JPS6231962Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6231962Y2 JPS6231962Y2 JP1205381U JP1205381U JPS6231962Y2 JP S6231962 Y2 JPS6231962 Y2 JP S6231962Y2 JP 1205381 U JP1205381 U JP 1205381U JP 1205381 U JP1205381 U JP 1205381U JP S6231962 Y2 JPS6231962 Y2 JP S6231962Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- yoke
- spring
- movable spring
- winding frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 20
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
- Breakers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁継電器における可動ばねの固定構
造に関するものである。
造に関するものである。
従来から可動ばねとヒンジばねが一体成形され
た電磁継電器が知られている。例えば実開昭54−
43538号公報に示されるものがある。
た電磁継電器が知られている。例えば実開昭54−
43538号公報に示されるものがある。
このような電磁継電器においては、ヒンジばね
の近くが継鉄にねじ止めされるか、上記例示にあ
るようにコイルスプールのつばの両側に一対の突
片を形成し、この突片に係合させて位置決めし、
ベースへの嵌合によつて固定されるようにしてい
た。そのため前者の場合は固定部品としてねじが
必要であり、後者の場合はベースを嵌合させなけ
れば一体化されないため組立工程に制限を受けた
り、ベースとケースを有しない継電器には採用で
きないという問題点があつた。
の近くが継鉄にねじ止めされるか、上記例示にあ
るようにコイルスプールのつばの両側に一対の突
片を形成し、この突片に係合させて位置決めし、
ベースへの嵌合によつて固定されるようにしてい
た。そのため前者の場合は固定部品としてねじが
必要であり、後者の場合はベースを嵌合させなけ
れば一体化されないため組立工程に制限を受けた
り、ベースとケースを有しない継電器には採用で
きないという問題点があつた。
本考案はこれらの点にかんがみ、ねじを用いる
こともなく、しかも組立工程に制限を受けないよ
うに巻枠を基体として直接可動ばねが固定される
ように構成したものである。以下図面によつて詳
細に説明する。第1図は本考案を実施した電磁継
電器の斜視図、第2図はそのA−A線断面図、第
3図は継電器本体の要部分解斜視図である。
こともなく、しかも組立工程に制限を受けないよ
うに巻枠を基体として直接可動ばねが固定される
ように構成したものである。以下図面によつて詳
細に説明する。第1図は本考案を実施した電磁継
電器の斜視図、第2図はそのA−A線断面図、第
3図は継電器本体の要部分解斜視図である。
1は巻線、2は接極子、3は継鉄、4は一対の
固定ばねである。5は可動ばね、8はヒンジば
ね、10は可動ばね端子でこれらは一枚の板ばね
によつて一体成形されている(第3図参照)。1
3は一対の固定ばね4と連続して形成された固定
ばね端子、12は巻線端子、7は巻枠上つば7a
と巻枠下つば6とが形成された巻枠で、中央の筒
状部にコイル1が巻回されている。また、中央部
には鉄心11が挿通され、鉄心11の端部が巻枠
下つば6の下面においてL字状に形成された継鉄
3の穴3aに挿通され、カシメられてそれぞれが
巻枠下つば6に固定されている。
固定ばねである。5は可動ばね、8はヒンジば
ね、10は可動ばね端子でこれらは一枚の板ばね
によつて一体成形されている(第3図参照)。1
3は一対の固定ばね4と連続して形成された固定
ばね端子、12は巻線端子、7は巻枠上つば7a
と巻枠下つば6とが形成された巻枠で、中央の筒
状部にコイル1が巻回されている。また、中央部
には鉄心11が挿通され、鉄心11の端部が巻枠
下つば6の下面においてL字状に形成された継鉄
3の穴3aに挿通され、カシメられてそれぞれが
巻枠下つば6に固定されている。
巻枠上つば7aと巻枠下つばはそれぞれほぼ方
形状に形成され、対応する一辺側にはそれぞれ一
対の溝が形成されており、ここに上記一対の固定
ばね4が嵌め込み固定されると共に上記巻枠上つ
ば7aの溝の中間部において、巻枠上つば7aの
上下面から固定接点が対向するように折り曲げら
れている。巻枠上つば7aの上記一辺側と対向す
る辺側にはその両端に一対の曲り部7bが形成さ
れている。この曲り部7bには継鉄3に設けられ
た一対の突部3bが挿通配置され、しかもその状
態で継鉄3の板厚方向に若干の間隙が残るだけの
間隔7cが設けられている。巻枠下つば6の対向
する他の2辺側には一対の溝が形成され、ここに
巻枠端子12が固定されている。
形状に形成され、対応する一辺側にはそれぞれ一
対の溝が形成されており、ここに上記一対の固定
ばね4が嵌め込み固定されると共に上記巻枠上つ
ば7aの溝の中間部において、巻枠上つば7aの
上下面から固定接点が対向するように折り曲げら
れている。巻枠上つば7aの上記一辺側と対向す
る辺側にはその両端に一対の曲り部7bが形成さ
れている。この曲り部7bには継鉄3に設けられ
た一対の突部3bが挿通配置され、しかもその状
態で継鉄3の板厚方向に若干の間隙が残るだけの
間隔7cが設けられている。巻枠下つば6の対向
する他の2辺側には一対の溝が形成され、ここに
巻枠端子12が固定されている。
可動ばね5、ヒンジばね8、可動ばね端子10
は第3図に示すように全体が略L字状に構成され
