JP2531923Y2 - 接続端子 - Google Patents

接続端子

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JP2531923Y2
JP2531923Y2 JP1988158106U JP15810688U JP2531923Y2 JP 2531923 Y2 JP2531923 Y2 JP 2531923Y2 JP 1988158106 U JP1988158106 U JP 1988158106U JP 15810688 U JP15810688 U JP 15810688U JP 2531923 Y2 JP2531923 Y2 JP 2531923Y2
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実 水谷
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば小型モータに使用される接続端子の
改良に関するものである。
[従来の技術] 第7図は、従来のこの種の接続端子の構成説明図であ
る。
第7図において、1は水平方向に配置された固定の基
板、2は基板1に垂直方向に固定された取付板である。
3は取付板2に取付けられた例えばPM形のパルスモー
タ、4はモータ軸である。5は接続端子で、パルスモー
タ3の内部に配置されて図示されていないステータコイ
ルのボビンと一体に作られている。6は接続端子5に設
けられた複数のコンタクトで、ステータコイルの巻線に
接続されている。コンタクト6には弾性材が用いられ、
露出した先端に上下方向の弾性力が与えられている。7
は基板1の上に設けられたプリント板、8はプリント板
7に取付けられた駆動回路である。プリント板7の表面
には所定の導電プリントが施され、この導電プリントに
上記コンタクト6が弾性的に接触する。
このような構成の装置において、パルスモータ3が取
付板2に取付られ、コンタクト6が適当な弾性力でプリ
ント板7上の導電プリントに接触し、コンタクト6を介
してパルスモータ3のステータコイルと駆動回路8が電
気的に接続される。
[考案が解決しようとする課題] 上記構成の装置においては、パルスモータ3と駆動回
路8が互いに直交する方向に配置されているが、この2
つの電気部品を上下関係に配置換えした方がスペース的
に都合が良いようなことがある。しかしながら、プリン
ト板7を配置換えして取付板2と平行方向に配置しよう
とすると、このままではコンタクト6とプリント板8と
の接続は幾分面倒になる。
そこで、例えば、第8図のような構成が考えられる。
第8図の11は中継用のプリント板、12は支持体、13はコ
ネクタ(カードエッジコネクタ)である。
第8図の構成では、先ず支持体12を基板1に固定し、
プリント板11を基板1から浮かせた位置で接触圧に耐え
るように保持する。そして、一旦コンタクト6を中継用
のプリント板11の導電プリントに接触して導通させ、更
にこのプリント板11を中継してから、コネクタ13とプリ
ント板7を介して本来の駆動回路8に電気的に接続する
ことができるようになっている。
このように、一般に電気部品の配置換えを行うと、部
品点数が増加して工程が複雑になり、それだけ製作費も
高くなる等の問題点があった。
本考案は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、平行方向と直角方向のいずれの配置換えにも
対応できる接続端子を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、接続端子において、自由端に折曲部を設け
たほぼフック状のコンタクトと、このコンタクトの折曲
部を露出して取り付けたブロック状の絶縁体に折曲部に
対応する位置を貫通する配置換え用の挿入口を設けたも
のである。
[作用] 上記構成により、接続端子本体の接触子露出口から接
続端子本体の外部に突出している接触子の折曲部に接続
端子本体の外部からプリント基板を当接すると、折曲部
の先端がプリント基板上の導電プリントに接触して電気
的な接続が達成される。また、接続端子本体の端子挿入
口に雄型の端子を挿入すると、端子が接触子の折曲部を
押して折曲部の先端が接触子露出口から接続端子本体の
内部に引っ込み該端子に接触して電気的な接続が達成さ
れる。
[考案の実施例] 第1図の(イ)〜(ハ)は、本考案実施例の構成説明
図である。
第1図において、20はコイルで、ボビン20aと巻線20b
からなる。21はボビン20aの鍔部である。22は3段形で
絶縁材からなるブロック状の端子部の本体、23は本体22
と間隔gを隔てて設けられた挟持部である。端子部22と
挟持部23は一方の鍔部21の外側の面に突出して、ボビン
