JPH0956112A - 電気機器の端子箱 - Google Patents
電気機器の端子箱Info
- Publication number
- JPH0956112A JPH0956112A JP21032495A JP21032495A JPH0956112A JP H0956112 A JPH0956112 A JP H0956112A JP 21032495 A JP21032495 A JP 21032495A JP 21032495 A JP21032495 A JP 21032495A JP H0956112 A JPH0956112 A JP H0956112A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- terminal box
- box body
- lid
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】パッキングの取付が簡単で位置ずれやはみ出し
を防止し、防水・防塵性を向上させる。 【解決手段】端子箱体1と蓋2との接合面にパッキング
3を介装する。蓋2とパッキング3とのそれぞれの挿通
穴を貫通する複数のねじ4で端子箱体1の図示しないね
じ穴へ蓋2とパッキング3とを固定する。端子箱体1の
接合面に複数の突起5を設け、突起5に嵌まり合う位置
決め穴6をパッキング3に設ける。パッキング3の締め
つけ状態で突起5は蓋2に当たらない高さとする。蓋2
の接合面であって位置決め穴6の外側で挿通穴2aの内
側に全周に閉じた低い凸条7を設けるとよい。また、パ
ッキング3の外周を囲むスカート2bを蓋に設けるとよ
い。
を防止し、防水・防塵性を向上させる。 【解決手段】端子箱体1と蓋2との接合面にパッキング
3を介装する。蓋2とパッキング3とのそれぞれの挿通
穴を貫通する複数のねじ4で端子箱体1の図示しないね
じ穴へ蓋2とパッキング3とを固定する。端子箱体1の
接合面に複数の突起5を設け、突起5に嵌まり合う位置
決め穴6をパッキング3に設ける。パッキング3の締め
つけ状態で突起5は蓋2に当たらない高さとする。蓋2
の接合面であって位置決め穴6の外側で挿通穴2aの内
側に全周に閉じた低い凸条7を設けるとよい。また、パ
ッキング3の外周を囲むスカート2bを蓋に設けるとよ
い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、防水性と防塵性
とを向上できる回転形又は静止形の電気機器の端子箱に
関する。
とを向上できる回転形又は静止形の電気機器の端子箱に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例の端子箱の分解断面図、図
6は図5のパッキングの平面図、図7は図5のある場合
の組立部分断面図である。図5及び図6において、端子
箱体51と蓋52との接合面にパッキング53を介装す
る。蓋52とパッキング53との挿通穴52aと53a
とを貫通する複数のねじ54で端子箱体51のねじ穴5
1aへ固定する。図6に示されるように、パッキング5
3の外郭形状は端子箱体51の接合面と類似する。パッ
キング53は端子箱体51か蓋52かに予め接着剤で接
着されてから組立てられることもある。
6は図5のパッキングの平面図、図7は図5のある場合
の組立部分断面図である。図5及び図6において、端子
箱体51と蓋52との接合面にパッキング53を介装す
る。蓋52とパッキング53との挿通穴52aと53a
とを貫通する複数のねじ54で端子箱体51のねじ穴5
1aへ固定する。図6に示されるように、パッキング5
3の外郭形状は端子箱体51の接合面と類似する。パッ
キング53は端子箱体51か蓋52かに予め接着剤で接
着されてから組立てられることもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来例では、接
着剤を使用しないときには、パッキング53は挿通穴5
3aのみで位置決めされて辺の部分が始めから位置ずれ
していたり、ねじ54を締め付けるとパッキング53が
圧縮され、図7に示すようにパッキング53が接合面か
らはみ出すことがある。接着剤を使用するときには、接
着の乾燥の完了に時間がかかり、接着剤の塗りむらや乾
燥の不十分さにより、同様に図7に示すようにパッキン
グ53が接合面からはみ出すことがある。
着剤を使用しないときには、パッキング53は挿通穴5
3aのみで位置決めされて辺の部分が始めから位置ずれ
していたり、ねじ54を締め付けるとパッキング53が
圧縮され、図7に示すようにパッキング53が接合面か
