JPH05336710A - モータの製造方法 - Google Patents
モータの製造方法Info
- Publication number
- JPH05336710A JPH05336710A JP16354092A JP16354092A JPH05336710A JP H05336710 A JPH05336710 A JP H05336710A JP 16354092 A JP16354092 A JP 16354092A JP 16354092 A JP16354092 A JP 16354092A JP H05336710 A JPH05336710 A JP H05336710A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator core
- laminated steel
- bracket
- flange
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステータ鉄心とフランジおよびブラケットの
組付けを容易に行なうことにある。 【構成】 成層鋼板5を積層してステータ鉄心2を形成
し、このステータ鉄心2の片面にフランジ3を、他面に
ブラケット4を組付けて形成するモータの製造方法であ
って、上記成層鋼板5のプレス加工に際して一部の成層
鋼板5′の外周部に切欠き8を形成し、この切欠き8を
形成した成層鋼板5′が少なくとも1枚以上両面に配置
されるようにして上記ステータ鉄心2を形成し、このス
テータ鉄心2の両面の切欠部8aに係合する突起部3
a,4aを上記フランジ3およびブラケット4の片面に
形成したことにある。
組付けを容易に行なうことにある。 【構成】 成層鋼板5を積層してステータ鉄心2を形成
し、このステータ鉄心2の片面にフランジ3を、他面に
ブラケット4を組付けて形成するモータの製造方法であ
って、上記成層鋼板5のプレス加工に際して一部の成層
鋼板5′の外周部に切欠き8を形成し、この切欠き8を
形成した成層鋼板5′が少なくとも1枚以上両面に配置
されるようにして上記ステータ鉄心2を形成し、このス
テータ鉄心2の両面の切欠部8aに係合する突起部3
a,4aを上記フランジ3およびブラケット4の片面に
形成したことにある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組付性能の向上を図り
得るモータの製造方法に関する。
得るモータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】モータの製造方法には、図6に示すよう
に成層鋼板を積層してステータ鉄心100を形成し、こ
のステータ鉄心100の片面にフランジ101を、他面
にブラケット102を組付けて形成する方法がある。ス
テータ鉄心100を構成する成層鋼板103は、図7に
示すように、プレス成形によって打ち抜かれたもので、
内周縁に突極104を設け、板面コーナ部にはボルト穴
105が穿設されている。
に成層鋼板を積層してステータ鉄心100を形成し、こ
のステータ鉄心100の片面にフランジ101を、他面
にブラケット102を組付けて形成する方法がある。ス
テータ鉄心100を構成する成層鋼板103は、図7に
示すように、プレス成形によって打ち抜かれたもので、
内周縁に突極104を設け、板面コーナ部にはボルト穴
105が穿設されている。
【0003】この成層鋼板103を積層して形成したス
テータ鉄心100とフランジ101およびブラケット1
02をボルト(図示せず)によって締結して一体に組付
けている。
テータ鉄心100とフランジ101およびブラケット1
02をボルト(図示せず)によって締結して一体に組付
けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステー
タ鉄心100とフランジ101およびブラケット102
を組付ける際に、ボルトを通すための穴の位置合わせお
よびボールベアリング穴,ロータ(回転子)とステータ
鉄心内径の同軸度合わせが困難で、組立作業が煩雑とな
っていた。
タ鉄心100とフランジ101およびブラケット102
を組付ける際に、ボルトを通すための穴の位置合わせお
よびボールベアリング穴,ロータ(回転子)とステータ
鉄心内径の同軸度合わせが困難で、組立作業が煩雑とな
っていた。
【0005】本発明は上記課題を解決し、組立作業を効
率的に行なうことができるモータの製造方法を提供する
ことを目的とする。
率的に行なうことができるモータの製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、成層鋼板を積層してステータ鉄心を形成し、
このステータ鉄心の片面にフランジを、他面にブラケッ
トを組付けて形成するモータの製造方法において、上記
成層鋼板のプレス加工に際して一部の成層鋼板の外周部
に切欠きを形成し、この切欠きを形成した成層鋼板が少
なくとも1枚以上両面に配置されるようにして上記ステ
ータ鉄心を形成し、このステータ鉄心の両面の切欠部に
