JPS6334217Y2 - - Google Patents

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JPS6334217Y2
JPS6334217Y2 JP1982140590U JP14059082U JPS6334217Y2 JP S6334217 Y2 JPS6334217 Y2 JP S6334217Y2 JP 1982140590 U JP1982140590 U JP 1982140590U JP 14059082 U JP14059082 U JP 14059082U JP S6334217 Y2 JPS6334217 Y2 JP S6334217Y2
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JP
Japan
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circuit board
connector
coil spring
diameter coil
small diameter
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JP1982140590U
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JPS5945866U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコイルスプリングを利用したコネク
タに関するものである。
例えば電子腕時計の時計モジユールにおいて、
回路基板の下側に位置する電池接触用電極板等の
部品と回路基板上面に形成された配線の端子とを
電気的に接続する場合、一般には、次のようなコ
ネクタが用いられている。
すなわち、第1図において、図中1a,1aは
合成樹脂製のハウジング、2は回路基板、3は回
路基板2に取付けられたLSI、4は表示パネル
(例えば液晶表示パネル)、5は表示パネル押え、
6は回路基板2上のリード7と表示パネル4の端
子(図示せず)とを接続するインタコネクタ、8
は回路基板2の下側に収納された電池、9,9は
前記電池8の電極面に接触する金属製の電極板で
あり、この電極板9,9は下部ハウジング1bの
上面と回路基板2の下面との間に挾持されてい
る。そして、前記電極板9と回路基板上面の端子
14とを接続するコネクタは、回路基板2に設け
た貫通孔10に挿通され下端において電極板9に
弾接するコイルスプリング11と、上部ハウジン
グ1aの下面に設けた凹部12内に嵌め込まれて
前記コイルスプリング11の上端を受けると共に
端部において回路基板上面の端子14に弾接する
板バネ片13との二部品からなつている。
しかしながら、上記従来のコネクタは、コイル
スプリング11と板バネ片13との二部品によつ
て電極板9と回路基板上面の端子14とを接続す
るものであるために、時計モジユールへの組み込
みに際して板バネ片13及びコイルスプリング1
1を個々に組み込まなければならず、特に板バネ
片13は、非常に小さな部品であつて、凹部12
内への嵌め込みが面倒であるから、時計モジユー
ルへの組み込み作業に時間がかかるという欠点を
もつていた。しかも、上記従来のコネクタは、コ
イルスプリング11と板バネ片13との接触部が
大きな電気抵抗をもつているために、電力ロスが
大きいという欠点もあつた。
この考案は、上記のような実情にかんがみてな
されたものであつて、その目的とするところは、
回路基板の一面に形成された端子と前記回路基板
の他面側に位置する部品とを電気的に接続するた
めのコネクタとして、従来の二部品からなるコネ
クタに比べて組み込みを簡単に作業性良く行なう
ことができると共に、電力ロスもほとんどないも
のを提供することにある。
すなわち、この考案のコネクタは、回路基板に
設けた貫通孔に挿通される小径コイルスプリング
部と、この小径コイルスプリング部を形成する鋼
線を小径コイルスプリング部の一端から折り返え
して小径コイルスプリング部の外囲に巻回するこ
とにより形成された大径コイルスプリング部とか
らなるものであつて、小径コイルスプリング部を
回路基板の貫通孔に挿通することにより、回路基
板の一面に形成された端子に大径コイルスプリン
グ部を弾接させ、回路基板の他面側に位置する部
品に小径コイルスプリング部を弾接させて使用さ
れるものである。
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
第2図はこの考案のコネクタによつて回路基板
2の下面側に位置する電池接触用電極板9と回路
基板上面の端子14,14とを電気的に接続した
電子腕時計用の時計モジユールを示しており、第
