JP4518528B2 - 電磁継電器および電磁継電器と外部端子との接続方法 - Google Patents

電磁継電器および電磁継電器と外部端子との接続方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば電力制御用として好適な電磁継電器および電磁継電器と外部端子との接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電磁継電器は、電磁石により駆動される可動子(接極子)に可動接点が設けられ、この可動接点が常閉固定接点(ブレイク接点)と、常開固定接点(メイク接点)とに、前記電磁石の駆動に応じて切り換えられるものである。
【0003】
この電磁継電器からは、それぞれ導電体材料からなる複数個の端子片が導出される。すなわち、電磁石を構成するコイルの一端および他端がそれぞれ接続される2個のコイル端子片と、可動接点が接続される可動接点端子片と、常閉固定接点が接続される常閉固定接点端子片と、常開固定接点が接続される常開固定接点端子片とが、通常、外部に導出される。
【0004】
図6は、従来のこの種の電磁継電器10の外観を示すものである。図6(A)は、その上面図、図6(B)はその正面図、図6(C)はその右側面図、図6(D)はその底面図である。
【0005】
この電磁継電器においては、電磁石、可動接点部材、常閉固定接点部材、常開固定接点部材などからなる継電器本体(図示は省略)が、直方体形状で、その一面が開口部となっている外筐ケース1の、開口部から図6(B),(C)において矢印方向(以下、この方向に沿う方向を電磁継電器の高さ方向という)から挿入されて収納されている。そして、外筐ケース1の開口部は、例えば端子板2により封止される。なお、端子板2は、外筐ケース1内に入り、別の蓋体などにより、外筐ケース1の開口部が閉塞される場合もある。
【0006】
図6の例の場合には、端子板2を貫通して、上述した2個のコイル端子片3、4、可動接点端子片5、常閉固定接点端子片6、常開固定接点端子片7が、端子板2に垂直な方向に延長されて導出される。すなわち、外部端子との結合部分となる端子片3〜7の先端は、端子板2に垂直な方向の延長上にある。
【0007】
この電磁継電器を、電子回路または電気回路に接続する場合には、端子片3〜7と、外部端子と結合するようにする。外部端子との結合に当っては、ソケットを用いたり、溶接したり、かしめたり、半田付けする方法があった。
【0008】
この場合に、例えば、電磁継電器の端子片と外部端子との結合にソケットを用いる場合には、以下のようになる。まず、例えば図7に示すようなソケット11が使用される。この場合、ソケット11には、電磁継電器10の各端子片3〜7が挿入嵌合される挿入孔13〜17が設けられる。そして、電磁継電器10の各端子片3〜7が、ソケットの挿入孔13〜17に、圧入挿入されて、外部端子に電磁継電器10が接続される。
【0009】
また、プリント基板上に電磁継電器が接続される場合には、例えばプリント基板に各端子片3〜7に応じた貫通孔が設けられ、その貫通孔を通じて各端子片が挿入され、半田付けされることにより、プリント基板に電磁継電器が接続される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来の電磁継電器は、その端子片が、端子板に垂直な方向、つまり電磁継電器の高さ方向に突出延長するように設けられているため、例えばソケットを用いて外部端子に接続する場合には、結合部の高さは、(電磁継電器の高さ分)+(ソケットの高さ)となり、高さ方向の設置スペースが大きくなる問題がある。
【0011】
また、外部端子と電磁継電器の端子片とを溶接やかしめにより接続する場合においても、端子片が電磁継電器の高さ方向に突出延長するように設けられているため、作業が容易でないという問題もある。
【0012】
この発明は、以上の点にかんがみ、高さ方向のスペースを大きく取ることなく外部端子に接続することができ、また、溶接やかしめの作業も容易にできるようにした電磁継電器および電磁継電器と外部端子との接続方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明による電磁継電器は、
一側が開口とされた外筐ケース内に継電器本体が収納され、前記開口が閉塞されると共に、複数個の端子片が外部に導出されてなる電磁継電器において、
前記複数個の端子片の全ては、それぞれ、前記外部に導出される部分は平板であると共に、前記平板の板面方向が、前記外筐ケースの前記閉塞された面および前記外筐ケースの前記閉塞された面に対して交差する側面に垂直であり、かつ、外部の端子と勘合するように前記側面よりも外側に突出するように設けられている
