JPH0718115Y2 - 電磁接触器 - Google Patents

電磁接触器

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JPH0718115Y2
JPH0718115Y2 JP5992293U JP5992293U JPH0718115Y2 JP H0718115 Y2 JPH0718115 Y2 JP H0718115Y2 JP 5992293 U JP5992293 U JP 5992293U JP 5992293 U JP5992293 U JP 5992293U JP H0718115 Y2 JPH0718115 Y2 JP H0718115Y2
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JP
Japan
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terminal
surge absorber
surge
fixed
electromagnetic contactor
Prior art date
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JP5992293U
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JPH0656945U (ja
Inventor
孝明 忠澤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主回路を開閉した際に
接点に生じるアークを吸収するサージ吸収器を備える電
磁接触器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁接触器は接点の開閉によりアークが
発生し、そのアークが電源ラインを介してノイズとして
他の機器に伝わり、他の機器を誤動作させるという問題
があった。そこで、電磁接触器の開閉時に発生するアー
クを吸収するためにサージ吸収素子が用いられている。
この種の一般的なサージ吸収素子1’を図3に示す。こ
のサージ吸収素子1’は、図4(a)〜(c)に示すよ
うに、抵抗RとコンデンサC、あるいはアレスタA、ま
たはアレスタA、抵抗R、及びコンデンサCとで構成さ
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のサージ吸収素子1’を電磁接触器に取り付ける場合、
夫々の極に個別にサージ吸収素子1’を取り付けなけれ
ばならず、サージ吸収素子1’の取付が面倒であるとい
う問題があった。また、電磁接触器の接点の開閉時に振
動や衝撃がサージ吸収素子1’に加わり、サージ吸収素
子1’に悪影響が及ぶという問題があった。
【0004】本考案は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、サージ吸収器を容易に
取り付けることができ、しかも振動や衝撃に対して強い
状態で取り付けることができる電磁接触器を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、各極の固定接点に接続された固定端子
板と、外部導体を固定端子板にねじ止めする端子ねじと
からなる複数の端子部を上部に備え、各極の接点の開閉
で生じるアークを吸収する複数のサージ吸収素子を一体
化して形成されたサージ吸収器本体と、夫々のサージ吸
収素子の一端に接続されサージ吸収器本体の上面から立
設された複数の第1の端子板と、サージ吸収素子の他端
に共通接続されサージ吸収器本体の下面から垂設された
第2の端子板とからなるサージ吸収器を備え、複数の第
1の端子板の上端から水平に延設された固定片を夫々端
子部の端子ねじで固定端子板にねじ止めしてサージ吸収
器を側部に固定し、第2の端子板に設けられた接地端子
に電線を接続して、その電線を用いて各サージ吸収素子
の他端を接地してある。
【0006】
【作用】本考案は、上述のように電磁接触器の各極に接
続されるサージ吸収素子を一体化することにより、サー
ジ吸収素子を個別に各極に接続する場合に比べて容易に
電磁接触器に取り付けることを可能とする。また、サー
ジ吸収器を電磁接触器の主回路の外部導体を接続する端
子部を用いて固定することにより、サージ吸収器を電磁
接触器に堅固に固定することを可能とし、サージ吸収器
が電磁接触器の接点開閉時の振動や衝撃の悪影響を受け
る恐れを少なくする。
【0007】
【実施例】図1乃至図2に基づいて本考案の一実施例を
説明する。本実施例の電磁接触器Xは、上面が開口する
箱状のボディ6と、このボディ6の上面に取り付けられ
る端子カバー20とで外殻が構成され、端子カバー20
は組立ねじ21でボディ6に組み合わされる。ボディ6
内には、固定鉄心9が収められ、その固定鉄心9の上部
を挿通する形でコイル8が巻装されたコイル枠7が収め
られる。端子カバー20の内部には、可動鉄心10が一
体に取り付けられた可動体12が上下動自在に収められ
ている。ここで、可動体12はスプリング11で上方に
付勢し、コイル8の非励磁時に可動体12を上方に位置
させるようにしてある。可動体12の上部には、両端に
可動接点15が固着された可動接点板14が一体に取り
付けられている。可動接点板14はばね13により下方
に付勢してある。端子カバー20の両側部は凹設し、そ
の凹部の底面に複数の端子部16を設けてある。この端
子部16は、可動接点15が接触,開離する固定接点1
8が固着された固定端子板17と、この固定端子板17
に螺着される端子ねじ19とからなり、主回路の外部導
体を端子ねじ19により固定端子板17に接続する構造
としてある。なお、固定端子板17は端子カバー20に
固定してある。
【0008】この電磁接触器では、コイル8の通電時に
スプリング11のばね力に抗して可動鉄心10が固定鉄
心9に吸引され、その吸引により可動鉄心10と一体に
なった可動体12が下方に移動し、その可動体12の移
動に伴い可動接点板14に固着された可動接点15が固
定接点18に接触する。コイル8の非通電時には、スプ
リング11のばね力で可動鉄心10が固定鉄心9から引
