JP2000100300A - 箱 体 - Google Patents

箱 体

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JP2000100300A
JP2000100300A JP10269407A JP26940798A JP2000100300A JP 2000100300 A JP2000100300 A JP 2000100300A JP 10269407 A JP10269407 A JP 10269407A JP 26940798 A JP26940798 A JP 26940798A JP 2000100300 A JP2000100300 A JP 2000100300A
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JP
Japan
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base
case
opening
box
fixed terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP10269407A
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English (en)
Inventor
Kenji Kadoya
賢二 角屋
Atsushi Nakahata
厚 仲畑
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベースにクラックが発生しにくいようにす
る。 【解決手段】 成形材料製のベース2 と、一方が開口し
た箱状であって開口部分からベース2 に被着されて開口
縁面とベース2 の外方面との間隙がシール剤でもってシ
ールされるケース3 と、を備えた箱体1 において、ベー
ス2 は、ケース3の開口縁面との間隙を局部的に大きく
する切除部2bが外方面に設けられた構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波信号リレー
等に使用される箱体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の箱体A として、図6乃至
図8に示すものが存在する。このものは、高周波信号リ
レーに使用されたものであって、ベースB 及びケースC
を備えている。ベースB は、成形材料製であって、略直
方体状をなしている。ケースCは、成形品の外方面に金
属メッキされてなり、一方が開口した箱状であって、開
口端がベースB の底面から突出するよう、開口部分から
ベースB に被着されることにより、底面を残してベース
B を包囲する。その後、ケースC の開口端により仕切ら
れた範囲内で、ベースB の底面にシール剤S が塗布され
ることによって、開口縁面とベースB の外方面との間隙
がシールされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の箱体に
あっては、ケースC の高さ寸法を小さくすることによっ
て、低背化することが可能であるが、このように低背化
すると、ケースC の開口縁がベースの底面から突出する
寸法が小さくなって、ケースC の開口端により仕切られ
た範囲内の容積が小さくなり、塗布できるシール剤S が
少なくなって、シールしろが浅くなってしまうので、ケ
ースC の開口縁面とベースB の外方面との間隙をシール
するシール剤S によるケースC とベースB との密着強度
が弱くなり、熱ストレスによるケースC のメッキ部分の
収縮に起因して、ベースB の特に機械的強度の弱い角部
B1にクラックB2が発生する恐れがある。
【0004】本発明は、上記の点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、ベースにクラックが発
生しにくい箱体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、成形材料製のベース
と、一方が開口した箱状であって開口部分からベースに
被着されて開口縁面とベースの外方面との間隙がシール
剤でもってシールされるケースと、を備えた箱体におい
て、前記ベースは、前記ケースの開口縁面との間隙を局
部的に大きくする切除部が外方面に設けられた構成にし
てある。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ベースは前記ケースの被着方向から見
て角部を有したものであって、前記切除部は、前記ベー
スの角部の外方面に設けられた構成にしてある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態の箱体1 は、
高周波リレー20に使用されたものであって、図1乃至図
4に基づいて以下に説明する。この箱体1 は、ベース2
及びそのベース2 に被着されるケース3 を備えている。
ベース2 は、平面視で略長方形であって、ケース3 の被
着方向から見て4つの角部2aを有しており、その4つの
角部2aには、外方面から切り欠くようにして、被着され
たケース3 の開口縁面との間隙3aを局部的に大きくする
切除部2bが設けられている。このベース2 は、底部の周
