JPH0648930Y2 - プリント板の設置構造 - Google Patents

プリント板の設置構造

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JPH0648930Y2
JPH0648930Y2 JP1989046137U JP4613789U JPH0648930Y2 JP H0648930 Y2 JPH0648930 Y2 JP H0648930Y2 JP 1989046137 U JP1989046137 U JP 1989046137U JP 4613789 U JP4613789 U JP 4613789U JP H0648930 Y2 JPH0648930 Y2 JP H0648930Y2
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JP
Japan
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printed board
ribs
housing
conductive
pair
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Application number
JP1989046137U
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JPH02136378U (ja
Inventor
聡 今井
Original Assignee
株式会社ピーエフユー
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 プリント板の設置構造に関し、 プリント板の筐体に対する電気的な接触状態を改善し、
しかも部品点数を削減し、さらにはプリント板の設置範
囲として余裕を見込むことを目的とし、 プリント板と、導電性の筐体に所定の距離を隔てて立設
した一対のリブと、この一対のリブ間に設けた導電性の
支持部材と、この導電性の支持部材に対向して導電性の
筐体に設けた加圧部材とを有し、プリント板を、導電性
の支持部材上に設置するとともに、筐体の加圧部材によ
って支持部材方向へ押圧してなるプリント板の設置構造
において、前記導電性の支持部材は、一対のリブ間の壁
面に一体に設けられた弾性を有するクランク状の舌片か
らなり、無荷重時において一対のリブの頂面から所定量
突出している。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電子機器等を収納する筐体におけるプリント
板の載置構造の改良に関する。
〔従来の技術〕
一般に、電気回路に従って所定の配線図形が印刷または
加工されたプリント板には、IC,LSI等の半導体部品や抵
抗等が搭載され、所定の筐体内に収納されている。
この場合、筐体に対するプリント板の設置構造として、
例えば第3図に示すものが知られている。
図において、21は樹脂製の板体に金属メッキを施した導
電性のケースからなる筐体で、この筐体21には、所定の
距離を隔てて一対のリブ22,22が立設され、筐体21とと
もに表面に金属メッキが施されている。23はリブ22,22
の間に挿入されたガスケット、24は樹脂製の板体に金属
メッキを施したプリント板である。
25は図示しない筐体に設けられた加圧部材である。
上記の加圧部材25によりプリント板24がガスケット23上
に押圧され、プリント板24はガスケット23を介して筐体
21に設置されている。このようにして、プリント板24が
筐体21に電気的に接触している。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のプリント板の設置構造にあっては、プリント板24
がガスケット23を介して筐体21に設置されているので、
精度不良等の原因でガスケット23とプリント板24の接触
状態が保持されず、プリント板24の筐体21に対する電気
的な接触を確実に保持することができない。
また、プリント板24を筐体21に対して設置するのに、ガ
スケット23という部品を必要としていることから、それ
だけ部品点数が多く、ガスケット23の組立てにも工数が
かかっていた。
ここで、ガスケット23はプリント板24を筐体21から所定
の距離隔てさせるために必要とされている。
本考案は、上述の問題点を解決するためになされたもの
で、その目的は、プリント板の筐体に対する電気的な接
触状態を改善し、しかも部品点数を削減し、さらにはプ
リント板の設置範囲として余裕を見込むことができるプ
リント板の設置構造を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、プリント板と、
導電性の筐体に所定の距離を隔てて立設した一対のリブ
と、この一対のリブ間に設けた導電性の支持部材と、こ
の導電性の支持部材に対向して導電性の筐体に設けた加
圧部材とを有し、プリント板を、導電性の支持部材上に
設置するとともに、筐体の加圧部材によって支持部材方
向へ押圧してなるプリント板の設置構造において、前記
導電性の支持部材は、一対のリブ間の壁面に一体に設け
られた弾性を有するクランク状の舌片からなり、無荷重
時において一対のリブの頂面から所定量突出しているも
のである。
〔作用〕
本考案においては、加圧部材によってプリント板が支持
部材上に押圧されており、この押圧されたプリント板は
支持部材により弾性的に支持されている。従って、支持
部材とプリント板の電気的接触が確実になる。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の実施例について説明する。
第1図,第2図は本考案の実施例に係るプリント板の設
置構造を示す。
図において、1は樹脂製の板体に金属メッキを施した導
電性のケースからなる筐体で、この筐体1には、所定の
距離を隔てて一対のリブ2,2が立設されている。筐体1
には、リブ2,2の間に孔部3が形成されており、この孔
部3の壁面3Aに、クランク状の舌片4からなる支持部材
が設けられ、この舌片4は樹脂製の薄板体の表面上に金
属メッキをしたもので、弾性的性質を有している。ま
た、この舌片4の上面部5には凸状部5Aが形成され、こ
の凸状部5Aはリブ2,2の頂面2Aから所定量突出してい
る。なお、上記のリブ2,2及び舌片4は、筐体1ととも
に金属メッキが施こされ、従って、舌片4は導電性を有
している。
6はプリント板で、樹脂製の板体に金属メッキを施して
あり、所要部分に金属パターンが形成され、両面を電気
