JPH0448583Y2 - - Google Patents

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JPH0448583Y2
JPH0448583Y2 JP7344087U JP7344087U JPH0448583Y2 JP H0448583 Y2 JPH0448583 Y2 JP H0448583Y2 JP 7344087 U JP7344087 U JP 7344087U JP 7344087 U JP7344087 U JP 7344087U JP H0448583 Y2 JPH0448583 Y2 JP H0448583Y2
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JP
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button switch
push button
case
stem
movable contact
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JP7344087U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カーステレオ、カーラジオ等に用い
られる押釦スイツチに関し、詳しくは、比較的大
きな押圧感触を得られるようにした押釦スイツチ
に関する。
〔従来の技術〕
従来、カーステレオやカーラジオ等い使用され
る押釦スイツチとしては、第7図の縦断面図で示
す押釦スイツチが知られている。図示するよう
に、従来の押釦スイツチは、合成樹脂材で形成さ
れたケース1と、このケース1内底面にインサー
ト成形により配設された導電金属材よりなるケー
ス1内底面中央部の固定接点2および同周縁部の
固定接点3と、この固定接点2,3の上方に設け
られ椀形に中央部が上方に湾曲した形状の導電金
属材の可動接点4と、可動接点4の上方に配置さ
れたステム5と、このステム5の上方移動を阻止
し、ケース1上面に取り付けられた押え板6と、
固定接点3からケース1外に延出された端子7と
から構成されている。
ここで、押釦スイツチは、ステム5が手指によ
り押圧されることにより、湾曲形状の可動接点4
はステム5の下面中央の突起5aにより、その中
央部を下方に押圧される。次に、この押圧によ
り、中央の固定接点2に可動接点4が接触し、固
定接点2,3が導通するものである。続いて、ス
テム5の押圧を解除することにより可動接点4は
復帰し、固定接点2,3は非導通状態となるもの
である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ここで、上記した従来の押釦スイツチにあつて
は、可動接点4がステム5により押圧されて変形
する際にクリツク感触が生じるものであるが、こ
の従来構成の押釦スイツチにあつては、ステム5
が押圧され、可動接点4が固定接点2に接触する
までの移動量が、例えば0.3mm程度、又その作動
力は100〜260g程度の僅小値であるため、押釦ス
イツチをカーステレオの操作部に用いた場合、運
転中にスイツチを操作した際に、車両の振動によ
り、軽く触れただけでもスイツチが入つてしま
い、操作においてスイツチを確実に押したという
押圧感触が得られない。また、この押釦スイツチ
をオートドライブ装置に使用した場合、押圧感触
が操作者に伝わらず運転に支障を来すおそれがあ
るという問題点があつた。
本考案は、以上の問題点に鑑み、移動量及び作
動力を確保して、操作者に充分な押圧感触を与え
ることができる押釦スイツチを提供することを目
的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した問題点を解決するため、本考案に係る
押釦スイツチは、ケース内底面に固定接点を形成
し、この固定接点上に配置された可動接点と、こ
の可動接点を押圧可能に配設されたステムと、ケ
ース上面に取り付けられた押え板とを有する押釦
スイツチにおいて、押え板に、上方へ突出した突
出部を形成するとともに、この突出部近傍に切欠
部を形成し、ステムの上面をケース上面と略同一
面に位置させるよう構成したものである。
〔作用〕
本考案の押釦スイツチにおいては、上記したよ
うに、押え板の中央部に突出部を形成しているの
で、操作パネルに設けた押釦スイツチに対応した
キートツプを押圧した際、キートツプの移動量を
押え板の突出部とステムの上面の間隙量で大きく
確保することができ、また、突出部を押圧する際
にある程度の作動力も得られ、操作者に充分な押
圧感触が与えられる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る押釦スイツチの実施例を図
面に基づいて説明する。
第1図は、本考案に係る押釦スイツチの一実施
例を示した平面図で、第2図はそのA−A線断面
図である。
図示するように、押釦スイツチ10は、合成樹
脂材により形成されたケース11と、ケース11
の内底面にインサート成形により固定配設された
導電金属材よりなるケース11の内底面中央部の
固定接点12及び同周縁部に設けられた固定接点
13と、この固定接点12,13上に配置された
導電金属材から形成された可動接点14と、この
可動接点14を押圧可能に配設したステム15
と、ケース11の上面に取り付けられた押え板1
6とから構成され、更に、押え板16はその中央
部を切欠部16bにより略S字状に形成し、S字
状部の中央が上方へ突出した突出部16aとさ
れ、ステム15はその上面15aをケース11上
面と略同一面となるように形成され、下面には可
動接点14と接触する突起15bが設けられた構
