JP2878464B2 - 押釦スイツチ - Google Patents
押釦スイツチInfo
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- JP2878464B2 JP2878464B2 JP3048789A JP4878991A JP2878464B2 JP 2878464 B2 JP2878464 B2 JP 2878464B2 JP 3048789 A JP3048789 A JP 3048789A JP 4878991 A JP4878991 A JP 4878991A JP 2878464 B2 JP2878464 B2 JP 2878464B2
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- JP
- Japan
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- stem
- housing
- push button
- button switch
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- Prior art date
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/02—Details
- H01H13/12—Movable parts; Contacts mounted thereon
- H01H13/14—Operating parts, e.g. push-button
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型・薄形化に好適な
押釦スイツチに係り、特にそのステムに関する。
押釦スイツチに係り、特にそのステムに関する。
【0002】
【従来の技術】押釦スイツチに組み込まれているステム
は、胴部の周囲に鍔部を突設した形状を呈し、開口を有
するハウジングに対し昇降自在に保持されている。かか
るステムは、ハウジングの内底面に露出する固定接点と
対向する位置に保持された可動接点を押し込んで、該可
動接点を該固定接点に接触させるための部材であり、一
般には図8に示す如く、鍔部1aおよび胴部1bを一体
に成形した樹脂製のステム1が多用されている。
は、胴部の周囲に鍔部を突設した形状を呈し、開口を有
するハウジングに対し昇降自在に保持されている。かか
るステムは、ハウジングの内底面に露出する固定接点と
対向する位置に保持された可動接点を押し込んで、該可
動接点を該固定接点に接触させるための部材であり、一
般には図8に示す如く、鍔部1aおよび胴部1bを一体
に成形した樹脂製のステム1が多用されている。
【0003】このほか、図9に示す如く、貫通孔3aを
有する金属板3をインサートして樹脂材4を成形加工
し、鍔部が金属板からなるステム2も知られている。
有する金属板3をインサートして樹脂材4を成形加工
し、鍔部が金属板からなるステム2も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、小型の押釦
スイツチにおいて薄形化を促進するためには、ステムの
鍔部の薄肉化が不可欠であるが、図8に示す樹脂材のみ
で成形したステム1の場合、その鍔部1aを薄くすると
キヤビテイ内における溶解樹脂のまわり込みが円滑に行
われなくなるので、実際には鍔部1aを薄肉化したステ
ム1の成形加工は困難であつた。
スイツチにおいて薄形化を促進するためには、ステムの
鍔部の薄肉化が不可欠であるが、図8に示す樹脂材のみ
で成形したステム1の場合、その鍔部1aを薄くすると
キヤビテイ内における溶解樹脂のまわり込みが円滑に行
われなくなるので、実際には鍔部1aを薄肉化したステ
ム1の成形加工は困難であつた。
【0005】これに対し、図8に示すステム2の鍔部は
金属板製なので十分に薄いが、かかるステム2を得るた
めには、鍔部形状にプレス加工して金属板3を得るとい
う工程と、この金属板3を金型内にインサートして胴部
形状の樹脂材4を得るという2工程が必要なので、量産
性が悪かつた。また、このステム2は、金属板3と樹脂
材4の熱膨張率が大きく異なるので温度変化により金属
板3が剥離を起こす危険性があり、加えて、高い面積度
が要求される胴部の表面に射出ゲートの痕跡(突起部)
が残つてしまうという不都合があり、いずれもステム2
自体の信頼性を損なう要因となつていた。
金属板製なので十分に薄いが、かかるステム2を得るた
めには、鍔部形状にプレス加工して金属板3を得るとい
う工程と、この金属板3を金型内にインサートして胴部
形状の樹脂材4を得るという2工程が必要なので、量産
性が悪かつた。また、このステム2は、金属板3と樹脂
材4の熱膨張率が大きく異なるので温度変化により金属
板3が剥離を起こす危険性があり、加えて、高い面積度
