JP2590125Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2590125Y2
JP2590125Y2 JP4348492U JP4348492U JP2590125Y2 JP 2590125 Y2 JP2590125 Y2 JP 2590125Y2 JP 4348492 U JP4348492 U JP 4348492U JP 4348492 U JP4348492 U JP 4348492U JP 2590125 Y2 JP2590125 Y2 JP 2590125Y2
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JP
Japan
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contact
fpc
insulator
groove
connector
Prior art date
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JP4348492U
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Inventor
良啓 杉井
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、FPC(フレキシブル
・プリンテェド・サーキット)接続用のコネクタに関
し、特に、プリント回路基板などの表面に実装されるF
PC接続用のコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のFPC接続用のコネクタは、図6
に示すように、一面に大きな溝部21を設けたインシュ
レータ30と、第一の方向Aで溝部21の第一の内側壁
22に沿って挿入されるFPC40と接触する導電性の
コンタクト10とを有している。コンタクト10は、第
一の方向Aを直交する第二の方向BでFPC40に接触
する接触バネ部23と、インシュレータ30の外にのび
た端子部24と、接触バネ部23及び端子部24を接続
しインシュレータ30に保持した保持部25とを有して
いる。接触バネ部23の先端には、第一の内側壁22に
対向してのびている接点部18が形成されている。
【0003】コンタクト10は、導電性の薄板を打ち抜
き加工によって打ち抜いた可撓性の金属材料から形成さ
れており、プリント回路基板のような基板20に端子部
24を半田付けによって接続される。インシュレータ3
0には、保持部25を挟持するように対面方向に突出す
る肉厚状の狭持部31,33が形成されている。これら
の狭持部31,33は保持部25を挟持するとともに、
上方においてFPC40を収容する空間35を画定して
いる。挟持部31の上下方向の寸法は、反対側の挟持部
33の上下方向の寸法より短く設定されている。この結
果、接触バネ部23はFPC40側に押圧された状態と
なり、接触バネ部23がFPC40の導体部(図示せ
ず)に押圧接触する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来のコネ
クタにあっては、基板20に半田接続されるコンタクト
10に可撓性をもたせる構造であったため、コンタクト
10とFPC40との電気的な接触時にコンタクト10
が変位し端子部24に応力が掛かってしまう。
【0005】一般的に、コネクタを基板20に表面実装
するには、基板20に形成されたスルーホールに端子部
を挿入してコネクタを実装するのに比べ、端子部24の
強度が低いことはよく知られているところである。この
ため、コンタクト10の端子部24に応力が掛かると、
半田接続の信頼性が低下し好ましくない。
【0006】それ故に、本考案の課題は、表面実装の端
子部の強度、ひいては信頼性を向上させることのできる
FPC接続用のコネクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、インシ
ュレータと、該インシュレータの一面に設けた溝部と、
第一の方向で該溝部の第一の内側壁に沿って挿入される
FPCに電気的に接触する導電性のコンタクトとを含
み、該コンタクトは、上記溝部に収容される上記FPC
に上記第一の方向を直交する第二の方向で対向する接触
部と、上記インシュレータの外にのびた端子部と、該接
触部及び上記端子部を接続し上記インシュレータに保持
した保持部とを有しているコネクタにおいて、上記第一
の方向で移動するスライダを有し、該スライダは、上記
溝部に上記第一の方向で挿抜可能に挿入される突起部を
有し、上記接触部は上記第一の内側壁に対向している第
二の内側壁に沿って配されており、上記突起部には上記
第二の方向に変位する導電性の接触片を設け、該接触片
は上記溝部に挿入された上記FPCと上記接触部とに第
二の方向で接触させるものであることを特徴とするコネ
クタが得られる。
【0008】
【作用】本考案のコネクタによると、スライダの突起部
を溝部の内部方向に向けて押込むと、接触片は夫々コン
タクトとFPCの導電部とに接触し、コンタクトとFP
Cの導電部とが電気的に接続される。コンタクトとFP
Cをインシュレータの第一及び第二の内側壁に押し付け
るようになって、コンタクトとFPCの導電部との接触
を確実なものにしている。コンタクトはバネ性を付与せ
ず、FPCの導電部とコンタクトとを導通材料からなる
接触片を介在させて相互に導通接触させるので、FPC
を実装する際に、コンタクトの端子部に応力が掛ること
がない。
【0009】
【実施例】図1、図2及び図3は本考案のコネクタの第
1の実施例を示している。
【0010】図1、図2及び図3を参照して、コネクタ
は、一面に大きな溝部7を設けたインシュレータ3と、
第一の方向Aでこの溝部7の第一の内側壁3cに沿って
挿入されるFPC4に接触する導電性のコンタクト1と
を有している。コンタクト1は、第一の方向Aを直交す
る第二の方向BでFPC4に対向する接触部1bと、イ
ンシュレータ3の外にのびた端子部1aと、接触部1b
及び端子部1aを接続しインシュレータ3に保持した保
持部1cとを有している。
【0011】コンタクト1は保持部1cの部分で直角よ
