JP3433575B2 - 防水型リモコン - Google Patents

防水型リモコン

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JP3433575B2
JP3433575B2 JP15870495A JP15870495A JP3433575B2 JP 3433575 B2 JP3433575 B2 JP 3433575B2 JP 15870495 A JP15870495 A JP 15870495A JP 15870495 A JP15870495 A JP 15870495A JP 3433575 B2 JP3433575 B2 JP 3433575B2
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太志 永田
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Mitsumi Electric Co Ltd
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばガレージのシャ
ッタを遠隔操作で開閉する防水型リモコン(リモートコ
ントローラ)に関し、特に、2つ割りされた細長いプラ
スチック製ケースのシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防水型リモコンは、図6
と図7のようになっている。即ち、リモコン1は、上下
に2つ割りされた細長いプラスチック製のアッパケース
2とロアケース3を備える。アッパケース2は、操作部
として複数個の孔4が設けられ、ケース内側にラバーシ
ート5が取付けられる。ラバーシート5は、シート本体
6に導電ゴム7を備えた複数個の操作ボタン8を突出し
て形成され、この操作ボタン8を孔4から外に出して操
作可能に取付けられる。ロアケース3は、底に電池を収
容するケース10が設けられ、このケース10の上に回
路基板12が設置される。回路基板12は、多数の部品
を搭載して回路が形成され、特に導電ゴム7と一致する
箇所にスイッチ13が形成されて、ボタン操作に応じた
信号を送る。
【0003】またケース接合部の防水構造として、アッ
パケース2は接合面2aの全周に溝15が形成されて、
この溝15にリング状のシールゴム17が挿入される。
またロアケース3は接合面3aの全周に溝15より幅の
狭い突起16が、溝15のシールゴム17を押圧するよ
うに設けられる。
【0004】この場合にシールゴム17は、図8(a)
のように溝15の幅Aに対して若干狭い幅Bに形成され
ており、これによりシールゴム17を溝15に容易に挿
入可能である。
【0005】そこでアッパケース2の溝15にシールゴ
ム17を挿入してロアケース3を重ねると、回路基板1
2の上にラバーシート5が載り、溝15に突起16が入
って接合するように組み付けられ、この状態でケース長
手方向の両端の3箇所でねじ9を締付けることで、両ケ
ース2,3が密閉して一体結合する。このとき接合面2
a,3aの全周で突起16が溝15のシールゴム17に
押圧接触して、ケース2,3内部への雨水等の侵入を防
止するようにシールされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たケースのシール構造にあっては、シールゴム17の幅
Bが溝15の幅Aより若干狭く形成されるため、以下の
ような不具合がある。即ち、溝15に挿入されたシール
ゴム17は、上記幅A,Bの大小関係により図8(b)
のように溝15の主として底面15aに接する。このた
め突起16の押付けによりシールゴム17は圧縮して、
突起16の端面16aと溝15の底面15aに押圧接触
し、これによりゴム17の圧縮による反発力が突起16
にロアケース3を押下げ、溝15の底面15aにアッパ
ケース2を持上げるように作用する。そこでプラスチッ
ク製のケース2,3は、特に両端のねじ止め部から離れ
た中央部が、シールゴム17の反発力により上下に撓ん
でシール性能が低下する等の問題があった。
【0007】本発明の目的は、ケース接合面の全周でシ
ールゴムにより高いシール性能が均一に得られる防水形
リモコンを得るにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、2つ割りされた細長いプラスチック製ケ
ースの一方の接合面の全周にシールゴムを挿入する溝が
形成され、その他方の接合面の全周に溝より幅の狭い突
起が該溝のシールゴムを押圧するように形成され、両ケ
ースがその長手方向の両端部でねじ止めする際に接合面
の全周でシールゴムによりシールして結合される防水型
リモコンにおいて、前記シールゴムの内側に鍔を形成し
たことを特徴とする。
【0009】また本発明は、前記プラスチック製ケース
の一方には、ラバーシートにより形成された操作ボタン
を操作するための孔と、前記孔の周囲にて、前記ラバシ
ートに形成された突片が挿入されるボタン溝部が備えら
れており、前記ボタン溝部に挿入される突片の幅は、前
記ボタン溝部の幅より若干広く形成されることを特徴と
する。
【0010】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例の詳細を
説明する。図1は、本発明に係る防止型リモコンの一実
施例の要部の断面図である。リモコン1は、従来と同様
に2つ割りされた細長いプラスチック製のアッパケース
2とロアケース3を備え、アッパケース2の孔4の内側