が要求される胴部の表面に射出ゲートの痕跡(突起部)
が残つてしまうという不都合があり、いずれもステム2
自体の信頼性を損なう要因となつていた。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、ステムの鍔部が薄肉化でき、且つ
該ステムの量産性や信頼性が良好な押釦スイツチを提供
することにある。
もので、その目的は、ステムの鍔部が薄肉化でき、且つ
該ステムの量産性や信頼性が良好な押釦スイツチを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、開口を有し内底面に固定接点を露出させ
たハウジングと、上記固定接点と対向する位置に保持さ
れた可動接点と、胴部の周囲に鍔部を突設して上記ハウ
ジングに対し昇降自在に保持されたステムとを備え、該
ステムを昇降させることにより上記可動接点を上記固定
接点に接離させる押釦スイツチにおいて、上記ステム
が、貫通孔を有し該貫通孔の周囲がテーパ面となつてい
て主に上記鍔部を構成する第1の金属材と、該第1の金
属材よりも軟質な材料であつて主に上記胴部を構成する
第2の金属材とからなり、該第2の金属材は上記貫通孔
から湾曲面を露出させて上記テーパ面上に圧着されるよ
うにプレス加工されていることを特徴とする。
に、本発明は、開口を有し内底面に固定接点を露出させ
たハウジングと、上記固定接点と対向する位置に保持さ
れた可動接点と、胴部の周囲に鍔部を突設して上記ハウ
ジングに対し昇降自在に保持されたステムとを備え、該
ステムを昇降させることにより上記可動接点を上記固定
接点に接離させる押釦スイツチにおいて、上記ステム
が、貫通孔を有し該貫通孔の周囲がテーパ面となつてい
て主に上記鍔部を構成する第1の金属材と、該第1の金
属材よりも軟質な材料であつて主に上記胴部を構成する
第2の金属材とからなり、該第2の金属材は上記貫通孔
から湾曲面を露出させて上記テーパ面上に圧着されるよ
うにプレス加工されていることを特徴とする。
【0008】
【作用】金属材料のみで形成した上記ステムは、鍔部が
十分に薄く、熱膨張率の相違や射出ゲートの痕跡等に起
因する信頼性低下も回避できる。また、上記ステムは、
第1の金属材の貫通孔内に第2の金属材を圧入してプレ
ス加工するという1工程で所望の形状が実現できるの
で、高い量産性が期待できる。
十分に薄く、熱膨張率の相違や射出ゲートの痕跡等に起
因する信頼性低下も回避できる。また、上記ステムは、
第1の金属材の貫通孔内に第2の金属材を圧入してプレ
ス加工するという1工程で所望の形状が実現できるの
で、高い量産性が期待できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図7に
基づいて詳しく説明する。ここで、図1は本実施例に係
る押釦スイツチの平面図、図2は該押釦スイツチの断面
図、図3は該押釦スイツチの側面図、図4は該押釦スイ
ツチに用いたハウジングの平面図、図5は該押釦スイツ
チに用いたステムの製造工程図、図6は該押釦スイツチ
に用いた枠体の要部斜視図、図7は該枠体のフープ状態
の平面図をそれぞれ示している。
基づいて詳しく説明する。ここで、図1は本実施例に係
る押釦スイツチの平面図、図2は該押釦スイツチの断面
図、図3は該押釦スイツチの側面図、図4は該押釦スイ
ツチに用いたハウジングの平面図、図5は該押釦スイツ
チに用いたステムの製造工程図、図6は該押釦スイツチ
に用いた枠体の要部斜視図、図7は該枠体のフープ状態
の平面図をそれぞれ示している。
【0010】これらの図に示す押釦スイツチは、1辺が
5ミリメートル前後、全体の厚さが1.5ミリメートル
程度の小型のもので、平面視形状が八角形に成形された
ハウジング10と、このハウジング10の成形時にイン
サートされて互いに略平行に延びる2本の帯状金属板1
1,12と、ドーム形状にフオーミングされてハウジン
グ10内に収納された可動接点13と、可撓性を有しハ
ウジング10の開口10aを蓋閉する防塵シート14
と、この防塵シート14を介して可動接点13を押圧駆
動するステム15と、防塵シート14の周縁部を押えつ
けてハウジング10に固定されステム15を挿通させて
いる枠体16とで構成されている。
5ミリメートル前後、全体の厚さが1.5ミリメートル
程度の小型のもので、平面視形状が八角形に成形された
ハウジング10と、このハウジング10の成形時にイン
サートされて互いに略平行に延びる2本の帯状金属板1
1,12と、ドーム形状にフオーミングされてハウジン
グ10内に収納された可動接点13と、可撓性を有しハ
ウジング10の開口10aを蓋閉する防塵シート14
と、この防塵シート14を介して可動接点13を押圧駆
動するステム15と、防塵シート14の周縁部を押えつ
けてハウジング10に固定されステム15を挿通させて
いる枠体16とで構成されている。