3図は第2図のコネクタ組み込み部の詳細を示
し、また第4図はこの考案のコネクタの一例を示
している。なお、第2図に示す時計モジユール
は、コネクタ組み込み部を除けば第1図に示した
時計モジユールと変わるところはないから、図に
同符号を付してその説明を省略する。
まず、第4図に示すコネクタについて説明する
と、このコネクタは、小径コイルスプリング部A
と、この小径コイルスプリング部Aを形成する鋼
線を小径コイルスプリング部Aの上端から折り返
えして小径コイルスプリング部Aの外囲に巻回す
ることによつて形成された大径コイルスプリング
部Bとからなるもので、前記小径コイルスプリン
グ部Aと大径コイルスプリング部Bとは、互いに
干渉しあうことなく個々に伸縮するようになつて
いる。
一方、第2図及び第3図において、10は回路
基板2に回路基板下の電池接触用電極板9の位置
に合わせて設けられた貫通孔であり、この貫通孔
10は前記コネクタの小径コイルスプリング部A
よりは大径でかつ大径コイルスプリング部Bより
は小径となつており、さらに回路基板上面の電極
板接続用端子14は、前記貫通孔10の孔縁近く
に形成されている。また、15は上部ハウジング
1aの下面に前記貫通孔10と対向させて形成さ
れた凹部であり、この凹部15は前記コネクタの
大径コイルスプリング部Bよりも大径となつてお
り、この凹部15の上面は前記コネクタの上端を
受けるコネクタ受け部16となつており、さらに
このコネクタ受け部の中央には、前記コネクタの
小径コイルスプリング部A内に挿入されるコネク
タ支えピン17が前記回路基板に設けた貫通孔の
内部まで長く突設されている。
しかして、前記コネクタは、その小径コイルス
プリング部Aを回路基板2の貫通孔10に挿通
し、かつ小径コイルスプリング部Aの上端部及び
その外囲の大径コイルスプリング部Bを上部ハウ
ジング1aの凹部15に挿入すると共に、前記小
径コイルスプリング部Aを前記電極板9とコネク
タ受け部16との間に圧縮状態で挾持させ、大径
コイルスプリング部Bを前記コネクタ受け部16
と回路基板2の上面との間に圧縮状態で挾持させ
た状態で時計モジユールに組み込まれ、小径コイ
ルスプリング部Aの下端において前記電極板9に
弾接し、大径コイルスプリング部Bの下端におい
て回路基板2の上面の電極板接続用端子14に弾
接して、前記電極板9と回路基板上面の端子14
とを電気的に接続している。このコネクタの組み
込みは、時計モジユールの組み立てにおいて、上
部ハウジング1aの凹部15にコネクタの上端部
を挿入した後に回路基板2を上部ハウジング1a
に嵌め込むことによつて行なわれる。なお、この
作業は上部ハウジング1aの下面を上に向けた状
態で行なわれる。また、この場合、前記凹部15
へのコネクタ端部の挿入はコネクタ支えピン17
に案内させて簡単に行なうことができるし、また
前記コネクタ支えピン17があるためにコネクタ
が倒れることはないから、コネクタの小径コイル
スプリング部Aを回路基板2の貫通孔10に挿入
させる作業も容易に行なうことができる。
そして、前記コネクタは、1本の鋼線からなる
一体品であるから、従来の二部品からなるコネク
タに比べて組み込み作業の手間を半減させること
ができ、従つて組み込みを簡単に行なうことがで
きるし、しかもこのコネクタは一体品であつて二
部品からなる従来のコネクタのような大きな電気
抵抗をもつ接触部がコネクタ中にないから、電力
ロスもほとんどない。また、このコネクタは、小
径コイルスプリング部Aと大径コイルスプリング
部Bとが互いに干渉しあうことなく個々に伸縮す
るから、電極板9を取り付けた下部ハウジング1
bを上部ハウジング1aに嵌合することによつて
小径コイルスプリング部Aが圧縮されても、大径
コイルスプリング部Bが回路基板上面の端子から
離れることはない。
なお、上記実施例では時計モジユールにおける
回路基板2下の電池接触用電極板9と回路基板2
上面の端子14とを接続する場合について説明し
たが、この考案のコネクタは、電子時計や電卓そ
の他の各種電子機器における回路基板の一面に形
成された端子と前記回路基板の他面側に位置する
部品とを電気的に接続するコネクタとして広く使
用することができる。すなわち、第5図は、裏蓋
21に圧電素子22を貼り付けて圧電素子22に
より裏蓋21を振動させて報音するようにした電
子腕時計の報音装置であり、前記圧電素子22と
回路基板23上面の端子24との電気的接続にこ
の考案のコネクタを使用した例を示しており、コ
ネクタの小径コイルスプリング部Aは、回路基板
23に設けた貫通孔25に挿通されてモジユール
ハウジング26に形成したコネクタ受け部27と
前記圧電素子22との間に圧縮状態で挾持され、
大径コイルスプリング部Bは前記コネクタ受け部
