JP4099941B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コイルブロックの側方で可動ブロックを駆動するようにした電磁継電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電磁継電器として、例えば次のような構成のものが提案されている。
特開2000−222990号公報には、ベースの上面に載置したコイルブロックから側方に鉄心の吸引部を延設し、その下方に配設した可動鉄片を駆動して、上方に配設した可動接触片を動作させることにより接点を開閉するようにした電磁継電器が開示されている。
【0003】
特開平3−57128号公報には、コイルブロックから側方に鉄心の吸引部を延設し、その上方に揺動可能な可動鉄片及び可動接触片からなる可動ブロックを配設し、コイルブロックを励磁・消磁することにより、接点を開閉するようにしたリレー(電磁継電器)が開示されている。
【0004】
特公平4−42766号公報には、電磁石から下方に延びる鉄心の吸引部によりアーマチュアを駆動し、接点を開閉するようにした電磁継電器が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2000−222990号公報に開示された電磁継電器では、可動鉄片と可動接触片とを鉄心の吸引部の上下に分けて配設しなければならないため、組立や位置決めが困難であり、動作が不安定となりやすい。
【0006】
特開平3−57128号公報に開示された電磁継電器では、鉄心の吸引部が真っ直ぐ側方に延びており、その外側で接点が開閉するため、所望の吸引力特性を得るためには大型化が避けられない。
【0007】
特公平4−42766号公報に開示された電磁継電器では、電磁石の側方に延びる鉄心の吸引部の内側で接点が開閉するので、接点間距離を十分に取ることができない。一方、接点間距離を大きくすると、電磁石の吸引力特性を高める必要が生じ、電磁継電器の大型化が避けられない。
【0008】
そこで、本発明は、組立性及び動作特性に優れた小型の電磁継電器を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
ベースに、鉄心にスプールを介してコイルを巻回してなるコイルブロックと、該コイルブロックの側方に配置され、可動鉄片及び可動接触片からなる可動ブロックとを設けてなる電磁継電器において、
前記ベースは、前記コイルブロックが配設される第1収容凹部と、該第1収容凹部の側方に隣接して形成される第2収容凹部とを有し、
前記第1収容凹部では、前記コイルブロックのコイル端子が、前記ベースの底面を貫通して延び、
前記第2収容凹部を構成する両端側壁部に、前記可動接触片の一端部に設けた可動接点が接離する固定接点を露出させる固定端子と、前記可動接触片の他端部が電気接続される電気接続部とをそれぞれ備え、前記固定端子と前記電気接続部は、前記ベースの底面を貫通して延び、
前記鉄心は、その両端の第1及び第2吸引部がコイルブロックの側方から前記第2収容凹部へと延び、該第2収容凹部内を対向方向に屈曲して延設され、前記第1吸引部が前記固定接点の内側に、前記第2吸引部が前記電気接続部の内側にそれぞれ配置され、
前記可動鉄片は、一端部を前記第2吸引部を支点とし、他端部を前記第1吸引部に吸引されることにより、前記可動接触片と共に回動して可動接点を固定接点に接離させるようにしたものである。
【0010】
この構成によれば、固定接点と電気接続部がコイルブロックの側方両端部にそれぞれ配設されると共に、鉄心の各吸引部が、その内側に配置されているので、小型の電磁継電器とすることができる。また、固定接点と電気接続部の内側はデッドスペースであるので、このデッドスペースで各吸引部の占有スペースを大きく取ることができる。したがって、所望の吸引力特性を発揮させることが可能となり、コイルブロックを励磁すれば、可動接触片の弾性力に抗して可動鉄片を確実に第1吸引部に吸引して回動させることができ、可動接点が固定接点に閉成する。
【0011】
