JP2893415B2 - 電動機の製造方法 - Google Patents
電動機の製造方法Info
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- JP2893415B2 JP2893415B2 JP10647490A JP10647490A JP2893415B2 JP 2893415 B2 JP2893415 B2 JP 2893415B2 JP 10647490 A JP10647490 A JP 10647490A JP 10647490 A JP10647490 A JP 10647490A JP 2893415 B2 JP2893415 B2 JP 2893415B2
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- tooth
- electric motor
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、固定子側でスキューを形成することができ
る電動機の製造方法に関する。
る電動機の製造方法に関する。
［従来の技術］ 電動機は、固定子と回転子との間に一定のスキューが
形成されないと、コギングを生じて振動や騒音を発生す
ることになった。
形成されないと、コギングを生じて振動や騒音を発生す
ることになった。
一般に、巻線が装着される固定子側は、巻線を装着す
る関係からスキューを形成することが困難であり、巻線
のない回転子側にこのスキューを形成している。
る関係からスキューを形成することが困難であり、巻線
のない回転子側にこのスキューを形成している。
すなわち、籠型回転子の場合、回転子を構成する積層
鋼板には、アルミニウムのダイキャストで二次導体が形
成されるため、容易にスキューが形成できる。
鋼板には、アルミニウムのダイキャストで二次導体が形
成されるため、容易にスキューが形成できる。
しかし、この回転子が永久磁石の場合、複数の着磁さ
れたドーナツ状の永久磁石をスキューが形成されるよう
に並べて固定している。
れたドーナツ状の永久磁石をスキューが形成されるよう
に並べて固定している。
この様な製作方法は、面倒なものであり、製造価格を
高くすることの外、品質を安定させることも容易ではな
かった。
高くすることの外、品質を安定させることも容易ではな
かった。
［発明が解決しようとする問題点］ 本発明は、この様な事情に鑑みてなされたものであ
り、巻線が備えられる固定子側でスキューを形成するこ
とに着目し、スキューに拘ることなく自由に回転子が製
作できる電動機の製造方法を提供することを目的として
いる。
り、巻線が備えられる固定子側でスキューを形成するこ
とに着目し、スキューに拘ることなく自由に回転子が製
作できる電動機の製造方法を提供することを目的として
いる。
［問題点を解決するための手段］ 本発明は、ドーナツ状の継鉄部と、この継鉄部の内側
に嵌合する中空で星型の歯部と、この歯部に備えられる
巻線とを備え、前記歯部の内径側に回転子が備えられる
空間を形成し、この空間に面して形成される磁極部を隣
設間で接続し、この接続部分を小断面にすべく径方向に
カット部を形成し、このカット部を形成するプレスのポ
ンチを打ち抜き工程において周方向へ移動することによ
って問題点を解決している。
に嵌合する中空で星型の歯部と、この歯部に備えられる
巻線とを備え、前記歯部の内径側に回転子が備えられる
空間を形成し、この空間に面して形成される磁極部を隣
設間で接続し、この接続部分を小断面にすべく径方向に
カット部を形成し、このカット部を形成するプレスのポ
ンチを打ち抜き工程において周方向へ移動することによ
って問題点を解決している。
［作用］ 歯部を打ち抜く際、カット部を形成するポンチが周方
向へ移動するため、積層される鋼板のカット部が積層方
向に対してスキューされることになる。
向へ移動するため、積層される鋼板のカット部が積層方
向に対してスキューされることになる。
このため、回転子にスキューが形成されなくとも実質
的にスキューが形成され、コギングが生じなくなる。
的にスキューが形成され、コギングが生じなくなる。
［実施例］ 本発明を図面に示された一実施例に基づいて説明する
と、第１図は、本発明の電動機の製造方法を示すための
要部平面図であり、第２図は、歯部を展開して示した要
部の図である。
と、第１図は、本発明の電動機の製造方法を示すための
要部平面図であり、第２図は、歯部を展開して示した要
部の図である。
第１図において、電動機の製造方法は、ドーナツ状の
継鉄部１に星型の歯部２が嵌合されて鉄心３を構成して
いる。
継鉄部１に星型の歯部２が嵌合されて鉄心３を構成して
いる。
そして、歯部２は、内径側に回転子４を備えるために
円形の空間５が形成されている。
円形の空間５が形成されている。
この空間５に沿って歯部２の内径側に磁極部６が形成
されており、磁極部６を隣接する磁極部６との間を遮断
するため径方向にカット部８が形成されている。
されており、磁極部６を隣接する磁極部６との間を遮断
するため径方向にカット部８が形成されている。
さらに、歯部２の継鉄部１との間には、巻線９が装着
されており、巻線９が装着された後、歯部２と継鉄部１
とが嵌合されて組み立てられるように構成されている。
されており、巻線９が装着された後、歯部２と継鉄部１
とが嵌合されて組み立てられるように構成されている。
この様に組み立てられると、巻線９の装着が容易であ
り、継鉄部１に嵌合される歯部２は、継鉄部１がドーナ
ツ状に形成されているため、歯部２の圧入によって外径
側に押された場合、一定の圧力を保持しつつ嵌合に無理
を生じた分が変形して歯部２が嵌合されるため、比較的
容易に嵌合できる。
り、継鉄部１に嵌合される歯部２は、継鉄部１がドーナ
ツ状に形成されているため、歯部２の圧入によって外径
