JPH0326577Y2 - - Google Patents

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JPH0326577Y2
JPH0326577Y2 JP1983192608U JP19260883U JPH0326577Y2 JP H0326577 Y2 JPH0326577 Y2 JP H0326577Y2 JP 1983192608 U JP1983192608 U JP 1983192608U JP 19260883 U JP19260883 U JP 19260883U JP H0326577 Y2 JPH0326577 Y2 JP H0326577Y2
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case
contact
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plunger
contact piece
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JP1983192608U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型の押釦スイツチに係り、特に超小
型化が可能な押釦スイツチの構造を提供すること
を目的とする。
従来の小型押釦スイツチは、たとえば第1図に
示すように構成されていた。図において1は底部
に一対の固定接片2,2′が植設された絶縁性の
ケース、3は導電性のゴムからなる接触子であ
る。接触子3の上にはプランジヤ4が載置され上
下動自在になされている。そして、プランジヤ4
を押し下げたとき、接触子3が変形して一対の固
定接片2,2′の接点部2a,2′aに接触し、こ
れらを電気的に接続するように動作するものであ
る。
しかしながら、従来のこの種のスイツチはケー
ス1を合成樹脂で成形しているために、ケース1
の肉厚を薄くすると強度が不足して耐久性の低下
を招き、大幅な小型化が困難であつた。
そこで本考案は、ケースを金属材料で構成する
とともに、一方の固定接片をこのケースと一体に
形成することにより、ケースに充分な強度を持た
せながらスイツチの一層の小型化を可能としたも
のである。以下、本考案の一実施例について図面
を参照して説明する。
第2図〜第5図において、10は銅又は黄銅な
どの金属材料からなるケースである。第6図に一
部を切欠して示すように、ケース10には、アー
ス側の固定接片の接点部12及び端子部14が一
体に形成してあり、さらに、上部の四隅には係止
片16、下部には内側方向に突出したリブ18
が、それぞれ設けてある。第3図から明らかなよ
うに、ケース10には接点部12の下面にその上
面を密着させて絶縁基板50が固定してある。2
0は基板50に植設された他方の固定接片で、2
2はその接点部、24は端子部である。基板50
の側面にはケースのリブ18に対応させて凹部5
2が設けてある(第4図)。接触子30は、その
中央突出部32がアース側の固定接片の接点部1
2に常に接触させて取付けられている。プランジ
ヤ40は接触子30の上に載置され、ケース10
内を上下動自在でかつ係止片16によつてケース
10から抜け出さないようになされている。プラ
ンジヤ40は、絶縁性の合成樹脂で成形してもよ
いが、導電性材料で構成してスイツチ全体のシー
ルド効果を高めるようにしてもよい。
次に、このスイツチの組立方法について説明す
る。まず、絞り加工あるいはプレス成型などによ
つて第7図に示すようなケース10の素材を形成
した後、接点部12を内側へ折り曲げる。次い
で、あらかじめ固定接片20を植設した基板50
を下方からケース10に組み入れ、かしめや接着
など公知の手段によつて固定する。この際、ケー
ス10に設けた接点部12を基板50の上面に密
着させるとともに、基板の凹部52にケースのリ
ブ18を嵌入させるようにする。そして、接触子
30とプランジヤ40を上方からケース10内に
挿入し、ケース上部の係止片16を内側へ折り曲
げればスイツチは完成する。
なお、あらかじめ固定接片20を植設した基板
50を用いる代わりに、ケース10と固定接片2
0を所定の位置関係に保持してモールド成型する
ことにより、基板50を初めからケース10に合
体して設けた構成としてもよい。
以上のようにして構成されたスイツチの動作に
ついては従来と同様である。すなわち、プランジ
ヤ40を押し下げると、接触子30の薄肉部34
をS字状に歪ませながら環状部36が下降して他
方の固定接片20の接点部22に接触し、一対の
固定接片を接続してスイツチをオン状態とする。
そしてこの後、プランジヤ40を解放すれば、接
触子30自体の弾性によつてプランジヤ40は押
し上げられて元の位置に復帰する。
上述のように、本考案は小型の押釦スイツチに
おいてケースを金属材料で構成し、一方の固定接
片の接点部及び端子部をこのケースと一体に形成
したことを特徴とするものである。
本考案によるスイツチは、ケースを金属材料で
構成したので、高い寸法精度を実現でき、温度変
化や高湿などの耐候性にすぐれたものが得られる
ばかりでなく、横断面の寸法が4mm×4mm以下で
あるような極めて小型のスイツチでも充分な強度
を持たせることができる。また、電気機器のプリ
ント基板に組み込んで用いる際に、ケースに一体
化した方の固定接片をアースに接続すれば、スイ
ツチ全体が静電シールドされることになり、この
スイツチと組み合わせてMOS型ICが用いられた
場合、その静電破壊を防止できるなど多くの実用
的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の押釦スイツチの正面断面図、第
2図〜第5図は本考案による押釦スイツチの一実
施例を示すもので、第2図は正面図、第3図は正
面断面図、第4図は分解斜視図、第5図は接触子
を除いた第2図のA−A′線に沿う断面図、第6
図はケースの一部切欠斜視図、第7図は組立前の
ケースの斜視図である。 10……ケース、12,22……接点部、1
4,24……端子部、20……固定接片、30…
…接触子、40……プランジヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接触子によつて電気的に接続される一対の固定
    接片を備えた押釦スイツチにおいて、一方の固定
    接片は金属からなるケースに一体に形成し、他方
    の固定接片は該ケースの下部に固定した絶縁基板
    に植設して、それぞれの固定接片の一部をケース
    内に露出させ、ケース内に上下動自在に取付けた
    プランジヤを押し下げたとき、プランジヤの下部
    に取付けた接触子が、それぞれの固定接片に接触
    するように構成したことを特徴とする押釦スイツ
    チ。
JP19260883U 1983-12-13 1983-12-13 押釦スイツチ Granted JPS6099733U (ja)

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JPS6099733U JPS6099733U (ja) 1985-07-08
JPH0326577Y2 true JPH0326577Y2 (ja) 1991-06-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810334B2 (ja) * 1979-08-22 1983-02-25 日本鋼管株式会社 ごみ空気輸送管のシユ−ト開閉弁装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810334U (ja) * 1981-07-15 1983-01-22 東光株式会社 押釦スイッチ

Patent Citations (1)

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JPS5810334B2 (ja) * 1979-08-22 1983-02-25 日本鋼管株式会社 ごみ空気輸送管のシユ−ト開閉弁装置

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JPS6099733U (ja) 1985-07-08

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