囲に壁部が立設されることにより、一方が開口した箱状
に形成され、その内方には、高周波リレー20を構成する
各部品が配設される。
【0008】ケース3 は、成形品の外方面に金属メッキ
されてなり、一方が開口した箱状であって、高周波リレ
ー20の各部品をベース2 に配設した状態で、開口端がベ
ース2 の底面から突出するよう、開口部分からベース2
に被着されることにより、底面を残してベース2 を包囲
する。その後、ケース3 の開口端により仕切られた範囲
内で、ベース2 の底面にシール剤S が塗布されることに
よって、図4に示すように、開口縁面とベース2 の外方
面との間隙3aがシールされる。
【0009】次に、この箱体1 を使用した高周波リレー
20について説明する。4 は金属ベースで、略直方体状に
形成され、その長手方向の両端部及び中央部には、一方
面4aから他方面4bへ貫通する貫通孔4cが設けられてい
る。この貫通孔4cには、ガラス等の絶縁体5 が同心円状
に外方面に付設された丸棒状の3本の固定端子、詳しく
は、常開固定端子6a、共通固定端子6b及び常閉固定端子
6cが、それぞれ貫通固定して導出されている。詳しく
は、これらの固定端子6a,6b,6cは、それぞれの中央部と
貫通孔4cの内縁部との間に絶縁体5 が位置することとな
って、絶縁状態で貫通固定される。
【0010】7 は金属製のシールド部材で、レーザー溶
接又は半田付け等により金属ベース4 の一方面4aに接合
される底板状の接合部7aが設けられている。8 はアース
端子で、銀ろう等による溶接でもって、金属ベース4 に
固定されることにより、先端部が金属ベース4 の外方面
から固定端子6a,6b,6cの導出方向へ導出されている。こ
のアース端子8 は、金属ベース4 、絶縁体5 、固定端子
6a,6b,6c及びシールド部材7 と共に、固定端子ブロック
30を構成する。この固定端子ブロック30は、ベース2 に
設けられた固定端子ブロック配設部2cに配設される。
【0011】9 は鉄芯で、その両端部がコイルボビン10
からそれぞれ突出する状態でコイルボビン10に貫通固定
され、そのコイルボビン10に仕切られた範囲にコイル11
が巻回されることによって、突出した一端部の両側が磁
極部9a,9b となり、突出した他端部(図示せず)に、鉄
芯9 と共に磁路を成す継鉄12がかしめ固定される。この
継鉄12は、鉄芯9 と平行に、図2に示すように、コイル
11の側方及び下方で延伸され、コイル11の側方で延伸さ
れた一端側の先端部12a が鉄芯9 の一方磁極部9aと対向
し、コイル11の下方で延伸されて更に上方に延設された
他端側の先端部12b が鉄芯9 の他方磁極部9bと対向す
る。この継鉄12は、鉄芯9 、コイルボビン10及びコイル
11と共に、電磁石ブロック40を構成する。この電磁石ブ
ロック40は、ベース2 に設けられた電磁石ブロック配設
部2dに配設される。
【0012】13はカードで、成形材料により、略直方体
状に形成され、その長手方向一端部に貫通孔13a が設け
られ、その貫通孔13a に、互いの間に永久磁石14を介在
させた一対の接極子15a,15b が配設されて、一方接極子
15a が鉄芯9 の一方磁極部9aと継鉄12の一端側の先端部
12a との間に位置し、他方接極子15b が鉄芯9 の他方磁
極部9bと継鉄12の他端側の先端部12a との間に位置する
ようになる。
【0013】16a,16b はいずれも可動接触片で、導電金
属板材よりなり、両端部に略対称な二股部16c が設けら
れている。これらの可動接触片16a,16b は、それぞれの
中央部がカード13に一体成形されることにより設けられ
た支持部13b によって、長手方向両端部の二股部16c が
固定端子3 にそれぞれ接離するよう、短手方向に沿って
支持される。これらの可動接触片16a,16b は、組み立て
られた状態では、接合部7aの周囲から立設されてその接
合部7aと共にシールド部材7 を成す板状の包囲部7bに包
囲される。なお、このように、包囲部7bが設けられたシ
ールド部材7 は、金属ベース4 とは反対側に開口部が形
成される。
【0014】17は平衡ばねで、図2に示すように、平面
視で略四辺形状に形成され、その長手方向の一端17a 側
が、平衡ばね保持板18に保持されるとともに、長手方向
中央から他端17b にかけて、カード13の他端側の側面及
び中央部上面に、そのもののばね力でもって沿った状態
で配設される。この平衡ばね17は、カード13、永久磁石
14、両接極子15a,15b 、可動接触片16a,16b 及び平衡ば
ね保持板18と共に、可動接触片ブロック50を構成する。
この可動接触片ブロック50の平衡ばね保持板18は、ベー
ス2 に設けられた平衡ばね保持板支持部2eに挿入されて
支持される。
【0015】次に、この高周波リレー20の動作を説明す
る。コイル11に通電して励磁すると、一方接極子15a が
鉄芯9 の一端磁極部9aに吸引されるとともに、他方接極
子15b が継鉄12の他端側の先端部12b に当接して閉磁路
が形成される。このとき、カード13は、一端側が平衡ば
ね保持板18によって保持された平衡ばね17のばね力に抗
して、両接極子15a,15b の動作に連動して平行移動す
る。この平行移動の際、カード13の支持部13b は、シー
