JP2888756B2 - 有極電磁石 - Google Patents

有極電磁石

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有極電磁石の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の有極電磁石の断面図であ
り、図6(a)に従来のラッチング型有極電磁石、図6
(b)にシングルステイブル型有極電磁石を示す。
【0003】従来の有極電磁石100は、略コの字型の
鉄芯101にコイル102を巻いて組立てたコイルブロ
ック103と、鉄芯101の磁極101aおよび磁極1
01b間にレーザ溶接等で固着した山型永久磁石104
と、山型永久磁石104の頂点位置Cに接した突条10
5aを揺動支点として左右に揺動する接極子105とか
らなる。
【0004】山型永久磁石104を、例えば長手方向の
両端がS極に磁化し、更に、図6(a)のように山型の
頂点位置CをN極に磁化した場合にはラッチング型有極
電磁石が構成され、図6(b)のように山型の頂点位置
Cから所定の距離Lに離れた位置をN極に磁化した場合
にはシングルステイブル型有極電磁石が構成される。
【0005】接極子105は、突条105aを揺動支点
として左右に揺動し、コイルブロック103に予め決め
られた極性の電源電圧が印加された場合にのみ一方の磁
極(例えば、磁極101a)から他方の磁極(例えば、
磁極101b)へ接続が切替えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の有極電磁石10
0は、永久磁石に山型永久磁石104を用いて、山型永
久磁石104の頂点に接した接極子105の突条105
aを中心として揺動するよう構成されているため、山型
永久磁石104の寸法に高精度が要求されるとともに、
形状が複雑となりコストアップを招く。
【0007】また、山型永久磁石104と接極子105
との位置関係を適切に保つため、山型永久磁石104を
鉄芯101の対向する磁極101a及び101b間にレ
ーザ溶接等で固定することが要求され、組立が煩雑にな
る。
【0008】更に、山型永久磁石104のN極の磁化位
置をラッチング型とシングルステイブル型で別にしなけ
ればならず、また磁化した山型永久磁石104は目視チ
ェックでラッチング型なのかシングルステイブル型かの
区別ができないため、磁化作業や管理が煩わしい。
【0009】そこで、本発明の目的は、複雑な形状をし
た高価格の山型永久磁石を用いずに単純な構成にし、永
久磁石と接極子との位置合せや調整が不要で、且つ、組
立が簡単な有極電磁石を提供することにある。また、ラ
ッチング型とシングルステイブル型とで永久磁石を共用
可能とすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本発明の有極電磁石は、水平部とこの水平部の左右の立
上がり部とからなる略コ字状の鉄芯と、水平部に巻かれ
たコイルと、左右の立上がり部の各先端部に、一定の間
隔をあけるとともに同一高さになるように、圧入により
固着された一対の平板状継鉄と、これらの平板状継鉄間
に掛け渡され上下方向に磁極を有する矩形状永久磁石
と、この矩形状永久磁石の上面に突条を当接しこの突条
を揺動支点として左右に揺動し左又は右の立上がり部の
先端部に接触する接極子とからなる
【0011】更に、鉄芯の各先端部間の中心線に対して
互いに左右対称形の一対の平板状継鉄と、互いに左右非
対称形の一対の平板状継鉄とを選択することで、矩形状
永久磁石の配設位置を設定可能にする。
【0012】
【作用】一対の平板状継鉄間に矩形状永久磁石を掛け渡
す構成なので、単純な構成になる。また、永久磁石が矩
形状の単純な形状であるため、永久磁石と接極子との位
置合せや調整が不要である。更に、平板状継鉄を左右一
対に分離し、それぞれ鉄芯の左右の立上がり部の各先端
部に圧入により固着することで、平板状継鉄は各先端部
に変形せずに固着される。しかも、一対の平板状継鉄
を、鉄芯の左右の立上がり部の各先端部に圧入により固
着することで、平板状継鉄と鉄芯との間の磁気効率を損
なうことなく磁気回路を構成する。
【0013】互いに左右対称形の平板状継鉄と、互いに
左右非対称形の平板状継鉄とを選択することで、矩形状
永久磁石の配設位置を設定することにより、一対の平板
状継鉄以外の部材を共用して、ラッチング型有極電磁石
とシングルステイブル型有極電磁石とを、構成できる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
