JPH0628842Y2 - 携帯無線機の防水構造 - Google Patents
携帯無線機の防水構造Info
- Publication number
- JPH0628842Y2 JPH0628842Y2 JP1990022445U JP2244590U JPH0628842Y2 JP H0628842 Y2 JPH0628842 Y2 JP H0628842Y2 JP 1990022445 U JP1990022445 U JP 1990022445U JP 2244590 U JP2244590 U JP 2244590U JP H0628842 Y2 JPH0628842 Y2 JP H0628842Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rib
- waterproof structure
- section
- overlay
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Transceivers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は携帯用無線機特に老人等が入浴時に用いるペン
ダントタイプの緊急通報送信機の防水構造に関する。
ダントタイプの緊急通報送信機の防水構造に関する。
(従来の技術) 従来から市販されているこの種の無線機には防滴タイプ
のものはあるが、JIS−C−920に適合する防浸タ
イプ(水深1mで30分間放置後水漏れがないこと)は
見受けられない。
のものはあるが、JIS−C−920に適合する防浸タ
イプ(水深1mで30分間放置後水漏れがないこと)は
見受けられない。
従来の無線機のきょう体構造は、第7図の外観図に示す
如く内部に電気回路を有するため2分割となっており、
表,裏ケース1,2の間は防滴を目的とした断面凸形の
ゴムパッキング3がその突部を表ケース1に設けた溝に
挿入して挟み込まれている。また、肌身につけて持ち歩
くため意匠性を重視し、分割した表,裏ケース1,2の
結合は第8図の分解図、第9図の断面図に示すように片
側を表ケース1の爪状リブ12に裏ケース2の爪で引掛
け、反対側を取付ねじ4で固定する構造である。
如く内部に電気回路を有するため2分割となっており、
表,裏ケース1,2の間は防滴を目的とした断面凸形の
ゴムパッキング3がその突部を表ケース1に設けた溝に
挿入して挟み込まれている。また、肌身につけて持ち歩
くため意匠性を重視し、分割した表,裏ケース1,2の
結合は第8図の分解図、第9図の断面図に示すように片
側を表ケース1の爪状リブ12に裏ケース2の爪で引掛
け、反対側を取付ねじ4で固定する構造である。
また、無線機の起動スイッチ開口部5、停止スイッチ開
口部6、動作確認ランプ表示開口部7は、表ケース1に
対しその内面にオーバレイ8をゴムパッキング9を介し
て平面対平面で当て、背後から押え板10を複数個のね
じにより固定していた。
口部6、動作確認ランプ表示開口部7は、表ケース1に
対しその内面にオーバレイ8をゴムパッキング9を介し
て平面対平面で当て、背後から押え板10を複数個のね
じにより固定していた。
(考案が解決しようとする課題) 前者の表,裏ケースの結合において、係合部分は第10
図のようにずらしながら組み合わせるため、防水用ゴム
パッキング3は面当てとなり防水が確実に得られないと
いう欠点がある。これに使用されるゴムパッキングの形
状は第11図に示してある。
図のようにずらしながら組み合わせるため、防水用ゴム
パッキング3は面当てとなり防水が確実に得られないと
いう欠点がある。これに使用されるゴムパッキングの形
状は第11図に示してある。
また、後者のオーバレイ8の固定は、複数個のねじ(図
では3本)で行っているが、単位面積当りの押圧が小の
ためシール効果は充分ではない。
では3本)で行っているが、単位面積当りの押圧が小の
ためシール効果は充分ではない。
本考案の目的は、表,裏ケース間の防水及び操作部や表
示ランプ部分の防水性を確保すると共に、小型きょう体
でのねじの本数を極力減らしてコスト低減を図ることに
ある。
示ランプ部分の防水性を確保すると共に、小型きょう体
でのねじの本数を極力減らしてコスト低減を図ることに
ある。
(課題を解決するための手段) 本考案はこれらの欠点を解消し前記目的を達成するた
め、表ケースの当接面内側にゴムパッキングの動き止め
用のリブを形成し、かつ断面凸形の前記ゴムパッキング
の平坦部、又は裏ケースの当接面に、断面が三角形状の
小突起を形成する。また、スイッチ,表示部に対応して
表ケースに設けた開口部のそれぞれの縁辺、又は該縁辺
に接触しかつオーバレイに付属する板状のゴム部分に、
断面が三角形状の小突起を形成し、かつ前記オーバレ
イ,押え板により表ケース内に固定したものである。
め、表ケースの当接面内側にゴムパッキングの動き止め
用のリブを形成し、かつ断面凸形の前記ゴムパッキング
の平坦部、又は裏ケースの当接面に、断面が三角形状の
小突起を形成する。また、スイッチ,表示部に対応して
表ケースに設けた開口部のそれぞれの縁辺、又は該縁辺
