JP2755363B2 - 回転支点型有極電磁石 - Google Patents

回転支点型有極電磁石

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JP2755363B2 JP22843894A JP22843894A JP2755363B2 JP 2755363 B2 JP2755363 B2 JP 2755363B2 JP 22843894 A JP22843894 A JP 22843894A JP 22843894 A JP22843894 A JP 22843894A JP 2755363 B2 JP2755363 B2 JP 2755363B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は構成が単純な回転支点型
有極電磁石に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来の回転支点型有極電磁石の一
例としてシングルステイブル型有極電磁石の断面図を示
す。従来のシングルステイブル型有極電磁石11は、略
コの字型の鉄芯12Bにコイル12Aを巻いて組立てた
コイルブロック12と、鉄芯12Bの磁極13Aおよび
磁極13B間にレーザ溶接等で固定した山型永久磁石1
4と、山型永久磁石14の頂点に接した支点15Aを中
心として回転運動する接極子15とから構成される。
【0003】接極子15は、支点15Aを中心にシーソ
ー運動し、コイルブロック12に予め決められた極性の
電源が印加された場合にのみ一方の磁極(例えば、磁極
13A)から他方の磁極(例えば、磁極13B)へ接続
が切替えられ、電源が除かれた場合には元の磁極(例え
ば、磁極13A)側に戻るよう構成される。
【0004】このような一安定(シングルステイブル)
状態を構成するため、山型永久磁石14は、長手方向の
両端がS極、山型の頂点Cから所定の距離xの位置がN
極に磁化され、シングルステイブル型有極電磁石11を
構成した場合の配置精度を保つため、磁極13Aおよび
磁極13B間にレーザ溶接等で固定される。
【0005】次に、従来のシングルステイブル型有極電
磁石11のシングルステイブル動作を図6に基づいて説
明する。図6(a)はコイルブロック12に電源が印加
されていない無励磁の安定状態を示し、接極子15は、
磁極13Aに接触した状態にある。この状態では、鉄芯
12Bの磁極13A側―山型永久磁石14―接極子15
―鉄芯12Bの磁極13A側をループとする磁気回路が
形成され、磁束Φaが矢印の向きに発生される。
【0006】無励磁状態から、同図(b)のようにコイ
ルブロック12に電源を印加した励磁直後、コイルブロ
ック12は、磁極13A側がN極、磁極13B側がS極
に磁化された電磁石が形成され、電流Iとコイルの巻線
数(ターン数N)の積に対応した力が作用し、接極子1
5の磁極13A側は同極(N極)で反発力、接極子15
の磁極13B側は異なる極(S極)で吸引力がそれぞれ
作用する。この状態では、磁束Φaとともに、鉄芯12
B―山型永久磁石14―接極子15―鉄芯12Bの磁極
13B側―鉄芯12Bをループとする磁気回路が形成さ
れ、磁束Φbが矢印の方向に発生される。
【0007】同図(c)は(b)から接極子15が磁極
13A側から離れて磁極13B側に接触した反転状態を
示す。この状態では、接極子15と磁極13Bが接触す
るため、同図(b)の磁束Φbが変化して磁束Φdにな
るとともに、鉄芯12Bの磁極13B側―山型永久磁石
14―接極子15―鉄芯12Bの磁極13B側をループ
とする磁気回路が形成され、磁束Φcが矢印の向きに発
生される。
【0008】この状態から電源を除くと、山型永久磁石
14のN極が磁極13A側に偏って設定されていること
により、最初の状態と同じように、鉄芯12Bの磁極1
3A側―山型永久磁石14―接極子15―鉄芯12Bの
磁極13A側をループとする磁気回路が形成され、磁束
Φaが矢印の向きに発生されて接極子15は磁極13B
側から磁極13A側に戻され、単安定状態となる。
【0009】このように、従来のシングルステイブル型
有極電磁石11は単安定動作をするので、接極子15に
可動接点(図示せず)を搭載し、固定接点(図示せず)
との間で機械的な断続を行うことにより、シングルステ
イブルリレーが構成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転支点型有極
電磁石は、永久磁石に山型永久磁石14を用いて山型永
久磁石14の頂点に接した接極子15の支点15Aを中
心として回転運動するよう構成されるため、山型永久磁
石14の寸法に精度が要求され、形状が複雑となり、ま
た両磁極間への固定をレーザ溶接等で行なうことが要求