係合する突起部を上記フランジおよびブラケットの片面
に形成したことにある。
するため、成層鋼板を積層してステータ鉄心を形成し、
このステータ鉄心の片面にフランジを、他面にブラケッ
トを組付けて形成するモータの製造方法において、上記
成層鋼板のプレス加工に際して一部の成層鋼板の外周部
に切欠きを形成し、この切欠きを形成した成層鋼板が少
なくとも1枚以上両面に配置されるようにして上記ステ
ータ鉄心を形成し、このステータ鉄心の両面の切欠部に
係合する突起部を上記フランジおよびブラケットの片面
に形成したことにある。
【0007】
【作用】プレス加工に際して一部の成層鋼板の外周部に
切欠部を形成する。次に金型内で、切欠部を形成した成
層鋼板を少なくとも1枚以上切欠部を形成していない成
層鋼板の両側にそれぞれ配置して、ステータ鉄心を形成
する。一方、ステータ鉄心の両面に配置されるフランジ
およびブラケットの突起部を上記切欠部に係合させて組
付ける。
切欠部を形成する。次に金型内で、切欠部を形成した成
層鋼板を少なくとも1枚以上切欠部を形成していない成
層鋼板の両側にそれぞれ配置して、ステータ鉄心を形成
する。一方、ステータ鉄心の両面に配置されるフランジ
およびブラケットの突起部を上記切欠部に係合させて組
付ける。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1はモータを示したもので、外側の
ハウジング1をステータ鉄心2とフランジ3およびブラ
ケット4で構成している。
詳細に説明する。図1はモータを示したもので、外側の
ハウジング1をステータ鉄心2とフランジ3およびブラ
ケット4で構成している。
【0009】ステータ鉄心2は図2および図3に示すよ
うに、プレス加工によって打ち抜かれた成層鋼板5を多
数積層して形成したものである。成層鋼板5は板面にボ
ルト穴6と内周縁に突極7を形成したものである。ステ
ータ鉄心2の両端部を構成する少なくとも1枚以上の成
層鋼板5′はプレス成形時に、図4に示すように、コー
ナ部に切欠き8を形成してある。この切欠き8によって
ステータ鉄心2の両端コーナ部に切欠部8aが形成され
る。
うに、プレス加工によって打ち抜かれた成層鋼板5を多
数積層して形成したものである。成層鋼板5は板面にボ
ルト穴6と内周縁に突極7を形成したものである。ステ
ータ鉄心2の両端部を構成する少なくとも1枚以上の成
層鋼板5′はプレス成形時に、図4に示すように、コー
ナ部に切欠き8を形成してある。この切欠き8によって
ステータ鉄心2の両端コーナ部に切欠部8aが形成され
る。
【0010】フランジ3およびブラケット4には、上記
ステータ鉄心2の切欠部8aに係合する突起部3a,4
aが突設されている。
ステータ鉄心2の切欠部8aに係合する突起部3a,4
aが突設されている。
【0011】次に、モータの製造方法を説明する。プレ
ス加工によって鋼板を打ち抜いて成層鋼板5を形成す
る。一部の成層鋼板5′には外周部、図示例ではコーナ
部に切欠き8を形成する。そして、金型内で、切欠き8
のない成層鋼板5を多数積層し、その両面に切欠き8を
形成した成層鋼板5′を少なくとも1枚以上積層してカ
シメて一体化し、ステータ鉄心2を形成する。なお、金
型から取り出して溶接によって成層鋼板5,5′を積層
してもよい。次に、ステータ鉄心2の片側にフランジ3
を、他側にブラケット4を配置し、フランジ3およびブ
ラケット4の突起部3a,4aをステータ鉄心2の切欠
部8aに係合させる。こうして、ボルトによってフラン
ジ3およびブラケット4をステータ鉄心2に一体に組付
け、モータのハウジング1を形成する。
ス加工によって鋼板を打ち抜いて成層鋼板5を形成す
る。一部の成層鋼板5′には外周部、図示例ではコーナ
部に切欠き8を形成する。そして、金型内で、切欠き8
のない成層鋼板5を多数積層し、その両面に切欠き8を
形成した成層鋼板5′を少なくとも1枚以上積層してカ
シメて一体化し、ステータ鉄心2を形成する。なお、金
型から取り出して溶接によって成層鋼板5,5′を積層
してもよい。次に、ステータ鉄心2の片側にフランジ3
を、他側にブラケット4を配置し、フランジ3およびブ
ラケット4の突起部3a,4aをステータ鉄心2の切欠
部8aに係合させる。こうして、ボルトによってフラン
ジ3およびブラケット4をステータ鉄心2に一体に組付
け、モータのハウジング1を形成する。
【0012】なお、成層鋼板5′の切欠き8の少なく共
1個所に、図4に示すように、係止部9を突設すること
により、フランジ3およびブラケット4の突起部3a,
4aを係止して回り止めとすることができる。
1個所に、図4に示すように、係止部9を突設すること
により、フランジ3およびブラケット4の突起部3a,
4aを係止して回り止めとすることができる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるモータ
の製造方法によれば、次のような効果を奏することがで
きる。成層鋼板を積層してステータ鉄心を形成し、この
ステータ鉄心の片面にフランジを、他面にブラケットを
