JPH0536723U - スイツチ装置 - Google Patents

スイツチ装置

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JPH0536723U
JPH0536723U JP9267891U JP9267891U JPH0536723U JP H0536723 U JPH0536723 U JP H0536723U JP 9267891 U JP9267891 U JP 9267891U JP 9267891 U JP9267891 U JP 9267891U JP H0536723 U JPH0536723 U JP H0536723U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
switch
key top
rib
protrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP9267891U
Other languages
English (en)
Inventor
武志 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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Publication of JPH0536723U publication Critical patent/JPH0536723U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キートップの押圧によってスイッチ接点の切
換えが行われるスイッチ装置において、ケースに設けた
キートップの遊合孔から水の侵入を防止することのでき
るスイッチ装置の提供。 【構成】 キートップ1の取付部3の外周にリブ14を
設け、ケース5の、キートップ1の遊合孔7の外周に設
けた第1、第2の突条17,18間の溝19にリブ14
を圧入し、第1の突条17の端部の突部20でキートッ
プ1の取付部3の平坦部15を押圧し、第1の突条17
の端部と平坦部15間で第1のシール部を、リブ14と
第1、第2の突条17,18間の溝19の周壁間で第2
のシール部を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、キートップを押圧することによって接点の切換えが行われるスイッ チ装置に関し、特にシール機能を有するスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来のスイッチ装置の断面図で、1はゴム等の弾性材よりなるキートッ プで、押釦部2と取付部3とより成り、押釦部3の裏面には凸部4が形成されて いる。5は絶縁物で成形されたケースで、上面には押釦部2の頭部を遊嵌する孔 7を有し、下面からは一体に取付脚8が垂下している。9はスイッチ基板で、上 面に設けた共通接点10のまわりに同心円上に固定接点11が設けられ、固定接 点11上にはドーム状のバネ材または導電ゴムより成る可動接点12が配置され 、前記取付脚8でスイッチ基板9とケース5をかしめた際、ケース5から垂下す る突部13がキートップ1の取付部3をスイッチ基板9に押し付けてキートップ 1が位置決めされており、キートップ1の一端を下方に押圧すると、キートップ 1から下方に垂下する一方の凸部4がドーム状の可動接点12を押圧して該可動 接点12は反転して共通接点10に接触し、固定接点11が可動接点12を介し て共通接点10に接触し、スイッチONの状態となり、キートップ1の押圧を解 放すると、可動接点12は反転して共通接点10から離れ、スイッチOFFの状 態に復帰するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このようなスイッチ装置を水を使う場所等で使用した場合、水がス イッチの接点部に入らないようにシールする必要があるが、従来のスイッチ装置 では、キートップ1とケース5の孔7との隙間から入った水が矢印Aで示すよう に取付部3を経て取付部3の裏面とスイッチ基板9間の隙間を経てスイッチ接点 部分に侵入するという問題点があり、また、ケース5をスイッチ基板9に固定す る際、キートップ1はケース5に止められていないので分離し、組立性が悪いと いう問題点があった。