され、コストの極めて高いものとなっていた。さらに、
上記したシングルステイブル型有極電磁石の場合には、
磁石の磁化を偏心させるため、回転支点型有極電磁石を
最適着磁に調整することは困難であった。
【0011】本発明はこのような課題を解決するためな
されたもので、その目的は接極子に永久磁石を固着する
ようにして全体の構造が簡単な回転支点型有極電磁石を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明に係る回転支点型有極電磁石は、平板状継鉄に、
前記磁極間の中心線に非対称に凹部を形成し、この凹部
内に回転支点となる凸部を形成するとともに、前記凹部
と対向する接極子面に凹部を形成し、この凹部に前記永
久磁石を固着したことを特徴とする。
【0013】また、本発明に係る回転支点型有極電磁石
は、平板状継鉄に、前記磁極間の中心線に対称に凹部を
形成し、この凹部内に回転支点となる凸部を形成すると
ともに、前記凹部と対向する接極子面に凹部を形成し、
この凹部に前記永久磁石を固着したことを特徴とする。
【0014】さらに、本発明に係る回転支点型有極電磁
石は、平板状継鉄を対向する磁極間に挿入して固定する
際 、平板状継鉄をコの字型の鉄芯の内側かつコイル枠
の凹部に圧入固定することを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明に係る回転支点型有極電磁石は、山型永
久磁石に代えて平板状継鉄と単純形状の永久磁石を備
え、平板状継鉄に磁極間の中心線に非対称に凹部を形成
し、この凹部内に回転支点となる凸部を形成し、平板状
継鉄の凹部と対向する接極子面に凹部を形成し、この凹
部に前記永久磁石を配置したので、永久磁石の寸法に精
度が要求されず、形状を簡素化できる。
【0016】また、本発明に係る回転支点型有極電磁石
は、山型永久磁石に代えて平板状継鉄と単純形状の永久
磁石を備え、平板状継鉄に磁極間の中心線に対称に凹部
を形成し、この凹部内に回転支点となる凸部を形成し、
平板状継鉄の凹部と対向する接極子面に凹部を形成し、
この凹部に前記永久磁石を配置したので、永久磁石の寸
法に精度が要求されず、形状を簡素化できる。
【0017】さらに、本発明に係る回転支点型有極電磁
石は、永久磁石を磁極間にレーザ溶接等で固定する必要
がなく、電磁軟鉄等をコの字型の鉄芯の内側かつコイル
枠の凹部に圧入固定するだけでよい。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は本発明に係る回転支点型有極電磁石の
一例としてシングルステイブル型有極電磁石の構成を示
す。図1にこのシングルステイブル型有極電磁石の断面
図を示す。
【0019】図1において、シングルステイブル型有極
電磁石1は、略コの字型の鉄芯2Bにコイル2Aを巻い
たコイルブロック2と、コイルブロック2の磁極3A、
3B間かつコイル枠2Cの凹部に挿入して固定し、鉄芯
2Bとの間で磁気回路を形成する平板状継鉄4と、平板
状継鉄4の中央部から偏った位置に設けられた凹部4A
に配置した矩形状永久磁石5と、それぞれ磁極3A、磁
極3Bと接触する端部6A、端部6Bを有する接極子6
とから構成する。
【0020】コイルブロック2は電磁石を形成し、コイ
ル2Aと接続する電源端子間に予め極性が決定された電
源を印加することにより、コイル2Aに流れる電流の方
向に対応(右手親指の法則)した磁極3A、3Bの極性
(N、S極)が設定され、一方、コイル2Aの巻数とコ
イル2Aに流れる電流値の積(起磁力)に比例し、磁気
回路の抵抗(磁気抵抗)に反比例した磁束を発生する。
【0021】平板状継鉄4は、コイルブロック2の磁極
3A、磁極3B間の中心線に非対称に凹部4Aを形成
し、矩形状永久磁石5を収容した場合の無励磁状態にお
いて、矩形状永久磁石5の磁力によって形成される磁気
回路が常に磁極3A側に偏るようにする。また、平板状
継鉄4は凹部4Aに凸部4Cを形成し、凹部4Aの断面
が山型をなすようにする。
【0022】さらに、平板状継鉄4は、中心線を中心と
して凹部4Aの容積が少ない側の磁気抵抗を増加するよ
うな、切欠きや穴からなる磁気抵抗調整部4Bを形成す
る。磁気抵抗調整部4Bを形成して磁気抵抗を増加さ
せ、凹部4Aを中心線に非対称に形成して矩形状永久磁
石5を偏らせて配置することにより、無励磁には接極子
6が磁極3Aに接触する単安定状態を確実に実現する。
【0023】矩形状永久磁石5は、平板状継鉄4に設け
られた凹部4A内に収容されるよう、凹部4Aの形状に
合せて構成し、凹部4Aの底面と接する面側をS極、反
対面側がN極となるよう磁化する。
【0024】接極子6は、前記凹部4Aと対向する下面
に凹部6Cを形成し、ここに平板状継鉄4を固着する。
