JPH0638131U - プッシュオンスイッチ - Google Patents

プッシュオンスイッチ

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JPH0638131U
JPH0638131U JP7501192U JP7501192U JPH0638131U JP H0638131 U JPH0638131 U JP H0638131U JP 7501192 U JP7501192 U JP 7501192U JP 7501192 U JP7501192 U JP 7501192U JP H0638131 U JPH0638131 U JP H0638131U
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JP
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button
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switch
push button
cover
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久 渡邉
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は各種電子機器に使用されるドーム状
のボタンを直接押圧するプッシュオンスイッチに関する
ものであり、傾いた状態で押圧操作されることによる操
作感触のバラツキや長期間使用時のボタン変形を防止し
たプッシュオンスイッチを提供することを目的とするも
のである。 【構成】 弾性体よりなるドーム状のボタン1の押ボタ
ン部1aを2材質成型によりボタン1の下部より硬度の
高い材質として、操作部材の押圧による変形を防止し、
カバー2の孔2aをこの押ボタン部1aより若干大きく
設定することにより、ボタン1の押圧時の傾きをこの孔
2aで規制することで操作感触の安定化を図ったもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器の操作ボタンに使用されるプッシュオンスイッチに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術を図3により説明する。同図によると21はゴムなどの弾性材で形 成されたドーム状のボタンであり、22はこのボタン21の同縁をかしめ固着し てなるスイッチケースであり、25はこのスイッチケース22とボタン21に挟 持される中央に舌片25aを設けた薄肉厚の金属接点である。
【0003】 なおスイッチケース22には中央接点24aに接続された外端子24と固定接 点23aと23bに接続された外端子23がインサート成型されており、上記の ごとく金属接点25をスイッチケース22、ボタン21で挟持した時、この金属 接点25と固定接点23a,23bが電気的に接続されるとともに、舌片25a は中央接点24aに若干隙間をもって対向するように配置されている。
【0004】 以上のように構成したプッシュオンスイッチはボタン21を押圧して舌片25 aを中央接点24aに当接させスイッチングさせるものである。
【0005】 図5は他の従来技術を示すものであり、図3の従来技術と同様の部分には同一 番号を付与し、異なる点のみを説明すると、26はプラスチックの硬質材からな るプッシュ体であり、スイッチケース21内に押圧摺動可能に装着することによ り金属接点25、ボタン21を挟持するものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら図3のプッシュオンスイッチにおいては、1、ボタン21を図4 (a)に示すごとく斜め押しした場合、ボタン21の下部のドームのたわみがい びつになってしまい、このボタン21で発生するクリック感触がバラツキ、電子 機器に組み込んだ時、操作感触が安定しない。2、図4(b)に示すごとく電子 機器側の操作部27がボタン21に比べて小さい場合、このボタン21がゴム等 の弾性体で形成されているので、長期間の使用によって操作部27との当接部分 が変形して凹部21aが形成され、操作部27との間にガタツキが生じたり、ス イッチングするための操作ストロークが長くなる等の課題を有するものであった 。
【0007】 また、図5に示したプッシュオンスイッチにおいては、プラスチックの硬質材 からなるプッシュ体26をボタン21の上部に介在させたので上記課題は解決さ れるものの、プッシュ体を装着したため、スイッチ自体が大型化(高くなる)す るなどの課題を有するものであった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するため、ボタン上部の押ボタン部に高い硬度部を設 けるかまたはボタン上部の押ボタン部を硬度の高い保護材で覆ったものである。
【0009】
【作用】
以上の構成によりボタンの上部の押ボタン部を高硬度材で形成するかまたはボ タンの上部を硬度の高い保護材で覆ったので、ボタンの上部が長期間の使用に対 して変形することのないプッシュオンスイッチを従来技術並の高さで実現できる ものであり、加えてカバーに押ボタン部より若干大きい孔部を設けることによっ てボタンの傾きが規制され安定操作感触も得られるものである。
【0010】
【実施例】
本考案のプッシュオンスイッチの一実施例を図1により説明する。同図による と、1はゴムなどの弾性材で形成されたドーム状のボタンであり、2はこのボタ ン1の押ボタン部1aを外方へ突出させるこの押ボタン部1aより若干径の大き い孔部2aを有するプラスチックよりなるカバーであり、3は後述する薄肉厚の 金属接点4と上記ボタン1を上記カバー2とで挟持するスイッチケースである。
【0011】 このスイッチケース3には中央接点5aに接続された外端子5と、周辺に設け られた固定接点6a,6bと接続された外端子6がインサート成型されており、 上記のごとく金属接点4をスイッチケース3とカバー2でボタン1を介して挟持 した時、この金属接点4と固定接点6a,6bが電気的にされるとともに、金属 接点4の中央に設けられた舌片4aが上記中央接点5aに若干隙間をもって対向 して配置されている。
【0012】 なお、ボタン1は硬度の高い押ボタン部1aと、より弾力性の高いその他の部 分で形成されており、硬度の異なるゴム材を2材質成型によって一体に形成した ものであり、押ボタン部1aはボタン1を押圧操作した時、カバー2の孔部2a の端面と摺接する部分まで設けても良いものである。
【0013】 また、上記カバー2のスイッチケース3への装着は、スイッチケース3に設け られたダボ(図示せず)をカバー2側の孔(図示せず)に挿入してかしめて固着 したり、超音波溶着、接着などのいずれの手段を用いても良いものである。
【0014】 以上のように構成したプッシュオンスイッチはボタン1の押ボタン部1aを押 圧して舌片4aを中央接点5aに当接させてスイッチングさせるものである。
【0015】 以上の上記実施例によれば押ボタン操作時に、傾いた状態で押ボタン操作して も、ボタン1はカバー2の孔部2aに規制されるのでクリック感はさほどバラツ かず安定した操作感触が得られるとともに、押ボタン部1aを硬質材で形成した ので長期間使用しても変形して凹部などができにくくなる高品質のプッシュオン スイッチを提供できるものである。
【0016】 図2は本考案の他の実施例であり、図1の実施例と同一部分は同一番号を付与 し、説明を省略して説明すると、1bはゴム材などの弾性材よりなるドーム状の ボタンであり、1cはこのボタンの上部の押ボタン部1dに圧入されたアルミな どの金属薄板よりなるキャップであり、このキャップ1cはカバー2の孔部2a に達する位置まで設けられ、押圧操作時、ボタン1bが傾いてもこのキャップ1 cに孔部2aの端面が摺接されて傾きを規制するように構成されている。
【0017】 なお、上記実施例においてはキャップ1cは金属薄板でボタン1bに圧入によ り装着していたが、ボタン1bの表面に例えば、硬質クロムメッキなどの硬質メ ッキにより形成しても良いものである。
【0018】
【考案の効果】
本考案は上記実施例に示すごとく、押ボタン部の径より若干大きい孔部をカバ ーに設けたので、押ボタン操作時にボタンが変形して傾いてもこの孔部によって 規制されて、安定した操作感触が得られるものである。また押ボタン部を2材質 成型または金属薄板のキャップ装着、または硬質メッキなどによって長期間使用 しても変形しないようにして、従来のプッシュオンスイッチと同様の大きさで高 品質のプッシュオンスイッチの提供を可能としたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプッシュオンスイッチの一実施例の側
断面図
【図2】同他の実施例の側断面図
【図3】従来のプッシュオンスイッチの側断面図
【図4】(a),(b)同課題を説明するための側面図
【図5】他の従来技術のプッシュオンスイッチの側断面
【符号の説明】
1,1b ボタン 1a,1d 押ボタン部 1c キャップ 2 カバー 2a 孔部 3 スイッチケース