20aと一体に成型されている。本体22と挟持部23の内側
の面は、鍔部21の内側面を含む面Y−Yと一致するよう
に作られている〔(ハ)図参照〕。また、(ロ)図に示
すように、本体22の基の部分の幅Wは上記間隔gよりや
や狭く作られ、本体22の基の部分が間隔g内に隙間が少
なく挿入できるようになっている。31〜33は本体22にお
いてコイル20の軸方向に設けられた溝状の取付孔、31a
〜33aは各取付孔31〜33に設けられコイル20の外周側に
開口する露出口、31b〜33bは側面側に開口して貫通する
凸形の配置換え用の挿入口である。
51〜53は、同一形状に作られたコンタクトである。コ
ンタクト51〜53は導電性の高い金属をほぼフック状に折
り曲げ、基部51aが固定されて自由端51bの付近に折曲部
51cを形成すると共に、途中を湾曲させて自由端51bの付
近に上下方向の弾性力が与えられるようになっている
〔第4図(ハ)参照〕。各コンタクト51〜53は折曲部51
c〜を本体22の外周に設けられた露出口31a〜33aから露
出して、それぞれの基部51a〜の途中を取付孔31〜33に
挿入固定して取付けられている。コンタクト51〜53の各
基部51a〜の端部には、巻線20bの始端及び終端がハンダ
付けされる。
このような一体形のコイル20は、第2図に示すように
組み立てられる。
第2図の61と62は装着板、71,72,73,74はステータで
ある。装着板61と62の中心には、共に非磁性体の軸受け
63と64が設けられている。また、ステータ71〜74のう
ち、71と74はカップ状に作られていてケースを兼ね、72
と73は背中合わせに貼り合わされて中間ステータを構成
している。各ステータ71〜74はそれぞれ、内周に軸方向
に折り曲げられた12個の磁極75が形成され、これらを組
み合わせて7.5度間隔で半ピッチずれたパルスモータ用
の固定子磁極が構成される。そして、2個のコイル20を
向い合わせて本体22を相手側の間隔gに挿入し、その間
に中間ステータ72と73を挟んでステータ71,74及びロー
タ(図示を省略)等と共に一体に組み立てられる。第3
図の(イ)と(ロ)に、このようにして組み立てられた
パルスモータが示されている。
上述のような構成の本考案実施例の動作を、第5図と
第6図によって次に説明する。
第5図は、第7図のときと同様に駆動回路(ここには
図示されていない)をパルスモータ3と直角方向に配置
したときの状態が示されており、各露出口31a〜33aから
露出したコンタクト51の折曲部51cがプリント板7の表
面上の導電プリントに接触して電気的な接続が達成され
る。
ところで、パルスモータを用いた同一種類内の電気機
器であっても、機種によっては駆動回路をパルスモータ
と平行に配置した方が設計上で有利になることがある。
このようなときは、第6図のように、基板1に直交し配
置換えされたプリント板7の上に駆動回路8が取り付け
られる。そして、例えばプリント板7にコネクタ81が固
定されると共に、このコネクタ81に差し込まれるやや長
い導電ピン82が使用される。導電ピン82の他端は、本体
22の挿入口31bに押し込まれる。この結果、導電ピン82
の先端がコンタクト51の折曲部51cを押上げて、コンタ
クト51が導電ピン82に強いバネ圧で接触する〔第4図
(ロ)〕。同様にして、他の挿入口32bと33bにも導電ピ
ン82が挿通されて、コンタクト52と53が導電ピン82に圧
接し、パルスモータ3の2つのコイル20の巻線20bと配
置換えされた駆動回路8がコンタクト51〜53等を介して
電気的に接続される。
そして、コイル20に流入する入力パルスにより、ステ
ータ71〜74の各磁極75を順次磁化する回転磁界が生じ
て、永久磁石のロータを取付けたモータ軸4が回動され
ることになる。
なお、上述の実施例では配置換え用の各挿入口31b〜3
3bが凸状で貫通した場合を図示して説明したが、その形
状は角形や丸形であってもよく、行止まりであっても良
い。また、本体22がコイル20と一体成型された場合で説
明したが、別々に作った本体22とコイル20を、例えば第
1図の2点鎖線に示す部分を貼合わせて一体にした接続
端子を構成するようにしても良い。また、第6図の実施
例でコネクタ81と導電ピン82を利用したが、コネクタ81
の使用を省略しても良い。さらに、コンタクト51〜53の
折曲部51cが角形のものが示されているが、丸みを持た
せた折曲部51cを形成してもよい。
本考案の実施例によれば、ほぼフック状に折り曲げ自
由端の付近に折曲部を形成したコンタクトと、コイルの
側面側のブロック状に突出して一体に構成されコンタク
トの折曲部の露出口と配置換え用の挿入口のある取付孔
を設けた本体で接続端子を構成した。この結果、コイル
と駆動回路を直交して配置したときはコンタクトの露出