【0011】ハウジング10(その厚さは0.65ミリ
メートル程度)は四隅が大きく面取りしてあるので、最
大外径寸法が同等な平面視四角形のハウジングに比べて
若干小さくなつており、図2,4に明らかなようにこの
ハウジング10の内底面の互いに離間した位置には、帯
状金属板11の一部である中央固定接点17と、帯状金
属板12の一部である一対の周縁固定接点18とが露出
させてある。また、帯状金属板11のうち、ハウジング
10の両側の面取り部10bからそれぞれ逆方向へ突出
する部分が端子19となつており、各端子19にはそれ
ぞれ、基端を支持する外壁面である該面取り部10bに
沿つて折曲した段部19aが設けてあつて、各段部19
aよりも先端側が当該端子19のはんだ付け部位として
機能する。同様に、帯状金属板12のうち、ハウジング
10の両側の面取り部10cからそれぞれ逆方向へ突出
する部分が端子20となつており、各端子20にはそれ
ぞれ、基端を支持する外壁面である該面取り部10cに
沿つて折曲した段部20aが設けてあつて、各段部20
aよりも先端側が当該端子20のはんだ付け部位として
機能する。
メートル程度)は四隅が大きく面取りしてあるので、最
大外径寸法が同等な平面視四角形のハウジングに比べて
若干小さくなつており、図2,4に明らかなようにこの
ハウジング10の内底面の互いに離間した位置には、帯
状金属板11の一部である中央固定接点17と、帯状金
属板12の一部である一対の周縁固定接点18とが露出
させてある。また、帯状金属板11のうち、ハウジング
10の両側の面取り部10bからそれぞれ逆方向へ突出
する部分が端子19となつており、各端子19にはそれ
ぞれ、基端を支持する外壁面である該面取り部10bに
沿つて折曲した段部19aが設けてあつて、各段部19
aよりも先端側が当該端子19のはんだ付け部位として
機能する。同様に、帯状金属板12のうち、ハウジング
10の両側の面取り部10cからそれぞれ逆方向へ突出
する部分が端子20となつており、各端子20にはそれ
ぞれ、基端を支持する外壁面である該面取り部10cに
沿つて折曲した段部20aが設けてあつて、各段部20
aよりも先端側が当該端子20のはんだ付け部位として
機能する。
【0012】可動接点13は、反転ばねとも称され、所
定量押し込まれるとクリツク感を生起して反転し、押し
込み力を除去すると元のドーム形状に復帰するという公
知のものである。この可動接点13は、ハウジング10
内において周縁固定接点18上に載置され、可動接点1
3の中央部が中央固定接点17と接離可能な状態で対向
する。
定量押し込まれるとクリツク感を生起して反転し、押し
込み力を除去すると元のドーム形状に復帰するという公
知のものである。この可動接点13は、ハウジング10
内において周縁固定接点18上に載置され、可動接点1
3の中央部が中央固定接点17と接離可能な状態で対向
する。
【0013】防塵シート14は、ハウジング10の上端
面に接着されて開口10aを蓋閉し、中央固定接点17
や可動接点13への異物の付着を防止している。つま
り、中央固定接点17と可動接点13間に異物が介在す
ると導通不良(動作不良)を起こすので、予め押圧スイ
ツチの接点部を防塵シート14で密閉しておき、異物の
侵入を遮断するという措置がとられている。
面に接着されて開口10aを蓋閉し、中央固定接点17
や可動接点13への異物の付着を防止している。つま
り、中央固定接点17と可動接点13間に異物が介在す
ると導通不良(動作不良)を起こすので、予め押圧スイ
ツチの接点部を防塵シート14で密閉しておき、異物の
侵入を遮断するという措置がとられている。
【0014】ステム15は、硬軟2種類の金属材料を一
体化して形成したもので、具体的には、貫通孔21aの
周囲がテーパ面21bとなつていて主に鍔部を構成する
ステンレス等の硬質な第1の金属材21と、貫通孔21
a内に圧入されて主に胴部を構成する黄銅等の比較的軟
質な第2の金属材22とからなる。このステム15の製
造工程を図5を参照して説明すると、まず、同図(a)
に示すように、穴明けした第1の金属材21を面打ちす
ることにより、貫通孔21aの周囲をテーパ面21bと
なした鍔部形状の金属板を得る。次いで、同図(b)に
示すように、かしめ玉として打抜いた第2の金属材2を
貫通孔21a内に圧入し、これらをならしてからプレス
加工することにより、同図(c)に示すように、第2の
金属材2が貫通孔21aから湾曲面を露出させてテーパ
面21b上に圧着されるとともに胴部形状に加工され、
第1および第2の金属材21,22を一体化してなる所
定形状のステム15が製造できる。こうして得たステム
15は、図2に明らかなように、防塵シート14を介し
て可動接点13上に搭載することによりハウジング10
に対し昇降自在に保持され、後述する枠体16がステム
15の鍔部を係止してストローク最上点を規定すること