したがって、接極子6は、凸部4Cを支点として回転運
動して端部6A、端部6Bがそれぞれ磁極3A、磁極3
Bに接触するので、安定した回転運動が得られる。
【0025】また、図から明らかなように、シングルス
テイブル型有極電磁石1は、中心線を通る断面を中心に
して両側が非対称構成となるので、シングルステイブル
動作が可能となる。
【0026】次に、本発明に係るシングルステイブル型
有極電磁石の動作を説明する。図2はこのシングルステ
イブル型有極電磁石の動作説明図であり、同図(a)は
コイルブロック2に電源が印加されていない無励磁の安
定状態を示し、接極子6は端部6A、6Bが矩形状永久
磁石5の磁化状態によって共にN極となり、一方、磁極
3Aは前述した構成から常にS極、磁極3BはN極の状
態にあるため、接極子6は磁極3A側に接触した安定状
態となっている。この状態では、磁極3A―平板状継鉄
4―矩形状永久磁石5―接極子6―磁極3Aのループで
磁気回路が形成され、磁束Φ1が矢印の向きに発生す
る。
【0027】無励磁状態から、同図(b)のようにコイ
ルブロック2に予め極性が決定された電源を印加した励
磁直後、コイルブロック2で構成される電磁石は、例え
ば磁極3AがS極からN極、磁極3BはN極からS極に
変化するため、接極子6と磁極3Aには反発力、接極子
6と磁極3Bには吸引力が作用する。この状態では、同
図(a)の磁束Φ1に加え、電源印加に伴う鉄芯2B―
平板状継鉄4―鉄芯2Bのループで磁気回路が形成さ
れ、磁束Φ2が発生する。
【0028】同図(c)は(b)図状態から接極子6が
磁極3A側から離れて磁極3B側に接触した反転状態を
示す。この状態では、矩形状永久磁石5により、磁極3
B―平板状継鉄4―矩形状永久磁石5―接極子6―磁極
3Bのループで磁気回路が形成されて磁束Φ3が発生す
るとともに、電磁石により、鉄芯2B―平板状継鉄4―
矩形状永久磁石5―接極子6―磁極3B―鉄芯2Bのル
ープで磁気回路が形成されて磁束Φ4が発生する。
【0029】この状態から電源を除くと、平板状継鉄4
の磁極3B側の磁気抵抗が磁極3A側より大きく、ま
た、矩形状永久磁石5が磁極3A側に偏って配置されて
いるため、矩形状永久磁石5の磁力による磁束が磁束Φ
3よりも大きくなり、接極子6は磁極3A側に接触して
単安定状態を保つ。
【0030】次に回転支点型有極電磁石の一例としてラ
ッチング型有極電磁石について説明する。図3はこのラ
ッチング型有極電磁石の断面図であり、図1と同一部分
には同一符号を付してその説明を省略する。
【0031】このラッチング型有極電磁石21において
は平板状継鉄4に、磁極3A、3B間の中心線に対称な
凹部4Aのみを形成し、この凹部4A内に回転支点とな
る凸部4Cを形成する。さらに、この凹部4Aと対向す
る接極子6の下面に形成した凹部6Cに矩形状永久磁石
5を固定する。
【0032】このラッチング型有極電磁石の動作を説明
する。図4にこのラッチング型有極電磁石の動作説明図
を示し、同図(a)はコイルブロック2に電源が印加さ
れていない無励磁のラッチング状態を示し、接極子6は
端部6A、6Bが矩形状永久磁石5の磁化状態によって
共にN極となり、一方、磁極3AはS極、磁極3BはN
極の状態にあるため、接極子6は磁極3A側に接触した
ラッチング状態となっている。この状態では、磁極3A
―平板状継鉄4―矩形状永久磁石5―接極子6―磁極3
Aのループで磁気回路が形成され、磁束Φ1が矢印の向
きに発生する。
【0033】無励磁状態から、同図(b)のようにコイ
ルブロック2に予め極性が決定された電源を印加した励
磁直後、コイルブロック2で構成される電磁石は、例え
ば磁極3AがS極からN極、磁極3BはN極からS極に
変化するため、接極子6と磁極3Aには反発力、接極子
6と磁極3Bには吸引力が作用する。この状態では、同
図(a)の磁束Φ1に加え、電源印加に伴う鉄芯2B―
平板状継鉄4―鉄芯2Bのループで磁気回路が形成さ
れ、磁束Φ2が発生する。
【0034】同図(c)は(b)状態から接極子6が磁
極3A側から離れて磁極3B側に接触した反転状態を示
す。この状態では、矩形状永久磁石5により、磁極3B
―平板状継鉄4―矩形状永久磁石5―接極子6―磁極3
Bのループで磁気回路が形成されて磁束Φ3が発生する
とともに、電磁石により、鉄芯2B―平板状継鉄4―矩
形状永久磁石5―接極子6―磁極3B―鉄芯2Bのルー
プで磁気回路が形成されて磁束Φ4が発生する。
【0035】同図(d)は(c)の状態から電源を除い
た無励磁状態を示す。平板状継鉄4の磁極3B側と磁極
3A側の磁気抵抗が等しく、また、矩形状永久磁石5が
磁極3Aと磁極3Bの中間に配置されているため、接極
子6は磁極3B側に接触したラッチング状態となってい
