JP2000295801A - 分割形ステータコア - Google Patents
分割形ステータコアInfo
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Abstract
たな部品を用いないため製造コストの上昇を抑えること
ができるモータ等の分割形ステータコアを提供する。 【解決手段】 電磁鋼板2を積層したコアブロック1を
複数個組み合せて構成する分割形ステータコアにおい
て、コアブロック1は、隣に位置するコアブロックの外
周面側に突出して塑性変形された櫛状部分11を有す
る。電磁鋼板2は、隣に位置するコアブロックに積層さ
れた電磁鋼板に接する面に突出折曲片3又は切欠部5を
有する。上層又は下層の電磁鋼板の突出折曲片を折曲げ
て挿入する溝部4を有する。
Description
であり、特に、電磁鋼板の積層体からなるコアブロック
を複数個組み合せて構成した、ACサーボモータ、DC
ブラシレスモータ等のモータのステータコアに関する。
法としては、電磁鋼板をプレスで打抜く際、型内積層あ
るいはレーザ溶接等で数枚固着してコアブロック1´を
作成し、このコアブロック1´を複数個円筒状に配置
し、図5に示すように互いの合せ部分6´を溶接して固
着しステータコアを形成する方法がよく知られている。
溶接以外の方法として、円筒状に配置したコアブロック
の外周に円筒を圧入又は焼きばめすることでもコアブロ
ックを固着しステータコアを形成することも知られてい
る。また、嵌入した分割積層コアを通しボルトで組上げ
ることも提案されている(特開平7−222383号公
報)。
着方法では、積層された電磁鋼板どうしが互いに電気的
に導通の状態となるため、電磁鋼板を重ねただけのもの
と比較すると電気的特性が劣るといった欠点がある。ま
た、コア外周に円筒を圧入又は焼きばめしたり、通しボ
ルトを使用する方法では、新たに部品が必要となりコス
トアップになるといった問題がある。
技術の問題を解決するものであり、溶接等を使用しない
ので電気的特性を下げることはなく、そして、新たな部
品を用いないため製造コストの上昇を抑えることができ
るモータ等の分割形ステータコアを提供することにあ
る。
層したコアブロックを複数個組み合せて構成する分割形
ステータコアにおいて、前記コアブロックは、隣に位置
するコアブロックの外側に突出して塑性変形された櫛状
部分を有する分割形ステータコアである。
置するコアブロックの電磁鋼板に接する面に突出折曲片
又は切欠部を有する分割形ステータコアである。
又は下層の電磁鋼板の突出折曲片を折曲げて挿入する溝
部を有する分割形ステータコアである。
する。本発明の分割形ステータコアの実施例について、
図1〜図4を用いて説明する。図1は、実施例の分割形
ステータコアの斜視説明図である。図2は、実施例の分
割形ステータコアを構成するコアブロックの一例の説明
図である。図3は、実施例におけるコアブロックに使用
される電磁鋼板の一例の説明図である。図4は、実施例
におけるコアブロックの組立状態の部分説明図である。
説明する。本実施例の分割形ステータコアは、図1に示
すように、コアブロック1を12個組合せて構成したも
のである。各コアブロック1は、図2に示すように、電
磁鋼板2の積層体からなり、櫛状部3を有している。櫛
状部3は、電磁鋼板2の突出折曲片であり、組合せ時に
隣に位置するコアブロック1の外周面側に突出して塑性
変形される。
例について、図3を用いて説明する。コアブロック1
は、電磁鋼板A及びBを交互に積層して形成される。電
磁鋼板A2aは、図3(a)に示すように、コアブロッ
ク積層時に隣に位置するコアブロックを形成する電磁鋼
板に接する面の一方に突出折曲片3a及び溝部4aを設
け、他方には切欠部5aを設けている。突出折曲片3a
は、突出部31a及び折曲部32aとからなり、コアブ
ロック1に積層すると櫛状部11となる。折曲部31a
の形状を切欠部5aの形状に対応するように形成する
と、隣合う電磁鋼板における突出部31aと切欠部5a
との接触部分に隙間が生じないようにすることができ
る。折曲部32aは、分割形ステータコアに組合せた
後、折曲げられる。溝部4aは、上層又は下層に積層さ
れる電磁鋼板2の折曲部32が折曲げられて挿入され
る。突出折曲片3a、溝部4a及び切欠部5aは、電磁
鋼板2を電磁鋼板帯体から打抜く工程で形成される。電
磁鋼板B2bは、図3(b)に示すように、電磁鋼板A
2aと左右対称の位置にそれぞれ突出折曲片3b、溝部
4b及び切欠部5bを設けている。電磁鋼板B2bの突
出折曲片3bも、同様に突出部31b及び折曲部32b
とからなる。電磁鋼板A2aとB2bとを交互に積層し