に接触しかつオーバレイに付属する板状のゴム部分に、
断面が三角形状の小突起を形成し、かつ前記オーバレ
イ,押え板により表ケース内に固定したものである。
以下実施例につき図面により詳細に説明する。
(実施例) 第1図は表ケース21にゴムパッキング23を装着した
ときの詳細図で、表ケース21の内側にゴムパッキング
23の動き止め用のリブ36を形成し、かつゴムパッキ
ング23の当接側に断面三角形状の小突起37を形成し
ている。表ケース21に設けたリブ36は、第2図に示
す如く裏ケース22をスライドして爪状リブ38に係合
する際のゴムパッキング23に加わる側圧により溝から
の脱落や移動を防止する。
ときの詳細図で、表ケース21の内側にゴムパッキング
23の動き止め用のリブ36を形成し、かつゴムパッキ
ング23の当接側に断面三角形状の小突起37を形成し
ている。表ケース21に設けたリブ36は、第2図に示
す如く裏ケース22をスライドして爪状リブ38に係合
する際のゴムパッキング23に加わる側圧により溝から
の脱落や移動を防止する。
また、ゴムパッキング23の小突起37は、これを設け
た場合、裏ケース22を下方へ押し付けながら水平方向
へ移動させるような係合においてより強力な接触圧が確
保できると共に、接触面が従来行われた面接触から線接
触となり、一層大きな接触圧が確保できる。
た場合、裏ケース22を下方へ押し付けながら水平方向
へ移動させるような係合においてより強力な接触圧が確
保できると共に、接触面が従来行われた面接触から線接
触となり、一層大きな接触圧が確保できる。
また、スイッチ,表示部,オーバレイ部分の防水は第3
図及びその一部を拡大した第4図に示す如く、開口の縁
辺に断面三角形状の小突起41を設け、ゴム部分39に
当接させることによりシール面の接触圧を増加させるこ
とができる。
図及びその一部を拡大した第4図に示す如く、開口の縁
辺に断面三角形状の小突起41を設け、ゴム部分39に
当接させることによりシール面の接触圧を増加させるこ
とができる。
オーバレイ28を押える押え板30は、第5図に示す如
く,表ケース21の内壁に係合用リブ40を設け、ゴム
部分39を付属したオーバレイ28と押え板30の一端
をこのリブ40の爪に引掛け、他端を押えブッシュ31
で仮止めし、表,裏ケース21,22を結合するとき、
この押えブッシュ31を貫通するねじで共締めする。係
合用リブ40と押えブッシュ31の位置を適切に決める
ことにより、オーバレイ28は押え板30から適切な押
圧を受け、シール面での接触圧を確保することができ
る。第6図には本実施例の部品構成が示してある。
く,表ケース21の内壁に係合用リブ40を設け、ゴム
部分39を付属したオーバレイ28と押え板30の一端
をこのリブ40の爪に引掛け、他端を押えブッシュ31
で仮止めし、表,裏ケース21,22を結合するとき、
この押えブッシュ31を貫通するねじで共締めする。係
合用リブ40と押えブッシュ31の位置を適切に決める
ことにより、オーバレイ28は押え板30から適切な押
圧を受け、シール面での接触圧を確保することができ
る。第6図には本実施例の部品構成が示してある。
なお上記の例では、ゴムパッキング23に三角形状の小
突起37を設けた場合につき説明したが、逆に裏ケース
22に突起を設けゴムパッキング23の当接面を平坦に
してもよく、また、第4図において三角形状の突起をオ
ーバレイ又はオーバレイ側のゴム部分39に設け、表ケ
ースの縁辺を平坦にしてもよい。
突起37を設けた場合につき説明したが、逆に裏ケース
22に突起を設けゴムパッキング23の当接面を平坦に
してもよく、また、第4図において三角形状の突起をオ
ーバレイ又はオーバレイ側のゴム部分39に設け、表ケ
ースの縁辺を平坦にしてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、表,裏ケース間パッキングの防水
シール性が向上するので、多湿やガス環境等の悪影響に
おいても長期間良好な性能を維持することができる。
シール性が向上するので、多湿やガス環境等の悪影響に
おいても長期間良好な性能を維持することができる。
また、オーバレイ押え板の固定が多くのねじを使用せず
に容易に行えるので工数の削減が可能である。
に容易に行えるので工数の削減が可能である。
第1図は本考案の一実施例を示す表ケースとパッキング
の詳細図、第2図は組立時の状態説明図、第3図は組立
品の断面図、第4図は第3図の一部拡大図、第5図は押
え板の固定説明図、第6図は部品の構成を示す分解図、
また第7図以降は従来例を示し、第7図は従来品の外形
図、第8図は部品の構成を示す分解図、第9図は断面
図、第10図は表,裏ケースの係合を示す説明図、第1
1図は第10図のシール部分の拡大図を示す。 21……表ケース、22……裏ケース、23……ゴムパ
ッキング、25……起動スイッチ開口部、26……停止
スイッチ開口部、27……動作確認ランプ表示開口部、
28……オーバレイ、30……押え板、31……押えブ
ッシュ、36……リブ、37……小突起、38……爪状
リブ、39……ゴム部分、40……係合用リブ、41…
…小突起。
の詳細図、第2図は組立時の状態説明図、第3図は組立
