JPH0736474B2 - 筐体の防水構造 - Google Patents

筐体の防水構造

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JPH0736474B2
JPH0736474B2 JP21835290A JP21835290A JPH0736474B2 JP H0736474 B2 JPH0736474 B2 JP H0736474B2 JP 21835290 A JP21835290 A JP 21835290A JP 21835290 A JP21835290 A JP 21835290A JP H0736474 B2 JPH0736474 B2 JP H0736474B2
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JP
Japan
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sealing material
housing
waterproof structure
sealing
seal
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一秀 辻
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Fujitsu General Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えば無線通信機器を内部に収容する筐体の
防水構造に係り、さらに詳しく言えば、シール材を使用
して筐体の蓋部の防水を行なう筐体の防水構造に関す
る。
〔従来の技術〕
内部に無線通信機などの電気機器を収容する筐体には使
用目的に応じて様々な機能が要求される。その一つに防
水性が挙げられる。例えば携帯用無線機では当然屋外で
使用されることが大半であり、そのため、雨天のときの
防水が問題になる。この防水構造としては、一般には、
筐体の外部から防水ゴムで覆う方法、もしくは筐体自体
を弾性および防水性を有する材料で一体的に水密構造に
形成する場合が多い。このように筐体自体を防水性材料
で一体的に構成するとコストが高くなるため、防水性が
問題になる箇所、例えば裏蓋や操作部の蓋(操作パネ
ル)と筐体との取付部にシール材を入れて防水性を確保
するようにしたものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このように筐体の蓋や操作板の取付部のみそれ
ぞれシールする場合には、シール材を平面的に形成すれ
ばよいので低コストで簡単に行えるが、蓋と操作板とが
互いに隣接し、さらに両者が角度を有する場合にはその
隣接部でシール性が損なわれるため、両者の角度に合わ
せてシール部材を立体的に形成する必要がある。ところ
が、このように立体的に形成するとシール材を成形する
ときの金型が高くなり、結局コストの上昇を招くことに
なる。
この発明は上述のような従来技術の実情に鑑みてなされ
たもので、その目的は2つの部材が任意の角度で交差す
るような場合にでも、低コストで簡単かつ確実に防水す
ることができる筐体の防水構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この発明は、機器を内部に収
容する筐体の任意の角度で隣接して取付けられる2枚の
蓋部材と筐体本体との間にシール材を挿入して防水する
筐体の防水構造において、一方の蓋部材をシールする第
1のシール材と、他方の蓋部材をシールする第2のシー
ル材とからなり、第1のシール材の端部には他方の蓋部
材側に延出させて第2のシール材によって押圧可能な延
出部を形成し、一方の蓋部材と他方の蓋部材の交差部で
は、第1のシール材の端部に第2のシール材が重ね合わ
されて他方の蓋部材によって押圧された状態でシールす
るようにしている。
〔作用〕
上記のように構成すると、一方の蓋部材のシールは第1
のシール材によって、他方の蓋部材のシールは第2のシ
ール材によって行われ、2つの蓋部材の隣接部のシール
は第1のシール材から延出した延出部上に第2のシール
材を重ね、さらに他方の蓋部材を上から重ねて締め付け
ることにより、両シール材が漬れ、角度をもった2つの
部材の隣接部でも十分なシール性を発揮する。
〔実施例〕
第1図はこの発明の実施例に係る筐体の防水構造を示す
分解斜視図である。この筐体は筐体本体1と一方の蓋部
材としての裏蓋2と、他方の蓋部材としての操作パネル
3とから構成され、裏蓋2と筐体本体1との間には、正
面視略U字状の第1のシール材4が、また操作パネル3
と筐体本体1との間には、正面視略長方形の環状の第2
のシール材5がそれぞれ装着される。
このため、筐体1には第1のシール材4と第2のシール
材5を装着するシール材装着溝6が形成されている。な
お、第2図に示すように垂直側のシール材装着溝6bには
第1のシール材4のずれ防止用の突起7がシール材装着
溝6に直角な方向に形成されている。第1のシール材4
の両端部は第1図および第2図に示すようにほぼ直角に
折曲され、第2のシール材5が装着される図において水
平なシール材装着溝6aに若干量挿入できるようになって
いる。このシール材は断面が円形に形成されたいわゆる
Oリング状のものである。
これらのシール材4,5を装着する場合には、第1のシー
ル材4をシール材装着溝6bに装着して裏蓋2を筐体本体
1に例えばねじによって固定する。このとき第1のシー
ル材4の端部4aは、第3図に示すように水平側のシール
装着溝6aに折曲された量だけ挿入される。次いで、第2
のシール材5を水平なシール装着溝6aにその上から装着
する。このとき第1のシール材4の端部4aは前述のよう
に水平なシール装着溝6aに所定量装着されているので、
第2のシール材5は当該端部4aの上から第4図に示すよ
うに重ねられる。その後、操作パネル3を上から被せ、
ねじ8によって固定する。その際、ねじ8を締め付ける
と第2のシール材5と第1の重ね合わさった部分が第5
図に示すように漬れ、確実にシールが施される。このよ
うに、第1のシール材4の端部4aの上に第2のシール材
5を重ねて圧漬すると、裏蓋2と操作パネル3の角度が
どのようなものであってもシールを確実に行える。
また、第1のシール材4の端部4aは、微小量単に折曲さ
れているだけであるので、金型のコストも高くなること
はなく、また第1および第2のシール材4,5は規格に応
じて適宜製造しておき、製品によって組み合わせて使用
することもでき、応用範囲も広くなり、その分、コスト
を引き下げることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、2つの部材の
隣接部では、第1のシール材に第2のシール材を重ね合
わせて圧漬させるので、2つの部材の隣接部が角度をも
っていても、十分な防水性を発揮することができる。こ
れによりシール部材を立体的に成形する必要がなくなる
ので、低コストで筐体を防水構造とすることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係る筐体の防水構造を示す斜視図、第
2図はシール装着溝に形成された突起を示す筐体本体の
要部斜視図、第3図は水平側のシール装着溝に第1のシ
ール材の端部を挿入する状態を示す説明図、第4図は操
作パネルによって第2のシール材を押圧する状態を示す
要部断面図、第5図は第1のシール材を装着した後、第
2のシール材を装着する状態を示す説明図、第6図は第
2のシール部材を装着した後、操作パネルによって圧漬
させた状態を示す説明図である。 図中、1は筐体本体、2は裏蓋、3は操作パネル、4は
シール材、4aは端部、5は第2のシール材、6はシール
材装着溝、6aは水平側のシール材装着溝、6bは垂直側の
シール材装着溝である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器を内部に収容する筐体の任意の角度で
    交差する2枚の蓋部と筐体本体との間にシール材を挿入
    して防水する筐体の防水構造において、一方の蓋部をシ
    ールする第1のシール材と、他方の蓋部をシールする第
    2のシール材とを備え、第1のシール材の端部に他方の
    蓋部側に延出させて第2のシール材によって押圧可能な
    延出部を形成し、一方の蓋部と他方の蓋部の交差部で
    は、第1のシール材の端部に第2のシール材が重ね合わ
    されて他方の蓋部によって押圧された状態でシールされ
    る筐体の防水構造。
JP21835290A 1990-08-20 1990-08-20 筐体の防水構造 Expired - Fee Related JPH0736474B2 (ja)

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GB2489248A (en) 2011-03-22 2012-09-26 Edwards Ltd Vacuum pump with stator joint seals
JP6022013B1 (ja) * 2015-10-16 2016-11-09 三菱電機株式会社 防水型制御ユニットとその組立方法

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