27と回路基板23の上面の端子24との間に圧
縮状態で挾持されている。なお、第5図におい
て、図中28はコネクタ支えピンであり、また2
0は時計ケース、31は時計ガラス、32は表示
パネル、33はインタコネクタ、34はLSIであ
る。
この考案のコネクタは上記のようなものである
から、従来の二部品からなるコネクタに比べて組
み込みを簡単に作業性良く行なうことができる
し、また電力ロスもほとんどないという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコネクタを用いて電池接触用電
極板と回路基板面の端子とを接続した時計モジユ
ールの断面図、第2図はこの考案のコネクタを用
いて電池接触用電極板と回路基板面の端子とを接
続した時計モジユールの断面図、第3図は第2図
のコネクタ組み込み部の拡大図、第4図はこの考
案のコネクタの一例を示す側面図、第5図はこの
考案のコネクタを用いて裏蓋面の圧電素子と回路
基板面の端子とを接続した電子腕時計の断面図で
ある。 A……小径コイルスプリング部、B……大径コ
イルスプリング部、2,23……回路基板、9…
…電池接触用電極板、22……圧電素子、10,
25……貫通孔、14,24……端子、16,2
7……コネクタ受け部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回路基板の一面に形成された端子と前記回路基
    板の他面側に位置する部品とを電気的に接続する
    コネクタであつて、前記回路基板に設けられた貫
    通孔に挿通されて前記部品と前記回路基板の一面
    側に位置するコネクタ受け部との間に圧縮状態で
    挾持される小径コイルスプリング部と、この小径
    コイルスプリング部を形成する鋼線を小径コイル
    スプリング部の一端から折り返えして小径コイル
    スプリング部の外囲に巻回することにより形成さ
    れ前記コネクタ受け部と回路基板の一面に形成さ
    れた前記端子との間に圧縮状態で挾持される大径
    コイルスプリング部とからなるコネクタ。
JP14059082U 1982-09-17 1982-09-17 コネクタ Granted JPS5945866U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14059082U JPS5945866U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14059082U JPS5945866U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5945866U JPS5945866U (ja) 1984-03-27
JPS6334217Y2 true JPS6334217Y2 (ja) 1988-09-12

Family

ID=30314712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14059082U Granted JPS5945866U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 コネクタ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4651008B2 (ja) * 2005-02-01 2011-03-16 シチズン電子株式会社 発光ダイオード
JP5008414B2 (ja) * 2007-02-13 2012-08-22 アルプス電気株式会社 レンズ駆動装置
JP2018181593A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 株式会社ニックス 導通固定ピン及びこれを用いた導通固定方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530773A (en) * 1978-08-25 1980-03-04 Fujitsu Ltd Input and output control unit

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JPS5530773A (en) * 1978-08-25 1980-03-04 Fujitsu Ltd Input and output control unit

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JPS5945866U (ja) 1984-03-27

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