ことを特徴とする。
【0014】
また、この発明による電磁継電器と外部端子との接続方法は、
電磁継電器の端子片を、外部端子に結合する方法において、
前記電磁継電器は、
一側が開口とされた外筐ケース内に継電器本体が収納され、前記開口が閉塞されると共に、複数個の端子片が外部に導出されてなる電磁継電器であって、前記複数個の端子片の全ては、それぞれ、前記外部に導出される部分は平板であると共に、前記平板の板面方向が、前記外筐ケースの前記閉塞された面および前記外筐ケースの前記閉塞された面に対して交差する側面に垂直であり、かつ、外部の端子と勘合するように前記側面よりも外側に突出するように設けられているものを用い、
前記外部端子は、前記電磁継電器の前記端子片の、前記外筐ケースの前記側面よりも外側に突出する部分において結合する
ことを特徴とする。
【0015】
【作用】
上述の構成のこの発明による電磁継電器によれば、複数個の端子片の外部に導出される平板部分の全ては、それぞれ、外部の端子と勘合するように外筐ケースの側面よりも外側に突出し、しかも、その平板部分の板面方向が、電磁継電器の外筐ケースの高さ方向に一致している。
【0016】
したがって、この発明による電磁継電器と外部端子との接続方法のように、外部端子は、電磁継電器の端子片の、前記外筐ケースの前記端子板面と交差する側面よりも外側に突出する部分において端子片と結合する場合に、端子片の平板部分を嵌合溝に圧入したり、基板に植立したバスバーに端子片を溶接したりすることで結合ができ、結合作業が容易になる。
【0017】
そして、外部端子は、電磁継電器の外筐ケースの閉塞面側とは反対側から、端子片の外筐ケースの側面よりも外側に突出する部分に結合することができるので、外部端子と端子片との結合部分を電磁継電器の高さ内に納めることができ、電磁継電器の高さスペースを有効に利用することができる。
【0018】
また、外部端子と電磁継電器の端子片との結合部が電磁継電器の外筐ケースの側面側になるので、外部端子と電磁継電器の端子片とを、溶接したり、かしめにより結合する場合にも、作業が容易になる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明による電磁継電器の実施の形態および電磁継電器と外部端子との接続方法の実施の形態を、図を参照しながら説明する。
【0020】
図1は、この実施の形態の電磁継電器20の外観を示すもので、図1(A)は、この実施の形態の電磁継電器20を高さ方向の上から見た図(上面図)、図1(B)は、正面から見た図(正面図)、図1(C)は左側面図、図1(D)は端子板面側から見た図(底面図)である。
【0021】
この実施の形態の電磁継電器20も、電磁石、可動接点部材、常閉固定接点部材、常開固定接点部材などからなる継電器本体(図1では図示は省略)が、直方体形状でその一面側が開口部となっている外筐ケース21の、前記開口部から図1(B)および(C)において矢印方向(以下、この方向に沿う方向を電磁継電器の高さ方向という)から挿入されて収納されている。そして、この例の場合には、外筐ケース21の開口部は、絶縁体材料からなる端子板22により閉塞される。なお、端子板22は、外筐ケース21内に入り、別の蓋体などにより、外筐ケース21の開口部が閉塞される場合もある。
【0022】
この実施の形態の電磁継電器20では、端子板22を貫通して、それぞれ導電体材料からなる複数個の端子片、この例では、2個のコイル端子片23、24と、可動接点端子片25と、常閉固定接点端子片26と、常開固定接点端子片27とが、端子板22より外部に導出される。
【0023】
この場合に、各端子片23〜27の外部導出部分は、平板の導電性板で構成されていると共に、図1(C)に明示するように、L字型に構成され、そのL字の先端部が外筐ケース21の側面28、29よりも外側に突出するように構成されている。
【0024】
すなわち、各端子片23〜27の平板の外部導出部分は、前記平板の板面方向が、端子板22面および側面28、29に対して垂直になるようにされていると共に、その平板が外筐ケース21の側面28、29端子板22面に沿う方向にL字状に屈曲した形状とされている。そして、各端子片23〜27の平板の外部導出部分の端子板22面に沿う方向の長さが、外筐ケース21の側面28よりも外側に突出する長さとされる。したがって、外筐ケース21の側面28よりも外側に突出する端子片の平板面の方向は、電磁継電器20の高さ方向に一致する。
