JPH10145875A - 遠隔操縦装置 - Google Patents

遠隔操縦装置

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JPH10145875A
JPH10145875A JP29232296A JP29232296A JPH10145875A JP H10145875 A JPH10145875 A JP H10145875A JP 29232296 A JP29232296 A JP 29232296A JP 29232296 A JP29232296 A JP 29232296A JP H10145875 A JPH10145875 A JP H10145875A
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JP
Japan
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antenna
holding portion
opening
waterproof
waterproof cap
Prior art date
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Application number
JP29232296A
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English (en)
Inventor
Takaharu Kawazu
隆春 河津
Tomoyuki Maeda
友之 前田
Yoshitake Kanesaka
好剛 金阪
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔操縦装置に関し、アンテナ部の防水構造
において部品点数が多く組み立てにも時間が掛かり、か
つアンテナの係合部に発生する部材のズレで、パッキン
の圧接状態が不安定となり、防水性能の確保が不十分に
なり易かったという従来の課題を解決し、部品点数の削
減で組立時間を短縮でき、かつ高い信頼性の防水性能を
確保できる遠隔操縦装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本体ケース1のアンテナ挿入用の第1開
口部1aの周辺にリング状の保持部2と保持部側面に少
なくとも2箇所以上の係止穴2aと底面2bに断面形状
が三角形または半円形の環状突条3を設けて、各々に対
応する位置の防水キャップ押さえ10に爪部10a、ア
ンテナ挿入穴を設け、さらにアンテナ5を保護するカバ
ーとパッキンをゴム等の弾性材で構成することにより、
信頼性の高い防水構造が確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力噴霧機、クレ
ーン等の無線技術を活用して遠隔操縦するための遠隔操
縦に関し、特に、防水構造を必要とする遠隔操縦装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、送信・受信感度を維持するため
に、少なくともアンテナのトップを常に、ケースの外側
に突出させておくアンテナ付き無線装置では、アンテナ
の外周をシールするとともに、アンテナ取り付け穴の周
縁部でケース構成部材の内側面もシールするパッキンを
備えて、防水性を得る構造が提案されている。
【0003】例えば、特開平7−273522号公報に
開示されているようなアンテナ付き無線機器の構成につ
いて、図18,19を用いて説明する。
【0004】図18,19において、第1のケース構成
部材である前ケース102の挟持部材104と別の挟持
部材110とでアンテナ116を挟持し、挟持部材11
0とアンテナ116を前ケース102のボス106にビ
ス124により固定する。アンテナカバー117にパッ
キン126を嵌合し、小径部127の内側の環状突条1
29をアンテナカバー117の外周に圧接してシールす
る。アンテナカバー117を第2のケース構成部材であ
る後ケース103の穴131に挿通させ、後ケース10
3を前ケース102と組み合わせることによりパッキン
126の大径部128の環状突条130を後ケース10
3の内面に穴131の外周縁部で圧接してシールする。
【0005】以上のように、パッキン126は環状突条
129でアンテナカバー117との間の密着状態を保
ち、かつ環状突条130で後ケース103の上面板の内
側面との密着状態を保つことにより、パッキン126と
アンテナ116の間およびパッキン126と後ケース1
03の穴131からの水の浸入を防ぐことができ、励振
器118のような内部構造を持つアンテナ116の場合
でも、アンテナ部の防水を行うことができると記載され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、パッキン126の環状突条130をアンテ
ナ116の大径部121と後ケース103の内側面で圧
接状態で保持し、穴131の外周縁部をシールするに
は、アンテナ116の大径部121,122間に前ケー
ス102に一体で設けられた挟持部材104と、前ケー
ス102および後ケース103とは独立に設けられた挟
持部材110で係合し、アンテナ116の芯材119と
挟持部材110を前ケース102に設けられたボス10