り若干大きい角度にL字型に曲折されている。また、コ
ンタクト1は、インシュレータ3の底面に形成された透
通口3aから第一の内側壁3cに対向している第二の内
側壁3bに沿って上昇するようにインシュレータ3内に
設けられている。さらに、コンタクト1は、FPC4の
導電部(図示せず)の数に対応するように、第一の方向
Aに所定の間隔をおいて設けられている。各コンタクト
1の端子部1aは、夫々が基板2に半田付けされて固定
される。インシュレータ3の第二の内側壁3cには、第
一の内側壁3bと所定の寸法をおいて対面するFPC4
の一方の面が面接触するようになっている。FPC4の
他方の面(インシュレータ3の第一の内側壁3cと面接
触していない方の面)には、各コンタクト1と導通接触
する導電部が設けられている。FPC4とコンタクト1
の間には所定の寸法の間隙が残されている。接触部1b
は第一の内側壁3cに対向している第二の内側壁3bに
沿って配されている。
【0012】また、コネクタには第一の方向Aで移動可
能なスライダ5が設けられている。スライダ5は、溝部
7に第一の方向Aで挿抜可能に挿入される突起部5aを
有している。突起部5aには第二の方向Bに弾性変位す
る導電性の接触片6が設けられている。接触片6は溝部
7に収容されているFPC4と接触部1bとを互いに第
二の方向Bで接触させるものである。即ち、突起部5a
の先端には略V字状の接触片6があてがわれている。接
触片6の中間部分には第二の方向Bで互いに反対方向に
突き出すように曲げられた接点部6aが形成されてい
る。また、接触片6は各接触部1bと各導電部とを接点
部6aによって接触させ各コンタクト1とFPC4とを
電気的に導通接続させる。
【0013】今、図1の状態から、スライダ5の突起部
5aを溝部7の内部方向に向けて押込むと、図2に示す
ように、各接触片6は夫々コンタクト1とFPC4の導
電部とに接触し、コンタクト1とFPCの導電部とが電
気的に接続される。接触片6の略V字角度は大きめに設
定してあり、コンタクト1とFPC4との間に圧縮する
ようにして圧入される格好となっており、コンタクト1
とFPC4をインシュレータ3の第一及び第二の内側壁
3b,3cに押し付けるようになって、コンタクト1と
FPCの導電部との接触を確実なものにしている。
【0014】図4及び図5は、本考案のコネクタの第2
の実施例を示している。
【0015】上述した第1の実施例においては、接触片
6をスライダ5の突起部5aの先端に装着するようにし
た。この第2の実施例においては、図4及び図5に示す
ように、スライダ5の突起部5aにコンタクト1の接触
部1bとFPC4側とを貫通する貫通孔9を形成してお
く。そして、この貫通孔9にU字状の接触片8を上向き
にした状態で挿通しておく。接触片8は突起部5aの両
面から外側に突出し、コンタクト1の接触部1bとFP
C4の導電部に接触するようになっている。
【0016】なお、この接触片8の形状はU字状のもの
に限定されるものではなく、略V字状のものであって
も、また、これに代る他の形状であっても良いことはい
うまでもない。
【0017】
【考案の効果】以上、実施例によって説明したように、
突起部には第二の方向に変位する導電性の接触片を設
け、接触片は溝部に挿入されたFPCと上記接触部とに
第二の方向で接触させるものであり、コンタクトがバネ
性を有しておらず、インシュレータの壁面に対向してお
り、コンタクトとFPCとの電気的な導通接続が接触片
を介して行うため、コンタクトを基板へ半田付けしても
端子部に応力が掛ることがなく、コンタクトの端子部の
信頼性が低下することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコネクタの第1の実施例を示し、接触
片の挿入時の状態を示す断面図である。
【図2】図1の接触片の挿入時の状態からコンタクトと
FPCとを電気的に接続した状態を示す断面図である。
【図3】図1のコネクタの正面図である。
【図4】本考案のコネクタの第2の実施例を示し、接触
片の挿入時の状態を示す断面図である。図3の
【図5】図4の接触片の挿入時の状態からコンタクトと
FPCとを電気的に接続した状態を示す断面図である。
【図6】従来のコネクタを示し、コンタクトとFPCと
を電気的に接続した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1,10 コンタクト 2.20 基板 3,30 インシュレータ 4,40 FPC 5 スライダ 5a 突起部 6,8 接触片 1a,24 端子部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インシュレータと、該インシュレータの
    一面に設けた溝部と、第一の方向で該溝部の第一の内側
    壁に沿って挿入されるFPCに電気的に接触する導電性
    のコンタクトとを含み、該コンタクトは、上記溝部に収
    容される上記FPCに上記第一の方向を直交する第二の
    方向で対向する接触部と、上記インシュレータの外にの
    びた端子部と、該接触部及び上記端子部を接続し上記イ
    ンシュレータに保持した保持部とを有しているコネクタ
    において、上記第一の方向で移動するスライダを有し、
    該スライダは、上記溝部に上記第一の方向で挿抜可能に
    挿入される突起部を有し、上記接触部は上記第一の内側
    壁に対向している第二の内側壁に沿って配されており、
    上記突起部には上記第二の方向に変位する導電性の接触
    片を設け、該接触片は上記溝部に挿入された上記FPC
    と上記接触部とに第二の方向で接触させるものであるこ
    とを特徴とするコネクタ。
JP4348492U 1992-06-23 1992-06-23 コネクタ Expired - Lifetime JP2590125Y2 (ja)

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JPH065162U JPH065162U (ja) 1994-01-21
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