から、このステム15がハウジング10から脱落する心
配もない。
体化して形成したもので、具体的には、貫通孔21aの
周囲がテーパ面21bとなつていて主に鍔部を構成する
ステンレス等の硬質な第1の金属材21と、貫通孔21
a内に圧入されて主に胴部を構成する黄銅等の比較的軟
質な第2の金属材22とからなる。このステム15の製
造工程を図5を参照して説明すると、まず、同図(a)
に示すように、穴明けした第1の金属材21を面打ちす
ることにより、貫通孔21aの周囲をテーパ面21bと
なした鍔部形状の金属板を得る。次いで、同図(b)に
示すように、かしめ玉として打抜いた第2の金属材2を
貫通孔21a内に圧入し、これらをならしてからプレス
加工することにより、同図(c)に示すように、第2の
金属材2が貫通孔21aから湾曲面を露出させてテーパ
面21b上に圧着されるとともに胴部形状に加工され、
第1および第2の金属材21,22を一体化してなる所
定形状のステム15が製造できる。こうして得たステム
15は、図2に明らかなように、防塵シート14を介し
て可動接点13上に搭載することによりハウジング10
に対し昇降自在に保持され、後述する枠体16がステム
15の鍔部を係止してストローク最上点を規定すること
から、このステム15がハウジング10から脱落する心
配もない。
【0015】枠体16は、図7に示す如きフープ状金属
板を加工して形成されるもので、防塵シート14を介し
てハウジング10の開口10aを覆う位置に載置固定さ
れる。すなわち、この枠体16は、平面視形状がハウジ
ング10と略同形で防塵シート14上に配置される蓋板
部23と、蓋板部23の相対向する2辺(図7中の左右
両辺)からそれぞれ延設されてハウジング10の外壁面
10dおよび底面に沿つて折曲される一対の第1の脚片
24と、蓋板部23の相対向する2辺(図7中の上下両
辺)からそれぞれ延設されてハウジング10の外壁面1
0eに沿つて折曲される一対の第2の脚片25とからな
り、蓋板部23にはひとまわり小さな八角形状に絞り加
工された膨出部23aが形成してあつて、この膨出部2
3aの中央にステム15の胴部を挿通させるための透孔
23bが穿設してある。また、図2,3に明らかなよう
に、比較的長寸に形成されている第1の脚片24には、
ハウジング10の外壁面10dから底面へと至る角部と
対向する位置に貫通孔24aが穿設してあるので、この
貫通孔24aの両側で該脚片24は曲げやすく、こうし
て折曲した第1の脚片24の先端部をハウジング10の
底面に係止させることにより、枠体16がハウジング1
0に確実に固定されるようになつている。しかも、図7
に示すフープ状金属板の継ぎ桟26は枠体16の蓋板部
23の四隅に連結されていて、各継ぎ桟26と枠体16
との切り離し部27がハウジング10の面取り部10b
上や10c上に位置されることから、各継ぎ桟26は枠
体16の第1および第2の脚片24,25の幅寸法を制
約しない。さらに、図1,6に明らかなように、八角形
状に絞り加工される膨出部23aの四隅に絞り前工程と
して切欠23cが形成してあるので、この膨出部23a
は絞り加工時にクラツクを発生する虞れがない。つま
り、膨出部23aのクラツク発生ポイントとして懸念さ
れる個所に予め切欠23cを形成しておくことで、クラ
ツクの発生を未然に防止している。
板を加工して形成されるもので、防塵シート14を介し
てハウジング10の開口10aを覆う位置に載置固定さ
れる。すなわち、この枠体16は、平面視形状がハウジ
ング10と略同形で防塵シート14上に配置される蓋板
部23と、蓋板部23の相対向する2辺(図7中の左右
両辺)からそれぞれ延設されてハウジング10の外壁面
10dおよび底面に沿つて折曲される一対の第1の脚片
24と、蓋板部23の相対向する2辺(図7中の上下両
辺)からそれぞれ延設されてハウジング10の外壁面1
0eに沿つて折曲される一対の第2の脚片25とからな
り、蓋板部23にはひとまわり小さな八角形状に絞り加
工された膨出部23aが形成してあつて、この膨出部2
3aの中央にステム15の胴部を挿通させるための透孔
23bが穿設してある。また、図2,3に明らかなよう
に、比較的長寸に形成されている第1の脚片24には、
ハウジング10の外壁面10dから底面へと至る角部と
対向する位置に貫通孔24aが穿設してあるので、この
貫通孔24aの両側で該脚片24は曲げやすく、こうし
て折曲した第1の脚片24の先端部をハウジング10の
底面に係止させることにより、枠体16がハウジング1
0に確実に固定されるようになつている。しかも、図7
に示すフープ状金属板の継ぎ桟26は枠体16の蓋板部
23の四隅に連結されていて、各継ぎ桟26と枠体16
との切り離し部27がハウジング10の面取り部10b
上や10c上に位置されることから、各継ぎ桟26は枠
体16の第1および第2の脚片24,25の幅寸法を制
約しない。さらに、図1,6に明らかなように、八角形
