JP2002291181A - インナーロータ形電動機 - Google Patents

インナーロータ形電動機

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JP2002291181A
JP2002291181A JP2001092961A JP2001092961A JP2002291181A JP 2002291181 A JP2002291181 A JP 2002291181A JP 2001092961 A JP2001092961 A JP 2001092961A JP 2001092961 A JP2001092961 A JP 2001092961A JP 2002291181 A JP2002291181 A JP 2002291181A
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JP
Japan
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core
stator
stator core
motor
flange
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001092961A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Harada
和俊 原田
Kazumaru Nakajima
和圓 中島
Sakutaro Miyamoto
作太郎 宮本
Hiroto Onuki
裕人 大貫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Shibaura Corp
Original Assignee
Nidec Shibaura Corp
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Publication date
Application filed by Nidec Shibaura Corp filed Critical Nidec Shibaura Corp
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】安価で、かつ、取付位置を軸方向に任意に変更
することができる電動機を提供する。 【解決手段】鉄心外形の複数箇所に突出部を設けてフラ
ンジ部3を形成し、このフランジ部3に電動機保持用の
取付孔6を設けたフランジ付コア4と、鉄心外形が円形
をした固定子コア5との2種類の組み合わせからなり、
前記固定子コア5と固定子コア5との間にフランジ付コ
ア4を挿入し、サンドイッチ状にした固定子鉄心2を用
いて電動機1にすることにより、安価で、取付位置を軸
方向に任意に変更することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インナーロータ形
電動機を保持する取付部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電動機について図6及び図7を用
いて説明する。図6は従来の電動機の部分断面図であ
り、図7は図6の正面図である。この電動機20の2個
の鋼板製ブラケット24は、開口部23に複数のフラン
ジが形成されており、かつ、このフランジ部21に取付
孔22が設けられている。この2個のブラケット24
は、組立時に固定子25に挿入され、フランジ部21で
面接触している。
【0003】そして、この電動機20は、フランジ部2
1の箇所に設けられた取付孔22を用いてセットに取り
付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この電動機は、出力な
どの相違により固定子の積厚が異なる場合や、或いは、
客先の指定などにより、取付位置が軸方向に移動する場
合には、これらに適合したブラケットを製作して組み立
てることになる。従って、ブラケットの種類が多くな
り、コストアップ及び在庫の増加などの問題が生じてく
る。
【0005】更に、固定子の外周全体がブラケットで覆
われており、かつ、ブラケットの開口部にフランジが設
けてあるので材料を多く必要とするなどの問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】コアを積層して固定子鉄
心を形成し、この固定子鉄心の両側にブラケットを配設
したインナーロータ形電動機において、前記固定子鉄心
は、鉄心外形の複数箇所に突出部を設けてフランジ部を
形成し、このフランジ部に電動機保持用取付孔を設けた
フランジ付コアと、鉄心外形が円形をした固定子コアと
の2種類の組み合わせからなり、積層された前記固定子
コアと固定子コアとの間に積層されたフランジ付コアを
挿入し、サンドイッチ状にした固定子鉄心を用いたこと
により、打ち抜き枚数の調整により取付位置を軸方向に
変更することができるようになるので課題を解決してい
る。
【0007】
【作用】コアの外周部にフランジを形成し、このフラン
ジ部に取付孔を設けることにより、ブラケットにフラン
ジを設けることが不要になるのでブラケットの材料費が
安価になり、さらに電動機が軽量化する。また、電動機
一台当たりの固定子コアとフランジ付コアの打ち抜き枚
数を調整して打ち抜くことにより、コアの積厚の変更や
フランジの軸方向の位置を変更することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図に基づいて
説明する。図1は本発明の一実施例による電動機の部分
断面図であり、図2は図1の正面図であり、図3は本発
明の丸コアの平面図であり、図4は本発明の一実施例に