先ず、図1〜図3に基づき第1実施例を説明する。図1
は本発明に係る有極電磁石の組立断面図であり、有極電
磁石1はラッチング型(双安定型)有極電磁石を構成す
る。
【0015】有極電磁石1は、水平部2aとこの水平部
2aの左右の立上がり部2b,2cとからなる略コ字状
の鉄芯2と、水平部2aに巻かれたコイル3と、左右の
立上がり部2b,2cの各先端部(磁極)2d,2e間
に一定の間隔をあけ同一高さに固着された左右一対の平
板状継鉄4,5と、これらの平板状継鉄4,5間に掛け
渡された矩形状永久磁石6と、この矩形状永久磁石6上
面に突条7aを当接しこの突条7aを揺動支点として左
右に揺動し左又は右の先端部(磁極)2d,2eに接触
する接極子7とからなる。
【0016】そして、樹脂製のコイル枠8,8で両側が
概ね覆われた鉄芯2と、この鉄芯2に巻かれたコイル3
とからなる構成体はコイルブロック9を構成する。コイ
ルブロック9は、電源端子(図示せず)に予め極性が決
定された電源電圧を印加することにより、コイル3に流
れる電流方向に対応(右手親指の法則)した磁極2d,
2eの極性(N極、S極)が設定され、一方、コイル3
の巻数とコイル3に流れる電流値の積(アンペアター
ン、起磁力)に比例し、磁気回路の抵抗(磁気抵抗)に
反比例した磁束を発生するものである。
【0017】一対の平板状継鉄4,5は、鉄芯2の各先
端部(磁極)2d,2e間の中心線Xに対して両側の磁
気抵抗が等しくなるように互いに左右対称形に形成され
ている。これらの平板状継鉄4,5の上面には、凹部4
a,5aが形成されている。また、これらの平板状継鉄
4,5は、嵌合孔4b,5bを立上がり部2b,2cの
各先端部2d,2eに圧入することにより、鉄芯2に固
着される。ここで、各コイル枠8,8の幅広の上端面8
a,8aは同一高さに形成されており、一対の平板状継
鉄4,5は、その下面を上端面8a,8aに当接するこ
とにより、同一高さに設定される。
【0018】矩形状永久磁石6は、凹部4a,5a内に
配設されるように凹部4a,5aの形状並びに寸法に合
せて形成され、更に、凹部4a,5aの底面と接する下
面側がS極、上面側がN極となるように磁化されてい
る。接極子7は、中心線X位置で突条7aを揺動支点と
して左右に揺動するように配設されている。
【0019】このように、有極電磁石1は、中心線Xを
垂直方向に下ろした断面を中心にして左右対称の構成で
あり、ラッチング動作が可能となる。
【0020】次に、有極電磁石1の組立手順を図2に基
づき説明する。図2は本発明に係る有極電磁石の組立手
順の説明図である。先ず、鉄芯2にコイル3を巻いてコ
イルブロック9を構成する。次に、嵌合孔4b,5bを
左右の立上がり部2b,2cに圧入し、各平板状継鉄
4,5の下面を上端面8a,8aに当接する。これによ
り、各平板状継鉄4,5は、各先端部(磁極)2d,2
e間に一定の間隔をあけて同一高さに固着される。
【0021】その後、各平板状継鉄4,5の凹部4a,
5a内に矩形状永久磁石6を配設する。最後に、この矩
形状永久磁石6上に接極子7を配設して、組立を完了す
る。このように、有極電磁石1を一方向から組立ること
が可能である。
【0022】次に、上記構成の有極電磁石1(ラッチン
グ型有極電磁石)の動作を図3に基づき説明する。図3
(a)〜(d)は有極電磁石の動作説明図である。図3
(a)はコイルブロック9に電源電圧が印加されていな
い無励磁の安定状態を示し、接極子7は端部7b,7c
が矩形状永久磁石6の磁化状態によって共にN極とな
り、一方、例えば磁極2dはS極、磁極2eはN極の状
態にあるため、接極子7は磁極2d側に接触した状態と
なっている。この状態では、磁極2d→左の平板状継鉄
4→矩形状永久磁石6→接極子7→磁極2dのループで
磁気回路が形成され、磁束Φ1が矢印の向きに発生す
る。
【0023】無励磁状態から、図3(b)のようにコイ
ルブロック9に電源電圧を印加した励磁直後、コイルブ
ロック9で構成される電磁石は、磁極2dがS極からN
極に変化し、磁極2eがN極からS極に変化するため、
接極子7と磁極2dには反発力が作用し、接極子7と磁
極2eには吸引力が作用する。この状態では、図3
(a)の磁束Φ1に加え、電源電圧の印加に伴う鉄芯2
→左の平板状継鉄4→矩形状永久磁石6→接極子7→磁
極2e→鉄芯2のループで磁気回路が形成され、磁束Φ
2が発生する。
【0024】図3(c)は図3(b)の状態から接極子
7が磁極2d側から離れて磁極2e側に接触した反転状
態を示す。この状態では、矩形状永久磁石6により、磁
