JPH0533436U - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPH0533436U
JPH0533436U JP6269492U JP6269492U JPH0533436U JP H0533436 U JPH0533436 U JP H0533436U JP 6269492 U JP6269492 U JP 6269492U JP 6269492 U JP6269492 U JP 6269492U JP H0533436 U JPH0533436 U JP H0533436U
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JP
Japan
Prior art keywords
armature
insulating
contact spring
electromagnet assembly
insulating wall
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Pending
Application number
JP6269492U
Other languages
English (en)
Inventor
義高 宮坂
享 二郷
利宏 木村
Original Assignee
株式会社大興電機製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 絶縁耐圧の問題がなくかつ小形化が図れる。 【構成】 断面がほぼS字形となる絶縁壁15〜17に
より形成される一の空間に電磁石組立体Aと接極子9を
配し、他の空間に接点ばね24を配したので、接点ばね
24が電磁石組立体Aと接極子9に対して十分に隔離さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電磁継電器、特に小形の電磁継電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より小形の電磁継電器として種々のものが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、小形にすればするほど巻線部と接点部とが近接するので両者間 の絶縁耐圧が問題となる。したがって、本考案は、絶縁耐圧の問題がなく且つ動 作が安定な小形の電磁継電器を得ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、例えば、図1及び図2に示されるように、第1の絶縁壁16並びに この第1の絶縁壁16の両側縁から互いに反対方向に延在する第2及び第3の絶 縁壁15,17から成る絶縁基台Bと、この絶縁基台Bの第1及び第2の絶縁壁 15,16で囲われた一の空間に配された電磁石組立体A及びこの電磁石組立体 Aによって駆動される接極子9と、絶縁基台Bの第1の絶縁壁16及び上記第3 の絶縁壁17で囲われた他の空間に配される接点ばね24と、接極子9の先端部 と接点ばね24の先端部との間に係合されるカード13とを有し、電磁石組立体 Aが第1の絶縁壁16と接極子9との間に配されたものである。
【0005】
【作用】
断面がほぼS字形となる第1〜第3の絶縁壁16,15,17により形成され る一の空間に電磁石組立体Aと接極子9を配し、他の空間に接点ばね24を配し たので電磁石組立体Aと接点ばね24間の沿面距離が長くなり、かつ接極子9と 接点ばね24との間の沿面距離も長くなる。
【0006】 また、結果として、接極子9、電磁石組立体A、第1の絶縁壁16および接点 ばね24の順での4つの積層構成になるので、絶縁耐圧が高く小型でスリムな( 幅の狭い)電磁継電器を形成することができる。
【0007】
【実施例】
図1は、本考案の好適な実施例を示す分解斜視図である。同図において、Aは 電磁石組立体、Bは絶縁基台、Cは接極子部、Dは接点ばね駆動用カード部を示 す。
【0008】 電磁石組立体Aにおいて、1は鉄心、2及び2′は継鉄、3は巻線、4及び4 ′は巻線両端において継鉄2,2′と一体に形成された巻枠モールド、5及び6 は一方の巻枠モールド4の両端に付加されたガイド・ブロック(ガイド部)、7 は段部、8は巻線端子を示す。鉄心1と継鉄2,2′は一体になっており、巻線 3の実際の巻回数はもっと多く、巻線3の両端は端子8の露出した上端に半田付 けされている(図示せず)。
【0009】 接極子部Cにおいて、9は接極子、10はヒンジばね、11は接点ばね駆動用 カードを取付けるための係合片を示す。接点ばね駆動用カード部Dにおいて、1 2は接極子の係合片11と係合する穴、13はカード本体、14は接点ばね駆動 凸起を示す。
【0010】 絶縁基台Bにおいて、15,16及び17は巻線3と接点ばね間の絶縁壁、1 8,19及び20は継鉄2,2′と接点ばね間の絶縁壁、21及び22は巻枠モ ールド4のガイド・ブロック5及び6のガイドを示す。絶縁壁15,16及び1 7は、巻線部と接点部の隔離効果(沿面距離を長くする)を高めるため、断面が ほぼS字形となっている。
【0011】 図2は、図1の絶縁基台Bを反対側から見た斜視図である。同図において、2 3は接点ばね収納空間、24は1組の接点ばね、25は接点ばね端子、26はカ ードの駆動凸起14と係合する穴を示す。絶縁基台は一体に形成されており、接 点ばね組24及びその端子25はそれぞれの収納部に固定される。