前記鉄心を2分割することによりスプールの両端側から装着可能とすると、予めスプールにコイルを巻回しておくことができ、吸引部をコイル巻回部分の側方に簡単に配置することが可能となり、自動化に適している点で好ましい。
【0012】
前記ベースの側壁に、前記可動ブロックの動作状態を確認するための開口部を形成するのが好ましい。
【0013】
前記スプールにガイド凹部を形成する一方、前記ベースに、前記ガイド凹部に係合してコイルブロックを位置決めすると共に、コイルと鉄心の吸引部との絶縁を図る絶縁壁を形成すると、構造を複雑化させることなく、位置決め及び絶縁の2つの機能を得ることが可能となる点で好ましい。
【0014】
前記ベースに、前記コイルブロックの樹脂構成部分に開口するシール孔を形成し、ベースにケースを被せて底面をシールする際、前記シール孔を介してベースとコイルブロックとを接合すると、シール時にコイルブロックの固定も行うことができるので、振動や衝撃に強い構造とすることができる点で好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本実施形態に係る電磁継電器の分解斜視図である。この電磁継電器は、大略、ベース1に、コイルブロック2、可動ブロック3を収容し、ケース4で被覆した構成である。
【0016】
ベース1は、図1に示すように、側壁5a,5b,5c,5dによって囲まれて上方に開口する収容凹部6を備えた略箱形状で、合成樹脂材料を成形することにより得られる。収容凹部6は、中央部に設けた絶縁壁7により、コイルブロック2を収容する第1収容凹部8と、可動ブロック3を収容する第2収容凹部9とに区画されている。絶縁壁7は、両端部に第1収容凹部8側に向かう突出部10a,10bが形成されている。第1収容凹部8の底面隅部の2箇所には、後述するコイル端子29が挿通される端子孔11(一方は図示せず)がそれぞれ穿設されている。第2収容凹部9は、第1収容凹部8に比べて底面が上方に位置している。第2収容凹部9の一端側には台座部12が形成されている。台座部12には図示しない端子孔に接点端子13が圧入されることにより上方に固定接点13aが露出している。また、台座部12近傍の側壁5cには第1切欠部14(本発明の開口部に相当し、切欠き形状のみならず貫通孔等で構成してもよい。)が形成され、図2に示すように、側方から可動鉄片33の動作状態を検出できるようになっている。一方、第2収容凹部9の他端側には図示しない端子孔に接続端子15が圧入されることにより、上方に電気接続部15aが露出している。電気接続部近傍の側壁5bと側壁5cとには第2切欠部16と第3切欠部17とがそれぞれ形成されている。第2切欠部16は可動接触片34の端部を位置決めするためのものであり、第3切欠部17は後述するケース4の凹部42を構成する壁面のための逃がしである。また第2収容凹部9の底面には、電気接続部15aの近傍に側壁5cとで可動接触片34の両縁部をガイドするための突起18が形成されている。またベース1の両端壁5a,5bには、中央部上縁に内側に向かう係止部19がそれぞれ形成されている。またベース1の底面には、両端側中央部に後述するシール時に利用されるシール孔20がそれぞれ形成されている。なお、ベース1の下面両側縁は面取りされている。
【0017】
コイルブロック2は、図4に示すように、鉄心21にスプール22を介してコイル23を巻回したものである。
【0018】
鉄心21は、鉄心部24a,24bに2分割した構成である。鉄心部24a,24bは同形状であって、同一工程(金型)で加工できる。各鉄心部24a,24bの一端側(接続側)には、段状で、先端に接続を容易とするためのテーパ面を備えた接続部25a,25bがそれぞれ形成され、互いに面接触することにより磁束の漏れが抑えられるようになっている。また各鉄心部24a,24bの他端側は側方から接続部25a,25bに沿う方向に延びる吸引部26a,26bとなっている。
【0019】