ルド部材7 の包囲部7bに開口部側から設けられた切欠部
7cを通過する。
【0016】こうして、カード13が平行移動すると、そ
のカード13の支持部13b によって支持された可動接触片
16a,16b が駆動されて、図5(a) に示すように、常開固
定端子6a及び共通固定端子6bに、一方可動接触片16a の
両端部の二股部16c がそれぞれ接触するとともに、常閉
固定端子6c及び共通固定端子6bから、他方可動接触片16
b の両端部の二股部16c がそれぞれ開離して、シールド
部材7 の板状の包囲部7bが折曲されることにより設けら
れた接触部7dに接触する。このように、両可動接触片16
a,16b が3本の固定端子6a,6b,6cに接離することによっ
て、高周波信号が開閉される。
【0017】そして、コイル11の通電を停止して励磁し
なくなると、前述とは逆に、他方接極子15b が鉄芯9 の
他端磁極部9bに当接するとともに、一方接極子15a が継
鉄12の一端側の先端部12a に当接して閉磁路が形成され
る。このとき、カード13は、平衡ばね17のばね力によっ
て、前述とは逆方向へ平行移動する。この平行移動の
際、カード13の支持部13b は、シールド部材7 の包囲部
7bに開口部側から設けられた切欠部7cを通過する。
【0018】こうして、カード13が平行移動すると、同
図(b) に示すように、常閉固定端子6c及び共通固定端子
6bに、他方可動接触片16b の両端部がそれぞれ接触する
とともに、常開固定端子6a及び共通固定端子6bから、一
方可動接触片16a の両端部がそれぞれ開離して、シール
ド部材7 の接触部7dに接触する。このように、両可動接
触片16a,16b が3本の固定端子6a,6b,6cに接離すること
によって、高周波信号が開閉される。
【0019】かかる箱体1 にあっては、切除部2bが設け
られたベース2 の外方面とケース3の開口縁面との間隙3
aは、局部的に大きくなっているから、シール剤S が特
に多く入り込むようになって、シール剤S によるベース
2 とケース3 との密着強度が強くなるので、ケース3 に
寸法収縮が起こるようなことがあっても、その寸法収縮
に起因したクラックがベース2 に発生しにくくなる。
【0020】また、角部2aという機械的強度の比較的弱
い箇所の外方面に切除部2bを設けることによって、クラ
ックがベース2 に発生しにくくなるという効果を、顕著
に奏することができる。
【0021】なお、本実施形態では、切除部2bは、ベー
ス2 の角部2aの外方面に設けられているが、クラックが
ベース2 に発生しにくくなるという効果を十分に奏する
ことができるときは、ベース2 の側面部に設けられても
よい。
【0022】また、本実施形態は、高周波リレーに使用
されたものであるが、高周波リレーに使用されたものに
限るわけではなく、例えば、通常の電磁リレーやスイッ
チ等のに使用されたものでも、同様の効果を奏すること
ができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、切除部が設けら
れたベースの外方面とケースの開口縁面との間隙は、局
部的に大きくなっているから、シール剤が特に多く入り
込むようになって、シール剤によるベースとケースとの
密着強度が強くなるので、ケースに寸法収縮が起こるよ
うなことがあっても、その寸法収縮に起因したクラック
がベースに発生しにくくなる。
【0024】請求項2記載の発明は、角部という機械的
強度の比較的弱い箇所の外方面に切除部を設けることに
よって、クラックがベースに発生しにくくなるという請
求項1記載の効果を、顕著に奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のベースの部分斜視図であ
る。
【図2】同上が使用された高周波リレーの分解斜視図で
ある。
【図3】同上のベースの下面図である。
【図4】同上の角部における部分断面図である。
【図5】同上が使用された高周波リレーの固定端子と可
動接触片との接離状態を示す部分平面図である。
【図6】従来例が使用された高周波リレーの分解斜視図
である。
【図7】同上のベースの下面図である。
【図8】同上の角部における部分断面図である。
【符号の説明】
1 箱体 2 ベース 2b 切除部 2a 角部 3 ケース 3a 間隙 S シール剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形材料製のベースと、一方が開口した
    箱状であって開口部分からベースに被着されて開口縁面
    とベースの外方面との間隙がシール剤でもってシールさ
    れるケースと、を備えた箱体において、 前記ベースは、前記ケースの開口縁面との間隙を局部的
    に大きくする切除部が外方面に設けられたことを特徴と
    する箱体。
  2. 【請求項2】 前記ベースは前記ケースの被着方向から
    見て角部を有したものであって、前記切除部は、前記ベ
    ースの角部の外方面に設けられたことを特徴とする請求
    項1記載の箱体。
JP10269407A 1998-09-24 1998-09-24 箱 体 Pending JP2000100300A (ja)

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