てコアブロック1に形成すると、突出折曲片3a、3b
及び切欠部5a、5bにより、櫛状部11を有するコア
ブロック1を形成することが出来る。
について、図4を用いて説明する。櫛状部11同士を噛
合せると、突出折曲片3の突出部31と切欠部5との隙
間が生じないため、隣合うコアブロック1の接する面を
密着させることができる。そして、隣接するコアブロッ
ク1の外周面側に飛び出した突出折曲片3の折曲部32
を、例えばロール成形で同一方向に塑性変形させて折曲
げる。折曲部32は、折曲されると、下層に積層された
電磁鋼板2cの溝部4cに挿入される。溝部4は、上層
に積層された電磁鋼板(図示していない。)の折曲され
た折曲部32dが挿入される。溝部4c、4に挿入され
るため、折曲部32、32dは、分割形ステータコアの
外周面から飛び出す部分はない。折曲部32の折曲方向
としては、下層又は上層側とすることができる。
ステータコアを構成した時の中心からの放射線状に分割
された扇形をしているため、組合せた状態のコアブロッ
ク1は内径方向に相対的に移動することは無く、また、
折曲部32は、互いに隣合ったコアブロック1を構成す
る電磁鋼板2の外周面側に形成された溝部4に挿入され
て密着するため、コアブロック1が外周方向に相対的に
膨らむことが無い。そして、櫛状部11によりスラスト
方向にずれることはなく、溝部4に挿入された折曲部3
2により円周方向に離れることはない。
12個のコアブロック、を同様に組合せれることによ
り、図1に示すような円筒状の分割形ステータコアを形
成することが出来る。
で電気的特性を下げることはなく、そして、新たな部品
を用いないため製造コストの上昇を抑えることができる
モータ等の分割形ステータコアを提供することができ
る。
ロックの一例の説明図。
鋼板の一例の説明図。
説明図。
説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】 電磁鋼板を積層したコアブロックを複数
個組み合せて構成する分割形ステータコアにおいて、 前記コアブロックは、隣に位置するコアブロックの外周
面側に突出して塑性変形された櫛状部分を有することを
特徴とする分割形ステータコア。 - 【請求項2】 請求項1記載の分割形ステータコアにお
いて、 上記電磁鋼板は、隣に位置するコアブロックに積層され
た電磁鋼板に接する面に突出折曲片又は切欠部を有する
ことを特徴とする分割形ステータコア。 - 【請求項3】 請求項2記載の分割形ステータコアにお
いて、 上記電磁鋼板は、上層又は下層の電磁鋼板の突出折曲片
を折曲げて挿入する溝部を有することを特徴とする分割
形ステータコア。
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---|---|---|---|
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Publications (2)
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JP3604946B2 JP3604946B2 (ja) | 2004-12-22 |
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ID=14114310
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP09458399A Expired - Fee Related JP3604946B2 (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 分割形ステータコア |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2009033810A (ja) * | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機の鉄心 |
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JP6057777B2 (ja) * | 2013-02-27 | 2017-01-11 | 三菱電機株式会社 | 固定子、その固定子を備えた密閉型圧縮機及び回転機並びに金型 |
-
1999
- 1999-04-01 JP JP09458399A patent/JP3604946B2/ja not_active Expired - Fee Related
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