側に押された場合、一定の圧力を保持しつつ嵌合に無理
を生じた分が変形して歯部２が嵌合されるため、比較的
容易に嵌合できる。
また、この様に継鉄部１の外径が少し変形した場合、
フレームとの嵌合がうまくできなくなる恐れがあるが、
その様な場合は、フレームをプリミックスで覆うといっ
たモールドフレームの電動機として構成すれば良い。
フレームとの嵌合がうまくできなくなる恐れがあるが、
その様な場合は、フレームをプリミックスで覆うといっ
たモールドフレームの電動機として構成すれば良い。
そして、鉄心３が形成された場合、内側に回転子４を
保持し電動機を組み立てることができる。
保持し電動機を組み立てることができる。
第２図において、歯部２は、カット部８が見えるよう
に展開されており、鋼板が積層されて形成された歯部２
に対して、カット部８が傾斜して形成されている。
に展開されており、鋼板が積層されて形成された歯部２
に対して、カット部８が傾斜して形成されている。
この様な構成において、電動機製造方法は、継鉄部１
と歯部２と回転子４を同じフープ材から第１図に示され
るような位置で打ち抜くことができる。
と歯部２と回転子４を同じフープ材から第１図に示され
るような位置で打ち抜くことができる。
そして、歯部２に巻線９を装着した後、継鉄部１に歯
部２を嵌合して組み立てる。
部２を嵌合して組み立てる。
この様な歯部２は、積層方向へ打ち抜かれた鋼板がそ
の打ち抜き方向へ詰み上げられて形成されるものである
が、カット部８を打ち抜くポンチを打ち抜き工程で逐次
周方向へ移動させることにより、第２図に示される通
り、カット部８のみが傾斜することになる。
の打ち抜き方向へ詰み上げられて形成されるものである
が、カット部８を打ち抜くポンチを打ち抜き工程で逐次
周方向へ移動させることにより、第２図に示される通
り、カット部８のみが傾斜することになる。
この様なカット部８は、実質的に固定子側でスキュー
を形成することになり、回転子４側でスキューを形成す
る必要がなくなる。
を形成することになり、回転子４側でスキューを形成す
る必要がなくなる。
［発明の効果］ 本発明によれば、回転子にスキューを形成することな
く、固定子の歯部によってスキューが形成でき、特に永
久磁石を用いる回転子を備える電動機では生産性がよ
く、低振動、低騒音の電動機を得ることができその効果
はきわめて大きいものである。
く、固定子の歯部によってスキューが形成でき、特に永
久磁石を用いる回転子を備える電動機では生産性がよ
く、低振動、低騒音の電動機を得ることができその効果
はきわめて大きいものである。
第１図は、本発明の電動機の製造方法を示すための要部
平面図であり、第２図は、歯部を展開して示した要部の
図である。 １……継鉄部、２……歯部、３……鉄心、４……回転
子、６……磁極部、８……カット部、９……巻線。
平面図であり、第２図は、歯部を展開して示した要部の
図である。 １……継鉄部、２……歯部、３……鉄心、４……回転
子、６……磁極部、８……カット部、９……巻線。
Claims (1)
- 【請求項１】ドーナツ状の継鉄部と、この継鉄部の内側
に嵌合する中空で星型の歯部と、この歯部に備えられる
巻線とを備え、前記歯部の内径側に回転子が備えられる
空間を形成し、この空間に面して形成される磁極部を隣
設間で接続し、この接続部分を小断面にすべく径方向に
カット部を形成し、このカット部を形成するプレスのポ
ンチを打ち抜き工程において周方向へ移動することを特
徴とする電動機の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10647490A JP2893415B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 電動機の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10647490A JP2893415B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 電動機の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH048147A JPH048147A (ja) | 1992-01-13 |
| JP2893415B2 true JP2893415B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=14434514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10647490A Expired - Fee Related JP2893415B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 電動機の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2893415B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04113532U (ja) * | 1992-01-27 | 1992-10-05 | ヤンマー農機株式会社 | 施肥，播種機 |
-
1990
- 1990-04-24 JP JP10647490A patent/JP2893415B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH048147A (ja) | 1992-01-13 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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