JPH065162U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH065162U
JPH065162U JP4348492U JP4348492U JPH065162U JP H065162 U JPH065162 U JP H065162U JP 4348492 U JP4348492 U JP 4348492U JP 4348492 U JP4348492 U JP 4348492U JP H065162 U JPH065162 U JP H065162U
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Japan
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insulator
groove
connector
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表面実装の端子部の強度、ひいては信頼性を向
上させることのできること。 【構成】基板2に半田接続されるコンタクト1と、該コ
ンタクト1の保持部1cを保持するとともにFPC4の
導電部を収容する溝部7を形成したインシュレータ3
と、上記コンタクト1とFPC4との間を接触片6を持
って電気的接触させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、FPC(フレキシブル・プリンテェド・サーキット)接続用のコネ クタに関し、特に、プリント回路基板などの表面に実装されるFPC接続用のコ ネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のFPC接続用のコネクタは、図6に示すように、一面に大きな溝部21 を設けたインシュレータ30と、第一の方向Aで溝部21の第一の内側壁22に 沿って挿入されるFPC40と接触する導電性のコンタクト10とを有している 。コンタクト10は、第一の方向Aを直交する第二の方向BでFPC40に接触 する接触バネ部23と、インシュレータ30の外にのびた端子部24と、接触バ ネ部23及び端子部24を接続しインシュレータ30に保持した保持部25とを 有している。接触バネ部23の先端には、第一の内側壁22に対向してのびてい る接点部18が形成されている。
【0003】 コンタクト10は、導電性の薄板を打ち抜き加工によって打ち抜いた可撓性の 金属材料から形成されており、プリント回路基板のような基板20に端子部24 を半田付けによって接続される。インシュレータ30には、保持部25を挟持す るように対面方向に突出する肉厚状の狭持部31,33が形成されている。これ らの狭持部31,33は保持部25を挟持するとともに、上方においてFPC4 0を収容する空間35を画定している。挟持部31の上下方向の寸法は、反対側 の挟持部33の上下方向の寸法より短く設定されている。この結果、接触バネ部 23はFPC40側に押圧された状態となり、接触バネ部23がFPC40の導 体部(図示せず)に押圧接触する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のコネクタにあっては、基板20に半田接続されるコンタクト 10に可撓性をもたせる構造であったため、コンタクト10とFPC40との電 気的な接触時にコンタクト10が変位し端子部24に応力が掛かってしまう。
【0005】 一般的に、コネクタを基板20に表面実装するには、基板20に形成されたス ルーホールに端子部を挿入してコネクタを実装するのに比べ、端子部24の強度 が低いことはよく知られているところである。このため、コンタクト10の端子 部24に応力が掛かると、半田接続の信頼性が低下し好ましくない。
【0006】 それ故に、本考案の課題は、表面実装の端子部の強度、ひいては信頼性を向上 させることのできるFPC接続用のコネクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、インシュレータと、該インシュレータの一面に設けた溝部と 、第一の方向で該溝部の第一の内側壁に沿って挿入されるFPCに電気的に接触 する導電性のコンタクトとを含み、該コンタクトは、上記溝部に収容される上記 FPCに上記第一の方向を直交する第二の方向で対向する接触部と、上記インシ ュレータの外にのびた端子部と、該接触部及び上記端子部を接続し上記インシュ レータに保持した保持部とを有しているコネクタにおいて、上記第一の方向で移 動するスライダを有し、該スライダは、上記溝部に上記第一の方向で挿抜可能に 挿入される突起部を有し、上記接触部は上記第一の内側壁に対向している第二の 内側壁に沿って配されており、上記突起部には上記第二の方向に変位する導電性 の接触片を設け、該接触片は上記溝部に挿入された上記FPCと上記接触部とに 第二の方向で接触させるものであることを特徴とするコネクタが得られる。
【0008】
【作用】
本考案のコネクタによると、スライダの突起部を溝部の内部方向に向けて押込 むと、接触片は夫々コンタクトとFPCの導電部とに接触し、コンタクトとFP Cの導電部とが電気的に接続される。コンタクトとFPCをインシュレータの第 一及び第二の内側壁に押し付けるようになって、コンタクトとFPCの導電部と の接触を確実なものにしている。コンタクトはバネ性を付与せず、FPCの導電 部とコンタクトとを導通材料からなる接触片を介在させて相互に導通接触させる ので、FPCを実装する際に、コンタクトの端子部に応力が掛ることがない。
【0009】
【実施例】
図1、図2及び図3は本考案のコネクタの第1の実施例を示している。
【0010】 図1、図2及び図3を参照して、コネクタは、一面に大きな溝部7を設けたイ ンシュレータ3と、第一の方向Aでこの溝部7の第一の内側壁3cに沿って挿入 されるFPC4に接触する導電性のコンタクト1とを有している。コンタクト1 は、第一の方向Aを直交する第二の方向BでFPC4に対向する接触部1bと、 インシュレータ3の外にのびた端子部1aと、接触部1b及び端子部1aを接続 しインシュレータ3に保持した保持部1cとを有している。