き離され、可動体12が上方に移動し、それに伴う可動
接点板14の移動により可動接点15と固定接点18と
が開離する。ここで、主回路の外部導体は固定端子板1
7に対して端子ねじ16で接続され、接点15,18の
接触,開離により主回路が開閉される。
【0009】上記電磁接触器Xには図2に示すサージ吸
収器Bが取り付けられる。なお、以下の説明は電磁接触
器Xが3極構造である場合について説明する。サージ吸
収器Bは、各極に対応した図4のいずれかの構成の3つ
のサージ吸収素子1を一体にモールドしてサージ吸収器
本体2が形成され、サージ吸収器本体2の上面から夫々
のサージ吸収素子1の端子板3を上方に立設し、その上
端から水平に固定片3aを延設してある。この固定片3
aには挿通穴5を形成してある。また、各サージ吸収素
子1の他端が共通接続された端子板4をサージ吸収器本
体3の下面から垂設し、その端子板4の下端に端子板3
とは逆の方向に延設して端子片4aを形成してある。こ
の端子片4aには接地端子22が取り付けてある。
【0010】上記サージ吸収器Bは、図1に示すよう
に、固定片3aを端子ねじ19で固定端子板17に固定
して、電磁接触器Xの側部に取り付けられる。そして、
接地端子22に電線を接続し、その電線を用いて夫々の
サージ吸収素子1の他端を接地する。本実施例のサージ
吸収器Bによれば、接点15,18の開閉により生じる
サージ電圧をアースラインにバイパスすることにより、
電源ラインを介してノイズが他の機器に伝搬されること
を防止することができる。
【0011】このように電磁接触器Xの各極に接続され
るサージ吸収素子1を一体化することにより、サージ吸
収素子1を個別に各極に接続する場合に比べて容易に電
磁接触器Xに取り付けることができる。また、電磁接触
器Xの主回路の外部導体を接続する端子部16を用いて
固定することで、サージ吸収器Bを電磁接触器Xに堅固
に固定でき、サージ吸収器Bが電磁接触器Xの接点開閉
時の振動や衝撃の影響を受ける恐れを少なくできる。さ
らに、サージ吸収器Bの電磁接触器Xへの取付を端子部
16の端子ねじ19を用いて行うので、サージ吸収器B
の取付のために個別に取付具を必要としないという利点
もある。しかも、サージ吸収器Bは外部導体を端子部1
6に接続する場合に邪魔にならない形で取り付けられる
ので、端子部16への外部導体の接続に影響を与えな
い。
【0012】
【考案の効果】本考案は上述のように、各極の固定接点
に接続された固定端子板と、外部導体を固定端子板にね
じ止めする端子ねじとからなる複数の端子部を上部に備
え、各極の接点の開閉で生じるアークを吸収する複数の
サージ吸収素子を一体化して形成されたサージ吸収器本
体と、夫々のサージ吸収素子の一端に接続されサージ吸
収器本体の上面から立設された複数の第1の端子板と、
サージ吸収素子の他端に共通接続されサージ吸収器本体
の下面から垂設された第2の端子板とからなるサージ吸
収器を備え、複数の第1の端子板の上端から水平に延設
された固定片を夫々端子部の端子ねじで固定端子板にね
じ止めしてサージ吸収器を側部に固定し、第2の端子板
に設けられた接地端子に電線を接続して、その電線を用
いて各サージ吸収素子の他端を接地したものであり、電
磁接触器の各極に接続されるサージ吸収素子を一体化し
てあるので、サージ吸収素子を個別に各極に接続する場
合に比べて容易に電磁接触器に取り付けることができ、
また電磁接触器の主回路の導体を接続する端子部を用い
て固定しているので、サージ吸収器を電磁接触器に堅固
に固定でき、サージ吸収器が電磁接触器の接点開閉時の
振動や衝撃の悪影響を受ける恐れを少なくでき、さらに
サージ吸収器の電磁接触器への取付を端子部の端子ねじ
を用いて行うので、サージ吸収器の取付のために個別に
取付具を必要としないという利点もあり、しかもサージ
吸収器は外部導体を端子部に接続する場合に邪魔になら
ない形で取り付けられるので、サージ吸収器を端子部に
外部導体とともに固定する構造としても、端子部への外
部導体の接続に影響を与えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【図2】(a),(b)はサージ吸収器の斜視図、及び
その内部構成を示す回路図である。
【図3】従来のサージ吸収素子の斜視図である。
【図4】(a)〜(c)は夫々従来のサージ吸収素子の
内部構成を示す回路図である。
【符号の説明】
X 電磁接触器 B サージ吸収器 1 サージ吸収素子 2 サージ吸収器本体 3,4 端子板 3a 固定片 4a 端子片 16 端子部 17 固定端子板 19 端子ねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各極の固定接点に接続された固定端子板
    と、外部導体を固定端子板にねじ止めする端子ねじとか
    らなる複数の端子部を上部に備え、各極の接点の開閉で
    生じるアークを吸収する複数のサージ吸収素子を一体化
    して形成されたサージ吸収器本体と、夫々のサージ吸収
    素子の一端に接続されサージ吸収器本体の上面から立設
    された複数の第1の端子板と、サージ吸収素子の他端に
    共通接続されサージ吸収器本体の下面から垂設された第
    2の端子板とからなるサージ吸収器を備え、複数の第1
    の端子板の上端から水平に延設された固定片を夫々端子
    部の端子ねじで固定端子板にねじ止めしてサージ吸収器
    を側部に固定し、第2の端子板に設けられた接地端子に
    電線を接続して、その電線を用いて各サージ吸収素子の
    他端を接地して成ることを特徴とする電磁接触器。
JP5992293U 1993-11-08 1993-11-08 電磁接触器 Expired - Lifetime JPH0718115Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0656945U JPH0656945U (ja) 1994-08-05
JPH0718115Y2 true JPH0718115Y2 (ja) 1995-04-26

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