
【0012】 図1において、接点バネブロック2は、平板状の磁性体金属で形成された接極 子6と、接極子6の長手方向両端にそれぞれ2個ずつ配置し、2回路の接点バネ 8Aを有する可動接点ブロック8と、接極子6と可動接点ブロック8を一体的に 形成する接点バネ支持部9とから構成する。
【0013】 接極子6は平板状の磁性体金属で形成し、長手方向中心部で、接点バネブロッ ク2の回転軸方向の中央部に、接極子6と同様な磁性体金属で形成した接極子凸 部7を設ける。
【0014】 接極子凸部7は、回転軸Xを対称として頂上が平坦な平坦部7Aおよび両側が 傾斜を有する傾斜部7Bを備え、無励磁状態または励磁状態で矩形状永久磁石1 0(図2参照)に接触する面が広くなる様な傾斜を持たせ、磁気回路の磁気抵抗 が充分小さくなるよう構成する。
【0015】 接点バネ支持部9は回転支点部9Aと一体成形した樹脂で形成し、先端に銀パ ラジューム等の良電導体で構成した接点8Bを有する4組の接点バネ8Aを支持 し、固定するよう構成する。 また、回転支点部9Aは接極子凸部7の平坦部7Aより所定距離d高く形成し 、平坦部7Aが直接矩形状永久磁石10に接触して磨耗することを防止する。
【0016】 可動接点ブロック8は、接極子6の長手方向両端に、それぞれ長手方向に沿って 配置した2組の接点バネ8Aおよび接点バネ8Aの先端に設けた可動接点8B、 1固の固定部8Cからなる2回路の接点を形成する。
【0017】 接極子6の片側に配置された2組の接点バネ8Aは1枚の導電性金属材料で形 成して電気的な導通を持たせるとともに、接点バネ支持部9で固定される部分に 曲げ加工を施し、傾斜を有する接点バネ傾斜部8aを設けて接点バネ8Aおよび 可動接点8Bを回転支点部9Aの上面よりも高い位置に配置し、可動接点8Bか ら回転支点部9Aの上面までの距離をh1となるよう構成する。 このように、接点バネ傾斜部8aを設けたので、接極子6の高さを高くするこ となく、可動接点8Bの位置を従来の可動接点より距離h1だけ高く設定するこ とができる。
【0018】 固定部8Cは、図2に示すボディブロック4の固着片14に溶接等で固定し、 固着片14を介して可動接点8Bと共通接点端子14Bが電気的に導通するよう 構成する。
【0019】 一方、図2に示すボディブロック4の4隅に配置するそれぞれ2個の固定端子 13Aおよび15Aを可動接点8Bの位置(高さ)に対応して接触するよう高く 形成することにより、電源固定端子(+)16Cおよび電源固定端子(−)16 Dとの距離をh2に設定できるので、ボディブロック4に有極電磁石ブロック3 を組込んだ状態で、コイルブロック12のコイル電極(+)12cおよびコイル 電極(−)12dと固定端子13Aおよび15Aの距離を(h2−h0)にする ことができ、従来のボディブロック4のものより、ほぼ距離h1だけ長く設定す ることができる。
【0020】 このようにして、この考案に係る回転支点型有極リレー1は、接点バネブロッ ク2に接点バネ傾斜部8aを設け、可動接点8B、および可動接点8Bと接触す るボディブロック4に設けた固定接点13A、15Aの位置を高く設定したので 、電源固定端子(+)16Cおよび電源固定端子(−)16Dとの距離を長くす ることができ、接点間の絶縁耐圧を大きく確保することができる。
【0021】 次に、図2に示す組立図に基づいて回転支点型有極リレーの構成を説明する。 回転支点型有極リレー1は、接点バネブロック2、有極電磁石ブロック3、ボ ディブロック4および図3のカバー5から構成し、接点バネブロック2、有極電 磁石ブロック3およびボディブロック4を矢印の一方向に組立てた後、カバー5 で覆う。
【0022】 有極電磁石ブロック3は、略コの字型の鉄芯12Bにコイル12Aを巻いたコ イルブロック12と、コイル12Aに印加する電源のコイル電極(+)12cお よびコイル電極(−)12d、コイルブロック12の磁極12a、12b間に圧 入して固定し、鉄芯12Bとの間で磁気バイパス回路を形成する平板状継鉄11 と、平板状継鉄11に設けた凹部11Aに装着する矩形状永久磁石10とから構 成する。
【0023】 平板状継鉄11は、シングルステイブル型有極電磁石の場合を示し、平板状継 鉄11の中心に対して非対称に形成された凹部11Aと、凹部11Aの反対側に 磁気抵抗を大きくするために平板状継鉄11の一部を切り欠いて形成された磁気 抵抗調整部11Bとを備え、無励磁状態に接極子6の端部6Aが常に磁極12a 側に接触して安定状態を形成するよう構成する。 また、凹部11Aを平板状継鉄11の中心に対して対称に形成し、磁気抵抗調 整部11Bを設けないよう構成することにより、双安定状態を形成するラッチン グ型有極電磁石を構成することもできる。
【0024】 平板状継鉄11を鉄芯12Bの対向する磁極12a、12b間に圧入すること により、平板状継鉄11は矩形状永久磁石10および鉄芯12Bとの間で磁気バ イパス回路を形成し、コイルブロック12のコイル電極(+)12cおよびコイ ル電極(−)12dに予め極性の決定された電源を印加し、コイル12Aに流れ る電流の方向に対応(右手親指の法則)した磁極12a、12bの極性(N、S 極)が設定され、一方、コイル12Aの巻数とコイル12Aに流れる電流値の積 (起磁力)に比例し、磁気回路の抵抗(磁気抵抗)に反比例した磁束を発生する 。