らはみ出すことがある。接着剤を使用するときには、接
着の乾燥の完了に時間がかかり、接着剤の塗りむらや乾
燥の不十分さにより、同様に図7に示すようにパッキン
グ53が接合面からはみ出すことがある。
【0004】この発明の課題の要点は、パッキングの取
付が簡単で位置ずれやはみ出しを防止できる電気機器の
端子箱を提供することにある。
付が簡単で位置ずれやはみ出しを防止できる電気機器の
端子箱を提供することにある。
【0005】
〔発明1の構成〕発明1の電気機器の端子箱は、端子箱
体と蓋との接合面にパッキングを介装し、蓋とパッキン
グとの挿通穴を貫通する複数のねじで端子箱体へ固定
し、端子箱体の接合面に複数の突起を設け、突起に嵌ま
り合う位置決め穴をパッキングに設け、パッキングの締
めつけ状態で突起は蓋に当たらない高さとするものであ
る。
体と蓋との接合面にパッキングを介装し、蓋とパッキン
グとの挿通穴を貫通する複数のねじで端子箱体へ固定
し、端子箱体の接合面に複数の突起を設け、突起に嵌ま
り合う位置決め穴をパッキングに設け、パッキングの締
めつけ状態で突起は蓋に当たらない高さとするものであ
る。
【0006】〔発明1の作用〕発明1によれば、パッキ
ングは挿通穴の他、位置決め穴でも位置決めされる。 〔発明2の構成〕発明2は発明1において、蓋又は端子
箱体の接合面であって、位置決め穴の外側で挿通穴の内
側に全周に閉じた低い凸条を設けるものである。
ングは挿通穴の他、位置決め穴でも位置決めされる。 〔発明2の構成〕発明2は発明1において、蓋又は端子
箱体の接合面であって、位置決め穴の外側で挿通穴の内
側に全周に閉じた低い凸条を設けるものである。
【0007】〔発明2の作用〕発明2によれば、凸条は
パッキングに食い込み防水性と防塵性とが向上する。ね
じの首下の蓋の挿通穴から侵入する水などは、挿通穴の
内側に凸条があるので、端子箱体の中への侵入が阻止さ
れる。位置決め穴が端子箱体の内壁ぎりぎりにあって
も、位置決め穴の外側に凸条があるので、位置決め穴す
なわち端子箱体の中へ水などの侵入がない。
パッキングに食い込み防水性と防塵性とが向上する。ね
じの首下の蓋の挿通穴から侵入する水などは、挿通穴の
内側に凸条があるので、端子箱体の中への侵入が阻止さ
れる。位置決め穴が端子箱体の内壁ぎりぎりにあって
も、位置決め穴の外側に凸条があるので、位置決め穴す
なわち端子箱体の中へ水などの侵入がない。
【0008】〔発明3の構成〕発明3は発明1又は2に
おいて、パッキングの外周を囲むスカートを蓋に設ける
ものである。 〔発明3の作用〕発明3によれば、スカートはパッキン
グのはみ出しをさらによく防止する。
おいて、パッキングの外周を囲むスカートを蓋に設ける
ものである。 〔発明3の作用〕発明3によれば、スカートはパッキン
グのはみ出しをさらによく防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は実施例の端子箱の分解断面
図、図2は図1のA−A矢視平面図、図3は図1のB−
B矢視下面図、図4は図1の組立部分断面図である。こ
れらの図において端子箱体1と蓋2との接合面にパッキ
ング3を介装する。蓋2とパッキング3との挿通穴2a
と3aとを貫通する複数のねじ4で端子箱体1の図示し
ないねじ穴へ蓋2とパッキング3とを固定する。端子箱
体1の接合面に複数の突起5を設け、突起5に嵌まり合
う位置決め穴6をパッキング3に設ける。パッキング3
の締めつけ状態で突起5は蓋2に当たらない高さとす
る。蓋2の接合面であって位置決め穴6の外側で挿通穴
2aの内側に全周に閉じた低い凸条7を設けるとよい。
また、パッキング3の外周を囲むスカート2bを蓋に設
けるとよい。
図、図2は図1のA−A矢視平面図、図3は図1のB−
B矢視下面図、図4は図1の組立部分断面図である。こ
れらの図において端子箱体1と蓋2との接合面にパッキ
ング3を介装する。蓋2とパッキング3との挿通穴2a
と3aとを貫通する複数のねじ4で端子箱体1の図示し
ないねじ穴へ蓋2とパッキング3とを固定する。端子箱
体1の接合面に複数の突起5を設け、突起5に嵌まり合
う位置決め穴6をパッキング3に設ける。パッキング3
の締めつけ状態で突起5は蓋2に当たらない高さとす
る。蓋2の接合面であって位置決め穴6の外側で挿通穴
2aの内側に全周に閉じた低い凸条7を設けるとよい。
また、パッキング3の外周を囲むスカート2bを蓋に設
けるとよい。
【0010】前記の実施例によれば、パッキング3は挿
通穴3aの他、位置決め穴6でも位置決めされる。凸条
7はパッキング3に食い込み防水性と防塵性とが向上す
る。ねじ4の首下の蓋2の挿通穴2aから侵入する水な