【0012】 次に、組立て方を述べる。まず、係合片11と係合穴12により接極子9の先 端にカード13を取付け、カード13をガイド・ブロック5,6間に嵌入し且つ ヒンジばね10の先(下)端を巻枠モールド4′と絶縁壁18の間に挟むように して、ガイド・ブロック5,6を基台のガイド21,22に合わせて押込む。そ のとき、巻枠モールド4′の凸起27が絶縁壁18に設けた凹部28と係合し、 ガイド部5の凹部29と絶縁壁20の凸起30とが係合する。また、絶縁壁19 は、巻枠モールド4、段部7及びガイド部6で形成された空間に嵌入される。し たがって、電磁石組立体A、絶縁基台B及び接極子部Cは、ワンタッチで組立て られる。この状態で、接極子9はヒンジばね10の弾力によりカード13側が上 方向に付勢され、カード13はガイド・ブロック5,6間を上方に摺動するが、 カード13の段部31とガイド・ブロック5,6の内側にあるストッパー32( 一方のみ図示)とによりストップし、接極子9と継鉄2の距離が一定に保たれる 。すなわち、段部31と凸部32は、接極子9のバックストップの役を果してい る。
【0013】 巻線3に電流が流れると、電磁石が励磁されて接極子9が継鉄2に吸引され、 カード13は巻枠モールド4のガイド・ブロック部5,6の間を下方に摺動する 。よって、カード13の駆動凸起14は、接点ばね先端の穴26に係合して接点 ばね組24を駆動する。
【0014】 なお、図示は省略したが、必要に応じて全体にカバーを被せたり、更にカバー の開口部と底板33との間にシール材を塗布したりして密封構造とすることがで きる。
【0015】 このように、上述した実施例によれば、次に述べる顕著な効果を有する。 ほぼS字形の第1〜第3の絶縁壁16,15,17により、接点ばね24が 電磁石組立体Aと接極子9に対して十分に隔離され、絶縁耐圧の高い小型の電磁 継電器を形成することができる。 接極子9、電磁石組立体A、第1の絶縁壁16および接点ばね24の順での 4つの積層構成になるので、絶縁耐圧が高く小型でスリムな(幅の狭い)電磁継 電器を形成することができる。 巻枠モールド4にガイド部5,6を設けたが、ガイド部の中に巻線端子8を 含めることにより、スペースを有効に利用して小形で一層スリムな(幅の狭い) 電磁継電器が得られる。 接点ばね駆動用カード13はガイド部5,6により円滑に摺動するので、カ ード13が長くなっても安定な動作が得られる。これにより、絶縁耐圧の問題も 解消する。 ガイド部5,6に設けるカードのストッパーが接極子のバックストップにな るので、バックストップのための余分な部品も不必要となる。 巻枠モールド4とガイド部5,6は一体に成形できるので、製造が簡単であ る。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、断面がほぼS字形となる第1〜第3の絶縁壁により形成され る一の空間に電磁石組立体と接極子を配し、他の空間に接点ばねを配したので電 磁石組立体と接極子との沿面距離が長くなり、かつ接極子と接点ばねとの間の沿 面距離も長くなる。このため、接点ばねが、電磁石組立体と接極子に対して十分 に隔離され絶縁耐圧を高くすることができると共に、電磁継電器の小型化が図れ る。
【0017】 また、結果として、接極子、電磁石組立体、第1の絶縁壁および接点ばねの順 での4つの積層構成になるので、絶縁耐圧が高く小型でスリムな(幅の狭い)電 磁継電器を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の好適な実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図2】図1例中の絶縁基台を反対側から見た斜視図で
ある。
【符号の説明】
9 接極子 13 接点ばね駆動用カード 15,16,17 絶縁壁 24 1組の接点ばね A 電磁石組立体 B 絶縁基台 C 接極子部 D 接点ばね駆動用カード部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の絶縁壁並びに該第1の絶縁壁の両
    側縁から互いに反対方向に延在する第2及び第3の絶縁
    壁から成る絶縁基台と、 該絶縁基台の上記第1及び第2の絶縁壁で囲われた一の
    空間に配された電磁石組立体及び該電磁石組立体によっ
    て駆動される接極子と、 上記絶縁基台の上記第1の絶縁壁及び上記第3の絶縁壁
    で囲われた他の空間に配される接点ばねと、 上記接極子の先端部と上記接点ばねの先端部との間に係
    合されるカードとを有し、 上記電磁石組立体が上記第1の絶縁壁と上記接極子との
    間に配された電磁継電器。
JP6269492U 1992-09-07 1992-09-07 電磁継電器 Pending JPH0533436U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107026053A (zh) * 2016-01-29 2017-08-08 富士通电子零件有限公司 电磁继电器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107026053A (zh) * 2016-01-29 2017-08-08 富士通电子零件有限公司 电磁继电器
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