【0025】 矩形状永久磁石10は、平板状継鉄11に設けられた凹部11A内に収容され るよう、凹部11Aの形状に合せて形成し、凹部11Aの底面と接する面側をS 極、反対面側がN極となるよう磁化する。
【0026】 ボディブロック4は、有極電磁石ブロック3を収納するケースを構成するとと もに、有極電磁石ブロック3のコイル12Aのコイル電極(+)12cおよびコ イル電極(−)12dに、電源固定端子(+)16Aおよび電源固定端子(−) 16Bを介して電源を印加するための2組の電源端子(+)16Aおよび電源端 子(−)16B、接点バネブロック2の4個の可動接点8Aとそれぞれ接触し、 2回路のブレーク接点を形成する固定接点13Aおよび2回路のメーク接点を形 成する固定接点15A、固定接点13Aと導通のある2個の固定接点端子13B 、固定接点15Aと導通のある2個の固定接点端子15B、接点バネブロック2 の固定部8Cと導通のある2個の固着片14および共通端子14Bを備える。
【0027】 ボディブロック4の固着片14には接点バネブロック2の固定部8Cがレーザ 溶接等で固定され、固定部8Cおよび固着片14を介して接点バネブロック2の 可動接点8Bとボディブロック4の共通接点端子14Bは電気的に導通された状 態にある。
【0028】 ボディブロック4に有極電磁石ブロック3を挿入して固定し、有極電磁石ブロ ック3の矩形状永久磁石10上に接点バネブロック2を配置し、接点バネブロッ ク2の固定部8Cをボディブロック4の固着片14にレーザ溶接等で固定するこ とにより一方向の組立ができ、カバー5で覆って図3に示す回転支点型有極リレ ー1を構成する。
【0029】 このように一方向に組立られた回転支点型有極リレー1は、矩形状永久磁石1 0が磁極12a側に偏って設けられ、シングルステイブル型リレーを構成するの で、有極電磁石ブロック3のコイル12Aに電源が印加されない無励磁の状態に は、矩形状永久磁石10の磁化作用により、接点バネブロック2の接極子6が端 部6Aを磁極12aに接触した状態にあり、矩形状永久磁石10―接極子6―接 極子6の端部6A―磁極12a―平板状継鉄11―矩形状永久磁石10のループ で磁束を発生する磁気回路を形成し、接極子6の端部6Aは磁極12aと接触が 安定した単安定(シングルステイブル)状態を維持する。
【0030】 単安定状態では、接点バネブロック2の接極子6の端部6A側に配置された可 動接点8Bはボデイブロック4の固定接点13Aに接触し、その結果、ボディブ ロック4の固定接点端子13Bと共通接点端子14Bが電気的導通状態を形成す る。
【0031】 一方、有極電磁石ブロック3のコイル12Aのコイル電極(+)12cおよび コイル電極(−)12dに予め設定された極性の電源が印加された励磁状態には 、有極電磁石ブロック3が電磁石を形成し、接極子6は長手方向の中心部を支点 として回転し、接極子6の端部6Aは磁極12aから離れ、接極子6の端部6B が磁極12bと接触し、鉄芯12B―平板状継鉄11(磁気抵抗調整部11B) ―矩形状永久磁石10―接極子6―接極子6の端部6B―磁極12b―鉄芯12 Bのループで磁束を発生する磁気回路を形成し、接極子6の端部6Bは磁極12 bと接触し、この安定状態はコイル12Aに電源が印加されている限り維持する 。
【0032】 この状態では、接点バネブロック2の接極子6の端部6A側に配置された可動 接点8Bはボデイブロック4の固定接点13Aから離れ、接極子6の端部6B側 に配置された可動接点8Bはボデイブロック4の固定接点15Aに接触し、その 結果、ボディブロック4の固定接点端子13Bと共通接点端子14Bが電気的に 絶縁され(ブレーク状態)、固定接点端子15Bと共通接点端子14Bが電気的 に導通状態(メーク状態)を形成する。
【0033】 この状態から、有極電磁石ブロック3のコイル12Aのコイル電極(+)12 cおよびコイル電極(−)12dに印加した電源を除くと、接極子6は反転し、 最初の無励磁状態に戻り、ボディブロック4の固定接点端子13Bと共通接点端 子14Bが電気的導通状態を形成する安定状態に復帰する。
【0034】 上記の回転支点型有極リレー1はシングルステイブル型について説明したが、 既に説明したように有極電磁石ブロック3の平板状継鉄11に、中心(回転軸) に対称な凹部11Aのみを設けることにより、例えば無励磁状態ではボディブロ ック4の固定接点端子13Bと共通接点端子14Bが電気的導通状態を形成し、 励磁状態では固定接点端子15Bと共通接点端子14Bが電気的に導通状態を形 成するととともに、この状態から無励磁状態にしても同じ状態を保つラッチング (双安定)型リレーを構成することもできる。
【0035】
以上説明したように、この考案に係る回転支点型有極リレーは、接点バネブロ ックの接点バネに接点バネ傾斜部を形成し、接点バネの先端に設けた可動接点を 回転支点部よりも高い位置に配置するとともに、可動接点と対向して接触する位 置にボディブロックの固定接点を配置し、接極子の配置を変更せずに可動接点お よび固定接点を高い位置に配置することにより、固定接点とコイル電極との相対 距離を長く設定することができ、小型形状で高絶縁耐圧化を実現することができ る。