状に絞り加工される膨出部23aの四隅に絞り前工程と
して切欠23cが形成してあるので、この膨出部23a
は絞り加工時にクラツクを発生する虞れがない。つま
り、膨出部23aのクラツク発生ポイントとして懸念さ
れる個所に予め切欠23cを形成しておくことで、クラ
ツクの発生を未然に防止している。
【0016】上記の如くに構成される押圧スイツチは、
ステム15を所定量押し込むと、可動接点13がクリツ
ク感を生起して反転して中央固定接点17に接触するの
で、この可動接点13を介して中央固定接点17と周縁
固定接点18とが導通され、スイツチがオフからオン状
態へと切り換わる。また、この状態でステム15に対す
る押し込み力を除去すると、反転していた可動接点13
が自らのばね性で元のドーム形状に復帰するので、両固
定接点17,18間の導通が解除されてスイツチはオフ
状態に戻り、ステム15はその鍔部が枠体16の膨出部
23aに係止される位置まで上昇する。
ステム15を所定量押し込むと、可動接点13がクリツ
ク感を生起して反転して中央固定接点17に接触するの
で、この可動接点13を介して中央固定接点17と周縁
固定接点18とが導通され、スイツチがオフからオン状
態へと切り換わる。また、この状態でステム15に対す
る押し込み力を除去すると、反転していた可動接点13
が自らのばね性で元のドーム形状に復帰するので、両固
定接点17,18間の導通が解除されてスイツチはオフ
状態に戻り、ステム15はその鍔部が枠体16の膨出部
23aに係止される位置まで上昇する。
【0017】このように上記実施例にあつては、端子1
9,20をそれぞれハウジング10の外壁面の面取り部
10b,10cから突出させているので、各帯状金属板
11,12のハウジング10内における長手寸法が一側
縁で短くなつており、そのため帯状金属板11,12が
インサート成形時の樹脂圧で変形する可能性は少なく、
固定端子17,18をハウジング10の内底面上に所定
量突出させることができる。換言するなら、押圧スイツ
チの小型化を図るために帯状金属板11,12の板厚を
薄くしても、キヤビテイ内において一側縁が短い各帯状
金属板11,12は撓みにくいので、樹脂圧に起因する
固定接点17,18の位置ずれを極力回避できる構造に
なつている。そして、ハウジング10の両側の面取り部
10b間または10c間の寸法が、両側の外壁面10d
間の寸法よりも小さいことから、各帯状金属板11,1
2の最大スパンはハウジング10の同方向の最大外径寸
法に比べてさほど大きくなく、しかも、端子19,20
にはそれぞれ面取り部10b,10cに沿つて折曲した
段部19a,20aが設けてあるので、必要面積のはん
だ付け部位を確保しつつ各端子19,20の突出両を少
なくすることができ、各帯状金属板11,12の最大ス
パンを一層短くすることができる。
9,20をそれぞれハウジング10の外壁面の面取り部
10b,10cから突出させているので、各帯状金属板
11,12のハウジング10内における長手寸法が一側
縁で短くなつており、そのため帯状金属板11,12が
インサート成形時の樹脂圧で変形する可能性は少なく、
固定端子17,18をハウジング10の内底面上に所定
量突出させることができる。換言するなら、押圧スイツ
チの小型化を図るために帯状金属板11,12の板厚を
薄くしても、キヤビテイ内において一側縁が短い各帯状
金属板11,12は撓みにくいので、樹脂圧に起因する
固定接点17,18の位置ずれを極力回避できる構造に
なつている。そして、ハウジング10の両側の面取り部
10b間または10c間の寸法が、両側の外壁面10d
間の寸法よりも小さいことから、各帯状金属板11,1
2の最大スパンはハウジング10の同方向の最大外径寸
法に比べてさほど大きくなく、しかも、端子19,20
にはそれぞれ面取り部10b,10cに沿つて折曲した
段部19a,20aが設けてあるので、必要面積のはん
だ付け部位を確保しつつ各端子19,20の突出両を少
なくすることができ、各帯状金属板11,12の最大ス
パンを一層短くすることができる。
【0018】また、上記実施例にあつては、ステム15
が金属製で樹脂材を用いておらず、熱膨張率の相違や射
出ゲートの痕跡等を懸念する必要もないので、樹脂材の
みで成形される従来一般のステムに比べて鍔部の薄肉化
が図れるとともに、金属材と樹脂材を用いてインサート
成形される従来のステムに比べて信頼性の向上が図れる
という利点がある。しかも、このステム15は、硬軟2
種類の金属材21,22をプレス加工することにより容
易に製造できるので、量産性も良好である。
が金属製で樹脂材を用いておらず、熱膨張率の相違や射
出ゲートの痕跡等を懸念する必要もないので、樹脂材の
みで成形される従来一般のステムに比べて鍔部の薄肉化
が図れるとともに、金属材と樹脂材を用いてインサート
成形される従来のステムに比べて信頼性の向上が図れる