【0025】
そして、この例の場合、端子片24および27は、図1において、正面側の側面28よりも突出して張り出すように設けられ、端子片23、25、26は、その逆側の側面29よりも突出して張り出すように設けられる。
【0026】
この場合、各端子片23〜27の外筐ケース21の側面28または側面29よりも突出する長さLは、後述するように、外筐ケース21に沿って電磁継電器20の高さ方向の上面側から外部端子を端子片23〜27に結合したときに、側面28および29と外部端子との間に、適当な空間を確保することができるような長さに選定される。
【0027】
この実施の形態の電磁継電器20は、以上のような構成を備えるので、電磁継電器の高さスペースを有効に利用して、電磁継電器の端子片23〜27と外部端子との結合を行なうことができる。
【0028】
図2は、図1に示した電磁継電器20の構造の一例を示す図である。図2は、電磁継電器20を各部品に分解して示したものである。
【0029】
図2の電磁継電器20の各部品は、端子板22上に組み立てられ、外筐ケース21が端子板22に組み合わされることにより、組み立てられた部品が覆われる構成とされる。すなわち、外筐ケース21は、図2における底面側が開口とされた直方体形状とされており、端子板22により、外筐21の開口が閉塞するようにされるものである。
【0030】
この場合、端子板22には、端子片23〜27を外部に導出するための溝22a〜22eが形成されている。
【0031】
図2において、31は電磁石組立であり、L字型の継鉄32とI型の継鉄33によって鉄心入りのコイル34を保持する構造を有している。そして、この電磁石組立31には、コイル端子片23、24を取り付けるための嵌合溝35、35(コイル端子片24用の嵌合溝35は図示されていない)が設けられており、その嵌合溝35に対してコイル端子片23およびコイル端子片24が嵌合されて取り付けられる。そして、コイル34の一端および他端が、それぞれコイル端子片23およびコイル端子片24に接続される。
【0032】
コイル端子片23および24は、端子板22のコイル端子導出用貫通溝22a,22bを貫通して、L字型平板部分が外部に導出される。
【0033】
常開固定接点端子片26は、図2のようなL字型の導電体材料からなる板状体により構成され、端子片26の外部に導出される側とは反対側には、常開固定接点261が設けられている。また、常開固定接点端子片26は、電磁石組立31に圧入される突部262を備える。そして、常開固定接点端子片26は、電磁石組立31に対して、その突部262が圧入されると共に、電磁石組立31に設けられている嵌合溝36に常開固定接点261が設けられている板部が挿入されることにより、取り付けられる。そして、常開固定接点端子片26は、端子板22の端子導出用貫通溝22dを貫通して、そのL字型平板部分が外部に導出される。
【0034】
常閉固定接点端子片27も、図2のようなL字型の導電体材料からなる板状体により構成され、端子片27の外部に導出される側とは反対側には、常閉固定接点271が設けられている。また、常閉固定接点端子片27は、電磁石組立31に圧入される突部272を備える。そして、常閉固定接点端子片27は、電磁石組立31に対して、その突部272が圧入されると共に、電磁石組立31に設けられている嵌合溝37に常閉固定接点271が設けられている板部が挿入されることにより、取り付けられる。そして、常開固定接点端子片27は、端子板22の端子導出用貫通溝22eを貫通して、そのL字型平板部分が外部に導出される。
【0035】
この場合、以上のように組み立てることにより、常閉固定接点271と、常開固定接点261とは所定のギャップ長だけ離れて、電磁石組立31に取り付けられるものである。なお、挿入溝37は、挿入溝36に対して、常開固定接点26と常閉接点27との間の距離分だけの高さを備えるように構成されている。
【0036】
41は、導電体材料からなる可動子である。この可動子41の先端には可動接点411が形成されている。この例では、これら可動子41には磁性材からなる接極子板42が取り付けられている。さらに、可動子41は、導電体材料からなるばね部材43に取り付けられて接極子組立が構成されている。
【0037】
そして、この接極子組立は、可動接点端子片25を間に挟んで、電磁石組立31のヨーク32に、例えばかしめなどにより取り付けられる。このとき、コイル34に電流が流れていない状態においては、可動接点411が、常閉接点27に接触すると共に、常開接点26と所定のギャップ長分だけ離れるようにされる。また、コイル34に電流が流れると、接極子板42が電磁石に吸引されて、可動接点411が常開固定接点26に接触するように駆動される。
