JPS6227907Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6227907Y2
JPS6227907Y2 JP8988080U JP8988080U JPS6227907Y2 JP S6227907 Y2 JPS6227907 Y2 JP S6227907Y2 JP 8988080 U JP8988080 U JP 8988080U JP 8988080 U JP8988080 U JP 8988080U JP S6227907 Y2 JPS6227907 Y2 JP S6227907Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
circuit board
reset pin
machine frame
receiving members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8988080U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5717483U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8988080U priority Critical patent/JPS6227907Y2/ja
Publication of JPS5717483U publication Critical patent/JPS5717483U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6227907Y2 publication Critical patent/JPS6227907Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、地板または受等の機枠に立てられた
ピンと、回路基板、回路受等で構成された回路ブ
ロツクとの導通を取る電子時計の接続構造に関す
る。
[従来の技術] 従来、地板等の機枠7に立てられたピン4と回
路ブロツクとの導通を取る接続構造の場合、第1
図に示す如く、回路受9と回路基板6との間に、
リード板もしくはベリリウム銅、またはリン青銅
等のようなじん性のあるバネ部材3を用いて、リ
ード板もしくはバネ部材3のバネ力で回路基板6
の上から押えつけ回路基板6とピン4との導通を
得る方法であつた。
[考案が解決しようとしている問題点] しかし、上述の従来の接続構造においては下記
の欠点があつた。
(1) 回路受9と回路基板6の間にバネ部材3を入
れるため製造上部品点数が増える。特に回路基
板6の平坦度を必要とする箇所においては、リ
ード板のソリ・ウネリ等を管理すかる必要があ
り、部品加工の工数が大きい。
(2) 回路部がバネ部材の厚み分だけ厚くなり、薄
型時計にはむかない。
(3) ベリリウム銅、りん青銅等のバネ部材3のコ
スト高化に加えて、曲げ加工を行なうため、回
路ブロツクの組立アツセンブルがむずかしい。
[考案の目的] 本考案の目的は、かかる欠点を除去したもの
で、簡単な構造で部品点数を低減し組立性、製造
上の工数低減を計り、確実な接続を行なうことが
できる薄型時計に適した接続構造を可能にしたも
のである。
[目的を解決するための手段] 本考案による電子時計の接続構造は、機枠17
と、前記機枠17の上面に配設される回路受部材
12,13と、絶縁層6aと銅箔層6bが一体に
形成されると共に前記銅箔層6b側が前記回路受
部材12,13に載置される回路基板6と、前記
回路基板6を前記回路受部材12,13に固定す
る回路受け19,29とからなり、かつ前記機枠
17には、絶縁を保つて植立され端部に突出部5
aを形成したリセツトピン5を有し、前記回路基
板6にスリツトにより形成され前記リセツトピン
5に係合する帯状の変形可能な部分Aを備え、前
記回路受け19,29には前記リセツトピン5を
とり囲む位置に形成された穴部Bもしくはサライ
部29aとを備え、更に前記リセツトピン5の先
端は前記回路受部材12,13の回路基板側の面
より突出させて配設されており、前記変形可能な
部分Aの根本部6c、先端部6dを各々前記回路
受部材12,13と回路受19,29により挾持
した状態で前記変更可能な部分Aの中間部分が撓
んで前記リセツトピン5と係合することを特徴と
するものである。
[作用] 以下本考案を詳しく説明する。
第2図において、リセツトピン5は、回路基板
6との接触圧を高め確実に接触が行なわれる様に
端部中央部が円錐状に盛り上つた形状をした突出
部5aが形成されている。またリセツトピン5
は、機枠17に立てられた絶縁枠8によつて機枠
17に固定されており、リセツトピン5の断面位
置は、絶縁枠8のツバの厚みによつて調整されて
いる。
絶縁層6a、銅箔層6bより構成される回路基