という利点がある。しかも、このステム15は、硬軟2
種類の金属材21,22をプレス加工することにより容
易に製造できるので、量産性も良好である。
【0019】さらにまた、上記実施例にあつては、枠体
16の第1の脚片24をハウジング10の外壁面10d
および底面に沿つて折曲し、且つ該脚片24に貫通孔2
4aを設けて曲げやすくすることで先端部のスプリング
バツクを抑えているので、ハウジング10に対する枠体
16の固定にかしめ方式やスナツプイン方式を採用する
ことが困難な超小型の押釦スイツチでありながら、該枠
体16をハウジング10に確実に固定できるようになつ
ている。そして、ハウジング10の底面に延びる第1の
脚片24の先端部は、この押釦スイツチを搭載するプリ
ント基板と対向することになるので、該先端部を回路パ
ターンにはんだ付けすることは容易であり、よつて第1
の脚片24はそのままアース端子として利用することが
できる。
16の第1の脚片24をハウジング10の外壁面10d
および底面に沿つて折曲し、且つ該脚片24に貫通孔2
4aを設けて曲げやすくすることで先端部のスプリング
バツクを抑えているので、ハウジング10に対する枠体
16の固定にかしめ方式やスナツプイン方式を採用する
ことが困難な超小型の押釦スイツチでありながら、該枠
体16をハウジング10に確実に固定できるようになつ
ている。そして、ハウジング10の底面に延びる第1の
脚片24の先端部は、この押釦スイツチを搭載するプリ
ント基板と対向することになるので、該先端部を回路パ
ターンにはんだ付けすることは容易であり、よつて第1
の脚片24はそのままアース端子として利用することが
できる。
【0020】しかも、この枠体16は、蓋板部23の四
隅をフープ状金属板の継ぎ桟26に連結した状態で折曲
加工することによりハウジング10に取り付けられると
いうものであり、第1の脚片24や第2の脚片25と継
ぎ桟26とが蓋板部23の同一辺に並ばないように、つ
まり継ぎ桟26が各脚片24,25の幅寸法を制約しな
いように配慮されているので、該蓋板部23の一辺を長
くとれない超小型の押釦スイツチでありながら、各脚片
24,25の幅寸法は比較的大きく、よつて防塵シート
14に対する押え面積や枠体16自体の取付強度が不足
する心配はない。さらに、この枠体16の蓋板部23に
は、小型化を意図したハウジング10の形状に応じて多
角形状の膨出部23aが絞り加工されているが、絞り前
工程として膨出部23aの隅部に切欠23cが設けてあ
るのでクラツクが発生しにくく、よつて歩留り向上や長
寿命化が期待できる。
隅をフープ状金属板の継ぎ桟26に連結した状態で折曲
加工することによりハウジング10に取り付けられると
いうものであり、第1の脚片24や第2の脚片25と継
ぎ桟26とが蓋板部23の同一辺に並ばないように、つ
まり継ぎ桟26が各脚片24,25の幅寸法を制約しな
いように配慮されているので、該蓋板部23の一辺を長
くとれない超小型の押釦スイツチでありながら、各脚片
24,25の幅寸法は比較的大きく、よつて防塵シート
14に対する押え面積や枠体16自体の取付強度が不足
する心配はない。さらに、この枠体16の蓋板部23に
は、小型化を意図したハウジング10の形状に応じて多
角形状の膨出部23aが絞り加工されているが、絞り前
工程として膨出部23aの隅部に切欠23cが設けてあ
るのでクラツクが発生しにくく、よつて歩留り向上や長
寿命化が期待できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、硬軟2種
類の金属材をプレス加工して容易に製造できるステムを
用いているので、該ステムは量産性や信頼性を損なうこ
となく鍔部が薄肉化でき、よつて押釦スイツチの小型・
薄形化やコストダウンに寄与するところ大である。
類の金属材をプレス加工して容易に製造できるステムを
用いているので、該ステムは量産性や信頼性を損なうこ
となく鍔部が薄肉化でき、よつて押釦スイツチの小型・
薄形化やコストダウンに寄与するところ大である。
【図1】本発明の一実施例に係る押釦スイツチの平面図
である。
である。
【図2】該押釦スイツチの断面図である。
【図3】該押釦スイツチの側面図である。
【図4】該押釦スイツチに用いたハウジングの平面図で
ある。
ある。
【図5】該押釦スイツチに用いたステムの製造工程図で
ある。
ある。
【図6】該押釦スイツチに用いた枠体の要部斜視図であ
る。
る。
【図7】該枠体のフープ状態の平面図である。
【図8】従来の押釦スイツチに用いられるステムの断面
図である。
図である。
【図9】他の従来例に係るステムの断面図である。
10 ハウジング 10a 開口 13 可動接点 15 ステム 17,18 固定接点 21 第1の金属材 21a 貫通孔 21b テーパ面 22 第2の金属材
Claims (1)
- 【請求項1】 開口を有し内底面に固定接点を露出させ