極2e→右の平板状継鉄5→矩形状永久磁石6→接極子
7→磁極2eのループで磁気回路が形成されて磁束Φ3
が発生するとともに、電磁石により、鉄芯2→左の平板
状継鉄4→矩形状永久磁石6→接極子7→磁極2e→鉄
芯2のループで磁気回路が形成されて磁束Φ1が発生し
ている。
【0025】この状態から、電源電圧を除くと図3
(d)の状態に移行して接極子7が磁極2eに接触した
安定状態を保つ。この状態では、矩形状永久磁石6によ
り、磁極2e→右の平板状継鉄5→矩形状永久磁石6→
接極子7→磁極2eのループで磁気回路が形成されて磁
束Φ3が発生している。
【0026】なお、この状態から接極子7が磁極2dに
接触する状態に移行させる場合には、電源電圧の極性を
反対にしてコイルブロック9に印加することで達成でき
る。
【0027】次に、図4及び図5に基づき第2実施例を
説明する。なお、上記図1〜図3に示す第1実施例と同
構成については同一符号を付し、その説明を省略する。
図4は本発明に係る有極電磁石の組立断面図であり、有
極電磁石11は垂直方向に下ろした中心線Xに対して左
右非対称の構成にすることで、シングルステイブル型
(単安定型)有極電磁石を構成する。有極電磁石11は
鉄芯2と、コイル3と、一対の平板状継鉄14,15
と、矩形状永久磁石6と、接極子7とからなる。
【0028】一対の平板状継鉄14,15は、鉄芯2の
各先端部(磁極)2d,2e間の中心線Xに対して両側
の磁気抵抗が異なるように左右非対称の形状(左の平板
状継鉄14が右の平板状継鉄15よりも長い形状)に形
成されている。これらの平板状継鉄14,15の上面に
は、凹部14a,15aが形成されている。なお、14
b,15bは立上がり部2b,2cに圧入する嵌合孔で
ある。
【0029】矩形状永久磁石6は、凹部14a,15a
内に配設されるように凹部14a,15aの形状並びに
寸法に合せて形成されている。そして、矩形状永久磁石
6は、磁極2d側(この図で左側)に偏った位置にあ
る。このため、コイルブロック9が無励磁状態におい
て、矩形状永久磁石6の磁力によって形成される磁気回
路は、常に磁極2d側に偏っている。接極子7は、中心
線X位置で突条7aを揺動支点として左右に揺動するよ
うに配設されている。
【0030】このように、有極電磁石11は、中心線X
から偏った一方の位置(この図で左側位置)に矩形状永
久磁石6が配設されたことにより、コイルブロック9の
無励磁状態において、接極子7が磁極2dに接触する単
安定状態となる。
【0031】次に、上記構成の有極電磁石11(シング
ルステイブル型有極電磁石)の動作を図5に基づき説明
する。図5(a)〜(c)は有極電磁石の動作説明図で
ある。図5(a)はコイルブロック9に電源電圧が印加
されていない無励磁の安定状態を示し、接極子7は端部
7b,7cが矩形状永久磁石6の磁化状態によって共に
N極となり、一方、磁極2dは前述した構成から常にS
極、磁極2eはN極の状態にあるため、接極子7は磁極
2d側に接触した安定状態となっている。この状態で
は、磁極2d→左の平板状継鉄14→矩形状永久磁石6
→接極子7→磁極2dのループで磁気回路が形成され、
磁束Φ11が矢印の向きに発生する。
【0032】無励磁状態から、図5(b)のようにコイ
ルブロック9に予め極性が決定された電源電圧を印加し
た励磁直後、コイルブロック9で構成される電磁石は、
磁極2dがS極からN極に変化し、磁極2eがN極から
S極に変化するため、接極子7と磁極2dには反発力が
作用し、接極子7と磁極2eには吸引力が作用する。こ
の状態では、図3(a)の磁束Φ11に加え、電源電圧
の印加に伴う鉄芯2→左の平板状継鉄14→矩形状永久
磁石6→接極子7→磁極2e→鉄芯2のループで磁気回
路が形成され、磁束Φ12が発生する。
【0033】図5(c)は、図5(b)の状態から接極
子7が磁極2d側から離れて磁極2e側に接触した反転
状態を示す。この状態では、矩形状永久磁石6により、
磁極2e→右の平板状継鉄15→矩形状永久磁石6→接
極子7→磁極2eのループで磁気回路が形成されて磁束
Φ13が発生するとともに、電磁石により、鉄芯2→左
の平板状継鉄14→矩形状永久磁石6→接極子7→磁極
2e→鉄芯2のループで磁気回路が形成されて磁束Φ1
4が発生する。
【0034】この状態から電源電圧を除くと、平板状継
鉄6の磁極2e側の磁気抵抗が磁極2d側より大きく、
また、矩形状永久磁石6が磁極2d側に偏って配置され
ているため、矩形状永久磁石6の磁力による磁束が磁束
Φ13よりも大きくなり、接極子7は磁極2d側に接触
して単安定状態を保つ。