6,107にネジ124,125によって固定する為
に、挟持部材104と挟持部材110の係合がパッキン
126の環状突条130の圧接方向に対してズレた状
態、すなわちアンテナ116が後ケース103の内側面
に対して傾いた状態で固定されれば、パッキン126の
環状突条130の圧接状態が不安定となり、また、アン
テナカバー117に嵌合された小径部127が、後ケー
ス103の上面板に設けられた穴131とは遊合状態で
あるために、小径部127に設けられた環状突条129
がアンテナカバー117によって圧縮された反発力で、
小径部127が外側に逃げるので、圧接状態が単なる接
触状態となる可能性があり、防水性の信頼性で課題があ
った。更にアンテナの取付および防水構造を構成する部
品点数が多く、組立の時間もかかるという課題があっ
た。
【0007】本発明はこのような従来の課題を解決し、
励振器のような内部構造をもつアンテナであっても、ア
ンテナを保持する取付部と本体ケース及びアンテナを保
護するカバーとパッキンのそれぞれを単一部品で構成す
ることにより、装置全体の防水性の信頼性を確保し、更
に部品点数の削減と組立時間の短縮ができる遠隔操縦装
置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による遠隔操縦装置は、本体ケースの側面およ
び上面に設けられた第1開口部および第2の開口部と、
前記第1開口部の周辺にリング状に形成された保持部
と、前記保持部の側面に設けられた少なくとも2箇所以
上の係止穴と、前記保持部の底面に前記第1開口部の径
よりも大きく、前記保持部の内径よりも小さい位置に設
けられた断面形状が三角形又は半円形の環状突条と、前
記本体ケース内に設けられ、アンテナを保持固定するた
めのアンテナ取付部と、前記第2の開口部を覆うように
設けられ、防水処理の施された操作パネルと、前記アン
テナを覆い、かつ前記保持部の底面と相対する位置の根
本部にツバを設けた防水キャップと、前記保持部の側面
に設けられた少なくとも2箇所以上の係止穴にそれぞれ
係止する爪部を有し、前記保持部の内径よりも小さく、
かつ前記防水キャップの外形よりも大きな穴を有したリ
ング状の防水キャップ押さえとを備え、前記防水キャッ
プ押さえに設けられた爪部が前記保持部に設けられた係
止穴に係止することにより前記保持部の底面と前記防水
キャップ押さえの端面とで前記防水キャップの根本部に
設けたツバを挟み込む構成を有するものである。
【0009】この本発明によれば、装置全体の防水性の
信頼性を確保し、更に部品点数の削減と組立時間の短縮
ができる遠隔操縦装置が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、防水キャップ押さえに設けられた爪部が保持部に設
けられた係止穴に係止することにより前記保持部の底面
と前記防水キャップ押さえの端面とで防水キャップの根
本部に設けたツバを挟み込む構成を有しているので、前
記保持部の底面に設けた断面形状が三角形又は半円形の
環状突条が前記防水キャップの根本部に設けたツバに圧
接状態となり、第1開口部を防水することができるとい
う作用を有する。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、前記保
持部の内径部に雄ネジまたは雌ネジを設けると共に、防
水キャップ押さえの外径部に雌ネジまたは雄ネジを設け
た構成を有しているので、前記防水キャップ押さえの雄
ネジまたは雌ネジを前記保持部の雌ネジまたは雄ネジへ
ネジ込むことにより、前記保持部の底面と前記防水キャ
ップ押さえ端面で前記防水キャップの根本部に設けたツ
バを挟み込むとともに、前記保持部の底面に設けた断面
形状が三角形又は半円形の環状突条が前記防水キャップ
の根本部に設けたツバに圧接状態となり、第1開口部を
防水することができるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、前記第
1開口部の壁面の肉厚のほぼ中央部に断面形状が三角形
又は半円形の環状突条を形成すると共に、防水キャップ
の根本部のツバを少なくとも2連以上設けた構成を有し
ているので、前記防水キャップがアンテナの挿入と同時
に前記アンテナ外径部と前記環状突条の間で圧接状態と
なり、前記第1開口部をシールすると共に、前記防水キ
ャップの根本部の2連以上設けたツバによって前記アン
テナと前記防水キャップの本体ケースからの脱落・抜け
防止ができるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1から3のいずれかに記載の発明において、前記アンテ
ナの一端部に設けられた取付穴を有する板状端子を、前
記操作パネルを構成する回路基板に設けられた取付部
と、前記本体ケース内に設けられたアンテナ取付部とで
挟み込む構成を有しているので、前記回路基板を前記本
体ケースへ固定できると共に、前記アンテナを前記回路
基板に電気的に接続できるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
4記載の発明において、前記アンテナの板状端子の取付
穴を設けた面と垂直な方向にツバを設け、前記アンテナ
の板状端子を、前記回路基板と前記本体ケース内に設け
られたアンテナ取付部とで前記回路基板の端面を前記板
状端子のツバに当てて挟み込む構成を有しているので、
