JPH0723885Y2 - 電磁接触器 - Google Patents
電磁接触器Info
- Publication number
- JPH0723885Y2 JPH0723885Y2 JP1987115253U JP11525387U JPH0723885Y2 JP H0723885 Y2 JPH0723885 Y2 JP H0723885Y2 JP 1987115253 U JP1987115253 U JP 1987115253U JP 11525387 U JP11525387 U JP 11525387U JP H0723885 Y2 JPH0723885 Y2 JP H0723885Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- mounting piece
- electromagnetic contactor
- coil frame
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electromagnets (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
本考案は電磁接触器、殊にその電磁石ブロックにおける
コイル枠に関するものである。
コイル枠に関するものである。
電磁接触器は、第３図及び第４図に示すように、コイル
10とコイル枠11、固定鉄芯12、そして可動鉄芯13とから
なる電磁石ブロック１と、可動接点20がばね22を介して
装着されるとともに上記可動鉄芯13に連結される可動接
点ブロック２と、上記可動接点20が接触する固定接点30
を備えた端子板ブロック３とからなり、電磁石ブロック
１のコイル10の励磁による吸引力で可動鉄芯13と可動接
点ブロック２とを固定鉄芯12側へと駆動することによ
り、可動接点20を固定接点30に接触させる。図中14は可
動鉄芯13を復帰させる復帰ばねである。 この電磁接触器の電磁石ブロック１におけるコイル枠11
は、従来、第５図に示すように、一方のフランジ部16の
対角から夫々コイル端子15の取付片17を一体に延出して
いた。これら取付片17に装着されるコイル端子15,15
は、コイル10の両端が接続されるとともにサージ電圧吸
収素子４の両端が接続されるものであって、電磁石ブロ
ック１をケース９に収めた時に、ケース９の外面に露出
するものがあるが、各取付片17がコイル枠11の一方のフ
ランジ部16の対角上に位置するために、次のような問題
点を有していた。 すなわち、電磁接触器においては、その開閉に際して、
可動鉄芯13が固定鉄芯12に衝突することによる振動があ
り、この振動はもちろんコイル枠11にも及ぶ。この時、
上記取付片17もコイル枠11全体と同じ振動を行なうなら
ば、別段問題は生じないのであるが、ケース９との接触
やコイル端子15に外部結線がなされること等の理由で、
取付片17の振動モードがコイル枠11全体の振動モードと
同じとならないために、取付片17の根元が折損してしま
うことがあった。
10とコイル枠11、固定鉄芯12、そして可動鉄芯13とから
なる電磁石ブロック１と、可動接点20がばね22を介して
装着されるとともに上記可動鉄芯13に連結される可動接
点ブロック２と、上記可動接点20が接触する固定接点30
を備えた端子板ブロック３とからなり、電磁石ブロック
１のコイル10の励磁による吸引力で可動鉄芯13と可動接
点ブロック２とを固定鉄芯12側へと駆動することによ
り、可動接点20を固定接点30に接触させる。図中14は可
動鉄芯13を復帰させる復帰ばねである。 この電磁接触器の電磁石ブロック１におけるコイル枠11
は、従来、第５図に示すように、一方のフランジ部16の
対角から夫々コイル端子15の取付片17を一体に延出して
いた。これら取付片17に装着されるコイル端子15,15
は、コイル10の両端が接続されるとともにサージ電圧吸
収素子４の両端が接続されるものであって、電磁石ブロ
ック１をケース９に収めた時に、ケース９の外面に露出
するものがあるが、各取付片17がコイル枠11の一方のフ
ランジ部16の対角上に位置するために、次のような問題
点を有していた。 すなわち、電磁接触器においては、その開閉に際して、
可動鉄芯13が固定鉄芯12に衝突することによる振動があ
り、この振動はもちろんコイル枠11にも及ぶ。この時、
上記取付片17もコイル枠11全体と同じ振動を行なうなら
ば、別段問題は生じないのであるが、ケース９との接触
やコイル端子15に外部結線がなされること等の理由で、
取付片17の振動モードがコイル枠11全体の振動モードと
同じとならないために、取付片17の根元が折損してしま
うことがあった。
本考案はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところはコイル端子が取り付けられる取付片
がコイル枠の振動で折損してしまうことがない電磁接触
器を提供するにある。
目的とするところはコイル端子が取り付けられる取付片
がコイル枠の振動で折損してしまうことがない電磁接触
器を提供するにある。
しかして本考案に係る電磁接触器は、電磁石ブロックに
おけるコイルが巻回されたコイル枠のフランジ部から取
付片を一体に延出してこの取付片上に上記コイルに接続
されたコイル端子を配設している電磁接触器において、
コイル枠のフランジ部とコイル端子が配された取付片と
の間に薄肉部を介在させていることに特徴を有して、取
付片とこの取付片を除くコイル枠全体との振動モードの
差を薄肉部の弾性で吸収するようにしたものである。 以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述する。尚、コ
イル枠11を除く電磁接触器の全体としての構造は第３図
及び第４図に示したものと同じであることから、コイル
枠11についてのみ説明すると、電磁石ブロック１のコイ
ル枠11における一対のフランジ部16,16のうち、一方の
フランジ部16の一辺から薄肉部18を介して取付片17を一
体に延出してあり、そしてこの取付片17の両端部にコイ
ル端子15,15を夫々取り付けている。また、取付片17の
中央部には一面にだけ開口する収納箱19を一体に形成し
て、この収納箱19内にサージ電圧吸収素子４を収納固定
し、コイル10の両端が夫々接続されるコイル端子15,15
に、サージ電圧吸収素子４の両端をリード線40で接続し
ている。 このように形成されたコイル枠11を有する電磁石ブロッ
ク１では、ケース９に収めた時に、第２図に示すよう
に、一対のコイル端子15,15がケース９の一面に並ぶも
