JPH084669Y2 - 電磁接触器 - Google Patents

電磁接触器

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JPH084669Y2
JPH084669Y2 JP1990026251U JP2625190U JPH084669Y2 JP H084669 Y2 JPH084669 Y2 JP H084669Y2 JP 1990026251 U JP1990026251 U JP 1990026251U JP 2625190 U JP2625190 U JP 2625190U JP H084669 Y2 JPH084669 Y2 JP H084669Y2
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JP
Japan
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case
coil
option
storage recess
storage
Prior art date
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JP1990026251U
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English (en)
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JPH03116641U (ja
Inventor
孝明 忠澤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、オプション機能が付加される電磁接触器に
関するものである。
[従来の技術] 電磁接触器としては、コイル内で磁極面を対向させて
配置された固定鉄心と可動鉄心とを備え、可動鉄心をば
ね付勢により固定鉄心から開離させておき、コイルに通
電した際に可動鉄心を固定鉄心に吸引させて、可動鉄心
と一体に可動する可動接点を固定接点に接触あるいは開
離させるものがある。
ところで、この種の電磁接触器にオプションユニット
機能を付加する場合、オプション機能を有するユニット
を外的に付加する方法がある。この方法により、オプシ
ョンユニットを付設した例を第9図に示す。第9図のロ
にて示すオプションユニットは、電磁接触器イの上面に
着脱自在に取り付けるヘッドオンタイプ、ハは電磁接触
器イの側面に取り付けるサイドオンタイプ、ニは例えば
サージ吸収回路等をコイル端子ホに付設するタイプを示
す。
しかしながら、上述のようにオプションユニットを外
的に付設する方法であると、電磁接触器の占有面積が外
側に広がったり、高さが高くなったりする問題があると
共に、オプションユニットと外部回路とを配線する必要
があり、施工が面倒になる問題があった。
このため、オプションユニットをケース内に収納する
もの(実開昭61−93955号)がある。このものはケース
の下面の収納郡材を避けた一方側にオプションユニット
を収める収納凹所を形成し、収納凹所の形成部にオプシ
ョンユニット用の入出力端子を配設自在とすると共に、
コイルに通電を行うコイル端子に収納凹所内でオプショ
ンユニットを接続自在としたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した電磁接触器によれば、オプションユニットを
ケース内に収納しているので、電磁接触器の占有面積が
外側に広がったり、高さが高くなったりしないととも
に、オプションユニットと外部回路との配線施工性が向
上する。
しかしながら、ケースの下面の収納部材を避けた一方
側にのみ収納凹所を形成しているので、オプションユニ
ットが大型化してくると収納しきれないという問題があ
った。
本考案はかかる点に鑑みて為されたものであり、その
目的七するところは、オプションユニットが大型化して
も分割して収納することができる電磁接触器を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案はケースの下面の
収納部材を避けた適所にオプションユニットを収める収
納凹所を形成し、上記収納凹所の形成部にオプションユ
ニット用の入出力端子を配設自在とすると共に、コイル
に通電を行うコイル端子に収納凹所内でオプションユニ
ットを接続自在とした電磁接触器において、上記収納凹
所は、ケースの下面の両側に異なる収納空間となるよう
形成され、それぞれの収納凹所に、オプションユニット
を配設したときにオプションユニット間の電気的接続を
行う信号線の透孔を形成するとともに、ケースの底面に
信号線を配線するための溝を形成したものである。
[作用] 本考案は、上述のように構成することにより、ケース
の下面に形成された収納凹所内にオプションユニットを
収め、入出力端子あるいはコイル端子にオプションユニ
ットを適宜接続することができるようにして、各種のオ
プション機能を付加できるようにし、しかもケースの下
面に収納凹所を形成してあることにより、任意のオプシ
ョンユニットを付設でき、さらに収納凹所を収納部材を
避けた適所に形成しておけば、電磁接触器の高さあるい
は占有面積の増加を招くこともないようにしたものであ
り、しかも上記収納凹所は、ケースの下面の両側に異な
る収納空間となるよう形成され、それぞれの収納凹所
に、オプションユニットを配設したときにオプションユ
ニット間の電気的接続を行う信号線の透孔を形成すると
ともに、ケースの底面に信号線を配線するための溝を形
成したものであるから、オプションユニットが大型化し
て一方側の収納凹所にオプションユニットが入り切らな