前記アンテナと前記回路基板をネジ締め固定する時にア
ンテナのネジ締め回転方向に対する回転防止と前記アン
テナ5と前記回路基板12との電気的接続と機械的結合
とを同時に行うことができるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1から3のいずれかに記載の発明において、前記第2開
口部全周に、前記防水部材を配設するための段部を設
け、その断面形状が三角形又は半円形の環状突条を設け
た構成を有しているので、前記防止部材の大突起とスイ
ッチパネルに設けた穴との隙間に異物が混入しても容易
に確認及び除去できると共に、前記第2開口部からの液
体浸入を防止することができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
6記載の発明において、前記防水部材の大突起の外周部
の水平方向の肉厚を、垂直方向の肉厚と同じかもしくは
薄くし、かつ前記大突起の根本の外周部に環状溝を設け
た構成を有しているので、前記防水部材の大突起の外周
部の肉厚の違いにより前記大突起を押すと大突起部のみ
が撓み、隣接する操作スイッチに影響を及ぼさずに、必
要とする操作スイッチのみを動作させることができると
いう作用と、異物が混入しても前記環状溝に異物が蓄積
されるので、異物によって操作スイッチが押し続けられ
ることが無く、仮に異物により操作スイッチが押し続け
られても容易に確認及び除去できるという作用を有す
る。
【0017】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
6または7記載の発明において、前記回路基板に実装さ
れた操作スイッチを千鳥状に配置し、前記防水部材の内
側の前記回路基板に実装された前記操作スイッチの各々
の間に対応する位置に、前記操作スイッチが実装された
回路基板面に接するようにボスまたはリブを一体で構成
しているので、前記大突起を押すとボスまたはリブが回
路基板面に当たりストッパーとして機能し、押した大突
起部のみが撓み、隣接する操作スイッチに影響を及ぼさ
ずに、必要とする操作スイッチのみを動作させることが
できるという作用と、装置本体の小型化に対応した操作
スイッチの配置ができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
3,6,7,8のいずれかに記載の発明において、前記
防水部材と前記防水キャップとを一体成形で構成してい
るので、単一で本体ケースの第1開口部と第2開口部の
各々からの液体浸入を防止することができるという作用
を有する。
【0019】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項1から3のいずれかに記載の発明において、円筒形状
のホース又はノズル等を添わせるV溝と前記V溝に平行
な係止溝を有する取付ホルダーと、前記取付ホルダーの
係止溝に係止するツバとネジ穴を有するコの字形状の取
付保持金具と、前記取付保持金具のネジ穴に相対するネ
ジを備え、前記取付ホルダーを本体ケースの底面又は側
面に一体成形した構成、または着脱可能な構成を有して
いるので、用途や使用場所によって装置本体の他への固
定または携帯ができるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項1から3のいずれかに記載の発明において、前記本体
ケースをポリカーボネート又はポリカーボネートをブレ
ンドした熱可塑性樹脂材料で構成しているので、装置本
体の落下時や衝撃時の破損・破壊防止性能を向上させる
ことができ、本体ケース内部の電子部品への悪影響を防
止できるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項1から3のいずれかに記載の発明において、前記アン
テナの芯材部をコイルバネ形状で構成しているので、装
置本体の落下時等アンテナ部に衝撃が加わっても前記ア
ンテナ部の破損や変形等が起こりにくくなり、安定的に
電波の送受信ができるという作用を有する。
【0022】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図17を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける遠隔操縦装置を示す分解構成斜視図であり、図2は
同実施の形態1におけるアンテナ取付部の防水構造を示
す要部断面図である。図1、図2において、1は本体ケ
ース、1aは本体ケース1の側面に設けられた第1開口
部、1bは第1開口部1aと垂直または相対方向な面に
設けられた、すなわち本体ケース1の上面に設けられた
第2開口部である。2は第1開口部1aの外周に設けら
れ、かつ側面に少なくとも2箇所以上の係止穴2aを設
けたリング状の保持部、3は前記保持部2の底面2bに
設けられた断面形状が三角形または半円形の環状突条、
4は本体ケース1の内側に有り、取付穴6aを設けた板
状端子6と芯材7が一体でなるアンテナ5の取付穴また
は取付ネジ穴4aを設けたアンテナ取付部、8は根本部
にツバ9が一体で成形された防水キャップ、10は保持
部2の内径よりも小さく防水キャップ8の外径よりも大
きなリング形状で、係止穴2aにより係止される爪部1
0aとツバ9を圧接する端面10bを設けた防水キャッ