品の断面図、第4図は第3図の一部拡大図、第5図は押
え板の固定説明図、第6図は部品の構成を示す分解図、
また第7図以降は従来例を示し、第7図は従来品の外形
図、第8図は部品の構成を示す分解図、第9図は断面
図、第10図は表,裏ケースの係合を示す説明図、第1
1図は第10図のシール部分の拡大図を示す。 21……表ケース、22……裏ケース、23……ゴムパ
ッキング、25……起動スイッチ開口部、26……停止
スイッチ開口部、27……動作確認ランプ表示開口部、
28……オーバレイ、30……押え板、31……押えブ
ッシュ、36……リブ、37……小突起、38……爪状
リブ、39……ゴム部分、40……係合用リブ、41…
…小突起。
Claims (3)
- 【請求項1】分割可能な表,裏ケースの分離面の全周に
断面凸形のゴムパッキングをその突部を溝に挿入して装
着し、かつ両ケースの一端を爪状リブにより係合し他端
を螺着する構造の携帯無線機の防水構造において、前記
表ケース(21)の当接面内側にゴムパッキング(23)の動き
止め用のリブ(36)を形成し、かつ前記断面凸形のゴムパ
ッキング(23)の平坦部、又は裏ケース(22)の当接面に、
断面が三角形状の小突起(37)を形成したことを特徴とす
る携帯無線機の防水構造。 - 【請求項2】スイッチ,表示部に対応して表ケース(21)
に設けた開口部(25),(26),(27)の縁辺、又は該縁辺に接
触しかつオーバレイ(28)に付属する板状のゴム部分(39)
に、断面が三角形状の小突起を形成し、かつ前記オーバ
ーレイ(28),押え板(30)により表ケース(21)内に固定す
る携帯無線機の防水構造。 - 【請求項3】表ケース(21)の内壁に係合用のリブ(40)を
設け、該リブ(40)にオーバレイ(28)と押え板(30)の一端
を係合させ、他端を押えブッシュ(31)を介して螺着した
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項記載の
携帯無線機の防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990022445U JPH0628842Y2 (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 携帯無線機の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990022445U JPH0628842Y2 (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 携帯無線機の防水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03112981U JPH03112981U (ja) | 1991-11-19 |
JPH0628842Y2 true JPH0628842Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31525452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990022445U Expired - Lifetime JPH0628842Y2 (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 携帯無線機の防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628842Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006025276A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 携帯無線機の防水構造 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002246818A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-30 | Nippon Antenna Co Ltd | 車載用アンテナ |
JP2014007360A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-16 | Nec Access Technica Ltd | 筐体の防水構造 |
JP6522886B2 (ja) * | 2014-04-25 | 2019-05-29 | フクダ電子株式会社 | 医療電子機器の筐体構造 |
JP2017033514A (ja) * | 2015-07-29 | 2017-02-09 | 豊美 柳生 | ファイブポイント防犯ブザー |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS569093B2 (ja) * | 1977-02-18 | 1981-02-27 | ||
JPS57188385A (en) * | 1981-05-15 | 1982-11-19 | Ricoh Co Ltd | Ink type wire printer |