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも上部に押ボタン部を有する弾性
    材よりなるドーム状のボタンと、上記押ボタン部の径よ
    り若干大なる孔部を有するカバーと、上記押ボタン部を
    上記孔部より突出するように上記カバーとスイッチケー
    スで構成される筐体内に上記ボタンを組み込んでなるプ
    ッシュオンスイッチ。
  2. 【請求項2】少なくとも押ボタン部の表面または全部を
    下部のドーム状部より高い硬度材で形成した請求項1記
    載のプッシュオンスイッチ。
  3. 【請求項3】少なくとも上部に押ボタン部を有する弾性
    材よりなるドーム状のボタンと、この押ボタン部を外方
    に突出させる孔部を有するカバーと、上記ボタンを組み
    込むように上記カバーに装着されて筐体を形成するスイ
    ッチケースとで構成されるプッシュオンスイッチであっ
    て、上記押ボタン部を2材質成型によって下部のドーム
    状の部分より硬度の高い材料で一体に形成するか、また
    は、押ボタン部に金属薄板よりなるキャップをかぶせる
    か、または、押ボタン部表面に硬質メッキを施してなる
    プッシュオンスイッチ。
JP1992075011U 1992-10-28 1992-10-28 プッシュオンスイッチ Expired - Lifetime JP2603169Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100402463B1 (ko) * 2000-12-29 2003-10-22 주식회사 엘지이아이 버튼 조립체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100402463B1 (ko) * 2000-12-29 2003-10-22 주식회사 엘지이아이 버튼 조립체

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