JPH0595152U - モータ用ステータ鉄心 - Google Patents
モータ用ステータ鉄心Info
- Publication number
- JPH0595152U JPH0595152U JP043151U JP4315192U JPH0595152U JP H0595152 U JPH0595152 U JP H0595152U JP 043151 U JP043151 U JP 043151U JP 4315192 U JP4315192 U JP 4315192U JP H0595152 U JPH0595152 U JP H0595152U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator core
- bracket
- flange
- motor
- convex surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータのステータ鉄心とフランジおよびブラ
ケットの組合せ部の錆の発生を防ぎ、外観と組付精度の
向上を図ることにある。 【構成】 成層鋼板2を積層して形成するステータ鉄心
3の外周側コーナ部7に、所定幅で、かつ軸方向の凸面
10を形成し、この凸面10の表面を切削加工して、ス
テータ鉄心3の両面に組付けられるフランジ4およびブ
ラケット5との組合せ部11を形成して切削面3bの露
出を防止したことにある。
ケットの組合せ部の錆の発生を防ぎ、外観と組付精度の
向上を図ることにある。 【構成】 成層鋼板2を積層して形成するステータ鉄心
3の外周側コーナ部7に、所定幅で、かつ軸方向の凸面
10を形成し、この凸面10の表面を切削加工して、ス
テータ鉄心3の両面に組付けられるフランジ4およびブ
ラケット5との組合せ部11を形成して切削面3bの露
出を防止したことにある。
Description
【0001】
本考案はモータ用ステータ鉄心に関する。
【0002】
一般にモータの小型化を図る上から、ステータ鉄心をそのままハウジングとし て用いるようにしたモータが知られている。 図8はこの種のモータを示したものである。 モータ100はステータ鉄心101の片面にフランジ102を設け、ステータ 鉄心101の他面にブラケット103を設けている。104はステータ鉄心10 1内側に配設された図示しないロータに設けられたモータシャフトである。
【0003】 ステータ鉄心101は図9に示すように、多数の成層鋼板105を積層して形 成したもので、四隅のコーナ部106には端縁から所定長さhで切削部107が 設けられている。 この切削部107に、上記フランジ102とブラケット103の突起部102 a,103aを係合させて、ステータ鉄心101をフランジ102とブラケット 103と共にボルト締めして一体に組付けている。
【0004】
しかしながら、ステータ鉄心101は外周面を塗装後に切削するため、フラン ジ102およびブラケット103の突起部102a,103aの幅mがコーナ部 106の幅nより小さいため、切削部107の一部が露出することになる。この ため、切削部107の露出部107aが錆易く、外観を損ねることになる。 そこで、コーナ部106の一部を切削した後に塗装すると、フランジ102お よびブラケット103の組合せ面に塗装面が残り、組合わせ精度が低下すること になる。
【0005】 本考案は上記課題を解決し、外観に切削部が露出しないので、錆が発生しにく く、かつ外観の向上を図ることができるモータ用ステータ鉄心を提供することを 目的とする。
【0006】
本考案は上記課題を解決するため、成層鋼板を積層して形成するモータ用ステ ータ鉄心において、上記ステータ鉄心の外周側コーナ部に、所定幅で、かつ軸方 向の凸面を形成し、この凸面の表面を切削加工して、ステータ鉄心の両面に組付 けられるフランジおよびブラケットとの組合せ部を形成したことにある。
【0007】
コーナ部に突起部を有する成層鋼板を積層してステータ鉄心を形成する。この ステータ鉄心に形成された軸方向の凸面の表面を切削加工して組合せ部を形成す る。この組合せ部に突起部が係合するようにしてフランジおよびブラケットを組 付ける。
【0008】 〔実施例1〕 以下本考案の一実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0009】 図1は、ステッピングモータ1を示したもので、成層鋼板2を積層して形成し た図2に示すステータ鉄心3の片面にフランジ4を、他面にブラケット5を組付 けたものである。6はロータを装着したモータシャフトである。
【0010】 ステータ鉄心3を構成する成層鋼板2は、外周縁の四隅にコーナ部7を形成し た四角形の薄板で、内側に複数の極歯8を形成したものである。 この成層鋼板2のコーナ部7には所定幅lの矩形状の突起部9がプレス成形さ れており、複数の成層鋼板2を積層して一体化とすることで、ステータ鉄心3の 軸方向に図3に示すように凸面10が形成されている。
【0011】 上記ステータ鉄心3は外周面3aに塗装を施した後、図4および図5に示すよ うに上記凸面10の両側から軸方向に所定長さHだけ切削加工を施して切削面3 bを形成し、フランジ4およびブラケット5の突起部4a,5aとの組合せ部1 1を形成してある。
【0012】 上記フランジ4およびブラケット5は突起部4a,5aを組合せ部11に係合 してステータ鉄心3の両面にフランジ4とブラケット5をボルト12を介して締 結している。
【0013】 上記構成によると、成層鋼板2を積層してステータ鉄心3を形成し、外周面3 aに塗装を施す。次に、ステータ鉄心3のコーナ部7に形成された凸面10の表 面を端縁から所定長さHにわたって切削する。 こうして、切削面3bにフランジ4およびブラケット5の突起部4a,5aを 係合してステータ鉄心3とフランジ4およびブラケット5を一体に組付ける。 凸面10の切削面3bはフランジ4およびブラケット5の突起部4a,5aが 組合さるので、切削面が露出することはない。