たハウジングと、上記固定接点と対向する位置に保持さ
れた可動接点と、胴部の周囲に鍔部を突設して上記ハウ
ジングに対し昇降自在に保持されたステムとを備え、該
ステムを昇降させることにより上記可動接点を上記固定
接点に接離させる押釦スイツチにおいて、上記ステム
が、貫通孔を有し該貫通孔の周囲がテーパ面となつてい
て主に上記鍔部を構成する第1の金属材と、該第1の金
属材よりも軟質な材料であつて主に上記胴部を構成する
第2の金属材とからなり、該第2の金属材は上記貫通孔
から湾曲面を露出させて上記テーパ面上に圧着されるよ
うにプレス加工されていることを特徴とする押釦スイツ
チ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3048789A JP2878464B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 押釦スイツチ |
| US07/839,638 US5199555A (en) | 1991-02-22 | 1992-02-21 | Push button switch |
| KR1019920002730A KR970007769B1 (ko) | 1991-02-22 | 1992-02-22 | 푸시버튼 스위치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3048789A JP2878464B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 押釦スイツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04269414A JPH04269414A (ja) | 1992-09-25 |
| JP2878464B2 true JP2878464B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=12813003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3048789A Expired - Fee Related JP2878464B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 押釦スイツチ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5199555A (ja) |
| JP (1) | JP2878464B2 (ja) |
| KR (1) | KR970007769B1 (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3296666B2 (ja) * | 1994-07-05 | 2002-07-02 | アルプス電気株式会社 | 検出スイッチ |
| US5670760A (en) * | 1995-10-24 | 1997-09-23 | Golden Books Publishing Company, Inc. | Multi-switch membrane-switch assembly |
| US5828016A (en) * | 1996-02-12 | 1998-10-27 | Lucas Automation And Control Engineering, Inc. | Low profile tactile switch |
| EP0917167B1 (en) * | 1997-07-23 | 2000-10-11 | Molex Incorporated | Electrical switch and circuit structure |
| US6364853B1 (en) * | 2000-09-11 | 2002-04-02 | Scion International, Inc. | Irrigation and suction valve and method therefor |
| JP4088577B2 (ja) * | 2003-10-16 | 2008-05-21 | ホシデン株式会社 | プッシュオンスイッチ用可動接点およびプッシュオンスイッチ |
| USD533144S1 (en) * | 2005-02-18 | 2006-12-05 | Hosiden Corporation | Push-button switch |
| USD537797S1 (en) * | 2005-08-30 | 2007-03-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Switch |
