JPH04100297A - 筐体の防水構造 - Google Patents

筐体の防水構造

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JPH04100297A
JPH04100297A JP21835290A JP21835290A JPH04100297A JP H04100297 A JPH04100297 A JP H04100297A JP 21835290 A JP21835290 A JP 21835290A JP 21835290 A JP21835290 A JP 21835290A JP H04100297 A JPH04100297 A JP H04100297A
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JP
Japan
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sealing member
sealing material
sealing
end portion
lid
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JP21835290A
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Kazuhide Tsuji
辻 一秀
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えば無線通信機器を内部に収容する筐体の
防水構造に係り、さらに詳しく言えば、シール材を使用
して筐体の蓋部の防水を行なう筐体の防水構造に関する
〔従来の技術〕
内部に無線通信機などの電気機器を収容する筐体には使
用目的に応じて様々な機能が要求される。
その一つに防水性が挙げられる。例えば携帯用無線機で
は当然屋外で使用されることが大半であり。
そのため、雨天のときの防水が問題になる。この防水構
造としては、一般には、筐体の外部から防水ゴムで覆う
方法、もしくは筐体自体を弾性および防水性を有する材
料で一体的に水密構造に形成する場合が多い。このよう
に筐体自体を防水性材料で一体的に構成するとコストが
高くなるため、防水性が問題になる箇所、例えば裏蓋や
操作部の蓋(操作パネル)と筐体との取付部にシール材
を入れて防水性を確保するようにしたものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このように筐体の蓋や操作板の取付部のみそれ
ぞれシールする場合には、シール材を平面的に形成すれ
ばよいので低コストで簡単に行えるが、蓋と操作板とが
互いに隣接し、さらに両者が角度を有する場合にはその
隣接部でシール性が損なわれるため、両者の角度に合わ
せてシール部材を立体的に形成する必要がある。ところ
が、このように立体的に形成するとシール材を成形する
ときの金型が高くなり、結局コストの上昇を招くことに
なる。
この発明は上述のような従来技術の実情に鑑みてなされ
たもので、その目的は2つの部材が任意の角度で交差す
るような場合にでも、低コストで簡単かつ確実に防水す
ることができる筐体の防水構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この発明は、機器を内部に収
容する筐体に任意の角度で隣接して取付けられる2枚の
蓋部材と筐体本体との間にシール材を挿入して防水する
筐体の防水構造において、一方の蓋部材をシールする第
1のシール材と、他方の蓋部材をシールする第2のシー
ル材とからなり、第1のシール材の端部には他方の蓋部
材側に延出させて第2のシール材によって押圧可能な延
出部を形成し、一方の蓋部材と他方の蓋部材の交差部で
は、第1のシール材の端部に第2のシール材が重ね合わ
されて他方の蓋部材によって押圧された状態でシールす
るようにしている。
〔作   用〕
上記のように構成すると、一方の蓋部材のシールは第1
のシール材によって、他方の蓋部材のシールは第2のシ
ール材によって行われ、2つの蓋部材の隣接部のシール
は第1のシール材から延出した延出部上に第2のシール
材を重ね、さらに他方の蓋部材を上から重ねて締め付け
ることにより、両シール材が漬れ、角度をもった2つの
部材の隣接部でも十分なシール性を発揮する。
〔実 施 例〕
第1図はこの発明の実施例に係る筐体の防水構造を示す
分解斜視図である。この筐体は筐体本体1と一方の蓋部
材としての裏蓋2と、他方の蓋部材としての操作パネル
3とから構成され、裏蓋2と筐体本体1との間には、正
面視略U字状の第1のシール材4が、また操作パネル3
と筐体本体1との間には、正面視略長方形の環状の第2
のシール材5がそれぞれ装着される。
このため、筐体1には第1のシール材4と第2のシール
材5を装着するシール材装着溝6が形成されている。な
お、第2図に示すように垂直側のシール材装着溝6bに
は第1のシール材4のずれ防止用の突起7がシール材装
着溝6に直角な方向に形成されている。第1のシール材
4の両端部は第1図および第2図に示すようにほぼ直角
に折曲され、第2のシール材5が装着される図において
水平なシール材装着溝6aに若干量挿入できるようにな
っている。このシール材は断面が円形に形成されたいわ
ゆる0リング状のものである。
これらのシール材4,5を装着する場合には、第1のシ
ール材4をシール材装着溝6bに装着して裏蓋2を筐体
本体1に例えばねじによって固定する。このとき第1の
シール材4の端部4aは、第3図に示すように水平側の
シール装着溝6aに折曲された量だけ挿入される。次い
で、第2のシール材5を水平なシール材装着溝6aにそ
の上から装着する。このとき第1のシール材4の端部4
aは前述のように水平なシール装着溝6aに所定量装着
されているので、第2のシール材5は当該端部4aの丘
から第4図に示すように重ねられる。その後、操作パネ
ル3を上から被せ、ねじ8によって固定する。その際、
ねじ8を締め付けると第2のシール材5と第1の重ね合
わさった部分が第5図に示すように漬れ、確実にシール
が施される。このように、第1のシール材4の端部4a
の上に第2のシール材5を重ねて圧潰すると、裏蓋2と
操作パネル3の角度がどのようなものであってもシール
を確実に行える。
また、第1のシール材4の端部4aは、微小量単に折曲
されているだけであるので、金型のコストも高くなるこ
とはなく、また第1および第2のシール材4,5は規格
に応じて適宜製造しておき、製品によって組み合わせて
使用することもでき、応用範囲も広くなり、その分、コ
ストを引き下げることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、2つの部材の
隣接部では、第1のシール材に第2のシール材を重ね合
わせて圧潰させるので、2つの部材の隣接部が角度をも
っていても、十分な防水性を発揮することができる。こ
れによりシール部材を立体的に成形する必要がなくなる
ので、低コストで筐体を防水構造とすることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係る筐体の防水構造を示す斜視図、第
2図はシール装着溝に形成された突起を示す筐体本体の
要部斜視図、第3図は水平側のシール装着溝に第1のシ
ール材の端部を挿入する状態を示す説明図、第4図は操
作パネルによって第2のシール材を押圧する状態を示す
要部断面図、第5図は第1のシール材を装着した後、第
2のシール材を装着する状態を示す説明図、第6図は第
2のシール部材を装着した後、操作パネルによって圧潰
させた状態を示す説明図である。 図中、1は筐体本体、2は裏蓋、3は操作パネル、4は
シール材、4aは端部、5は第2のシール材、6はシー
ル材装着溝、6aは水平側のシール材装着溝、6bは垂
直側のシール材装着溝であ特許出願人 株式会社富士通
ゼネラル 代理人 弁理士  大 原  拓 也 第 図 第4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機器を内部に収容する筐体の任意の角度で交差す
    る2枚の蓋部と筐体本体との間にシール材を挿入して防
    水する筐体の防水構造において、一方の蓋部をシールす
    る第1のシール材と、他方の蓋部をシールする第2のシ
    ール材とを備え、第1のシール材の端部に他方の蓋部側
    に延出させて第2のシール材によって押圧可能な延出部
    を形成し、一方の蓋部と他方の蓋部の交差部では、第1
    のシール材の端部に第2のシール材が重ね合わされて他
    方の蓋部によって押圧された状態でシールされる筐体の
    防水構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010190462A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 回転乾燥機
JP2014511965A (ja) * 2011-03-22 2014-05-19 エドワーズ リミテッド 真空ポンプ
JP6022013B1 (ja) * 2015-10-16 2016-11-09 三菱電機株式会社 防水型制御ユニットとその組立方法

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