る。この状態では、磁極3B―平板状継鉄4―矩形状永
久磁石5―接極子6―磁極3Bのループで磁気回路が形
成され、磁束Φ1が矢印の向きに発生する。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る回転支
点型有極電磁石は、平板状継鉄に、前記磁極間の中心線
に非対称に凹部を形成し、この凹部内に回転支点となる
凸部を形成するとともに、前記凹部と対向する接極子面
に凹部を形成し、この凹部に前記永久磁石を配置したた
め、永久磁石の寸法に精度が要求されず、形状を簡素化
できる。よって、全体の構造が簡単で最適着磁が調整し
易くコスト低減を図ることができる。
【0037】また、本発明に係る回転支点型有極電磁石
は、平板状継鉄に、前記磁極間の中心線に非対称に凹部
を形成し、この凹部内に回転支点となる凸部を形成する
とともに、前記凹部と対向する接極子面に凹部を形成
し、この凹部に前記永久磁石を配置したため、永久磁石
の寸法に精度が要求されず、形状を簡素化できる。よっ
て、全体の構造が簡単となりコスト低減を図ることがで
きる。
【0038】さらに、本発明に係る回転支点型有極電磁
石は、平板状継鉄を対向する磁極間に挿入して固定する
際 、平板状継鉄をコの字型の鉄芯の内側かつコイル枠
の凹部に圧入固定するため、永久磁石を磁極間にレーザ
溶接等で固定する必要がなく、電磁軟鉄等を固定するだ
けでよく、設備面でも極めて低コストですみ、また組立
作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転支点型有極電磁石の一例とし
てのシングルステイブル型有極電磁石の断面図
【図2】シングルステイブル型有極電磁石の動作説明図
【図3】本発明に係る回転支点型有極電磁石の一例とし
てのラッチング型有極電磁石の断面図
【図4】ラッチング型有極電磁石の動作説明図
【図5】従来の回転支点型有極電磁石の一例としてシン
グルステイブル型有極電磁石の断面図
【図6】従来のシングルステイブル型有極電磁石の動作
説明図
【符号の説明】
1…シングルステイブル型有極電磁石、2…コイルイル
ブロック、2A…コイル、2B…鉄芯、3A,3B…磁
極、4…平板状継鉄、4A…凹部、4B…磁気抵抗調整
部、4C…凸部、5…矩形状永久磁石、6…接極子、6
A,6B…端部、6C…凸部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コの字型の鉄芯にコイルが巻かれ且つ対
    向する両端が磁極を形成するコイルブロックと、前記対
    向する磁極間に挿入して固定されて磁気バイパス回路を
    形成する平板状継鉄と、この平板状継鉄に設けられた凹
    部に装着されるとともに厚み方向に互いに異なる極性に
    磁化した永久磁石と、この永久磁石に接触し電磁石の作
    用により回転運動して前記磁極に接触する接極子とを備
    えた回転支点型有極電磁石において、前記平板状継鉄
    に、前記磁極間の中心線に非対称に凹部を形成し、この
    凹部内に回転支点となる凸部を形成するとともに、前記
    凹部と対向する接極子面に凹部を形成し、この凹部に前
    記永久磁石を固着したことを特徴とする回転支点型有極
    電磁石。
  2. 【請求項2】 コの字型の鉄芯にコイルが巻かれ且つ対
    向する両端が磁極を形成するコイルブロックと、前記対
    向する磁極間に挿入して固定されて磁気バイパス回路を
    形成する平板状継鉄と、この平板状継鉄に設けられた凹
    部に装着されるとともに厚み方向に互いに異なる極性に
    磁化した永久磁石と、この永久磁石に接触し電磁石の作
    用により回転運動して前記磁極に接触する接極子とを備
    えた回転支点型有極電磁石において、前記平板状継鉄
    に、前記磁極間の中心線に対称に凹部を形成し、この凹
    部内に回転支点となる凸部を形成するとともに、前記凹
    部と対向する接極子面に凹部を形成し、この凹部に前記
    永久磁石を固着したことを特徴とする回転支点型有極電
    磁石。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の回転支点
    型有極電磁石において、前記平板状継鉄はコの字型の鉄
    芯の内側且つコイル枠の凹部に圧入固定されていること
    を特徴とする回転支点型有極電磁石。
JP22843894A 1994-09-22 1994-09-22 回転支点型有極電磁石 Expired - Lifetime JP2755363B2 (ja)

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