成とされている。
尚、図中17は固定接点13から外方に延出し
た端子である。また、ケース11と押え板16は
ケース11の上面に設けた突起11aをカシめる
ことにより一体的に固定されている。
次にその動作を説明すると、押釦スイツチ10
は、例えば、操作パネルに取り付けられたキート
ツプ(図示せず)を押圧すると、キートツプの下
動により押え板16の突出部16aが下方に押さ
れ、ステム15の突起15bにより湾曲状の可動
接点14が押され、これにより、可動接点14と
固定接点12,13とが接触し、押釦スイツチ1
0が導通し、キートツプの押圧を解除すると可動
接点14の復帰力より元の状態に戻るものであ
る。
そして、本考案に係る押釦スイツチ10によれ
ば、押え板16の中央部に突出部16aを形成し
ているので、操作パネルのキートツプを押圧した
際の移動量を大きくすることができ、また、突出
部16aを押圧する際にある程度の作動力も得ら
れる。
ちなみに、本考案に係る実施例の押釦スイツチ
10に移動量は1〜1.5mm程度、作動力は300〜
500gf程度である。
次に、第3図、第4図は本考案の構成をケース
11載置面にプリント基板のパターン上に端子1
7を半田付けする面実装タイプの押釦スイツチ2
0に実施した第2の実施例を示す平面図とそのB
−B線断面図で、第1の実施例に係る押釦スイツ
チ10と同様な作用を成すものである。
更に、第5図、第6図は第3及び第4の実施例
を示す押釦スイツチ30および40の縦断面図を
示し、押釦スイツチ30は立実装タイプ、押釦ス
イツチ40は面実装タイプの押釦スイツチを示
し、各押釦スイツチ30,40は夫々、ケース1
1と押え板16との間に防塵・防水シート18を
配設したもので、このシート18はケース11と
接触する側に粘着材が塗布され防塵、防水作用を
行なうよう構成されているもので、前記した第1
実施例と同様に、押え板16の中央部に切欠部1
6bとともに突出部16aが形成され、この突出
部16aが下方に押され、防塵・防水シート18
を介してステム15、可動接点14を可動させ導
通をなすようなされており、この場合防塵・防水
シート18を介して押圧動作が行なわれるため、
第1の実施例に係る押釦スイツチ10に比して、
更に移動量及び作動力を多く得るようにすること
ができるものである。
尚、ここで、押え板16に形成した突出部16
aを切欠部16bによりS字状とした場合につい
て記述したが、突出部16aの形状はS字状に限
らないことは勿論である。
〔考案の効果〕
従つて、以上の構成からなる本考案に係る押釦
スイツチは、その押え板に突出部を形成し、加え
て、ステムの上面をケース上面と略同一面に形成
し、押え板の突出部とステムの上面間の間隔分突
出部が撓むよう構成したたため、押釦スイツチを
押圧する際に、突出部が押圧されて撓み、十分な
移動量及び作動力を確保することができ、押圧感
触が操作者に充分伝わり、前述したような従来の
押釦スイツチにおける問題点を解消することがで
きるという効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の一実施例を示す平面
図とそのA−A線断面図、第3図、第4図は第二
の実施例を示す平面図とそのB−B線断面図、第
5図、第6図は夫々、第三、第四の実施例を示す
縦断面図、第7図は従来例を示す縦断面図であ
る。 10,20,30,40……押釦スイツチ、1
1……ケース、12,13……固定接点、14…
…可動接点、15……ステム、15a……ステム
上面、16……押え板、16a……突出部、16
b……切欠部、17……端子、18……防塵・防
水シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内底面に固定接点を形成し、この固定接
    点上に配置された可動接点と、この可動接点を押
    圧可能に配設されたステムと、ケース上面に取り
    付けられた押え板とを有する押釦スイツチにおい
    て、押え板に上方へ突出した突出部を形成すると
    ともに、この突出部近傍に切欠部を形成し、ステ
    ムの上面をケース上面と略同一面に位置させたこ
    とを特徴とする押釦スイツチ。
JP7344087U 1987-05-15 1987-05-15 Expired JPH0448583Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7344087U JPH0448583Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7344087U JPH0448583Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63182020U JPS63182020U (ja) 1988-11-24
JPH0448583Y2 true JPH0448583Y2 (ja) 1992-11-16

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ID=30917771

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JP7344087U Expired JPH0448583Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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JPS63182020U (ja) 1988-11-24

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