にラバーシート5が、導電ゴム7を備えた操作ボタン8
を孔4から外に突出して取付けられ、ボタン操作可能に
なっている。またアッパケース2の内側において孔4の
周囲に溝2bが形成され、ラバーシート5の突片6aを
溝2bに係合して防水可能に固定される。
【0011】ロアケース3は、内部に電池のケース10
が収容され、このケース10の支持台11の上に回路基
板12が設置される。そして回路基板12の上にラバー
シート5を載せた状態で、両ケース2,3を接合してケ
ース長手方向の両端の3箇所でねじ止めすることで、密
閉して一体結合される。
【0012】また防水構造として、アッパケース2の接
合面2aの全周に溝15が形成されて、この溝15に従
来と異なる形状のシールゴム20が挿入され、ロアケー
ス3の接合面3aの全周に溝15より幅の狭い突起16
が設けられている。シールゴム20は、図2のように凸
部20aの内側に薄い鍔20bを備えて幅広のリング状
に形成される。また凸部20aは、図3のように溝15
の幅に対して同じ幅、または若干広い幅に形成され、厚
さは、ロアケース3の突起16が溝15に挿入されたと
きの隙間とほぼ同じとされており、この凸部20aが溝
15の両側面15b,15cに接して挿入される。
【0013】従って、このように構成されたリモコン1
にあっては、アッパケース2の接合面2aの全周にシー
ルゴム20を、溝15と凸部20aを合致して載せ、こ
のシールゴム20の上にロアケース3の突起16を載せ
て両ケース2,3が重合される。この状態でケース長手
方向の両端でねじ止めして両ケース2,3を一体結合す
ると、シールゴム20両ケース2,3の接合面2a,3
aの間に挟まれ、且つ凸部20aが突起16により溝1
5に挿入される。
【0014】そこでシールゴム20の凸部20aは、図
4のように突起16により溝15に圧入される。このた
め凸部20aは溝15の中心に突起16が入り込み、鍔
20bが溝15の側面15cと突起16の側面16aに
挟まれ、密着して押圧接触するようになる。これにより
両ケース2,3の全周で雨水等の侵入を防止するように
シールされる。
【0015】またシールゴム20の凸部20aはその中
心に突起16が入り込むが、圧縮はほとんどされないた
め、その凸部20aの圧縮に伴う反発力は突起16には
あまり作用しなくなる。そして鍔20bは圧縮しつつ溝
15の側面15cと鍔16aに押付けられることで、こ
の圧縮に伴う反発力が両側方に逃げる。そこでプラスチ
ック製の両ケース2,3の接合面2a,3aはシールゴ
ム20の反発力で撓むことが回避されて、全周で高いシ
ール性能が均一に得られる。
【0016】図5は、本発明の他の実施例を示す要部の
断面図である。この実施例では、ラバーシート5の操作
ボタン8の周囲に設けられた突片6aは、幅がアッパー
ケース2の孔4の周囲に設けられた溝2bより若干広い
幅に形成され、厚さが溝2bの深さとほぼ同じとされて
おり、突片6aが溝2bに係合したときには、突片6a
が溝2bの両側方に圧縮される。このため、プラスチッ
ク製の両ケース2,3がラバーシート5の反発力で撓む
ことが回避され、シールド性能が向上する。
【0017】尚、アッパケースとロアケースに対する溝
と突起が逆の関係であっても適応できることは勿論であ
る。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、2つ割りされた細長いプラスチック製ケース
の接合面のシールゴムの内側に鍔を形成したので、ゴム
圧縮に伴う反発力を側方に逃がして、ケース接合面の全
周でシールゴムにより高いシール性能が均一に得られ
る。
【0019】またラバーシートの突片の幅をケースの溝
の幅より若干広くして形成される場合も、シール性能が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防水型リモコンの一実施例を示す
断面図。
【図2】シールゴムの平面図。
【図3】溝とシールゴムの関係を示す断面図。
【図4】シールゴムのシール状態を示す断面図。
【図5】本発明の他の実施例の要部の断面図。
【図6】従来の防水型リモコンの一例を示す全体の斜視
図。
【図7】同分解平面図。
【図8】シールゴムの幅とシール状態を示す断面図。
【符号の説明】
2 アッパケース 3 ロアケース 2a,3a 接合面 15 溝 16 突起 20 シールゴム

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つ割りされた細長いプラスチック製ケ
    ースの一方の接合面の全周にシールゴムを挿入する溝が
    形成され、その他方の接合面の全周に溝より幅の狭い突
    起が該溝のシールゴムを押圧するように形成され、両ケ
    ースがその長手方向の両端部でねじ止めする際に接合面
    の全周でシールゴムによりシールして結合される防水型
    リモコンにおいて、 前記シールゴムの内側に鍔を形成したことを特徴とする
    防止型リモコン。
  2. 【請求項2】 前記プラスチック製ケースの一方には、
    ラバーシートにより形成された操作ボタンを操作するた
    めの孔と、前記孔の周囲にて、前記ラバシートに形成さ
    れた突片が挿入されるボタン溝部が備えられており、前
    記ボタン溝部に挿入される突片の幅は、前記ボタン溝部
    の幅より若干広く形成されることを特徴とする請求項1
    記載の防止型リモコン。
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