スプール22は、両端の鍔部27a,27bを略矩形筒状の胴部28で連結した構造である。鍔部27a,27bは、側縁部の端子孔29aにコイル端子29が圧入され、反対側の側縁部及び一端部が前記胴部28を介して連通するように開口している。鍔部27a,27bは、側方に開口することにより得られた下方側の厚みtが、前記第1収容凹部8の底面と前記第2収容凹部9の底面との段差と同一となっている。これにより、コイルブロック2を第1収容凹部8に配設した際、鉄心21の吸引部26a,26bが第2収容凹部9の底面に隙間無く配置される。また、鍔部27a,27bと胴部28との境界部分には上方に突出する突条部30a,30bが形成されている。突条部30a,30bの中央部分を除去して逃がし部31a,31bを形成することにより、胴部28に巻回するコイル23の端部を鍔部27a,27bの上面に引き出しやすくしている。また、鍔部27a,27bの側縁部が切り欠かれ、突条部30a,30bとでガイド凹部32a,32bを構成している。そして、各ガイド凹部32a,32bに、前記ベース1の絶縁壁7の突出部10a,10bがそれぞれ係合し、コイルブロック2の位置決めが可能となっている。
【0020】
可動ブロック3は、可動鉄片33と可動接触片34とからなる。
前記可動鉄片33は、短冊状の磁性板材からなり、その両端上面には傾斜面35a,35bがそれぞれ形成されている。傾斜面35aは、後述する可動接触片34の可動接点36側に非接触部分を設けて弾性変形可能な長さを確保するためのものであり、傾斜面35bは、後述する可動接触片34の第1屈曲部37との干渉を避けるためのものである。
【0021】
前記可動接触片34は、一端側が二股に分離され、各先端部下面には可動接点36がそれぞれ設けられている。また可動接触片34の他端側は2段階で屈曲し、第1屈曲部37が可動鉄片33の一端部に沿い、第2屈曲部38がベース1の第2切欠部16に係合して長手方向の位置決めに利用される。また両屈曲部37,38の間の平坦部39には、両縁中央部に切欠40がそれぞれ形成されている。そして、平坦部39が前記接続端子15の電気接続部15aに接触して電気的に導通され、両側縁がベース1の側壁5cと突起18との間にガイドされて幅方向に位置決めされる。なお、可動接触片34の中間部34aの幅寸法W1は可動鉄片33の幅寸法W2と同一に形成され、両者の位置合わせが正確に行えるようになっている。
【0022】
ケース4は、図1に示すように、下面が開口する略箱形状で、天井面には前記可動接触片34の先端側に当接する押圧部41(図8参照)が突設されている。またケース4の上面角部には凹部42が形成され、電磁継電器完成後に、そこに設けた筒部43を溶融させて内部を封止する。またケース4の両側壁下縁にはスタンドオフ44が突設され、電磁継電器をプリント基板等に実装した際、プリント基板等とベース1の底面との間に所定の隙間を形成できるようになっている。
【0023】
なお、前記各端子13,15,29の脚部は、実装する基板等の端子孔(図示せず)の位置に対応するように屈曲されている。
【0024】
続いて、前記構成の電磁継電器に組立方法について説明する。
ベース1に、接点端子13及び接続端子15を圧入により取り付ける。またスプール22の鍔部27a,27bにコイル端子29を圧入し、その上端部29aに胴部28に巻回したコイル23を巻き付ける。そして、コイル端子29の上端部29aを鍔部27a,27bの上面に沿うように略直角に屈曲する。この場合、コイル23は、突条部30a,30bの逃がし部31a,31bを介してコイル端子29に巻き付けられるので、鍔部27a,27bの上面に沿い、断線しにくい。その後、スプール22の両端側から鉄心部24a,24bをそれぞれ挿入する。このとき、鉄心部24aの縁部e1がスプール22の当接部(図示せず)に当接した時点で、鉄心部24bの縁部e2とスプール22との間に若干の隙間が形成されるようにしている。したがって、鉄心部24bの接続部先端e3(又はe3´)が鉄心部24aの縁部e4(又はe4´)に当接し、面接触範囲が常に設定した値となって安定する。また、鉄心21を2つの鉄心部24a,24bに分割することにより、スプール22にコイル23を巻回した後、鉄心21を取付可能としているので、鉄心21の吸引部24a,24bを側方から互いに接近する方向に延設して占有面積を大きく取ることができると共に、コイル23の巻回範囲を広げて、小型であっても、所望の吸引力特性を発揮させることが可能である。