のであり、そして開閉時の可動鉄芯13と固定鉄芯12との
衝突衝撃でコイル枠11が振動を起こしても、この振動は
薄肉部18において吸収されるために、取付片17が折損し
てしまうことがなく、またコイル10の端部やサージ電圧
吸収素子４をコイル端子15に接続しているリード線40が
断線を起こすこともない。また、収納箱19が一対のコイ
ル端子15,15の間に位置するために、リード線40のコイ
ル端子15への接続も容易であり、更にはサージ電圧吸収
素子４が万が一破壊されるように事態が生じたとして
も、これは収納箱19内に収納されることから、破片か散
らばって悪影響を与えることもない。
おけるコイルが巻回されたコイル枠のフランジ部から取
付片を一体に延出してこの取付片上に上記コイルに接続
されたコイル端子を配設している電磁接触器において、
コイル枠のフランジ部とコイル端子が配された取付片と
の間に薄肉部を介在させていることに特徴を有して、取
付片とこの取付片を除くコイル枠全体との振動モードの
差を薄肉部の弾性で吸収するようにしたものである。 以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述する。尚、コ
イル枠11を除く電磁接触器の全体としての構造は第３図
及び第４図に示したものと同じであることから、コイル
枠11についてのみ説明すると、電磁石ブロック１のコイ
ル枠11における一対のフランジ部16,16のうち、一方の
フランジ部16の一辺から薄肉部18を介して取付片17を一
体に延出してあり、そしてこの取付片17の両端部にコイ
ル端子15,15を夫々取り付けている。また、取付片17の
中央部には一面にだけ開口する収納箱19を一体に形成し
て、この収納箱19内にサージ電圧吸収素子４を収納固定
し、コイル10の両端が夫々接続されるコイル端子15,15
に、サージ電圧吸収素子４の両端をリード線40で接続し
ている。 このように形成されたコイル枠11を有する電磁石ブロッ
ク１では、ケース９に収めた時に、第２図に示すよう
に、一対のコイル端子15,15がケース９の一面に並ぶも
のであり、そして開閉時の可動鉄芯13と固定鉄芯12との
衝突衝撃でコイル枠11が振動を起こしても、この振動は
薄肉部18において吸収されるために、取付片17が折損し
てしまうことがなく、またコイル10の端部やサージ電圧
吸収素子４をコイル端子15に接続しているリード線40が
断線を起こすこともない。また、収納箱19が一対のコイ
ル端子15,15の間に位置するために、リード線40のコイ
ル端子15への接続も容易であり、更にはサージ電圧吸収
素子４が万が一破壊されるように事態が生じたとして
も、これは収納箱19内に収納されることから、破片か散
らばって悪影響を与えることもない。
以上のように本考案においてはコイル枠の一方のフラン
ジ部の一辺から薄肉部を介して取付片を延出して、この
取付片に一対のコイル端子を設けているために、コイル
枠の振動で取付片の根元が折損するようなことがないも
のである。
ジ部の一辺から薄肉部を介して取付片を延出して、この
取付片に一対のコイル端子を設けているために、コイル
枠の振動で取付片の根元が折損するようなことがないも
のである。
第１図は本考案一実施例の斜視図、第２図は同上の破断
平面図、第３図は同上の破断正面図、第４図は同上の破
断側面図、第５図は従来例の斜視図であって、10はコイ
ル、11はコイル枠、15はコイル端子、17は取付片、18は
薄肉部を示す。
平面図、第３図は同上の破断正面図、第４図は同上の破
断側面図、第５図は従来例の斜視図であって、10はコイ
ル、11はコイル枠、15はコイル端子、17は取付片、18は
薄肉部を示す。
Claims (2)
- 【請求項１】電磁石ブロックにおけるコイルが巻回され
たコイル枠のフランジ部から取付片を一体に延出してこ
の取付片上に上記コイルに接続されたコイル端子を配設
している電磁接触器において、コイル枠のフランジ部と
コイル端子が配された取付片との間に薄肉部を介在させ
ている電磁接触器。 - 【請求項２】一対のコイル端子が配される取付片はフラ
ンジの一辺から延出されているとともに、上記取付片上
には両端がコイル端子に接続されるサージ電圧吸収素子
の配設部が設けている実用新案登録請求の範囲第１項記
載の電磁接触器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987115253U JPH0723885Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 電磁接触器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987115253U JPH0723885Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 電磁接触器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6420649U JPS6420649U (ja) | 1989-02-01 |
| JPH0723885Y2 true JPH0723885Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31356745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987115253U Expired - Lifetime JPH0723885Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 電磁接触器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723885Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5415269U (ja) * | 1977-07-04 | 1979-01-31 | ||
| JPS5979943U (ja) * | 1982-11-19 | 1984-05-30 | 三菱電機株式会社 | 電磁接触器 |
-
1987
- 1987-07-28 JP JP1987115253U patent/JPH0723885Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6420649U (ja) | 1989-02-01 |
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