プ押さえである。
【0023】上記の構成において、第1開口部1aにア
ンテナ5の板状端子6を挿入し、挿入完了後防水キャッ
プ8をアンテナ5の先端部から被せて、ツバ9が保持部
2の底面2bに当たるまで挿入する。次に、防水キャッ
プ押さえ10を爪部10a側から防水キャップ8が被せ
られたアンテナ5の先端部より爪部10aが係止穴2a
に係止するまで挿入すると、保持部2の底面2bに設け
られた環状突条3と防水キャップ押さえ10の端面10
bで防水キャップ8の根本部のツバ9が圧接状態にな
り、かつ係止が保持された状態となる。
【0024】以上のように同実施の形態1によれば、防
水キャップ8でアンテナ5を保護できると共に、第1開
口部1aからの本体ケース1内部への液体浸入を防止す
ることができるという効果が得られる。
【0025】なお、本実施の形態では防水キャップ押さ
え10の爪部10aを保持部2の係止穴2aに内側面か
ら係止する構成を図示したが、防水キャップ押さえ10
と爪部10aの形状を変えて保持部2の外側面に係止す
る構成としても同じ効果が得られるものである。
【0026】なお、装置全体の防水構造及び操作スイッ
チ部の構造については、実施の形態6で詳細を説明す
る。
【0027】(実施の形態2)図3は本発明の第2の実
施の形態におけるアンテナ取付部の防水構造を示す要部
断面図である。図3において、図1,2と重複する符号
の説明は省くが、2cは前記保持部2の内径部に設けら
れた雌ネジであり、10cは防水キャップ押さえ10の
外径部に設けられた雄ネジである。
【0028】上記の構成において、第1開口部1aにア
ンテナ5の板状端子6を挿入し、挿入完了後防水キャッ
プ8をアンテナ5の先端部から被せて、ツバ9が保持部
2の底面2bに当たるまで挿入する。次に、防水キャッ
プ押さえ10を防水キャップ8が被せられたアンテナ5
の先端部より挿入し、雄ネジ10cを雌ネジ2cにねじ
締めすると、保持部2の底面2bに設けられた環状突条
3と防水キャップ押さえ10の端面10bで防水キャッ
プ8の根本部のツバ9が圧接状態になり、かつ保持され
た状態となる。
【0029】以上のように同実施の形態2によれば、防
水キャップ8でアンテナ5を保護できると共に、第1開
口部1aからの本体ケース1内部への液体浸入を防止す
ることができるという効果が得られる。
【0030】(実施の形態3)図4は本発明の第3の実
施の形態におけるアンテナ取付部の防水キャップを装着
した状態を示す要部断面図であり、図5は同実施の形態
3におけるアンテナ取付部のアンテナ挿入後の防水構造
を示す要部断面図である。図4,5において、図2,3
と重複する符号の説明は省くが、11は第1開口部1a
の壁面1cに設けられた断面形状が三角形又は半円形の
環状突条であり、9a,9bは防水キャップ8の根本部
に2連状に一体成形されたツバである。
【0031】上記の構成において、第1開口部1aの周
縁の壁をツバ9aとツバ9bの間に挟み込むように取付
けると、第1開口部1aの環状突条11により防水キャ
ップ8の内径の環状突条11に相対する部分が中心方向
に湾曲される。次に、アンテナ5を防水キャップ8の根
本部より所定位置まで挿入すると、アンテナ5の外径と
環状突条11の押さえつけにより、防水キャップ8の湾
曲部分が圧接状態になり、かつ保持された状態となる。
【0032】以上のように同実施の形態3によれば、防
水キャップ8でアンテナ5を保護できると共に、防水キ
ャップ押さえ等の部材を使用しなくとも本体ケースのみ
で第1開口部1aからの本体ケース1内部への液体浸入
を防止することができるという効果が得られる。
【0033】(実施の形態4)図6は本発明の第4の実
施の形態におけるアンテナ取付構造を示す要部断面図で
ある。図6において、図1,2と重複する符号の説明は
省くが、12は両面の導体パターン13を電気的に短絡
させた前記アンテナを取り付けるための取付穴14を有
した回路基板であり、回路基板12には操作スイッチ1
6(図示省略)、電子部品17(図示省略)が実装され
ている。18はスプリングワッシャ19を介在させたタ
ップタイトネジまたはネジである。
【0034】上記構成において、アンテナ5に一体で設
けられた板状端子6を本体ケース1内部のアンテナ取付
部4と回路基板12とで、取付穴14と取付穴6aと取
付穴または取付ネジ穴4aの穴位置が合うように挟み込
み、タップタイトネジまたはネジ18を回路基板12の
取付穴14から挿入しねじ締めすると、アンテナ5の板
状端子6はアンテナ取付部4と回路基板12との間に挟
持された状態となる。
【0035】以上のように同実施の形態4によれば、ア
ンテナ5と回路基板12との電気的接続と機械的結合と
が同時にできるという効果が得られる。
【0036】(実施の形態5)図7は本発明の第5の実
施の形態におけるアンテナ取付構造を示す要部断面図で
ある。図7において、図6と重複する符号の説明は省く
が、20は板状端子6の取付穴6aを設けた面に対して
垂直な面6bを外周方向へ拡張した形状に設けたツバで
ある。
【0037】上記構成において、アンテナ5に一体で設
けられた板状端子6を本体ケース1内部のアンテナ取付
部4と回路基板12とで、回路基板12の端面をツバ2
0に当てながら取付穴14と取付穴6aと取付穴または
取付ネジ穴4aの穴位置が合うように挟み込み、タップ
タイトネジまたはネジ18を回路基板12の取付穴14