【0025】
完成したコイルブロック2は、前記ベース1の第1収容凹部8に上方より取り付ける。コイル端子29はベース1の端子孔11に圧入されて下面より突出する。コイルブロック2は、第1収容凹部8の底面に当接した時点で、係止部19が鍔部27a,27bの上面に係止することにより抜け止めされる。この状態では、絶縁壁7の突出部10a,10bがガイド凹部32a,32bにそれぞれ係合して位置決めされるので、がたつきがない。しかも、絶縁壁7によってコイル23と鉄心21の吸引部26a,26bとの間の沿面距離が確保され、所望の絶縁状態が維持される。また、鉄心21の各吸引部26a,26bが第2収容凹部9側の固定接点13a及び電気接続部15aの内側に位置決めされ、図6に示すように、これらは略同一直線上に位置する。このとき、電気接続部15aは、鉄心21の吸引部26bに対して同一面内若しくは僅かに上方に位置する。但し、この段差は、可動鉄片33と吸引部26bとの吸引力を損なわない値とする。
【0026】
ここで、可動鉄片33の上面に可動接触片34を接着やかしめ等によって固定して可動ブロック3を形成する。そして、可動ブロック3を前記ベース1の第2収容凹部9に配設する。このとき、可動ブロック3は、図6又は図7に示すように、可動接触片34の第2屈曲部38をベース1の第2切欠部16に係合されると共に、平坦部39を側壁5cと突起18との間にガイドされて所望の位置に設置される。そこで、平坦部39の切欠40を利用して可動接触片34と接続端子15の電気接続部15aとを溶接により一体化する。これにより、可動接触片34は、平坦部39が電気接続部15aに面接触して電気的に導通されると共に、可動接点36が接離可能に固定接点13aに対向して強固に位置決めされる。なお、可動鉄片33の動作状態は、ベース1の第1切欠部13を介して確認する。
【0027】
最後に、ベース1にケース4を被せて底面側をシールする。このとき、ベース1のシール孔20を介してシール剤が侵入し、コイルブロック2の鍔部27a,27bをベース1に接合する。これにより、コイルブロック2が振動等でがたついたりすることを確実に防止可能となる。また、用途に応じてケース4の筒部43を熱封止して内部を密閉状態とすることにより電磁継電器が完成する。
【0028】
次に、前記構成の電磁継電器の動作について説明する。
コイル23に通電しておらず、コイルブロック2が消磁状態にあれば、可動接触片34の弾性力により、可動鉄片33は支点(吸引部26b)を中心として図8中時計回り方向に回動し、可動接点36は固定接点13aから離間している。またこのとき、可動ブロック3にはケース4の押圧部41が圧接するので、がたつきがなく、接点間距離は一定値に維持される。
【0029】
ここで、コイル23に通電することによりコイルブロック2を励磁すると、可動鉄片33の先端部が鉄心21の吸引部26aに吸引され、支点(吸引部26b)を支点として図8中反時計回り方向に回動する。このとき、可動接触片34は第1屈曲部37により可動鉄片33の一端部に沿っているので、可動鉄片33の回動動作を妨げることはない。したがって、可動鉄片33及び可動接触片34の動作状態が安定し、可動鉄片33の一端部と鉄心21の吸引部26との間の磨耗が防止される。また、前述のように、電気接続部15aが鉄心21の吸引部26bに対して同一面内あるいは僅かに上方に位置しているので、可動鉄片33と吸引部26bとの接触圧が軽減されている。したがって、可動鉄片33及び可動接触片34の動作状態が安定すると共に、可動鉄片33の一端部と鉄心21の吸引部26との間の磨耗が防止される。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ベース上にコイルブロック、次いで可動ブロックを配設することにより形成できるので、組立性に優れている。また、固定接点と電気接続部をコイルブロックの側方両端部にそれぞれ配設する共に、鉄心の各吸引部を、その内側に配置したので、小型とすることができる。さらに、固定接点と電気接続部の内側のデッドスペースに、鉄心の各吸引部を配置することにより、各吸引部の占有ペースを大きく取ることができ、所望の吸引力特性を発揮させ、動作特性を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る電磁継電器の分解斜視図である。