JPS5831598A (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-24 | 松下電器産業株式会社 | 防水機能を有する電子機器 |
JPS6327086B2 (ja) * | 1981-05-27 | 1988-06-01 | Mitsubishi Jukogyo Kk | |
JPH0628842U (ja) * | 1992-09-11 | 1994-04-15 | 株式会社精工舎 | シャッタのチャージ機構 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS569093U (ja) * | 1979-06-30 | 1981-01-26 | ||
JPS6116714Y2 (ja) * | 1980-04-19 | 1986-05-22 | ||
JPS6327086U (ja) * | 1986-08-07 | 1988-02-22 | ||
JPH0433614Y2 (ja) * | 1987-02-19 | 1992-08-12 | ||
JPH01121225U (ja) * | 1988-02-10 | 1989-08-17 | ||
JPH01146586U (ja) * | 1988-03-30 | 1989-10-09 |
-
1990
- 1990-03-06 JP JP1990022445U patent/JPH0628842Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS569093B2 (ja) * | 1977-02-18 | 1981-02-27 | ||
JPS57188385A (en) * | 1981-05-15 | 1982-11-19 | Ricoh Co Ltd | Ink type wire printer |
JPS6327086B2 (ja) * | 1981-05-27 | 1988-06-01 | Mitsubishi Jukogyo Kk | |
JPS5831598A (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-24 | 松下電器産業株式会社 | 防水機能を有する電子機器 |
JPH0628842U (ja) * | 1992-09-11 | 1994-04-15 | 株式会社精工舎 | シャッタのチャージ機構 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006025276A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 携帯無線機の防水構造 |
JP4551142B2 (ja) * | 2004-07-09 | 2010-09-22 | 株式会社日立国際電気 | 携帯無線機の防水構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03112981U (ja) | 1991-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2160054A1 (en) | Waterproof Casing Structure for Electronic Equipment | |
JPH11346064A (ja) | 装置の筐体の防水構造 | |
JPH0628842Y2 (ja) | 携帯無線機の防水構造 | |
JP3024677B2 (ja) | 筐体の防水構造 | |
JP2012119128A (ja) | 防水端子箱 | |
JP3118800B2 (ja) | 押圧操作装置 | |
JP2577895Y2 (ja) | 防水ケース構造 | |
JPH07336262A (ja) | 携帯用電子機器のマイク取付け構造 | |
JPH0956112A (ja) | 電気機器の端子箱 | |
JPS6140311Y2 (ja) | ||
JPS63160117A (ja) | 押釦スイツチ | |
JPH0127537Y2 (ja) | ||
JP2919402B2 (ja) | レシーバ固定構造 | |
JPH087778Y2 (ja) | 操作盤のコード挿通部の気密構造 | |
KR970060282A (ko) | 푸시버튼 스위치 | |
JPH07273522A (ja) | アンテナ取付け装置 | |
JPH0224181Y2 (ja) | ||
JPH08180756A (ja) | 携帯機器における操作部の防水構造 | |
JPS6247143Y2 (ja) | ||
JP2553934Y2 (ja) | 電気機器ケーブル引出し部の防水構造 | |
JP3010449U (ja) | スピーカー取付部の防水構造 | |
JPH0130735Y2 (ja) | ||
KR200218575Y1 (ko) | 저잡음주파수변환기의방수장치 | |
JPH0534173Y2 (ja) | ||
JP2552025Y2 (ja) | 防水パッキン |