から挿入しねじ締めすると、アンテナ5の板状端子6は
アンテナ取付部4と回路基板12との間に挟持された状
態となる。
【0038】以上のように同実施の形態5によれば、タ
ップタイトネジまたはネジ18で、アンテナ5と回路基
板12を本体ケース1内部のアンテナ取付部4に締め付
ける時に、アンテナ5が回転することを防止することが
できるという効果とアンテナ5と回路基板12との電気
的接続と機械的結合とを同時に行うことができるという
効果が得られる。
【0039】(実施の形態6)図8は本発明の第6の実
施の形態における装置全体の防水構造及び操作スイッチ
部を示す要部断面図である。図8において、図1,2と
重複する符号の説明は省くが、21は本体ケース1の第
2開口部1bの周辺に設けられた段部、22は前記段部
21に設けられた断面形状が三角形または半円形の環状
突状、23は組立時に前記回路基板12に実装された操
作スイッチ16に対応する位置の外側に大突起23aと
内側に前記大突起よりも表面積の小さな小突起23bを
一体で設けた防水部材、24は前記防水部材23の大突
起23aに対向した位置に、前記大突起23aの外径よ
り大きな穴24aを有するスイッチパネルである。
【0040】上記構成において、第2開口部1bに操作
スイッチ16及び電子部品17(図示省略)を実装した
回路基板12を置き、次に防水部材23を前記回路基板
12の操作スイッチ16と大突起23aの相対位置を合
わせながら第2開口部1bを覆うように段部21に置
き、更に上側より前記突起23aと穴24aの相対位置
を合わせながらスイッチパネル24を置き、ネジ等の係
合手段(図示省略)により固定保持させると、前記防水
部材23が段部21とスイッチパネル24との間で挟持
され、かつ段部21に設けられた環状突条22部分で前
記防水部材23が圧接状態になる。
【0041】以上のように同実施の形態6によれば、防
水部材23が第2開口部1bの全域を一体で覆うので、
第2開口部1bからの本体ケース1内部への液体浸入を
防止することができるという効果と大突起23aと穴2
4aとの隙間に異物が混入しても容易に確認及び除去が
できるという効果が得られる。
【0042】(実施の形態7)図9は本発明の第7の実
施の形態における防水部材と操作スイッチの関係を示す
要部断面図である。図9において、図8と重複する符号
の説明は省くが、t1は防水部材23の大突起23aの
垂直方向の肉厚、t2は肉厚t1と同じかもしくは薄い
前記大突起23aの水平方向の肉厚、27は大突起23
aの外周部に設けられた環状溝である。
【0043】上記構成において、前記大突起23aを下
方へ押すと、肉厚t2部分が撓むか前記大突起23aの
全体が撓み、大突起23aの内側に設けられた小突起2
3bが操作スイッチ16を押し下げて、操作スイッチ1
6がONまたはOFF状態になる。
【0044】以上のように同実施の形態7によれば、必
要とする操作スイッチ16に相対する大突起23a部を
押すと、防水部材23の大突起23aの水平部分と垂直
部分の肉厚の違いにより、隣接する他の大突起23a部
に影響を及ぼさずに押した大突起23a部のみが撓み、
相対する操作スイッチ16のみを動作させることができ
るという効果と大突起23aとスイッチパネルに設けた
穴24aとの隙間に異物が混入しても、環状溝27に溜
まるので、異物の引っかかりにより操作スイッチ16が
押し続けられることが無く、仮に操作スイッチ16が押
し続けられる状況になった場合でも異物を容易に除去す
ることができるという効果が得られる。
【0045】(実施の形態8)図10は本発明の第8の
実施の形態における操作スイッチを千鳥状に配置・実装
した回路基板を示す正面図、図11は同実施の形態にお
ける防水部材を示す正面図(a)と裏面図(b)、図1
2は同実施の形態における各部材の組立構成を示す要部
断面図である。図10,11,12において、図9と重
複する符号の説明は省くが、28は防水部材23の大突
起23aが形成されていない位置に一体で設けられたボ
スまたはリブである。尚、防水部材23の大突起23a
は組立時に前記回路基板12に千鳥状に実装された操作
スイッチ16に対応する位置の防水部材23の外側に設
けられ、かつ大突起23aの内側には前記大突起23a
よりも表面積の小さな小突起23bが一体で設けられて
いる。
【0046】上記構成において、前記大突起23aを下
方へ押すと、前記ボスまたはリブ28が押し圧のストッ
パーとなって、押した前記大突起23aのみが撓み、大
突起23aの内側に設けられた小突起23bが操作スイ
ッチ16を押し下げて、操作スイッチ16がONまたは
OFF状態になる。
【0047】以上のように同実施の形態8によれば、必
要とする操作スイッチ16に相対する大突起23a部を
押すと、前記ボスまたはリブ28のストッパー作用によ
り、隣接する他の大突起23a部に影響を及ぼさずに押
した大突起23a部のみが撓み、相対する操作スイッチ
16のみを動作させることができるという効果と本体ケ
ースの小型・薄型化の要求に対しても、操作スイッチ1
6を千鳥状に配置することで大突起23aが大きく構成
できるので、操作性を損なわないという効果が得られ
る。
【0048】(実施の形態9)図13は本発明の第9の
実施の形態における防水部材と防水キャップを一体化し
た第1開口部の防水構造を示す要部断面図であり、図1
