JPH05205597A - リレー - Google Patents

リレー

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JPH05205597A
JPH05205597A JP12776991A JP12776991A JPH05205597A JP H05205597 A JPH05205597 A JP H05205597A JP 12776991 A JP12776991 A JP 12776991A JP 12776991 A JP12776991 A JP 12776991A JP H05205597 A JPH05205597 A JP H05205597A
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
shield plate
iron core
contact
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP12776991A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Inoue
一彦 井上
Hiromi Nishimura
広海 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP12776991A priority Critical patent/JPH05205597A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイルー接点間の高絶縁および高耐ノイズ性
能を図る。 【構成】 コイル2と接点部10、11間に高誘電体か
らなる絶縁被覆を施したシールド板7を介在させること
により、前記両者間に発生する浮遊容量をアースするこ
とができ、かつ入出力間の高絶縁耐圧性能を確保するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリレー、さらに詳しくは
静電シールドを行ったリレーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリレーには、第6図に示すものが
ある。同図において、20は鉄芯で、中間にコイル21
を巻装しており、先端磁極部分に可動するアマチュアを
有したアマチュアブロック22を平行移動自在に配設し
ている。24、26は可動接点ばねで、導電性の薄板ば
ね材よりなり、それぞれ前記コイル21の両側方に配設
されており、基端部分がコモン端子24b、26bに固
着されるとともに自由端に固定接点25a、27aに当
接もしくは対向する可動接点24a、26aを一体に固
着している。なお、各固定接点25a、27aは、それ
ぞれベース30に固着された固定端子25、27に取着
されている。
【0003】28は金属性のシールド板で、前記コイル
21と電気的絶縁を保った状態(すなわち両者間に適切
な絶縁距離を設けた状態)で、該コイル21の外周を覆
っており、上面の一端から延びる略十字状の両腕部28
b、28bが、図外プリント基板に実装した時にグラン
ドパターンと接続されるアース端子29、29に接続さ
れるとともに残りの腕部28cが鉄芯20に接続されて
いる。
【0004】前記コイル21を励磁すると、アマチュア
ブロック22が左右に平行移動し、該アマチュアブロッ
ク22に設けたカード23a、23bのいずれか一方
が、可動接点ばね24、26の側方を押圧して可動接点
24aと固定接点25a間の電気的接触もしくは、可動
接点26aと固定接点27a間の電気的接触を図るもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例で説明したリレ
ーは、コイル21の周囲に設けたアースされるシールド
板28により入力側となるコイル21と、出力側となる
接点24、26間に発生する浮遊容量に起因する静電結
合を防ぎ、高周波特性を改善し、耐ノイズ性能を向上さ
せることができるという利点を有する。
【0006】しかしながら、前記シールド板28を設け
たことにより、コイル21と各可動接点ばね24、26
のそれぞれとの間の電気的距離が短くなる、すなわち、
コイル21と可動接点ばね24間もしくはコイル21と
可動接点ばね26間に介在されたシールド板28を介し
て絶縁破壊が発生するため、実質的な絶縁距離が短くな
ってしまうこととなり、そのため、コイル−接点間の耐
絶縁性能が低下するとともに小形化を図ってゆくほど、
リレーとして充分な耐圧性能が確保できなくなるため、
結果的に大形化せざるを得ないという問題があった。
【0007】本発明は、前記問題点に着目し改善を図っ
たものであって、その目的とするところは、耐ノイズ性
能および絶縁耐圧性能の高い小形のリレーを提供するに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のリレーは、コ
イルと接点部間に高誘電性の絶縁被覆を有するシールド
板を介在させている。
【0009】請求項2のリレーは、アマチュアの鉄芯磁
極対向部と接点部間にベースより突出する絶縁壁を設
け、該絶縁壁と前記アマチュアの鉄芯磁極対向部以外を
被覆したカード延出部およびシールド板により接点部と
アマチュア間を絶縁隔離している。
【0010】
【作用】請求項1のリレーは、コイルと接点部間に高誘
電性の絶縁被覆を有するアースされたシールド板を介在
させているので、前記両者間に発生する浮遊容量をシー
ルド板を介してアースへ落とすことにより、耐ノイズ性
能を高めることができ、かつシールド板を絶縁被覆して
いるので、コイルと接点間の距離を可能な限り短くして
も両者間の高い絶縁耐圧性能を得ることができる。
【0011】請求項2のリレーは、アマチュアの鉄芯磁
極対向部と接点部間にベースより突出する絶縁壁を設
け、該絶縁壁と前記アマチュアの鉄芯磁極対向部以外の
中間部分を被覆したカード延出部およびシールド板によ
り接点部とアマチュア間を絶縁隔離しているので、より
高い絶縁耐圧性能を得ることができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を第1図〜第5図に基
づいて説明する。同図においてリレーは、鉄芯1と、コ
イル2と、ヨーク3と、アマチュア4と、シールド板8
と、ベース9と接点部10、11等より構成されてい
る。
【0013】鉄芯1は、略L形の磁性金属体よりなり、
一端1aをコイル2を巻装したコイル枠2a内に挿通し