【図2】 図1のケース以外の構成部品を組み立てた状態での正面図である。
【図3】 図2の底面図である。
【図4】 図1のコイルブロックの分解斜視図である。
【図5】 図1の可動ブロックの分解斜視図である。
【図6】 図1のケース以外の構成部品を組み立てた状態での平面図である。
【図7】 図1のケース以外の構成部品を組み立てた状態での斜視図である。
【図8】 図6にケースを組付けた状態でのA−A線正面断面図である。
【図9】 図6のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1…ベース 2…コイルブロック
3…可動ブロック 7…絶縁壁
8…第1収容凹部 9…第2収容凹部
10a,10b…突出部 13…接点端子
14…第1切欠部 15…接続端子
15a…電気接続部 16…第2切欠部
17…第3切欠部 18…突起
19…係止部 20…シール孔
21…鉄心 22…スプール
23…コイル 24a,24b…鉄心部
25a,25b…接続部 26a,26b…吸引部
27a,27b…鍔部 30…突条部
31…逃がし部 32a,32b…ガイド凹部
33…可動鉄片 34…可動接触片
35a,35b…傾斜面 36…可動接点
37…第1屈曲部 38…第2屈曲部
39…平坦部 40…切欠
41…押圧部

Claims (5)

  1. ベースに、鉄心にスプールを介してコイルを巻回してなるコイルブロックと、該コイルブロックの側方に配置され、可動鉄片及び可動接触片からなる可動ブロックとを設けてなる電磁継電器において、
    前記ベースは、前記コイルブロックが配設される第1収容凹部と、該第1収容凹部の側方に隣接して形成される第2収容凹部とを有し、
    前記第1収容凹部では、前記コイルブロックのコイル端子が、前記ベースの底面を貫通して延び、
    前記第2収容凹部を構成する両端側壁部に、前記可動接触片の一端部に設けた可動接点が接離する固定接点を露出させる固定端子と、前記可動接触片の他端部が電気接続される電気接続部とをそれぞれ備え、前記固定端子と前記電気接続部は、前記ベースの底面を貫通して延び、
    前記鉄心は、その両端の第1及び第2吸引部がコイルブロックの側方から前記第2収容凹部へと延び、該第2収容凹部内を対向方向に屈曲して延設され、前記第1吸引部が前記固定接点の内側に、前記第2吸引部が前記電気接続部の内側にそれぞれ配置され、
    前記可動鉄片は、一端部を前記第2吸引部を支点とし、他端部を前記第1吸引部に吸引されることにより、前記可動接触片と共に回動して可動接点を固定接点に接離させることを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記鉄心を2分割することによりスプールの両端側から装着可能としたことを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記第2収容凹部を構成する側壁に、前記可動ブロックの動作状態を確認するための開口部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁継電器。
  4. 前記スプールにガイド凹部を形成する一方、前記ベースに、前記ガイド凹部に係合してコイルブロックを位置決めすると共に、コイルと鉄心の吸引部との絶縁を図る絶縁壁を形成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  5. 前記ベースに、前記コイルブロックの樹脂構成部分に開口するシール孔を形成し、ベースにケースを被せて底面をシールする際、前記シール孔を介してベースとコイルブロックとを接合したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電磁継電器。
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