板6は、リセツトピン5と断面的に交差する位置
にあり、第3図の平面図に示す様にスリツトを設
け厚み方向に帯状の変形可能な部分Aを持つた状
態となつている。またこの変形可能な部分A部の
銅箔層6bの形状は、リセツトピン5との導通部
のみ、充分余裕を持たせ、他の配線用銅箔部より
も巾広く面積も大きくし、導通が確実に行なうよ
うにしてある。また、変形可能な部分A部に施し
てある配線用銅箔層6bは、スリツトに対してほ
ぼ平行になるよう配置してあり、回路基板6が撓
まされることによりひずみが加つても強度的に問
題がないようになつている。回路受け19は、回
路基板6の変形可能な部分A部の根本部6c・先
端部6dを避け、リセツトピン5が中心位置にく
るような穴部Bが開けられている。また回路受1
9と回路基板6は回路ブロツク固定ピン2で固定
されており、機枠17に立てられた回路ブロツク
ネジピン10によつて案内され、ネジ11によつ
て機枠17に固定されている。尚、回路受19と
回路基板6とが固定ピン2で固定されてなくても
よく、この固定ピン2の存在、不存在は本考案に
何ら影響しない。リセツトピン5と回路基板6と
の接点部は、回路ブロツクを組み込むと、回路基
板6の変形可能な部分A部はリセツトピン5の上
を覆うような形状になつており、ネジ締めを行な
うと、回路受19で回路基板6は回路受19に開
けられた穴部Bを除き案内されているため、回路
基板6の変形可能な部分A部はリセツトピン5と
回路基板6との断面的に交差している分だけ、基
板の弾性によつてたわんで逃げることになる。こ
れにより回路基板6の撓みによる力と、回路受1
9で回路基板6の変形可能な部分A部の根本部6
c・先端部6dを押え付ける力がリセツトピン5
の突出部5aと回路基板6との接点部に力が加わ
ることになり、接点圧は従来の構造と同等に得ら
れ導通が確保される。
また、第2図に示す様に、回路基板6の変形可
能な部分A部の根本部6cを、回路受19と接す
る面の反対側の面を回路受座12で支えることに
より、基板を曲げることによる回路基板6のたわ
みを防止し、回路受19との固定部分の銅箔層6
bのはがれ防止も行なうことができる。もた回路
基板6の変形可能な部分A部の先端部6dに回路
受19と接する面の反対側の面を二番受13で支
えることにより、回路基板6の変形可能な部分A
部の先端部6dを逆に曲げ、反力を利用してリセ
ツトピン5の突出部5aとの接触圧を強くするこ
とができる。これによりリセツトピン5と回路基
板6の接続構造はより完全なものとなる。
[実施例] 以上本考案は機枠にリセツトピンをたてた構造
でもつて説明したが、受にピンを立てた構造にお
いても同様な機能を有しまつたく効果は同じであ
る。また第3図に示すように回路受19に穴部B
を形成する代りに、第4図に示すように、回路受
29にサライ29aを行なつても同様な機能を有
し効果もまつたく同じである。
尚、ここでは、回路基板6の変形可能な部分A
部を回路受19と接する面の反対側の面を支える
部品については二番受13、回路受座12の例に
ついて説明を行なつたが、他に輪列受、地板、裏
押え等の部品で行なつても、あるいは二番受13
と回路受座12が回路基板6を支える部分が逆に
なり、二番受13が回路基板6の変形可能な部分
A部の根本部6cを支えても効果はまつたく同じ
である。ここでいう二番受、回路受座、輪列受、
地板、裏押え等の部品を総称して回路受部材とい
う。
[考案の効果] 以上の如き本考案の構成による長所を述べる。
(1) ピンと回路基板だけで確実な導通が取れるた
め、他の部品を使う必要もなく、コストダウン
化が計れ、回路受に穴開けもしくはサライを設
けるだけで本考案が実施できるため、製造工数
もほとんどかからなく、工数低減が大である。
(2) 回路受、回路基板の間に入れるバネ部材がな
いので、回路ブロツクとしては、回路受、回路
基板だけになり、部品点数も少なく組立も容易
となり薄型時計に適した接続構造である。
(3) 回路基板にスリツトにより帯状の変形可能な
部分を形成させてあるので、リセツトピンによ
つて回路基板の変形可能な部分だけが撓んで断
面方向に変形するので回路基板の他の部分に撓
みによるひずみを生じさせることもなく強度的
な問題はない。
(4) 回路受にリセツトピンをとり囲むように穴部
もしくはサライ部を設けてあるので、回路基板
の変形可能な部分の根本部と先端部は回路受部
材と回路受とで挾持したとき押え付けられリセ
ツトピンと回路基板との接点圧が十分に確保で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例を示す断面図。第2図は、本
考案を示す断面図。第3図は、本考案を示す平面
図。第4図は、本考案の他の実施例を示す断面
図。 2……回路ブロツク固定ピン、3……バネ部