【0014】 図6および図7は本考案の他の実施例であり、この場合、突起部9を形成した 成層鋼板2は両側から所定板数だけ用いたものである。これによって、凸面13 の長さH1 はフランジ4およびブラケット5の突起部4a,5aの長さに対応さ せることができる。
【0015】
以上述べたように本考案に係るモータ用ステータ鉄心によれば、成層鋼板を積 層して形成するステータ鉄心の外周側コーナ部に、所定幅で、かつ軸方向の凸面 を形成し、この凸面の表面を切削加工して、ステータ鉄心の両面に組付けられる フランジおよびブラケットとの組合せ部を形成したので、切削面が露出すること なく錆の発生を防止して外観の向上を図ることができる。
【図1】ステッピングモータを示す部分断面図である。
【図2】コーナ部を切削加工する前の図1のモータ用ス
テータ鉄心を示す斜視図である。
テータ鉄心を示す斜視図である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】コーナ部を切削加工した後の図1のモータ用ス
テータ鉄心を示す斜視図である。
テータ鉄心を示す斜視図である。
【図5】図4の部分拡大図である。
【図6】モータ用ステータ鉄心の他の実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図7】図6の部分拡大図である。
【図8】従来のモータ用ステータ鉄心を示す斜視図であ
る。
る。
【図9】図8の部分拡大図である。
1 ステッピングモータ 2 成層鋼板 3 ステータ鉄心 4 フランジ 5 ブラケット 7 コーナ部 9 突起部 10 凸面 11 組合せ部 3a 外周面 3b 切削面 4a フランジの突起部 5a ブラケットの突起部
Claims (1)
- 【請求項1】 成層鋼板を積層して形成するモータ用ス
テータ鉄心において、上記ステータ鉄心の外周側コーナ
部に、所定幅で、かつ軸方向の凸面を形成し、この凸面
の表面を切削加工して、ステータ鉄心の両面に組付けら
れるフランジおよびブラケットとの組合せ部を形成した
ことを特徴とするモータ用ステータ鉄心。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP043151U JPH0595152U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | モータ用ステータ鉄心 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP043151U JPH0595152U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | モータ用ステータ鉄心 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595152U true JPH0595152U (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=12655847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP043151U Pending JPH0595152U (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | モータ用ステータ鉄心 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0595152U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004040734A1 (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-13 | Nsk Ltd. | 電動パワーステアリング装置 |
JP2007306751A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Toyota Motor Corp | ステータの固定構造および車両 |
JP2020022394A (ja) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | 株式会社マキタ | 電動作業機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5116801B2 (ja) * | 1973-10-24 | 1976-05-27 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP043151U patent/JPH0595152U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5116801B2 (ja) * | 1973-10-24 | 1976-05-27 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004040734A1 (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-13 | Nsk Ltd. | 電動パワーステアリング装置 |
JP2007306751A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Toyota Motor Corp | ステータの固定構造および車両 |
JP2020022394A (ja) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | 株式会社マキタ | 電動作業機 |
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