よるフランジ付コアの平面図であり、図5は本発明の一
実施例による固定子鉄心の側面図である。
【0009】図3に示すコア(別称:抜き板)は、普通
に用いられている固定子コアである。この固定子コア5
は、外形が円形をしているので一般的に丸コアと呼ばれ
ている。
【0010】図4に示すコアは、コア外形の複数箇所よ
り突出しているフランジが形成されている。そして、こ
のフランジ部には取付孔が設けられている。ここではこ
のコアをフランジ付コア4と呼ぶことにする。
【0011】本発明は、この固定子コア5とフランジ付
コア4の積層に関係するものである。
【0012】まず最初に、一般的なコアの打ち抜きにつ
いて説明をする。コアの打ち抜き作業は順送抜型により
おこなわれており、最近では打ち抜きと同時にカシメが
可能な型が多く用いられている。外形の異なる形状のコ
アを連続して打ち抜き、コア積みするときは、順送型内
の多数の打ち抜きステーションの組み合わせを利用して
異形コアの打ち抜き及び積層をおこなっている。
【0013】この様な順送型を使用して、最初に、図3
の様に円形をした固定子コア5を複数枚打ち抜き、次
に、図4の形状のフランジ付コア4を複数枚打ち抜く。
そして、最後に再度図3の形状の固定子コア5を複数枚
打ち抜く。この様にして打ち抜き及び積層することによ
り異形コアの打ち抜き及び積層が完了する。
【0014】この様にして積層された固定子鉄心2を側
面から見た図が図5である。この図の中の、上下に突出
している箇所がフランジ部3であり、この箇所に電動機
保持用の取付孔6が設けられている。この固定子鉄心2
にコイルを巻線することにより固定子となる。
【0015】図1及び図2はフランジ付コア4と固定子
コア5とからなる固定子鉄心2を用いて組み立てられた
電動機1である。この電動機1は、固定子鉄心2の一方
にブラケット7を嵌入し、このブラケット7のハウジン
グ部に軸受を介して回転子9の軸を挿入し、最後に、も
う一方のブラケット8を固定子鉄心2に嵌入する。この
様にすることにより組み立てが完了する。
【0016】そして、この電動機1をセットに取り付け
るときには、フランジ部3に設けられた取付孔6を利用
してボルト等を用いて締結することにより保持される。
【0017】なお、この一実施例の図は誘導電動機を用
いているが、ブラシレスDCモータでもよく、更にこれ
らの電動機に限らず、インナーロータ形電動機で図の様
な固定子コアを用いているのであれば他の種類の電動機
でもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は、ステータコアに取付孔を設け
たものであり、次の3点において効果がある。
【0019】第1に、ブラケットのブランク寸法が小さ
くなるので材料費が安価になり、かつ、軽量化する。つ
まり、本発明は、固定子の外周全体をブラケットで覆う
必要がなくなり、更に、ブラケットにフランジを設ける
ことも不要になるためである。なお、コアは帯状のもの
を打ち抜いて製作しているので、スクラップになる箇所
でフランジを形成することになり、コアの材料費は変化
しない。
【0020】第2に、フランジの軸方向の位置変更が可
能になる。つまり、固定子の積厚違いや客先仕様等によ
りフランジの軸方向の位置を変更するときでも、丸コア
とフランジ付コアの打ち抜き枚数を変更することにより
対応することができるメリットがある。
【0021】第3に、ブラケットを標準化することがで
きる。従って、型代が安価になり、かつ、型の段取り替
えが減少するので加工能率が向上する。なお、標準化で
きる理由は、図1の様に、ブラケットを固定子に一定寸
法圧入するか、或いは、側面に当てればよいので限られ
たブラケットを用意すればよい。この様に本発明の効果
は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電動機の部分断面図で
ある。
【図2】図1の正面図である。
【図3】本発明の丸コアの平面図である。
【図4】本発明の一実施例によるフランジ付コアの平面
図である。
【図5】本発明の一実施例による固定子鉄心の側面図で
ある。
【図6】従来の電動機の部分断面図である。
【図7】図6の正面図である。
【符号の説明】
1、20 電動機 2 固定子鉄心 3、21 フランジ部 4 フランジ付コア 5 固定子コア 6、22 取付孔 7、8、24 ブラケット 9 回転子 23 開口部 25 固定子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大貫 裕人 福井県小浜市駅前町13番10号 芝浦電産株 式会社内 Fターム(参考) 5H002 AA07 AB06 AC02 AC03 AC08 AE08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コアを積層して固定子鉄心を形成し、この
    固定子鉄心の両側にブラケットを配設したインナーロー
    タ形電動機において、 前記固定子鉄心は、コア外形の複数箇所に突出部を設け
    てフランジ部を形成し、このフランジ部に電動機保持用
    取付孔を設けたフランジ付コアと、 コア外形が円形をした固定子コアとの2種類の組み合わ
    せからなり、積層された前記固定子コアと固定子コアと
    の間に積層されたフランジ付コアを挿入し、サンドイッ
    チ状にした固定子鉄心を用いたことを特徴とするインナ
    ーロータ形電動機。
JP2001092961A 2001-03-28 2001-03-28 インナーロータ形電動機 Pending JP2002291181A (ja)

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