【0004】 本考案は上記した従来の欠点を改良しようとするものであり、本考案の目的は 、従来に比しシール効果が確実で且つ組立性の良いスイッチ装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記のような課題を解決するために、ケースと、該ケースに押圧可 能に取付けられたキートップと、一面にスイッチパターンを設け、該パターンに 対向して可動接点を配置したスイッチ基板を有し、キートップを押圧することに よって可動接点を押圧し、スイッチ接点の切換えを行うスイッチ装置において、 キートップは押釦部と取付部とよりなり、該取付部の外周にはリブを設けて前記 押釦部との間に平坦部を形成し、一方、ケースには前記押釦部の遊合孔を設け、 該遊合孔の外周に沿って2重に第1、第2の突条を設け、該2本の突条間に形成 される溝の幅寸法を前記リブの幅寸法より小さくして前記リブが前記溝に圧入可 能とするとともに内側の第1の突条の高さ寸法を外側の第2の突条の高さ寸法に くらべて短かくして第1の突条の先端に突部を形成し、ケースの第2の突条をス イッチ基板に当接してケースをスイッチ基板に取付けた際、前記第1の突条の先 端の突部が前記キートップの平坦部を押圧する構造を有する。
【0006】
【作用】
上記のような構成によれば、キートップは、その取付部の外周に設けたリブを 、ケースの押釦部の遊合孔の外周に設けた第1、第2の突条間の溝に圧入した状 態でケースに取付けられるので、該ケースをスイッチ基板に取付けて組立てる際 、キートップがケースから外れることがなく、従って従来に比し組立性が向上す る。
【0007】 また、組立てた後においても、キートップのリブはケースの第1、第2の突条 間の溝に圧入されるとともに、ケースの第1の突条の突部がキートップの取付部 の平坦部を押圧するので、前記第1の突条の端部とキートップの平坦部とは密着 し、また、第1の突条がキートップの平坦部を押圧することによって前記リブは 第1、第2の突条間の幅方向に膨出し、リブと第1、第2の突条間の溝との圧着 度が更に増す。従って、例えキートップの押釦部とケースに設けた該押釦部の遊 合孔との間を通って水が侵入したとしても、この水は先づ第1の突条とキートッ プの前記平坦面間で侵入を阻止されると共に、キートップのリブと第1、第2の 突条間の溝の周壁間でも侵入を阻止される。従って水がスイッチ基板とキートッ プの内面で囲まれたスイッチの接点部分に侵入することはなく、シール効果は確 実に保たれる。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を添付の図面に基づき説明する。
【0009】 図1〜図5は本考案のスイッチ装置の説明図で、図1はスイッチ装置の分解斜 視図、図2はケースにキートップを取付ける前の分解断面図、図3はケースにキ ートップを取付けた後の断面図、図4はケースをスイッチ基板に取付け途中のス イッチのシール構造を示す要部拡大断面図、図5はケースをスイッチ基板に取付 けた後におけるスイッチのシール構造を示す要部拡大断面図である。なお、図6 に示した従来のスイッチ装置と同一部分には同一符号を付して重複する説明は省 略する。
【0010】 本願と従来例との相違点は図6と図3を比較してみればわかるように、キート ップ1の取付部3の外周にリブ14を設けて該リブ14と押釦部2との間に平坦 部15を形成し、ケース5には、押釦部2の頭部が遊合する遊合孔7の外周に沿 って内側、外側に第1、第2の2本の突条17,18を設け、該突条17,18 間に形成される溝19の幅寸法を前記リブ14の幅寸法より小さく設定している 。また第1の突条17の高さ寸法を第2の突条18の高さ寸法にくらべて短かく して第1の突条17の先端に突部20が形成されている点である。
【0011】 次に本考案のスイッチ装置の組立てについて説明する。
【0012】 先づ図2に示す様な状態から、キートップ1の押釦部2をケース5の遊合孔7 にさし込み、リブ14をケース5の第1、第2の突条17,18間の溝19に圧 入してキートップ1をケース5に取付ける。その後、第2の突条18をスイッチ 基板9に当接せしめた状態において取付脚8をスイッチ基板9の取付孔9aにさ しこみ、先端をかしめる。このようにして組立てられた状態においては、図3に 示すように、第1の突条17の先端の突部20はキートップ1の取付部3の平坦 部15を下方に押圧し、キートップ1を位置決めすると同時に、第1の突条17 の端面は前記平坦部15に密着する。なお、6は押釦部2を2つに支切る支切板 である。
【0013】 このようにして組立てられたスイッチ装置は、押釦部2の何れか一方の端を押 圧すると下面の凸部4が可動接点2を下方に押圧し、該可動接点12が反転して 共通接点10に接触し、スイッチの接点がONし、押釦部2の押圧を止めれば、 可動接点12は反転して共通接点10とはなれ、スイッチの接点はOFFする。
【0014】 本考案のスイッチ装置は上述のような構成を有し、スイッチ装置の組立てに際 しては、キートップ1の取付部3に設けたリブ14をケース5の第1、第2の突 状17,18間の溝19に圧入して両者を一体とした状態でケース5をスイッチ 基板9上に組立てられるので、キートップ1とケース5が分離した状態で組立て ていた従来にくらべて組立性は向上する。