どは、挿通穴3aの内側に凸条7があるので、端子箱体
1の中への侵入が阻止される。位置決め穴6が端子箱体
1の内壁ぎりぎりにあっても、位置決め穴6の外側に凸
条7があるので、位置決め穴6すなわち端子箱体1の中
へ水などの侵入がない。凸条7は端子箱体1側に設けて
もよい。スカート2bはパッキング3のはみ出しをさら
によく防止する。
通穴3aの他、位置決め穴6でも位置決めされる。凸条
7はパッキング3に食い込み防水性と防塵性とが向上す
る。ねじ4の首下の蓋2の挿通穴2aから侵入する水な
どは、挿通穴3aの内側に凸条7があるので、端子箱体
1の中への侵入が阻止される。位置決め穴6が端子箱体
1の内壁ぎりぎりにあっても、位置決め穴6の外側に凸
条7があるので、位置決め穴6すなわち端子箱体1の中
へ水などの侵入がない。凸条7は端子箱体1側に設けて
もよい。スカート2bはパッキング3のはみ出しをさら
によく防止する。
【0011】
【発明の効果】発明1の電気機器の端子箱によれば、パ
ッキングは挿通穴の他、位置決め穴でも位置決めされる
ので、パッキングの取付が簡単で位置ずれやはみ出しを
防止できるという効果がある。発明2によれば、凸条は
パッキングに食い込み防水性と防塵性とが向上するとい
う効果があり、ねじの首下の蓋の挿通穴から侵入する水
などは、挿通穴の内側に凸条があるので、端子箱体の中
への侵入が阻止されるという効果があり、そして、位置
決め穴が端子箱体の内壁ぎりぎりにあっても、位置決め
穴の外側に凸条があるので、位置決め穴すなわち端子箱
体の中へ水などの侵入がないという効果がある。
ッキングは挿通穴の他、位置決め穴でも位置決めされる
ので、パッキングの取付が簡単で位置ずれやはみ出しを
防止できるという効果がある。発明2によれば、凸条は
パッキングに食い込み防水性と防塵性とが向上するとい
う効果があり、ねじの首下の蓋の挿通穴から侵入する水
などは、挿通穴の内側に凸条があるので、端子箱体の中
への侵入が阻止されるという効果があり、そして、位置
決め穴が端子箱体の内壁ぎりぎりにあっても、位置決め
穴の外側に凸条があるので、位置決め穴すなわち端子箱
体の中へ水などの侵入がないという効果がある。
【0012】発明3によれば、スカートはパッキングの
はみ出しをさらによく防止するという効果がある。
はみ出しをさらによく防止するという効果がある。
【図1】実施例の端子箱の分解断面図
【図2】図1のA−A矢視平面図
【図3】図1のB−B矢視下面図
【図4】図1の組立部分断面図
【図5】従来例の端子箱の分解断面図
【図6】図5のパッキングの平面図
【図7】図5の組立部分断面図
1 端子箱体 2 蓋 2a 挿通穴 2b スカート 3 パッキング 3a 挿通穴 4 ねじ 5 突起 6 位置決め穴 7 凸条
Claims (3)
- 【請求項1】端子箱体と蓋との接合面にパッキングを介
装し、蓋とパッキングとの挿通穴を貫通する複数のねじ
で端子箱体へ固定し、端子箱体の接合面に複数の突起を
設け、突起に嵌まり合う位置決め穴をパッキングに設
け、パッキングの締めつけ状態で突起は蓋に当たらない
高さとすることを特徴とする電気機器の端子箱。 - 【請求項2】請求項1記載の電気機器の端子箱におい
て、蓋又は端子箱体の接合面であって位置決め穴の外側
で挿通穴の内側に全周に閉じた低い凸条を設けることを
特徴とする電気機器の端子箱。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の電気機器の端子箱に
おいて、パッキングの外周を囲むスカートを蓋に設ける
ことを特徴とする電気機器の端子箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21032495A JPH0956112A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 電気機器の端子箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21032495A JPH0956112A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 電気機器の端子箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0956112A true JPH0956112A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16587546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21032495A Pending JPH0956112A (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 電気機器の端子箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0956112A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2380417A1 (de) | 2009-01-22 | 2011-10-26 | Rittal Gmbh&Co. Kg | Gehäuse |