した折曲部で回路が接続される。また、コイルと駆動回
路が平行に配置換えされたときは、配置換え用の挿入口
に差込まれる導電ピン等を利用してそのままの状態で両
者の電気的の接続が達成される。しかも、接続端子(端
子部)はコイルの外側に設けられているので、巻線作業
には何等支障がない。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように本考案によれば、接続端子
本体の接触子露出口から接続端子本体の外部に突出して
いる接触子の折曲部に接続端子本体の外部からプリント
基板を当接すると、折曲部の先端がプリント基板上の導
電プリントに接触して電気的な接続が達成される。ま
た、接続端子本体の端子挿入口に雄型の端子を挿入する
と、端子が接触子の折曲部を押して折曲部の先端が接触
子露出口から接続端子本体の内部に引っ込み該端子に接
触して電気的な接続が達成される。
このように、本願の接続端子を用いれば少なくとも2
種類の電気的接続が選択可能になるので、容易に回路構
成部品の配置換えができ、設計の自由度が大きくなる。
また本願は、接触子をほぼフック状に折り曲げその自
由端に折曲部を形成することにより折曲部にばね力を集
中させ、その折曲部をプリント基板や雄型の端子に強い
ばね力で接触させるので、どちらの接続方法を選択して
も安定した電気的接続が確実に行われる。
よって、特に本考案を多機種形機器の小型モータに適
用すれば、設計の自由度のあるコイル用の接続端子が提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成説明図で、(イ)は平面
図、(ロ)は正面図、(ハ)は側面図、第2図は本考案
の適用例の分解斜視図、第3図は本考案の適用例の構成
説明図で、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、第4図は
本考案要部の説明図で、(イ),(ロ)は断面図、
(ハ)は斜視図、第5図と第6図は本考案の動作説明
図、第7図と第8図は従来装置の構成説明図である。 第1図において、20はコイル、22は本体、31a〜33aは露
出口、31b〜33bは配置換え用の挿入口、51〜53はコンタ
クト、(51c)は折曲部である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−138769(JP,U) 実開 昭60−3668(JP,U) 実開 昭60−3667(JP,U) 実開 昭62−61162(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁材からなり、一の方向に相手端子挿入
    口を有するとともにこれと直交する他の方向に接触子露
    出口を有する空洞が設けられ、前記接触子露出口を形成
    する絶縁性の囲み部材が、前記相手端子挿入口から挿入
    される導電性の相手端子の保持部となる接続端子本体
    と、 ほぼフック状に折り曲げてその自由端にくの字形状の折
    曲部を形成し、前記相手端子挿入口から前記接続端子本
    体の内部に相手端子が挿入されない状態では前記折曲部
    の先端に前記接続端子本体の外部から実質的に平坦な回
    路基板が当接可能となるように前記折曲部の先端が前記
    接触子露出口から前記接続端子本体の外部に突出し、前
    記相手端子挿入口から前記接続端子本体の内部に相手端
    子が挿入された状態では前記折曲部の先端が前記接触子
    露出口から前記接続端子本体の内部に引っ込み前記相手
    端子と接触するように、前記接続端子本体の内部に取り
    付けられた導電性の接触子とからなることを特徴とする
    接続端子。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の接続端子において、前記
    接続端子本体の空洞は前記相手端子挿入口と対向して導
    電性の相手端子が通過しうる挿入口を有することを特徴
    とする接続端子。
JP1988158106U 1988-12-06 1988-12-06 接続端子 Expired - Lifetime JP2531923Y2 (ja)

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JPS603667U (ja) * 1983-06-21 1985-01-11 日産自動車株式会社 雌端子
JPS603668U (ja) * 1983-06-21 1985-01-11 日産自動車株式会社 コネクタ
JPH0419975Y2 (ja) * 1985-05-21 1992-05-07

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