4は本発明の同実施の形態における防水部材と防水キャ
ップを一体化した第2開口部の防水構造を示す要部断面
図である。図13において、図4,5,8と重複する符
号の説明は省くが、29は図1における防水部材23に
防水キャップ8を一体で成形した形状の弾性部材からな
る防水パッキンである。
【0049】上記の構成において、第1開口部1aの周
縁の壁を防水パッキン29に形成された防水キャップ8
相当部のツバ29aとツバ29bの間に挟み込むように
取付けると、第1開口部1aの環状突条11により防水
キャップ8相当部の内径の環状突条11に相対する部分
が中心方向に湾曲される。次に、アンテナ5を防水パッ
キン8相当部の根本部より所定位置まで挿入すると、ア
ンテナ5の外径と環状突条11の押さえつけにより、防
水キャップ8相当部の湾曲部が圧接状態になり、かつ保
持された状態となる。
【0050】次に、本体ケース1の第2開口部1bに操
作スイッチ16および電子部品17(図示省略)を実装
した回路基板12を置く、更に防水パッキン29に形成
された防水部材23相当部を前記回路基板12の操作ス
イッチ16と大突起23aの相対位置を合わせながら第
2開口部1bを覆うように段部21に置く、更に上側よ
り前記突起23aと穴24aの相対位置を合わせながら
スイッチパネル24を置き、ネジ等の係合手段(図示省
略)により固定保持させると、前記防水部材23相当部
が段部21とスイッチパネル24との間で挟持され、か
つ段部21に設けられた環状突条22部分で前記防水部
材23相当部が圧接状態になる。
【0051】以上のように同実施の形態9によれば、本
体ケース1の第1開口部と第2開口部からの液体浸入を
単一部品で防止することができるという効果が得られ
る。
【0052】(実施の形態10)図15は本発明の第1
0の実施の形態における装置固定方法を示す要部断面図
である。図15において、30は円筒形状をしたホース
またはノズル等を沿わせるV溝30aとV溝30aと平
行の係止溝30bを設けた取付ホルダー、31は取付ホ
ルダー30の係止溝30bに係止する係止ツバ31aと
ネジ穴31bを備えた断面がコの字形状をした取付保持
金具、32は締め付けネジである。
【0053】上記構成において、取付ホルダー30を本
体ケース1の底面または側面に一体として形成するか、
接着等で固定するか、もしくは着脱可能手段(図示省
略)で取り付けた後、円筒形状をしたホースまたはノズ
ル等をV溝30aに沿わせて挿入し、係止溝30bに取
付保持金具31の係止ツバ31aを係止させて、ネジ穴
31bより締め付けネジ32で締め付けると、締め付け
ネジ32は円筒形状をしたホースまたはノズル等を圧縮
しながら前記V溝30aに密着し、保持される。
【0054】以上のように同実施の形態10によれば、
用途や使用場所によって装置本体の他への固定または携
帯ができるという効果が得られる。
【0055】(実施の形態11)図16は本発明の第1
1の実施の形態における代表的なエンジニアリングプラ
スチックのアイゾット衝撃値を表すグラフであり、同実
施の形態による本体ケース1はアイゾット衝撃性能に優
れたポリカーボネートまたはポリカーボネートをブレン
ドした熱可塑性樹脂で構成している。
【0056】以上のように同実施の形態11によれば、
装置本体の落下時や衝撃時の破損・破壊防止性能を向上
させるので、本体ケース内部の電子部品への悪影響を防
止できるという効果が得られる。
【0057】(実施の形態12)図17(a),(b)
はそれぞれ本発明の第12の実施の形態におけるアンテ
ナ構造を示す正面図と側面図である。図17において、
図6と重複する符号の説明は省くが、33はコイルバネ
形状のアンテナ5の芯材である。
【0058】以上のように同実施の形態11によれば、
装置本体の落下時等アンテナ部に衝撃が加わっても前記
アンテナ部の破損や変形等が起こりにくいので、安定的
に電波の送受信ができるという効果が得られる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明による遠隔操縦装置
は、本体ケースの側面および上面に設けられた第1開口
部および第2開口部と、前記第1開口部の周辺にリング
状に形成された保持部と、前記保持部の側面に設けられ
た少なくとも2箇所以上の係止穴と、前記保持部の底面
に前記第1開口部の径よりも大きく、前記保持部の内径
よりも小さい位置に設けられた断面形状が三角形又は半
円形の環状突条と、前記本体ケース内に設けられ、アン
テナを保持固定するためのアンテナ取付部と、前記第2
の開口部を覆うように設けられ、防水処理の施された操
作パネルと、前記アンテナを覆い、かつ前記保持部の底
面と相対する位置の根本部にツバを設けた防水キャップ
と、前記保持部の側面に少なくとも設けられた2箇所以
上の係止穴にそれぞれ係止する爪部を有し、前記保持部
の内径よりも小さく、かつ前記防水キャップの外形より
も大きな穴を有したリング状の防水キャップ押さえとを
備え、前記防水キャップ押さえに設けられた爪部が前記
保持部に設けられた係止穴に係止することにより、前記
保持部の底面と前記防水キャップ押さえの端面とで前記
防水キャップの根本部に設けたツバを挟み込む構成を有
しているので、部品点数の削減と組立時間の短縮ができ
ると共に、装置全体の防水性能の信頼性を高めかつ確保