【0036】 よって、構成が単純で組立やすく、小型に構成できる、信頼性の高い回転支点 型有極リレーを提供することができる。
【図1】この考案に係る回転支点型有極リレーの接点バ
ネブロックの構成図
ネブロックの構成図
【図2】この考案に係る回転支点型有極リレーの組立図
【図3】この考案に係る回転支点型有極リレーの全体構
成図
成図
1…回転支点型有極リレー、2…接点バネブロック、3
…有極電磁石ブロック、4…ボディブロック、4A…側
壁部上面、5…カバー、6…接極子、6A,6B…端
部、7…接極子凸部、7A…平坦部、7B…傾斜部、8
…可動接点ブロック、8A…接点バネ、8a…接点バネ
傾斜部、8B…可動接点、8C…固定部、9…接点バネ
支持部、9A…回転支点部、10…矩形状永久磁石、1
1…平板状継鉄、11A…凹部、11B…磁気抵抗調整
部、12…コイルブロック、12A…コイル、12B…
鉄芯、12a,12b…磁極、12c,12d…コイル
電極、13A,15A…固定接点、13B,15B…固
定接点端子、14…固着片、14B…共通端子、16
A,16B…電源端子、h1…可動接点―回転支点部上
面間距離、h0…コイル電極厚み、h2…固定接点―電
源固定端子間間距離、h3…固定接点―コイル電極間距
離。
…有極電磁石ブロック、4…ボディブロック、4A…側
壁部上面、5…カバー、6…接極子、6A,6B…端
部、7…接極子凸部、7A…平坦部、7B…傾斜部、8
…可動接点ブロック、8A…接点バネ、8a…接点バネ
傾斜部、8B…可動接点、8C…固定部、9…接点バネ
支持部、9A…回転支点部、10…矩形状永久磁石、1
1…平板状継鉄、11A…凹部、11B…磁気抵抗調整
部、12…コイルブロック、12A…コイル、12B…
鉄芯、12a,12b…磁極、12c,12d…コイル
電極、13A,15A…固定接点、13B,15B…固
定接点端子、14…固着片、14B…共通端子、16
A,16B…電源端子、h1…可動接点―回転支点部上
面間距離、h0…コイル電極厚み、h2…固定接点―電
源固定端子間間距離、h3…固定接点―コイル電極間距
離。
Claims (1)
- 【請求項1】 略コの字型の鉄芯にコイルが巻かれ、対
向する両端が磁極を形成するコイルブロックと、前記対
向する磁極間に挿入して固定し、磁気バイパス回路を形
成する平板状継鉄と、この平板状継鉄に設けられた凹部
に装着し、厚み方向に互いに異なる極性に磁化した矩形
状永久磁石とからなる有極電磁石ブロック、前記矩形状
永久磁石に接触し、前記有極電磁石ブロックの電磁石作
用により回転して前記磁極に接触する接極子と、可動接
点ブロックとからなる接点バネブロック、前記有極電磁
石ブロックを収容してケースを構成するボディブロッ
ク、およびこのボディブロックを覆って密閉するカバー
を備えた回転支点型有極リレーにおいて、 前記接点バネブロックの接点バネに接点バネ傾斜部を形
成し、この接点バネの先端に設けた可動接点を前記接点
バネブロックの回転支点部よりも高い位置に配置すると
ともに、前記可動接点と対向して接触する位置に前記ボ
ディブロックの固定接点を配置したことを特徴とする回
転支点型有極リレー。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994005674U JP3004522U (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 回転支点型有極リレー |
CN95100435A CN1034977C (zh) | 1994-04-22 | 1995-02-28 | 旋转支点式极化继电器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994005674U JP3004522U (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 回転支点型有極リレー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3004522U true JP3004522U (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=43140447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994005674U Expired - Lifetime JP3004522U (ja) | 1994-04-22 | 1994-05-24 | 回転支点型有極リレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3004522U (ja) |
-
1994
- 1994-05-24 JP JP1994005674U patent/JP3004522U/ja not_active Expired - Lifetime
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