た後、その先端にヨーク3を磁気的に結合している。ヨ
ーク3は、一端3bが折曲された略L形をした磁性金属
体よりなり、他端3aに設けた貫通孔3cに前記ヨーク
3の一端1aをレーザー溶接により磁気的に安定した状
態で結合している。アマチュア4は、略L形の磁性金属
体よりなり、折曲された基部4aが前記鉄芯1の他端1
bに重合された状態で揺動自在にヒンジ支持されてい
る。アマチュア4の中間には、接点部との絶縁を図るた
めにカード延出部5を設けており、その可動接点ばね1
1の対向面には、駆動用のカード5aが一体に形成され
ている。なお、前記ヨーク3の幅およびアマチュア4の
揺動スペースは前記コイル2の巻装幅内に納められるよ
うに設けられているため、全体に薄形の電磁石となって
いる。
【0014】ベース9は、複数の側壁を有した合成樹脂
等の成形材よりなり、中間に可動接点11aを取着した
可動接点ばね11と、前記可動接点11aに開閉される
固定接点10aを取着した固定端子10を設けている。
なお、可動接点ばね11と固定端子10は一端が、ベー
ス9に植設した外部端子11b、10bに取着されてい
る。前記ベース9の片側には、鉄芯1の他端1bおよび
アマチュア4の基端4aを収納する突出した凹所9aが
形成されており、アマチュア4の動作時において、基部
4aを揺動ガイドするように構成している。また、ベー
ス9の反対側には、可動接点ばね11の基部側とアマチ
ュア4の自由端6側を絶縁隔離するための側壁9dが設
けられおり、また、該側壁9dの反対側はベース9の角
部に形成された側壁9bとともに前記ヨーク3を取着す
るようになっている。
【0015】このベース9上に前記電磁石を配設する場
合、まず、アマチュア4の基部4aを前記凹所9a内に
介挿し、かつその自由端6側が側壁9dの外側にそれぞ
れ位置するようにしてベース9上に配設される。つぎ
に、コイル枠2aを挿通した鉄芯1の他端1bを凹所9
aに介在させ、同時にヨーク3の一端3aが側壁9b、
9d間に圧入される状態で、コイル枠2aをはじめ鉄芯
1とヨーク3がそれぞれ取着されるようになっている。
その後、第5図に示すように前記シールド板8の片側面
7bをコイル2の下面と接点部10、11間に介挿し、
両者間の絶縁性を高めるようにしている。
【0016】シールド板8は、第3図に示すように外周
に高誘電性の合成樹脂からなる被覆7を施した略L形の
銅板からなり、片側面7aにベース9に組み込んだ場合
に、入出力間の高周波特性を高めるためのアース端子を
一体に形成している。また、該シールド板8を組み込む
場合は、片側面7aの側方より延出した係止片8aを前
記コイル枠2aの側面に当接することにより、押し込み
量を管理することができる。
【0017】第4図は、シールド板の他の実施例を示し
たものであり、係合溝15、15を有した絶縁板14に
シールド板16そのものを側方からスライドして係合し
組立るものであり、他の部分は前記シールド板8と同一
であるため省略する。
【0018】
【発明の効果】請求項1のリレーは、コイルと接点部間
に高誘電性の絶縁被覆を有するアースされたシールド板
を介在させているので、前記両者間に発生する浮遊容量
をシールド板を介してアースへ落とすことにより、耐ノ
イズ性能を高めることができ、かつシールド板を絶縁被
覆しているので、コイルと接点間の距離を可能な限り短
くしても両者間の高い絶縁耐圧性能を得ることができる
ため、超小形で高絶縁耐圧性能を有することができる。
【0019】請求項2のリレーは、アマチュアの鉄芯磁
極対向部と接点部間にベースより突出する絶縁壁を設
け、該絶縁壁と前記アマチュアの鉄芯磁極対向部以外の
中間部分を被覆したカード延出部およびシールド板によ
り接点部とアマチュア間を絶縁隔離したことにより、接
点部の側方に設けられ前記コイルと略同電位となるアマ
チュア間の絶縁性を高めることができ、かつ接点部の上
方は前記シールド板により絶縁隔離することができるた
め、コイルおよび該コイルと略同電位になる各部材と接
点部間の絶縁を充分に高めることができ、より高い絶縁
耐圧性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図、
【図2】同図(a)は、同上の長手方向断面図、同図
(b)は、同上の中央断面図、同図(c)は、同上の底
面図、
【図3】同上のシールド板の斜視図、
【図4】シールド板の他の実施例を示す分解斜視図、
【図5】同じく、リレーの要部説明斜視図、
【図6】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 鉄芯 1b 磁極部(ヒンジ部) 2 コイル 3 ヨーク 3b 磁極部 4 アマチュア 4a、4b 磁極対向部 5 カード延出部 5a カード 7 被覆部材 8 シールド板 9 ベース 12 ケース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間にコイルを巻装するとともに両端が
    実装されるプリント基板側に面した略コ形の鉄芯と、該
    鉄芯の両端間に揺動自在に支持されたアマチュアと、絶
    縁性のカードを介し前記アマチュアにより開閉される接
    点部と、前記各部材を収納するベースとケースとよりな
    るプリント基板用リレーにおいて、 前記コイルと接点部間に高誘電性の絶縁被覆を有するシ
    ールド板を介在させてなることを特徴とするリレー。
  2. 【請求項2】 前記アマチュアの鉄芯磁極対向部と接点
    部間にベースより突出する絶縁壁を設け、アマチュアの
    鉄芯磁極対向部以外の中間部分を被覆したカード延出部
    と該絶縁壁および前記シールド板により接点部とアマチ
    ュア間を絶縁隔離してなる請求項1のリレー。
JP12776991A 1991-05-30 1991-05-30 リレー Pending JPH05205597A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998007169A1 (fr) * 1996-08-09 1998-02-19 Omron Corporation Interrupteur haute frequence
KR100296456B1 (ko) * 1998-01-27 2001-07-31 이마이 기요스케 고주파 개폐 장치

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