的に接続するためのスルーホール7も形成されている。
8は図示しない筐体に設けられた押さえボスからなる加
圧部材である。
上記の加圧部材8によりプリント板6が舌片4の凸状部
5A上に押圧され、プリント板6は舌片4を介して筐体1
に設置され、プリント板6と筐体1とが電気的に接触し
ている。
ここで、プリント板6を設置する際には、加圧部材8を
プリント板6に押圧するが、プリント板6は舌片4の凸
状部5Aに当接し、舌片4を弾性変形させながらさらに押
圧すると、舌片4が撓み、プリント板6が直接リブ2,2
に当接するに至る。この状態からは、舌片4が撓まな
い。もし、リブ2,2が無ければ、プリント板6をどの程
度押圧するか判明せず、ついに舌片4を破損することに
なる。
しかして、本実施例においては、加圧部材8によりプリ
ント板6が舌片4上に押圧されており、この押圧された
プリント板6は舌片4により弾性的に支持されている。
従って、舌片4とプリント板6の電気的接触が確実にな
る。
もし、舌片4が永久変形して撓んでも、この押圧された
プリント板6が舌片4に追従して接触しており、プリン
ト板6と筐体1との電気的接触が損なわれることがな
い。
さらに、舌片4の永久変形が大きくなり、プリント板6
がリブ2,2の頂面2Aに当接するに至った場合には、プリ
ント板6はリブ2,2の頂面2Aと接触するので、プリント
板6と筐体1との電気的接触が損なわれることがない。
以上の如き構成によれば、加圧部材8によってプリント
板6が舌片4上に押圧されており、この押圧されたプリ
ント板6が舌片4により弾性的に支持されている。
従って、舌片4とプリント板6の電気的接触が確実にな
り、プリント板6の筐体1に対する接触状態を常時良好
に保つことができる。
また、プリント板6に確実に接触する舌片4が筐体1に
一体に形成されているので、従来例で述べたガスケット
23が不要になり、部品点数を削減することができる。
さらに、弾性的性質を有する舌片4の凸状部5Aが無荷重
時においてリブ2,2から所定量突出しているので、プリ
ント板6を設置する際、プリント板6の設置範囲とし
て、舌片4が撓んでプリント板6が直接リブ2,2に当接
するまでの接触ストロークlの余裕を見込むことができ
る。なお、これに対して従来においてはガスケット23
(第3図図示)は変形しないので、プリント板24の設置
範囲に余裕を見込むことができない。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、加圧部材によって
プリント板が支持部材上に押圧されており、この押圧さ
れたプリント板が支持部材により弾性的に支持されてい
る。
従って、支持部材とプリント板の電気的接触が確実にな
り、プリント板の筐体に対する接触状態を常時良好に保
つことができる。
また、プリント板に確実に接触する支持部材が筐体に一
体に形成されているので、従来例で述べたガスケットが
不要になり、部品点数を削減することができる。
さらに、弾性的性質を有する支持部材が無荷重時におい
てリブの頂面から所定量突出しているので、プリント板
を設置する際、プリント板の設置範囲として、支持部材
が撓んでプリント板が直接リブの頂面に当接するまでの
接触ストロークの余裕を見込むことができる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るプリント板の設置構造の
断面図、 第2図は第1図のA方向から視たプリント板の設置構造
の断面図、 第3図は従来におけるプリント板の設置構造の断面図で
ある。 1……筐体 2……リブ 2A……頂面 4……舌片 6……プリント板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント板と、導電性の筐体に所定の距離
    を隔てて立設した一対のリブと、この一対のリブ間に設
    けた導電性の支持部材と、この導電性の支持部材に対向
    して導電性の筐体に設けた加圧部材とを有し、プリント
    板を、導電性の支持部材上に設置するとともに、筐体の
    加圧部材によって支持部材方向へ押圧してなるプリント
    板の設置構造において、前記導電性の支持部材は、一対
    のリブ間の壁面に一体に設けられた弾性を有するクラン
    ク状の舌片からなり、無荷重時において一対のリブの頂
    面から所定量突出していることを特徴とするプリント板
    の設置構造。
JP1989046137U 1989-04-19 1989-04-19 プリント板の設置構造 Expired - Lifetime JPH0648930Y2 (ja)

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JP1989046137U JPH0648930Y2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19 プリント板の設置構造

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JP1989046137U JPH0648930Y2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19 プリント板の設置構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02136378U JPH02136378U (ja) 1990-11-14
JPH0648930Y2 true JPH0648930Y2 (ja) 1994-12-12

Family

ID=31560950

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JP1989046137U Expired - Lifetime JPH0648930Y2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19 プリント板の設置構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5517517U (ja) * 1978-07-20 1980-02-04

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JPH02136378U (ja) 1990-11-14

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