| US8089014B2 (en) * | 2006-09-29 | 2012-01-03 | Hokuriku Electric Industry Co., Ltd. | Waterproof push button switch |
| US7708009B1 (en) * | 2007-02-08 | 2010-05-04 | Kenneth Randall Collins | Reusable personal heating system |
| JP2009181893A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Kyocera Corp | 小型電子機器 |
| JP4647700B2 (ja) * | 2009-10-29 | 2011-03-09 | 北陸電気工業株式会社 | プッシュオンスイッチ |
| JP6619016B2 (ja) * | 2015-10-13 | 2019-12-11 | アルプスアルパイン株式会社 | プッシュスイッチ |
| US11742854B2 (en) * | 2019-12-13 | 2023-08-29 | Inteva Products, Llc | 3D icon for use with a switch and a method of making the 3D icon |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3952174A (en) * | 1974-11-29 | 1976-04-20 | Texas Instruments Incorporated | Pushbutton keyboard system |
| US4331851A (en) * | 1980-06-16 | 1982-05-25 | Texas Instruments Incorporated | Printed circuit board having data input devices mounted thereon and input devices therefor |
| DE3208559C2 (de) * | 1982-03-10 | 1985-12-05 | Preh, Elektrofeinmechanische Werke Jakob Preh Nachf. Gmbh & Co, 8740 Bad Neustadt | Tastatur |
| US4638151A (en) * | 1984-05-25 | 1987-01-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Keyboard of an electronic apparatus |
| JPH01258325A (ja) * | 1987-10-09 | 1989-10-16 | Mic Electron Co | タクトスイッチ |
| US4803321A (en) * | 1987-11-16 | 1989-02-07 | Itt Composants Et Instruments | Axial load resistant key switch |
| US5055642A (en) * | 1989-06-20 | 1991-10-08 | Mitsuku Denshi Kogyo Kabushiki Kaisha | Push button switch |
| JPH0389421A (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-15 | Omron Corp | 押ボタンスイツチ |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP3048789A patent/JP2878464B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-02-21 US US07/839,638 patent/US5199555A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-02-22 KR KR1019920002730A patent/KR970007769B1/ko not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04269414A (ja) | 1992-09-25 |
| KR970007769B1 (ko) | 1997-05-16 |
| KR920017149A (ko) | 1992-09-26 |
| US5199555A (en) | 1993-04-06 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981222 |
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