できるという効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における遠隔操縦装
置を示す分解構成斜視図
【図2】同実施の形態によるアンテナ取付部の防水構造
を示す要部断面図
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるアンテナ取
付部の防水構造を示す要部断面図
【図4】本発明の第3の実施の形態におけるアンテナ取
付部の防水キャップを装着した状態を示す要部断面図
【図5】同実施の形態におけるアンテナ取付部のアンテ
ナ挿入後の防水構造を示す要部断面図
【図6】本発明の第4の実施の形態におけるアンテナ取
付構造を示す要部断面図
【図7】本発明の第5の実施の形態におけるアンテナ取
付構造を示す要部断面図
【図8】本発明の第6の実施の形態における装置全体の
防水構造および操作スイッチ部を示す要部断面図
【図9】本発明の第7の実施の形態における防水部材と
操作スイッチの関係を示す要部断面図
【図10】本発明の第8の実施の形態における操作スイ
ッチを千鳥状に配置・実装した回路基板を示す正面図
【図11】(a)同実施の形態における防水部材を示す
正面図 (b)同実施の形態における防水部材を示す裏面図
【図12】同実施の形態における各部材の組立構成を示
す要部断面図
【図13】本発明の第9の実施の形態における防水部材
と防水キャップを一体化した第1開口部の防水構造を示
す要部断面図
【図14】本発明の同実施の形態における防水部材と防
水キャップを一体化した第2開口部の防水構造を示す要
部断面図
【図15】本発明の第10の実施の形態における装置固
定方法を示す要部断面図
【図16】本発明の第11の実施の形態における代表的
なエンジニアリングプラスチックのアイドット衝撃値を
表したグラフ
【図17】(a)本発明の第12の実施の形態における
アンテナ構造を示す正面図 (b)本発明の第12の実施の形態におけるアンテナ構
造を示す側面図
【図18】従来のアンテナ取付装置を示す断面図
【図19】従来のアンテナ取付装置を示す分解斜視図
【符号の説明】
1 本体ケース 1a 第1開口部 1b 第2開口部 1c 壁面 2 保持部 2a 係止穴 2b 底面 2c 雌ネジ 3 環状突条 4 アンテナ取付部 4a 取付穴または取付ネジ穴 5 アンテナ 6 板状端子 6a 取付穴 6b 端面 7 芯材 8 防水キャップ 9 ツバ 9a ツバ 9b ツバ 10 防水キャップ押さえ 10a 爪部 10b 端面 10c 雄ネジ 11 環状突条 12 回路基板 13 導体パターン 14 取付穴 16 操作スイッチ 17 電子部品 18 タップタイトネジまたはネジ 19 スプリングワッシャ 20 ツバ 21 段部 22 環状突条 23 防水部材 23a 大突起 23b 小突起 24 スイッチパネル 24a 穴 t1 肉厚 t2 肉厚 27 環状溝 28 ボスまたはリブ 29 防水パッキン 29a ツバ 29b ツバ 30 取付ホルダー 30a V溝 30b 係止溝 31 取付保持金具 31a 係止ツバ 32 締め付けネジ 32a ネジ穴 33 芯材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースの側面および上面に設けられ
    た第1開口部および第2の開口部と、前記第1開口部の
    周辺にリング状に形成された保持部と、前記保持部の側
    面に設けられた少なくとも2箇所以上の係止穴と、前記
    保持部の底面に前記第1開口部の径よりも大きく、前記
    保持部の内径よりも小さい位置に設けられた断面形状が
    三角形又は半円形の環状突条と、前記本体ケース内に設
    けられ、アンテナを保持固定するためのアンテナ取付部
    と、前記第2の開口部を覆うように設けられ、防水処理
    の施された操作パネルと、前記アンテナを覆い、かつ前
    記保持部の底面と相対する位置の根本部にツバを設けた
    弾性部材よりなる防水キャップと、前記保持部の側面に
    設けられた少なくとも2箇所以上の係止穴にそれぞれ係
    止する爪部を有し、前記保持部の内径よりも小さく、か
    つ前記防水キャップの外形よりも大きな穴を有したリン
    グ状の防水キャップ押さえとを備え、前記防水キャップ
    押さえに設けられた爪部が前記保持部に設けられた係止
    穴に係止することにより、前記保持部の底面と前記防水
    キャップ押さえの端面とで前記防水キャップの根本部に
    設けたツバを挟み込む構成を有する遠隔操縦装置。
  2. 【請求項2】 本体ケースの側面および上面に設けられ
    た第1開口部および第2の開口部と、前記第1開口部の
    周辺にリング状に形成された保持部と、前記保持部の側
    面に設けられた少なくとも2箇所以上の係止穴と、前記
    保持部の底面に前記第1開口部の径よりも大きく、前記
    保持部の内径よりも小さい位置に設けられた断面形状が
    三角形又は半円形の環状突条と、前記本体ケース内に設
    けられ、アンテナを保持固定するためのアンテナ取付部
    と、前記第2の開口部を覆うように設けられ、防水処理
    された操作パネルと、前記アンテナを覆い、かつ前記保
    持部の底面と相対する位置の根本部にツバを設けた弾性
    部材よりなる防水キャップと、前記保持部の内径よりも