JP2012119128A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Tsubaki Emerson Co | 防水端子箱 |
JP2016129472A (ja) * | 2015-01-09 | 2016-07-14 | 住友重機械工業株式会社 | 電気部品が搭載されたモータ |
WO2019059282A1 (ja) * | 2017-09-22 | 2019-03-28 | 株式会社ニッセイ | 端子箱 |
CN111404306A (zh) * | 2020-03-24 | 2020-07-10 | 昌荣电机(深圳)有限公司 | 一种耐高温防尘电机 |
-
1995
- 1995-08-18 JP JP21032495A patent/JPH0956112A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2380417A1 (de) | 2009-01-22 | 2011-10-26 | Rittal Gmbh&Co. Kg | Gehäuse |
JP2012119128A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Tsubaki Emerson Co | 防水端子箱 |
JP2016129472A (ja) * | 2015-01-09 | 2016-07-14 | 住友重機械工業株式会社 | 電気部品が搭載されたモータ |
WO2019059282A1 (ja) * | 2017-09-22 | 2019-03-28 | 株式会社ニッセイ | 端子箱 |
CN111404306A (zh) * | 2020-03-24 | 2020-07-10 | 昌荣电机(深圳)有限公司 | 一种耐高温防尘电机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH074525A (ja) | 小型機器の防水構造 | |
US5620343A (en) | Watertight socket structure for use in a light bulb | |
JPH0956112A (ja) | 電気機器の端子箱 | |
JP2000196257A (ja) | 容 器 | |
JPH0670292U (ja) | 防水ケース構造 | |
JPH0628842Y2 (ja) | 携帯無線機の防水構造 | |
JPH10173365A (ja) | ケースの防水構造 | |
JPH10261336A (ja) | ラバースイッチの防水構造 | |
JP3433575B2 (ja) | 防水型リモコン | |
CN108800075A (zh) | 新型电路结构及采用该新型电路结构的光源 | |
JPH0119779Y2 (ja) | ||
JP2000348522A (ja) | 街路灯 | |
KR200218575Y1 (ko) | 저잡음주파수변환기의방수장치 | |
JP2531363B2 (ja) | 防水型接続フランジ | |
JPS58184880U (ja) | 通信機器筐体の防水構造 | |
JPH0729666Y2 (ja) | 電気機器のカバー取付け構造 | |
JPH10145875A (ja) | 遠隔操縦装置 | |
JP2554648Y2 (ja) | コントローラボックスにおけるコネクタの取付け装置 | |
JPS63160117A (ja) | 押釦スイツチ | |
JPH0443485Y2 (ja) | ||
JPH0119442Y2 (ja) | ||
JPH0498724A (ja) | 防水型ロータリースイッチ | |
JP2005274036A (ja) | 電装品収納箱 | |
JPH0736474B2 (ja) | 筐体の防水構造 | |
JP2585800Y2 (ja) | 筐体の防水構造 |