組付けて形成するモータの製造方法において、上記成層
鋼板のプレス加工に際して一部の成層鋼板の外周部に切
欠きを形成し、この切欠きを形成した成層鋼板が少なく
とも1枚以上両面に配置されるようにして上記ステータ
鉄心を形成し、このステータ鉄心の両面の切欠部に係合
する突起部を上記フランジおよびブラケットの片面に形
成したので、組立時の位置決めが容易で、組付作業の能
率を向上することができる。
の製造方法によれば、次のような効果を奏することがで
きる。成層鋼板を積層してステータ鉄心を形成し、この
ステータ鉄心の片面にフランジを、他面にブラケットを
組付けて形成するモータの製造方法において、上記成層
鋼板のプレス加工に際して一部の成層鋼板の外周部に切
欠きを形成し、この切欠きを形成した成層鋼板が少なく
とも1枚以上両面に配置されるようにして上記ステータ
鉄心を形成し、このステータ鉄心の両面の切欠部に係合
する突起部を上記フランジおよびブラケットの片面に形
成したので、組立時の位置決めが容易で、組付作業の能
率を向上することができる。
【図1】モータの組立状態を示す概念図である。
【図2】ステータ鉄心を示す正面図である。
【図3】図2の矢視概念図である。
【図4】成層鋼板を示す正面図である。
【図5】本発明の他の実施例による成層鋼板を示す正面
図である。
図である。
【図6】従来のモータの組立状態を示す概念図である。
【図7】従来のステータ鉄心を示す正面図である。
1 ハウジング 2 ステータ鉄心 3 フランジ 4 ブラケット 5,5′ 成層鋼板 8 切欠き 3a,4a 突起部 8a 切欠部
Claims (1)
- 【請求項1】 成層鋼板を積層してステータ鉄心を形成
し、このステータ鉄心の片面にフランジを、他面にブラ
ケットを組付けて形成するモータの製造方法において、
上記成層鋼板のプレス加工に際して一部の成層鋼板の外
周部に切欠きを形成し、この切欠きを形成した成層鋼板
が少なくとも1枚以上両面に配置されるようにして上記
ステータ鉄心を形成し、このステータ鉄心の両面の切欠
部に係合する突起部を上記フランジおよびブラケットの
片面に形成したことを特徴とするモータの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16354092A JPH05336710A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | モータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16354092A JPH05336710A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | モータの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05336710A true JPH05336710A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15775831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16354092A Pending JPH05336710A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | モータの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05336710A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012111515A1 (en) * | 2011-02-14 | 2012-08-23 | Mitsui High-Tec, Inc. | Method of manufacturing laminated stator core and laminated stator core manufactured by the method |
CN109038877A (zh) * | 2017-06-09 | 2018-12-18 | 发那科株式会社 | 马达 |
JP2019057995A (ja) * | 2017-09-20 | 2019-04-11 | 本田技研工業株式会社 | ステータ及びその製造方法と、ステータ用コア部材製造装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61114671A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 画像プリンタ装置 |
JPS63228945A (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-22 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機の固定子鉄心製造方法 |