材、4……ピン、5……リセツトピン、6……回
路基板、7,17……機枠、8……絶縁枠、9,
19,29……回路受、10……回路ブロツクネ
ジピン、11……ネジ、12……回路受座、13
……二番受、A……変形可能な部分、B……穴
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機枠17と、該機枠17の上面に配設される回
    路受部材12,13と、絶縁層6aと銅箔層6b
    が一体に形成されると共に前記銅箔層6b側が前
    記回路受部材12,13に載置される回路基板6
    と、該回路基板6を前記回路受部材12,13に
    固定する回路受19,29とからなり、かつ前記
    機枠17には、絶縁を保つて植立され端部に突出
    部5aを形成したリセツトピン5を有し、前記回
    路基板6にスリツトにより形成され前記リセツト
    ピン5に係合する帯状の変形可能な部分Aを備
    え、前記回路受19,29には前記リセツトピン
    5をとり囲む位置に形成された穴部Bもしくはサ
    ライ部29aとを備え、更に前記リセツトピン5
    の先端は前記回路受部材12,13の回路基板側
    の面より突出させて配設されており、前記変形可
    能な部分Aの根本部6c、先端部6dを各々前記
    回路受部材12,13と回路受19,29により
    挾持した状態で前記変更可能な部分Aの中間部分
    が撓んで前記リセツトピン5と係合することを特
    徴とする電子時計の接続構造。
JP8988080U 1980-06-26 1980-06-26 Expired JPS6227907Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8988080U JPS6227907Y2 (ja) 1980-06-26 1980-06-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8988080U JPS6227907Y2 (ja) 1980-06-26 1980-06-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5717483U JPS5717483U (ja) 1982-01-29
JPS6227907Y2 true JPS6227907Y2 (ja) 1987-07-17

Family

ID=29451901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8988080U Expired JPS6227907Y2 (ja) 1980-06-26 1980-06-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6227907Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5717483U (ja) 1982-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0275178A (ja) 無ハンダ表面取付用カードエッジコネクタ
JPS6227907Y2 (ja)
US4205889A (en) Printed circuit and fastener assemblies, and methods of assembling printed circuits with mounting elements
JPS6322553Y2 (ja)
JPS5887491A (ja) 腕時計内に電池を固定する装置
JPS5810819B2 (ja) 電池の電極接続装置
JPH0219827Y2 (ja)
JPH0746749B2 (ja) 回路基板圧接装置
JPS6334217Y2 (ja)
JP2605438B2 (ja) 大電流プリント配線板
JPS6222864Y2 (ja)
JPH11163573A (ja) 回路装置
JPH0611571Y2 (ja) 電子装置のケース構造
JP2593416Y2 (ja) チップ基板用icソケット
JPS6143267Y2 (ja)
JPH11339903A (ja) 基板取付型コネクタ
JP2001196144A (ja) ランドグリッドアレイパッケージ用ソケット
JP2848361B2 (ja) シールド構造及びシールド方法
JP3330320B2 (ja) フィルム状基板の接続端子
JPS6117430Y2 (ja)
JPH0611591Y2 (ja) カード型電子機器
JP2603084Y2 (ja) コネクタ
JPH0648930Y2 (ja) プリント板の設置構造
JP2600974Y2 (ja) センサー付き電子時計
JPS5850618Y2 (ja) 端子装置