ており、可動ばね5とヒンジばね8との中間部に
接極子2を固着するための一対の穴5aがあけら
れていて、接極子2に設けた突起が挿通されてカ
シメによつて固着される。可動ばね端子10とヒ
ンジばね8との中間部にはその長手方向に沿つて
その両側に一対の係止部9が設けられており、そ
れぞれの一端は上記継鉄の突部3bとほぼ同じ幅
に構成され、ここに凸条9bがそれぞれ形成され
ている。また他端子側には位置決めのための一対
の穴9aが設けられ、該穴9aを継鉄3に設けら
れた一対の突起3cに嵌合させることによつて位
置決めが行なわれるのであるが、組立ての順序と
しては上述のごとく接極子2を固着した後に可動
ばね端子10側を突部3b側から継鉄3に沿わせ
て下降させて嵌合させれば、一対の係止部9は上
述した曲り部7bと継鉄3との間の間隔7cに押
入れられることとなり、凸条9bと相まつて強固
に固定される。すなわち、カバーやベース等に組
入れる前に巻枠7に部品が順次固定されて継電器
本体として一体化できるので組立工程に制限を受
けることなく、しかもベースやカバーのない継電
器に採用できる。
は第3図に示すように全体が略L字状に構成され
ており、可動ばね5とヒンジばね8との中間部に
接極子2を固着するための一対の穴5aがあけら
れていて、接極子2に設けた突起が挿通されてカ
シメによつて固着される。可動ばね端子10とヒ
ンジばね8との中間部にはその長手方向に沿つて
その両側に一対の係止部9が設けられており、そ
れぞれの一端は上記継鉄の突部3bとほぼ同じ幅
に構成され、ここに凸条9bがそれぞれ形成され
ている。また他端子側には位置決めのための一対
の穴9aが設けられ、該穴9aを継鉄3に設けら
れた一対の突起3cに嵌合させることによつて位
置決めが行なわれるのであるが、組立ての順序と
しては上述のごとく接極子2を固着した後に可動
ばね端子10側を突部3b側から継鉄3に沿わせ
て下降させて嵌合させれば、一対の係止部9は上
述した曲り部7bと継鉄3との間の間隔7cに押
入れられることとなり、凸条9bと相まつて強固
に固定される。すなわち、カバーやベース等に組
入れる前に巻枠7に部品が順次固定されて継電器
本体として一体化できるので組立工程に制限を受
けることなく、しかもベースやカバーのない継電
器に採用できる。
以上説明したように、本考案によれば一体成形
された可動ばねとヒンジばねがねじ等の部品を用
いることなく巻枠に直接固定されて継電器本体が
一体化される構造なので組立が容易である。
された可動ばねとヒンジばねがねじ等の部品を用
いることなく巻枠に直接固定されて継電器本体が
一体化される構造なので組立が容易である。
第1図は本考案を実施した継電器の斜視図、第
2図はそのA−A断面図、第3図は継電器本体の
要部分解斜視図である。 1……巻線、2……接極子、3……継鉄、4…
…固定ばね、5……可動ばね、6……巻枠下つ
ば、7a……巻枠上つば、8……ヒンジばね、9
……係止部、7……巻枠、11……鉄心、12…
…巻線端子、13……固定ばね端子。
2図はそのA−A断面図、第3図は継電器本体の
要部分解斜視図である。 1……巻線、2……接極子、3……継鉄、4…
…固定ばね、5……可動ばね、6……巻枠下つ
ば、7a……巻枠上つば、8……ヒンジばね、9
……係止部、7……巻枠、11……鉄心、12…
…巻線端子、13……固定ばね端子。
Claims (1)
- 可動ばねとヒンジばねが一体成形された電磁継
電器の可動ばね固定構造において、巻枠の一方の
つば部には継鉄の一端部の板厚よりもわずかに広
い間隔を持つた一対の曲り部を形成し、一方、上
記ヒンジばねの両側にはその長手方向に沿つて一
対の係止部を形成し、該係止部のそれぞれ一端側
に凸条を、他端側に穴をそれぞれ設け、該穴を上
記継鉄に設けた突起に嵌合させたとき上記凸条が
上記継鉄の一端部と重なつて上記一対の曲り部に
狭持されるようにしたことを特徴とする電磁継電
器の可動ばね固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1205381U JPS6231962Y2 (ja) | 1981-01-29 | 1981-01-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1205381U JPS6231962Y2 (ja) | 1981-01-29 | 1981-01-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57124949U JPS57124949U (ja) | 1982-08-04 |
JPS6231962Y2 true JPS6231962Y2 (ja) | 1987-08-15 |
Family
ID=29810172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1205381U Expired JPS6231962Y2 (ja) | 1981-01-29 | 1981-01-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6231962Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4596972A (en) * | 1983-10-31 | 1986-06-24 | Amf Incorporated | Miniature power switching relays |
-
1981
- 1981-01-29 JP JP1205381U patent/JPS6231962Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57124949U (ja) | 1982-08-04 |
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