【0038】
そして、可動接点端子片25は、端子板22の端子導出用貫通溝22cを貫通して、そのL字型平板部分が外部に導出される。
【0039】
図3(A)〜図3(D)は、電磁継電器20と外部端子との接続方法の第1の実施の形態を説明するための図である。この第1の実施の形態の接続方法においては、電磁継電器20の各端子片23〜27のそれぞれを、外部端子に圧入挿入することにより、電磁継電器20の各端子片23〜27のそれぞれと、外部端子とを結合する。
【0040】
図3(A)は、外部端子との接続前の状態を正面から見た図、図3(B)は、それを側面から見た図である。また、図3(C)は、外部端子と電磁継電器20の各端子片23〜27を接続した状態を正面から見た図、図3(B)は、それを側面から見た図である。
【0041】
この第1の実施の形態の接続方法においては、リード線51の先端に接続された導体からなる外部端子(メス端子)52の複数個が、電磁継電器20の各端子片23〜27のそれぞれと対応する位置に、図示を省略した部材により固定されて設けられている。
【0042】
この場合、外部端子52は、図3(A)に示すように、端子片23〜27の板厚tにほぼ等しい嵌合溝53を備える。この例では、この嵌合溝53は、端子片の挿入口となる上端部分では、端子片23〜27の板厚tよりも若干大きい幅を備えるが、嵌合溝53の奥に進むにつれて板厚tよりも幅狭となるようにされており、全体として楔型に形成されている。そして、外部端子52のそれぞれは、図3に示すように、嵌合溝53の上端部分が上を向くように配置されている。
【0043】
電磁継電器20の各端子片23〜27と外部端子52との結合に当っては、図3に示すように、電磁継電器20は端子板22の面を上に向け、電磁継電器20の端子片23〜27の、外筐ケース21の側面28または29から突出している先端部分を、外部端子52の嵌合溝53内に、嵌合させるようにして、圧入挿入する。この場合、各端子片23〜27の、嵌合溝53に挿入される側のエッジは、面取りされて、圧入嵌合が容易に行われるように構成されている。
【0044】
これにより、端子片23〜27は、外部端子52の嵌合溝53に圧入結合されて、電気的に接続される。
【0045】
この場合、図3から明らかなように、電磁継電器20の各端子片23〜27と外部端子52との結合部は、電磁継電器20の側面28、29側の、電磁継電器20のほぼ高さスペースの範囲内となり、従来の電磁継電器のように、高さ方向に外部端子の高さ分が加わるようなことがないので、電磁継電器20を外部端子に接続する場合に、電磁継電器20の高さ方向のスペースが最小限で済むことになる。
【0046】
なお、外部端子(メス端子)32の嵌合溝53の代りに、端子片が挿入されたときに端子片の平板を両側から弾性的に押圧して挟持するような構造とするようにすることもできる。
【0047】
また、プリント基板に電磁継電器20を取り付ける場合には、図3のような外部端子(メス端子)を予めプリント基板面に設けておき、電磁継電器20を、図3の例とは反対に端子板22側を下向きにして、端子片23〜27の、外筐ケース21の側面28または29から突出している先端部分を、外部端子に圧入挿入するようにして取り付けることができる。
【0048】
なお、以上の第1の実施の形態では、電磁継電器の端子片を、外部端子に圧入挿入する場合について説明したが、外部端子を電磁継電器の各端子片にかしめにより結合する場合においても、電磁継電器の外筐の側面において、かしめの作業を行なうことができるので、作業が容易になるものである。
【0049】
次に、図4(A)および図4(B)は、電磁継電器20と外部端子との接続方法の第2の実施の形態を説明するための図である。この例は、電磁継電器20を外部端子に取り付ける場合に、電磁継電器20の各端子片23〜27を、これらの端子片23〜27の導出位置に対応する所定の位置に植立されたバスバーに、溶接するようにする場合の例である。
【0050】
この例の場合には、図4(A),(B)に示すように、この電磁継電器20の側面28および29に沿い、かつ、前記側面28および29と所定の距離dだけ離れた位置となる位置であって、電磁継電器20の各端子片23〜27の側面28または29から突出する先端部分と面接触するような位置には、各端子片23〜27と接続される平板の板状体からなるバスバー61が、設けられる。
【0051】