【0015】 また、スイッチを組立てた状態においては、図5に示すように、キートップ1 のリブ14はケース5の第1、第2の突条17,18間の溝19に圧入されると ともに、ケース5の第1の突条17の突部20がキートップ1の取付部3の平坦 部15を押圧するので、前記第1の突条17の端部とキートップ1の平坦部15 は密着し、例えキートップ1とケース5の遊合孔7との隙間から水が侵入して来 ても、前記した第1の突条17の端部とキートップ1の平坦面15との圧接面で 阻止される。
【0016】 また、第1の突条17がキートップ1の平坦部15を突部20を介して押圧す ることによって前記リブ14は第1、第2の突条17,18間の幅方向に膨出し 、リブ14と溝19の周壁間の密着度が更に増し、この部分でのシール効果も確 実である。従って、たとえキートップ1とケース5の遊合孔7との間から水が侵 入しても、スイッチ基板1とキートップ1の内面で囲まれたスイッチの接点部に までくる心配はない。なお、上記の実施例では、可動接点12でキートップ1の 押圧時のクリック感を出していたが、キートップ1自身でクリック感を出すよう にしてもよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、上述したように、キートップは、ケースに組込まれて一体化 した状態でスイッチ基板に組込まれるので、従来に比し組立性は向上し、またキ ートップの取付部に設けたリブはケースに設けた第1、第2の突条間に形成され た溝に圧入されるとともに、第1の突条は取付部の平坦部に圧接され、たとえキ ートップとケースのキートップ遊合孔間の隙間から水が侵入したとしても、前述 したように第1の突条とキートップの取付部の平坦部間のシール効果及び、第1 、第2の突条間の溝の周壁とキートップのリブが圧着することによるシール効果 によって水がスイッチの接点部に侵入することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスイッチ装置の分解斜視図である。
【図2】本考案のスイッチ装置において、ケースにキー
トップを取付ける前の分解断面図である。
【図3】本考案のスイッチ装置において、ケースにキー
トップを取付けた後の断面図である。
【図4】本考案のスイッチ装置において、ケースをスイ
ッチ基板に取付け途中のシール構造の要部拡大断面図で
ある。
【図5】本考案のスイッチ装置において、ケースをスイ
ッチ基板に取付けた後のシール構造の要部拡大断面図で
ある。
【図6】従来のスイッチ装置の断面図である。
【符号の説明】
1 キートップ 2 押釦部 3 取付部 5 ケース 7 遊合孔 9 スイッチ基板 10 共通接点(スイッチパターン) 11 固定接点(スイッチパターン) 12 可動接点 14 リブ 15 平坦部 17 突条 18 突条 19 溝 20 突条

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、該ケースに取付けられたキー
    トップと、一面にスイッチパターンを設け、該パターン
    に対向して可動接点を配置したスイッチ基板を有し、キ
    ートップを押圧することによって可動接点を押圧し、ス
    イッチ接点の切換えを行うスイッチ装置において、キー
    トップは押釦部と取付部とよりなり、取付部の外周には
    リブを設けて前記押釦部との間に平坦部を形成し、一
    方、ケースには前記押釦部の遊合孔を設け、該遊合孔の
    外周に2重に第1、第2の突条を設け、該突条間に形成
    される溝の幅寸法を前記リブの幅寸法より小さくして前
    記リフが前記溝に圧入可能とするとともに、内側の第1
    の突条の高さ寸法を外側の第2の突条の高さ寸法にくら
    べて短かくして第1の突条の先端に突部を形成し、前記
    ケースの第2の突条をスイッチ基板に当接してケースを
    スイッチ基板上に取付けた際、前記第1の突条の先端の
    突部が前記キートップの平坦部を押圧するようにしたこ
    とを特徴とするスイッチ装置。
JP9267891U 1991-10-17 1991-10-17 スイツチ装置 Pending JPH0536723U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004101055A (ja) * 2002-09-09 2004-04-02 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
JP2005340891A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Kyocera Corp 携帯電子機器
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