    小さく、かつ前記防水キャップの外形よりも大きな穴を
    有したリング状の防水キャップ押さえとを備え、前記保
    持部の内径部に雄ネジまたは雌ネジを設けると共に、防
    水キャップ押さえの外径部に雌ネジまたは雄ネジを設
    け、前記保持部の底面と前記防水キャップ押さえの端面
    とで前記防水キャップの根本部に設けたツバを挟み込む
    構成を有する遠隔操縦装置。
  3. 【請求項3】 本体ケースの側面および上面に設けられ
    た第1開口部および第2の開口部と、前記第1開口部の
    周辺にリング状に形成された保持部と、前記保持部の側
    面に設けられた少なくとも2箇所以上の係止穴と、前記
    保持部の底面に前記第1開口部の径よりも大きく、前記
    保持部の内径よりも小さい位置に設けられた断面形状が
    三角形又は半円形の環状突条と、前記本体ケース内に設
    けられ、アンテナを保持固定するためのアンテナ取付部
    と、前記第2の開口部を覆うように設けられ、防水処理
    の施された操作パネルと、前記アンテナを覆い、かつ前
    記保持部の底面と相対する位置の根本部にツバを設けた
    弾性部材よりなる防水キャップとを備え、前記第1開口
    部の壁面の肉厚のほぼ中央部に断面形状が三角形又は半
    円形の環状突条を形成すると共に、前記防水キャップの
    根本部のツバを少なくとも2連以上設け、前記防水キャ
    ップに前記アンテナを挿入することにより、前記防水キ
    ャップが前記環状突条と前記アンテナの外径部との間で
    圧接状態となる構成を有する遠隔操縦装置。
  4. 【請求項4】 アンテナの一端部に設けられた取付穴を
    有する板状端子を、操作パネルを構成する回路基板に設
    けられた取付部と前記本体ケース内に設けられたアンテ
    ナ取付部とで挟み込む構成を有する請求項1から3のい
    ずれかに記載の遠隔操縦装置。
  5. 【請求項5】 アンテナの板状端子の取付穴を設けた面
    と垂直な方向にツバを設け、前記アンテナの板状端子
    を、回路基板と本体ケース内に設けられたアンテナ取付
    部とで前記回路基板の端面を前記板状端子のツバに当て
    て挟み込む構成を有する請求項4記載の遠隔操縦装置。
  6. 【請求項6】 第2開口部全周に防水部材を配設するた
    めの段部を設け、その断面形状が三角形又は半円形の環
    状突条を設けた請求項1から3のいずれかに記載の遠隔
    操縦装置。
  7. 【請求項7】 操作パネルは操作スイッチが実装された
    回路基板と、前記操作スイッチに対応する位置の外側に
    大突起、内側に小突起を一体で設けた弾性部材よりなる
    防水部材と、前記大突起と対応する位置に前記大突起の
    外径よりも大きな穴を設けた板状のスイッチパネルとか
    ら成り、前記防水部材の大突起の外周部の水平方向の肉
    厚を、垂直方向の肉厚と同じかもしくは薄くし、かつ前
    記大突起の根本の外周部に環状溝を設けた構成とした請
    求項6記載の遠隔操縦装置。
  8. 【請求項8】 回路基板に実装された操作スイッチを千
    鳥状に配置し、防水部材の内側の前記回路基板に実装さ
    れた前記操作スイッチの各々の間に対応する位置に、前
    記操作スイッチが実装された回路基板面に接するように
    ボスまたはリブを一体成形で構成した請求項6または7
    記載の遠隔操縦装置。
  9. 【請求項9】 防水部材と防水キャップとを一体成形で
    構成した請求項3,6,7,8のいずれかに記載の遠隔
    操縦装置。
  10. 【請求項10】 円筒形状のホース又はノズルを添わせ
    るV溝と、前記V溝に平行な係止溝を有する取付ホルダ
    ーと、前記取付ホルダーの係止溝に係止するツバとネジ
    穴を有するコの字形状の取付保持金具と、前記取付保持
    金具のネジ穴に相対するネジを備え、前記取付ホルダー
    を本体ケースの底面又は側面に一体成形した構成、また
    は着脱可能な構成とした請求項1から3のいずれかに記
    載の遠隔操縦装置。
  11. 【請求項11】 本体ケースをポリカーボネート又はポ
    リカーボネートをブレンドした熱可塑性樹脂材料で構成
    した請求項1から3のいずれかに記載の遠隔操縦装置。
  12. 【請求項12】 アンテナの芯材部をコイルバネ形状で
    構成した請求項1から3のいずれかに記載の遠隔操縦装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010059794A3 (en) * 2008-11-20 2010-08-19 Armen Kazanchian Antenna with integrated rf module
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US8866696B2 (en) 2007-12-17 2014-10-21 Armen E. Kazanchian Antenna with integrated RF module

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