そして、図4(A),(B)に示すように、電磁継電器20は、端子板22側が上を向いた状態で、その側面28および29の両側にバスバー61が対向するように、2列のバスバー61の間に配置される。そして、各端子片23〜27の側面28、29から突出している先端の板面とバスバー61の面とを衝合させた状態で、溶接を行なうようにする。こうして、電磁継電器20の端子片23〜27が、バスバー61に接続されることにより、電磁継電器20は、バスバー61が接続されている外部端子に接続される。
【0052】
この図4の例の接続方法によれば、溶接作業が容易になるというメリットがある。
【0053】
なお、以上の例では、電磁継電器の端子片はL字型として、端子板から垂直方向に突出させた後に、電磁継電器の側面から突出させるようにしたが、端子片の形状や端子片の導出の方法は、この構造に限るものではない。
【0054】
例えば、図5に示すように、端子板22の厚さ方向の途中から、外筐ケース21の側面28または29の一部にもかかるような状態で、端子片23〜27を、側面28または29から突出させるように構成することもできる。
【0055】
また、端子片は、電磁継電器の外筐ケースの互いに対向する2側面28、29の両側から突出するように設けたが、複数個の端子片の全てを、側面28、29の一方の側面側のみ突出するように構成するようにしても良い。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、高さ方向のスペースを大きく取ることなく外部端子に接続することができ、また、溶接やかしめの作業も容易にできるようにした電磁継電器および電磁継電器と外部端子との接続方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電磁継電器の実施の形態を説明するための図である。
【図2】この発明による電磁継電器の実施の形態の構造の例を説明するための分解図である
【図3】この発明による電磁継電器と外部端子との接続方法の第1の実施の形態を説明するための図である。
【図4】この発明による電磁継電器と外部端子との接続方法の第2の実施の形態を説明するための図である。
【図5】この発明による電磁継電器の他の実施の形態を説明するための図である。
【図6】従来の電磁継電器を説明するための図である。
【図7】従来の電磁継電器と外部端子との接続方法を説明するための図である。
【符号の説明】
21 外筐ケース
22 端子板
23〜27 端子片
28、29 外筐ケースの側面
52 外部端子

Claims (4)

  1. 一側が開口とされた外筐ケース内に継電器本体が収納され、前記開口が閉塞されると共に、複数個の端子片が外部に導出されてなる電磁継電器において、
    前記複数個の端子片の全ては、それぞれ、前記外部に導出される部分は平板であると共に、前記平板の板面方向が、前記外筐ケースの前記閉塞された面および前記外筐ケースの前記閉塞された面に対して交差する側面に垂直であり、かつ、外部の端子と嵌合するように前記側面よりも外側に突出するように設けられている
    ことを特徴とする電磁継電器。
  2. 請求項1において、
    前記複数個の端子片は、前記外筐ケースの前記閉塞された面に対して交差する側面であって、互いに対向する2つの側面から外側に突出するように設けられている
    ことを特徴とする電磁継電器。
  3. 電磁継電器の端子片を、外部端子に結合する方法において、
    前記電磁継電器は、
    一側が開口とされた外筐ケース内に継電器本体が収納され、前記開口が閉塞されると共に、複数個の端子片が外部に導出されてなる電磁継電器であって、前記複数個の端子片の全ては、それぞれ、前記外部に導出される部分は平板であると共に、前記平板の板面方向が、前記外筐ケースの前記閉塞された面および前記外筐ケースの前記閉塞された面に対して交差する側面に垂直であり、かつ、外部の端子と勘合するように前記側面よりも外側に突出するように設けられているものを用い、
    前記外部端子は、前記電磁継電器の前記端子片の、前記外筐ケースの前記側面よりも外側に突出する部分において結合する
    ことを特徴とする電磁継電器と外部端子との接続方法。
  4. 請求項3において、
    前記外部端子は、前記電磁継電器の前記外筐ケースの前記閉塞面側とは反対側から、前記端子片の前記外筐ケースの前記側面よりも外側に突出する部分に結合する
    ことを特徴とする電磁継電器と外部端子との接続方法。
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