い場合に、オプションユニットを分割して夫々の収納凹
所に収納することができ、しかも収納凹所に収納された
オプションユニット間の信号線による電気的接続がケー
スの底面の溝によって行え、そのため信号線がケース内
に収納される収納部材に邪魔にならず信号線が断線しに
くいという特徴がある。
[実施例] 第1図乃至第8図に本考案の一実施例を示す。本実施
例の電磁接触器は、第1図に示すように、上面が開口す
る箱状のボディ2と、このボディ2に被着されるカバー
3とでケース1が形成され、コイル7が巻装されたコイ
ルボビン6の貫通穴内に夫々の中央片を挿入して略E字
状の固定鉄心4と可動鉄心5とを対向配置してケース1
内に収めてある。上記可動鉄心5の上部には可動枠10が
一体に固着してあり、この可動鉄心5と可動枠10とから
なる可動部が両側に設けられた復帰ばね19で上方に付勢
されている。上記可動枠10には可動接点8が両側に固着
された複数の可動接点板9が取り付けられており、カバ
ー2の両側に設けられた複数の端子15の端子板13に固定
接点12を固着してある。
この電磁接触器では、コイル7に通電すると、可動鉄
心5が復帰ばね19のばね力に抗して固定鉄心4に吸着
し、この時に可動鉄心5と共に可動枠10が下動して、可
動接点8が固定接点12に接触(あるいは開離)する。そ
して、コイル7への通電を停止すると、復帰ばね19のば
ね力で可動部が上方に復帰し、可動接点8が固定接点12
から開離(あるいは接触)する。
本実施例の特徴とするボディ2部分の構造について以
下に説明する。第3図はボディ2部分の構造を示すのも
で、本実施例の電磁接触器の場合には固定鉄心4とコイ
ルボディ6とを収納した場合にその両側に空スペースが
生じるので、この部分に第2図に示すように下面側から
オプションユニットを収納する収納凹所201,202を夫々
形成してある。つまり、本実施例の電磁接触器では、カ
バー2が複数の端子15を備え、この端子15部分の下方を
支持固定するためにボディ2を収納部材の必要寸法より
も大きく形成してあるために上記スペースが生じる。な
お、ボディ2に可動鉄心5と固定鉄心4とが接触した際
の衝撃を吸収し、且つ可動部がバウンスして接点がチャ
タリングを起こすことを防止するために、クッション18
を固定鉄心4の下に敷設すると共に、固定鉄心4の中央
片にダンパ17を嵌めてコイルボビン6を載置するように
してある。上記収納凹所202の上部を形成するボディ2
部分には、第3図に示すようにコイル7に通電を行うコ
イル線を接続するコイル端子16を取り付ける取付部24を
形成してある。なお、コイル端子16としてはオプション
機能の付加を可能とするために、コイル7の両端に夫々
接続される端子(なお、以下の説明で端子を識別する必
要がある場合は、これら端子を夫々A,Bと呼ぶ)と、空
き端子(以下、Cと呼ぶ)を設けることができるように
してある。また、収納凹所201の上部を形成するボディ
2部分には、第4図に示すように、収納凹所201内に収
められるオプションユニット用の入出力端子21(以下、
必要に応じてこれら端子をE,Dと呼ぶ)を必要に応じて
取り付ける取付部25を形成してある。また、ボディ2に
は第3図に示すように夫々の収納凹所201,202内に収め
られたオプションユニット間の電気的接続を行う信号線
を通す透孔23を形成してあり、ボディ2の底面にはその
信号線を配線するための溝22を形成してある。例えば収
納凹所201,202の両方にオプションユニット261,262
収め、夫々のオプションユニット間を信号線27で接続し
た場合を第5図に示す。なお、収納凹所201,202の下面
の開口はめくら板28で閉塞するようにしてある。
ところで、上述の場合にはボディ2の両側に収納凹所
201,202を形成したが、第6図に示すようにコイル端子
16を配設する側だけに収納凹所20を形成しても良い。但
し、この場合にもオプションユニット26用の入出力端子
21を配設できるように端子21用の取付部25を形成してお
く。
以下、第6図に示す1つの収納凹所20にオプションユ
ニットを収め、種々のオプション機能を付加した場合に
ついて第8図に従って説明する。なお、コイル端子16及
び入出力端子21には第7図に示すように夫々タブを設け
てあり、第8図の説明に必要なコイル端子A,Bのタブを
特に以下(A),(B)と記す。
第8図(a)は通常の交流操作により電磁接触器を動
作させた場合を示し、この場合には通常通りコイル端子
A,Bを使用する。
第8図(b)はコイル端子A,C、タブ(B)、入出力
端子E,Dを用いて直流入力でコイル7への通電を制御
し、実際のコイル7の励磁を交流で行う場合を示す。つ
まり、この場合にはオプションユニットとしてはリレー
Ryを付設し、直流入力でリレーRyを駆動し、コイル端子
C,タブ(B)間に接続されたリレー接点rrを閉じて交流
でコイル7を励磁する。
第8図(c)はコイル端子A,Bだけを用い、直流入力
でコイル7への通電制御を行うと共に、コイル7を直流
で励磁した場合を示す。この場合にもリレーRyをオプシ
ョンユニットとして用い、このリレーRyをタブ(A),
(B)間に接続し、タブ(B)とコイル7の中間タップ
との間にリレー接点rを接続する。
第8図(d)は信頼性の高い接点出力を得る場合を示
し、コイル端子A,B間にオプションユニットとしてのリ
レーRyを接続し、リレー接点rを入出力端子C,D間に接
続する。
第8図(e)はオプションユニットとしてサージ吸収
回路をコイル端子A,B間に接続した場合で、サージ吸収
回路はサージ吸収素子ZNR、抵抗R及びコンデンサCで
構成したものを示す。
第8図(f)は電磁接触器を遅延釈放型にする場合を