【0035】以上の説明から明らかなように、鉄芯2の
各先端部2d,2e間の中心線Xに対して互いに左右対
称形である平板状継鉄4,5と、左右非対称形である平
板状継鉄14,15とを選択することで、矩形状永久磁
石6の配設位置を設定することにより、一対の平板状継
鉄4,5,14,15以外の部材(矩形状永久磁石6を
含む)を共用して、第1実施例の有極電磁石1(ラッチ
ング型有極電磁石)と、第2実施例の有極電磁石11
(シングルステイブル型有極電磁石)とを、極めて簡単
に構成できる。
【0036】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1の有極電磁石
は、鉄芯の左右の立上がり部の各先端部に、一定の間隔
をあけるとともに同一高さになるように、圧入により
着された一対の平板状継鉄と、これらの平板状継鉄間に
掛け渡され上下方向に磁極を有する矩形状永久磁石と、
この矩形状永久磁石の上面に突条を当接し、この突条を
揺動支点として左右に揺動し、立上がり部の先端部に接
触する接極子とからなることにより、一対の平板状継鉄
間に単純な形状の矩形状永久磁石を掛け渡すことができ
るので、従来のように複雑な形状で高価格の山型永久磁
石を用いる必要がなく、コスト低減になる。
【0037】また、永久磁石を矩形状にしたので単純な
構成にすることができ、この永久磁石と接極子との位置
合せや調整が不要である。更に、平板状継鉄を左右一対
に分離し、それぞれ鉄芯の左右の立上がり部の各先端部
圧入により固着したので、単一の平板状継鉄を左右の
立上がり部の各先端部間に圧入した場合に比べて、無理
なく固着できるので、平板状継鉄の変形を防止できる。
【0038】しかも、一対の平板状継鉄を、鉄芯の左右
の立上がり部の各先端部に圧入により固着したので、平
板状継鉄と鉄芯との間の磁気効率を損なうことがなく、
また、レーザ溶接等で固定する必要がないので組立が簡
単である。
【0039】請求項2の有極電磁石は、鉄芯の各先端部
間の中心線に対して互いに左右対称形の一対の平板状継
鉄と、互いに左右非対称形の一対の平板状継鉄とを選択
することで、矩形状永久磁石の配設位置を設定すること
により、一対の平板状継鉄以外の部材(矩形状永久磁石
を含む)を共用して、ラッチング型有極電磁石とシング
ルステイブル型有極電磁石とを、極めて簡単に構成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る有極電磁石(第1実施例)の組立
断面図
【図2】本発明に係る有極電磁石(第1実施例)の組立
手順の説明図
【図3】本発明に係る有極電磁石(第1実施例)の動作
説明図
【図4】本発明に係る有極電磁石(第2実施例)の組立
断面図
【図5】本発明に係る有極電磁石(第2実施例)の動作
説明図
【図6】従来の有極電磁石の断面図
【符号の説明】
1,11…有極電磁石、2…鉄芯、2a…水平部、2b
…左の立上り部、2c…右の立上り部、2d,2e…先
端部(磁極)、3…コイル、4,14…左の平板状継
鉄、4a,14a…凹部、4b,14b…嵌合孔、5,
15…右の平板状継鉄、5a,15a…凹部、5b,1
5b…嵌合孔、6…矩形状永久磁石、7…接極子、7a
…突条、7b,7c…端部、8…コイル枠、8a…上端
面、9…コイルイルブロック。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 51/24 H01H 50/36

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平部とこの水平部の左右の立上がり部
    とからなる略コ字状の鉄芯と、前記水平部に巻かれたコ
    イルと、前記左右の立上がり部の各先端部に、一定の間
    隔をあけるとともに同一高さになるように、圧入により
    固着された一対の平板状継鉄と、これらの平板状継鉄間
    に掛け渡され上下方向に磁極を有する矩形状永久磁石
    と、この矩形状永久磁石の上面に突条を当接しこの突条
    を揺動支点として左右に揺動し左又は右の立上がり部の
    先端部に接触する接極子とからなる有極電磁石。
  2. 【請求項2】 前記一対の平板状継鉄は、前記鉄芯の各
    先端部間の中心線に対して互いに左右対称形の平板状継
    鉄と、互いに左右非対称形の平板状継鉄とを選択するこ
    とで、前記矩形状永久磁石の配設位置を設定可能である
    ことを特徴とした請求項1記載の有極電磁石。
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