【0011】 コンタクト1は保持部1cの部分で直角より若干大きい角度にL字型に曲折さ れている。また、コンタクト1は、インシュレータ3の底面に形成された透通口 3aから第一の内側壁3cに対向している第二の内側壁3bに沿って上昇するよ うにインシュレータ3内に設けられている。さらに、コンタクト1は、FPC4 の導電部(図示せず)の数に対応するように、第一の方向Aに所定の間隔をおい て設けられている。各コンタクト1の端子部1aは、夫々が基板2に半田付けさ れて固定される。インシュレータ3の第二の内側壁3cには、第一の内側壁3b と所定の寸法をおいて対面するFPC4の一方の面が面接触するようになってい る。FPC4の他方の面(インシュレータ3の第一の内側壁3cと面接触してい ない方の面)には、各コンタクト1と導通接触する導電部が設けられている。F PC4とコンタクト1の間には所定の寸法の間隙が残されている。接触部1bは 第一の内側壁3cに対向している第二の内側壁3bに沿って配されている。
【0012】 また、コネクタには第一の方向Aで移動可能なスライダ5が設けられている。 スライダ5は、溝部7に第一の方向Aで挿抜可能に挿入される突起部5aを有し ている。突起部5aには第二の方向Bに弾性変位する導電性の接触片6が設けら れている。接触片6は溝部7に収容されているFPC4と接触部1bとを互いに 第二の方向Bで接触させるものである。即ち、突起部5aの先端には略V字状の 接触片6があてがわれている。接触片6の中間部分には第二の方向Bで互いに反 対方向に突き出すように曲げられた接点部6aが形成されている。また、接触片 6は各接触部1bと各導電部とを接点部6aによって接触させ各コンタクト1と FPC4とを電気的に導通接続させる。
【0013】 今、図1の状態から、スライダ5の突起部5aを溝部7の内部方向に向けて押 込むと、図2に示すように、各接触片6は夫々コンタクト1とFPC4の導電部 とに接触し、コンタクト1とFPCの導電部とが電気的に接続される。接触片6 の略V字角度は大きめに設定してあり、コンタクト1とFPC4との間に圧縮す るようにして圧入される格好となっており、コンタクト1とFPC4をインシュ レータ3の第一及び第二の内側壁3b,3cに押し付けるようになって、コンタ クト1とFPCの導電部との接触を確実なものにしている。
【0014】 図4及び図5は、本考案のコネクタの第2の実施例を示している。
【0015】 上述した第1の実施例においては、接触片6をスライダ5の突起部5aの先端 に装着するようにした。この第2の実施例においては、図4及び図5に示すよう に、スライダ5の突起部5aにコンタクト1の接触部1bとFPC4側とを貫通 する貫通孔9を形成しておく。そして、この貫通孔9にU字状の接触片8を上向 きにした状態で挿通しておく。接触片8は突起部5aの両面から外側に突出し、 コンタクト1の接触部1bとFPC4の導電部に接触するようになっている。
【0016】 なお、この接触片8の形状はU字状のものに限定されるものではなく、略V字 状のものであっても、また、これに代る他の形状であっても良いことはいうまで もない。
【0017】
【考案の効果】
以上、実施例によって説明したように、突起部には第二の方向に変位する導電 性の接触片を設け、接触片は溝部に挿入されたFPCと上記接触部とに第二の方 向で接触させるものであり、コンタクトがバネ性を有しておらず、インシュレー タの壁面に対向しており、コンタクトとFPCとの電気的な導通接続が接触片を 介して行うため、コンタクトを基板へ半田付けしても端子部に応力が掛ることが なく、コンタクトの端子部の信頼性が低下することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコネクタの第1の実施例を示し、接触
片の挿入時の状態を示す断面図である。
【図2】図1の接触片の挿入時の状態からコンタクトと
FPCとを電気的に接続した状態を示す断面図である。
【図3】図1のコネクタの正面図である。
【図4】本考案のコネクタの第2の実施例を示し、接触
片の挿入時の状態を示す断面図である。図3の
【図5】図4の接触片の挿入時の状態からコンタクトと
FPCとを電気的に接続した状態を示す断面図である。
【図6】従来のコネクタを示し、コンタクトとFPCと
を電気的に接続した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1,10 コンタクト 2.20 基板 3,30 インシュレータ 4,40 FPC 5 スライダ 5a 突起部 6,8 接触片 1a,24 端子部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インシュレータと、該インシュレータの
    一面に設けた溝部と、第一の方向で該溝部の第一の内側
    壁に沿って挿入されるFPCに電気的に接触する導電性
    のコンタクトとを含み、該コンタクトは、上記溝部に収
    容される上記FPCに上記第一の方向を直交する第二の
    方向で対向する接触部と、上記インシュレータの外にの
    びた端子部と、該接触部及び上記端子部を接続し上記イ
    ンシュレータに保持した保持部とを有しているコネクタ
    において、上記第一の方向で移動するスライダを有し、
    該スライダは、上記溝部に上記第一の方向で挿抜可能に
    挿入される突起部を有し、上記接触部は上記第一の内側
    壁に対向している第二の内側壁に沿って配されており、
    上記突起部には上記第二の方向に変位する導電性の接触
    片を設け、該接触片は上記溝部に挿入された上記FPC
    と上記接触部とに第二の方向で接触させるものであるこ
    とを特徴とするコネクタ。
JP4348492U 1992-06-23 1992-06-23 コネクタ Expired - Lifetime JP2590125Y2 (ja)

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