JPH03284145A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-13 | Toshiba Corp | 回転電機用積層鉄心 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP16354092A patent/JPH05336710A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61114671A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 画像プリンタ装置 |
JPS63228945A (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-22 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機の固定子鉄心製造方法 |
JPH03284145A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-13 | Toshiba Corp | 回転電機用積層鉄心 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012111515A1 (en) * | 2011-02-14 | 2012-08-23 | Mitsui High-Tec, Inc. | Method of manufacturing laminated stator core and laminated stator core manufactured by the method |
JP2012170222A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Mitsui High Tec Inc | 固定子積層鉄心の製造方法及びそれを用いて製造した固定子積層鉄心 |
CN103329409A (zh) * | 2011-02-14 | 2013-09-25 | 株式会社三井高科技 | 制造叠层定子芯体的方法和由该方法制造的叠层定子芯体 |
US9225228B2 (en) | 2011-02-14 | 2015-12-29 | Mitsui High-Tec, Inc. | Method of manufacturing laminated stator core and laminated stator core manufactured by the method |
CN109038877A (zh) * | 2017-06-09 | 2018-12-18 | 发那科株式会社 | 马达 |
JP2019057995A (ja) * | 2017-09-20 | 2019-04-11 | 本田技研工業株式会社 | ステータ及びその製造方法と、ステータ用コア部材製造装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3461552B2 (ja) | ステータ及び分割積層コアの製造方法 | |
JP3107177B2 (ja) | 電動機のステータ | |
KR0138072B1 (ko) | 영구자석전동기의 회전자 | |
JP3112194B2 (ja) | 永久磁石回転子 | |
JP2002064950A (ja) | 電動機及びその製造方法、電気掃除機 | |
JPH05336710A (ja) | モータの製造方法 | |
JP3615014B2 (ja) | 磁石回転子及びその製造方法 | |
JPH05191936A (ja) | 永久磁石式回転子 | |
JPS6447569U (ja) | ||
JP2000295801A (ja) | 分割形ステータコア | |
JP2000253605A (ja) | Srモータのステータコア及びロータコアの形状並びにその積層構造 | |
JP3782531B2 (ja) | モータの固定子およびモータフレーム | |
JP2004153893A (ja) | 永久磁石型モータ及び磁極ヨークの製造方法 | |
JPH0595152U (ja) | モータ用ステータ鉄心 | |
JP4006555B2 (ja) | リラクタンスモータ | |
JPH03284145A (ja) | 回転電機用積層鉄心 | |
JPS5972969A (ja) | 同期電動機用回転子 | |
JP2002291181A (ja) | インナーロータ形電動機 | |
JPS5996851A (ja) | 積層コアの形成方法 | |
JP2000350391A (ja) | モータの製造方法及びモータ | |
JPS6241546Y2 (ja) | ||
JPH0799745A (ja) | 回転子 | |
JPS5939980B2 (ja) | モ−タ用ステ−タ鉄心の製造方法 | |
JP3428265B2 (ja) | フライホイール磁石回転子 | |
JP2893417B2 (ja) | 電動機 |