示し、この場合に交流入力を入出力端子E,D間に印加
し、ダイオードブリッジDBを介した出力をタブ(A),
(B)に印加し、このタブ(A),(B)にコンデンサ
CとリレーRyとを接続し、タブ(B)とコイル7の中間
タップとの間にリレー接点rを接続する。
なお、これ以外に第8図(b)に示すと同じ構成で、
リレーとしてICリレーを用いれば,セット動作、リセッ
ト動作、モノステーブル動作、トグル動作、オートセッ
ト,リセットの5種類の動作をさせるTTL駆動が可能と
なる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、ケースの下面の収納部材を避
けた適所にオプションユニットを収める収納凹所を形成
し、上記収納凹所の形成部にオプションユニット用の入
出力端子を配設自在とする共に、コイルに通電を行うコ
イル端子に収納凹所内でオプションユニットを接続自在
としてあるので、ケースの下面に形成された収納凹所内
にオプションユニットを収め、入出力端子あるいはコイ
ル端子にオプションユニットを適宜接続することができ
て、各種のオプション機能を付加でき、しかもケースの
下面に収納凹所を形成してあるので、任意のオプション
ユニットを付設でき、さらに収納凹所を収納部材を避け
た適所に形成しておけば、電磁接触器の高さあるいは占
有面積の増加を招くこともない。しかも上記収納凹所
は、ケースの下面の両側に異なる収納空間となるよう形
成され、それぞれの収納凹所に、オプションユニットを
配設したときにオプションユニット間の電気的接続を行
う信号線の透孔を形成するとともに、ケースの底面に信
号線を配線するための溝を形成したものであるから、オ
プションユニットが大型化して一方側の収納凹所にオプ
ションユニットが入り切らない場合に、オプションユニ
ットを分割して夫々の収納凹所に収納することができ、
しかも収納凹所に収納されたオプションユニット間の信
号線による電気的接続がケースの底面の溝によって行
え、そのため信号線がケース内に収納される収納部材に
邪魔にならず信号線が断線しにくいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(c)は本考案の一実施例の正面断面
図、平面図、及び側面断面図、第2図はボディの断面
図、第3図はボディ部分の分解斜視図、第4図は第3図
における背面部分の要部の斜視図、第5図はオプション
ユニットの接続状態を示す断面図、第6図は他の実施例
の要部の分解斜視図、第7図は端子構造の説明図、第8
図は夫々オプション機能の説明図、第9図は従来のオプ
ション機能の付加方法の説明図、第10図は従来の他のオ
プション機能の付加方法の説明図である。 1はケース、16はコイル端子、201,202は収納凹所、21
は入出力端子、26はオプションユニットである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースの下面の収納部材を避けた適所にオ
    プションユニットを収める収納凹所を形成し、上記収納
    凹所の形成部にオプションユニット用の人出力端子を配
    設自在とすると共に、コイルに通電を行うコイル端子に
    収納凹所内でオプションユニットを接続自在とした電磁
    接触器において、上記収納凹所は、ケースの下面の両側
    に異なる収納空間となるよう形成され、それぞれの収納
    凹所に、オプションユニットを配設したときにオプショ
    ンユニット間の電気的接続を行う信号線の透孔を形成す
    るとともに、ケースの底面に信号線を配線するための溝
    を形成したことを特徴とする電磁接触器。
JP1990026251U 1990-03-15 1990-03-15 電磁接触器 Expired - Lifetime JPH084669Y2 (ja)

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JP1990026251U JPH084669Y2 (ja) 1990-03-15 1990-03-15 電磁接触器

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JP1990026251U JPH084669Y2 (ja) 1990-03-15 1990-03-15 電磁接触器

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JPH03116641U JPH03116641U (ja) 1991-12-03
JPH084669Y2 true JPH084669Y2 (ja) 1996-02-07

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ID=31529156

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JP1990026251U Expired - Lifetime JPH084669Y2 (ja) 1990-03-15 1990-03-15 電磁接触器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0341398Y2 (ja) * 1984-11-24 1991-08-30

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JPH03116641U (ja) 1991-12-03

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